4年越しの捲土重来!憧れの地(?)西安。去年はビザ取らないといけないから一ヶ月弱と思ってたけど、トラベルワクチンでA肝B肝打ってる間に病気発覚。主治医に「その状態で行けると思うの!?」と言われる始末。今年は主治医に「ちゃんと帰ってきてよ」と。「現地では無理しないようにして、行って帰ってきました!」

(大慈恩寺紀念公園)
海外旅行演習 実践3 中国旅行演習 実践1です。海外旅行演習とか言われても意味不明だと思う⇒制限がかかってる人の、旅行プランの立て方について
2025年10月。いよいよ西安。
ちょっと足の調子が悪い気がする…とか。孫呉の領域の外に出るの怖い(なぜ?)みたいに日和ってたの。三国時代ならば、西安は魏。長安は西に開けて東に閉じているので、東からは(内側から開けない限り)なかなかの難攻不落。諸葛亮は漢中から長安を攻撃しようとして、迎え撃つのは司馬懿。五丈原なわけです。高まる!
ですが、今後何がどうなるかわかりません。行くっきゃない。しかも目の前には西安の気温的にベストシーズン到来。
おそらく、西安のベストシーズンど真ん中は国慶節のときで。それを外すなら、9月のお彼岸から国慶節前。そして10月の国慶節終了後。と思ってたの。だったられっつ西安。行くしかない。
これまで、「海外旅行演習」としてぶらぶらしてきた集大成ざます😤
行ったところなど
時間と体力切れなどで引き返したところなどもあります。奥まで行ければ…と思いつつも引き返したり。しかし、公共交通機関で回れるところで行きたかったところは全て回ったのではないかな。かなり満足してる。

(興慶宮公園)
行った順番と記事を書く順番などがメチャクチャなので。何番目の日かは書いておこうか。順番は、秦漢唐明清。なお、西安市内に8泊。最後の9泊目は咸陽の西安空港です。
- 秦の阿房宮遺址公園 day 6
- 華清宮で、楊貴妃のお風呂を見た day 2
- 玄宗の宮。興慶宮公園 day 3
- 西安城墙。隋由来の太極宮の玄武門を探った day 8
- 陝西歴史博物館は予約が取りにくいので、壁画チケットを買って入場 day 4
- 空海ゆかりの青龍寺と大興善寺 day 3
- 鐘楼と鼓楼 day 1
- 回民街と西安清真大寺 day 1
- 終南山をやめて、華山を見に行って辟易する day 8
世界遺産

(大明宮国家遺址公園)
- 蕭何が作った!前漢長安城未央宮遺跡 day 6
- 大明宮国家遺址公園。遣唐使が行ったところの一つ day 5
- 三蔵法師(玄奘)ゆかりの、大慈恩寺と大雁塔。 day 4と day 6
- 西安博物院と小雁塔 day 3
行かなかった・行けなかったところで行きたいところはたくさんある。主に陵墓です。これはガイドと運転手(兼ねてても良い)を雇うか、中国人のパッケージツアーに参加するしかない。
フライト・泊まったところなど
↓絶対大運河だと思うんだ。

- アシアナ航空ビジネスクラスで仁川-西安-仁川
- 西安城市中心 Moxy は、鐘楼にあって便利。室内は痒い所に手が届く
- 西安空港大酒店はT3にある。T5との間は送迎があるよ (西安机场空港大酒店 机场T3航站楼店)
実は韓国トランジット
武漢旅行に引き続き、韓国トランジットです。

遠くないうちになくなるであろう、T1のアシアナラウンジ。
- 韓国入国情報
- NH865 HND-GMP・NH 864 GMP-HND
- 金浦空港まとめ 入国・出国ともに仁川よりも楽
- 仁川空港と金浦空港間の移動は、空港鉄道の一般列車がおすすめ
- 仁川空港 T1 T2 まとめ
- ダラク・ヒュ 仁川空港 T1は、利便性よく、安全性も防音性も高くて衛生面も許容範囲内だった
- LOTTE シティ ホテル 金浦空港 は、金浦空港国際線ターミナルの目と鼻の先
- 韓国旅行に必須のT-money カード。ソウル・釜山で地下鉄に乗りました。iPhoneに入れても、韓国のカードがないとチャージできない模様
N=1の感想
帰国後、というか。帰宅後。雨が降った後で空気は湿度を含み、肺にも肌にも優しい。特に空気がきれいだというわけでもない工業地帯の工場の煙もくもくシティであるにも関わらず。肺のすみずみまで吸い込んだね。金木犀の香りが甘いこと甘いこと。「洗肺」という概念を実感したよ。
鏡を見たら、髪の毛が母国の湿度でアホ毛ぶわあああああ。西安では落ち着いてたのに!この頭だったの!?かなちい。
16.4kg
今回は季節先取り(西安の方が寒く、実際に西安から帰ってきたらほぼ変わらない気温になってた)。いろいろ服を持っていく羽目になり。全部着た。スーツケースはパンパカパンで、さらにぱつんぱつんの折りたたみボストンを持っていく羽目になった。
お土産はゼロ。本当にゼロ。ナーンも買ってない。
いつも空港で荷物の重さなどを写真に撮るんだけど、行きの国内線で預けた荷物は16.4kg、帰りは一番最後の羽田空港国内線で14.6kg。リュックに担いでる荷物は、帰りは薬は二日分のマージンを持っているので、そのマージンしかないし。金浦空港ー羽田空港便からは、荷物がなくなっても羽田にユニクロあるし家に帰れば着替えはあるんだから、と一泊分のきれいな下着も預け荷物にぶち込んだ状態。
なので約2kg分プラスちょいを西安(と仁川空港と金浦空港)で消費&捨てた計算ですね。
行きたいところはまだまだあるんだよ
何年も行きたいと焦がれた西安だったので、死んじゃうんじゃ?と心配されていた模様ですが、そんなことはない。俺はね、ラテン語やってたの。ローマがまだある。俺さまにとって、西安が長安でしかなく、イスタンブールはコンスタンティノポリスなの。ローマもRomeではなく、Romaなんだよ。
他にはドイツのケルンにアーヘン。フランスのランス。フランク帝国万歳万歳万万歳(もはや頭がおかしい)
ギリシャのアテネも残っている。エジプトは厳しいわよね…
他にも中国には行きたくてたまらぬところとして、まだ洛陽が残っている。あのあたりは西安どころではない大変さだろうなあ。特に現代に生きる人の問題。武漢から荊州・襄陽も私には無理そう。先に都市部を、ということで、北京、南京、成都。12月には杭州行くけど、杭州の他にもまだまだ残ってんの。
後漢献帝をカウントするのかよ!でも玄宗と楊貴妃推しシティ
上に書いた通り、五丈原……鴻門の会……みたいな頭で来たのに。西安そのものは、復元してテーマパーク化したそうなところなんです。そこに出てくるのは玄宗と楊貴妃。白楽天に(二人の)プロデュース料を払えよってくらい。「長恨歌」に乗っかりすぎ。
一応、十四王朝の都というのだけど、びっくりしたね。王莽の新が入るのはわかるんだけど。

(陝西歴史博物館)
献帝の後漢……董卓……え、愍帝(びんてい)の西晋までカウントするのかよwww
だったら、博物館に五丈原とか漢中とかって思うじゃないですか。漢中方面に関するものは西安市内にはほぼないです。もう西安と咸陽で手一杯らしい。まあ、わかるけど。なので、いつか漢中日帰りを繰り返したいところ。
「封神演義」は中国でも何度も映像化されるコンテンツで、このあたりは舞台の一つ(西周の都)だけど、西周ネタだと、陝西歴史博物館の本館の方に青銅器のコレクションが結構ある。西安空港の近くに文王の墓、武王の墓、姜子牙(=太公望)の墓とされるものがあるんだけど、本物とは思えないwww高徳なり百度なり地図に行った人が写真をアップしてるんで、それを見てみてwww
「キングダム」(漫画は絵が俺の好みじゃないし、映画は一本見たけど主演君の演技が辛い)で来る人は、見どころは兵馬俑方面。トランジットで半日くらい……という人なら、陝西歴史博物館の秦漢館でもいいと思う。人も少なめだし。
「西遊記」は玄奘(三蔵法師)のスタートと帰る場所でしかないけど、玄奘が持ち帰った経典などは、大雁塔に収めたので大雁塔。そして大慈恩寺へどうぞ。
楚漢戦争組は、「鴻門の会」の場所が始皇帝陵の近くにあります。しょぼいって書いてた日本人がおられたのもあって、もともと行く気はなかった。いやびっくりだよ。陝西歴史博物館秦漢館、未央宮(原っぱ)、阿房宮(原っぱ)でしょうかね。空港T5の近くに蕭何のお墓があるっぽいので、何か出土品が空港の博物館にあるかと思ったけど、あそこは「シルクロード」で。唐です。
我々「三国志」組は、上に書いた通り西安ではなかった。西安はベースにするところだと思う。強いて言えば、未央宮(原っぱ)で「ここで董卓が殺されたの……」「献帝が伏皇后と脱出するのはここなのね……」みたいな。俺のお気に入りの中に呂布ちゃんがいるもので。とか。
推し皇帝が隋煬帝という人は少ないと思うけど、「本当に隋の気配を消しやがって、李世民め」となる可能性がある。
推し皇帝は前漢宣帝(え!?と思いましたか!?私は真っ当な感性の持ち主なので、宣帝を選びますよ)なのに、宣帝全然だったよ。
全てを、玄宗すら押し除けて向こうからやってくる勢いだったのが唐太宗(李世民)。
煙たい都市、西安
2024年12月からぶらぶらしたけど、長江流域とそれ以南しか行ってなかった。内陸部は初めてです。西安。ここは本当に煙たい都市だった。
湿度でガスってるっぽい日もあったはあった。思った以上に湿度のあるところだったよ。
カメラだと多少曇ってても空が青く写りがちですが、そんなことにもならない。位置的に水を撒いたわけでもなかろうという場所で、下が湿った感じなのでわかると思うけど、霧雨。

だけではないと思うのね……PM2.5……直接目や鼻や呼吸器などに来るわけでもないけど。一番ひどかったのは歩きタバコ。
蘇州なんて「歩きタバコ禁止。吸うならここで」というのが山のようにあったけど、そういうものもない。十四王朝の都と言いながら、唐の後は打ち捨てられた都市だけある。上海など沿岸部の人が、内陸部の人を「不文明」とか「没文化」、つまり、マナーもない、学もない、と馬鹿にするのが嫌なんだけど、確かに、これじゃあ、ね。と思う。
品
復元してテーマパーク化しがちだけど、テカテカさせがちで品もない。庭園もそうで、蘇州で散々庭園を見て回った俺さま。⇒2025年4月 蘇州旅行 もくじ どのみちあっちも復元して、少額だけどお金を取るテーマパークですけどね。言語化し難い「何か」が違うのよ。と「品」かもしれない
西安に本当に持って行って良かったもの四つ
やはり、西安で9泊すると結構胃腸に疲労が来た。ラウンジアクセスをつけたのは正しかった。お昼用にカロリーメイトとバランスパワーを持って行って大正解だった。カロリーメイトはフルーツが好き。
西安って結構市内に公園があって、座れるところがある。そこで清掃員がいて、のんびりと何かを食べてる人がいたら、食べても問題ないと人民が解釈する場所であろうと、俺も近くで食べることにした。
しかし、中国人って何かと延々と食べて散らかす。ゴミ箱もあり、清掃員もいるので、本当に清潔かは別にしても、ゴミは捨てられます。
食べるところでもお手拭きというものは存在しないので、ウェットティッシュ必須。
地下鉄乗って、バス乗って、降りたらふきふきふきふき…ああ、ばっちい。ちなみに、日本でもやってるけど。
三つ目がこれ。バッテリー。3C認証ついてるから買ったんだけど。そこの威力はまだ発揮してない。西安空港には国際線でin&out。3C認証がないと高鉄で取られるとか取られないとかいう話もあるんで。wkwkしたけど、高鉄では取られてない。
【Amazon.co.jp限定】 Belkin モバイルバッテリー(10000mAh 20W USB-Cケーブル内蔵) 3C対応 最大20W PD高速…
国際線outでは3C認証のないものも取られなかったけど、それは今後もそうだということを一切担保しない。高鉄に関しても同様に。
あまりのバッテリーの持ちの悪さと、iOS26での使い勝手の悪さにiPhone SE3をクビにして、iPhone 16 Proがほぼ全てをカバーすることに。GPSとカメラのどちらともを兼ねさせると、さすがの16 Proもバッテリー切れを起こすから。内蔵ケーブルで急速充電が大変便利だった。
西安旅行に向けて買ったものを中心に。簡易式持ち物リスト
春にホットコットをほぼ全て処分したっぽく。買い足した。
セーター持っていこと思って。圧縮できるぞ!とわかったから買い足した。(メルカリで)
ぷち潔癖の俺。毎回ほんの数日間の中国滞在(どころか台北ですら)40枚入りのウェットティッシュをほぼ使い切る勢いなんよね。40枚入り3パック(1パックは使いさしですが)持っていって、本当に3パック目も開けた。
陝西省は辛い地域。疲労で胃腸が疲れると辛いものはうけつけない。それで後半のホテルにはラウンジアクセスをつけて、ラウンジ飯でお粥食べてた。中国はホテルが安いから。
でも、お昼は?俺さまはもう若くないの。燃費が良い=あんまり食べなくてもなんとかなるおばさんなのね。つ カロリーメイト つバランスパワー。防災食にもなるから。
これなら、韓国も中国も持ち込み禁止のものではなかろうというのもあって。
以前から持っていたものなど
2025年は前半に3回中国行ってるからね。充電器・洗濯セットはそのまんま。今回は後半に洗衣房がないホテルに移動します。いくつか捨てて帰るつもりだけど、大荷物にするつもりはなく、ノー洗濯はいやよ。ということで、洗濯セットが必要。だったんだけどねえ。結局使わなかった。
データ通信
データ通信がないと現代の中国旅行は詰むよ。観光施設の予約ができないからね。
私はメインをahamoにして、海外でもシームレスにネットに繋いでるよ!↓
毎度お馴染み↓
【eSIM】期間限定2GBデータ増量!中国本土31省とマカオ 30日間 [ダウンロード版](中国 マカオ 30日間 15GB…
今回の予習本
史記だけじゃないのさ。全て電子書籍で買ってる。
まず、「史書」というやつについて。この二つはセットでどうぞ。
最近、中公新書が中国史の概説書を出してるのでそれを読んでた。通説と今のcutting edgeな学説とご本人の学説との違いがあるよ。どの先生方もちゃんと書き分けておられるけど、読むときにもそれは注意してね。
それぞれの先生たちの専門だけど、どうしてもその前・その後の時代に関することにも述べざるを得ない。少しずつ被るんだけど、切り口が変わるのが面白いよ。
時系列的に上に持ってくるけど、「西安」メインならば、周との対比的に。あと、甲骨文字・青銅器の扱いについて結構詳しい↓
俺的なマスト本!↓メインは実は西周!「史記」の周部分の、今の考古学的な発見(出土文献・金文)と合わせた解説書としても読める。おすすめ。
前漢・後漢合わせた「漢」↓。儒教の扱いについての通説と著者の説の違いについて。この先生は、「後漢書」の現代訳もされてる(ちびちび読んでる)。
「西安」がっつりの場合、そこまで力を入れて読まなくても良いと思うけど、読んでた↓「漢」と同じ先生。
こちらも、「西安」メインの予習本としてはサラッと流す…わけにもいかない。隋です。隋。できれば読んどこ、みたいな。
さて「西安」ならこっちはマスト。隋は皇帝が二人しかいないからさ。その後、楊広と李世民についての対比が、そうだよねえ、と思ったり。
これもマスト↓唐だよ。意外に唐は仏教を保護してないのがよくわかった。西安博物院でも、唐は長いから多いけれど、短い隋のものもかなりの量だったよ。
隋唐なら、我々日本人には遣隋使・遣唐使も外せない↓。上の南北朝・隋・唐と合わせて読むべし。例のお手紙()のどこに煬帝(楊広)が怒ったのか。「天子」=「菩薩天子」
↓咸陽宮・始皇帝陵・秦漢代の土木技術・前漢代の長安・漢代の陵墓・隋唐の長安・大明宮が西安関連です。
そのほかに。秦の前後から三国時代すぎるくらいまでの生活について。なので西安近郊ではこんな生活だったかなーと思った。
これまた同じくらいの時代を扱うので。
こっち↓は、そんなに後宮の話だけではなかった。なんというか、清までの中国王朝史的なところもあった。
ちょっと古いけど↓周に関係する。上の殷と周で十分と言えば十分。
↓中国の貨幣の話を中心に、日本・朝鮮・ベトナムへの影響も。
行く直前に読んでたのがこれ。そのせいで頭の中で李世民が…
行けなかったのさ、2021年5月
西安行きを2021年5月に出しました。特典です。ビジネスクラスです。今見ると、安かったよね…行けるわけなかったやつ。

これがこうなって。

悔しくて悔しくてたまらなかった。
海外旅行演習
海外旅行ができるようになって、おっかなびっくりの台北からの再開です。目的地は西安として、経験値を再度積み上げてきた。
- 2022年11月 海外旅行演習ベーシック1 台北
- 2023年4月 海外旅行演習アドバンス1 釜山
- 2024年1月 海外旅行演習アドバンス2 クアラルンプール
- 2024年12月 海外旅行演習アドバンス3 中国旅行演習ベーシック1 上海
- 2025年2月 海外旅行演習ベーシック2 香港日帰り
- 2025年2月 海外旅行演習アドバンス4 中国旅行演習ベーシック2 広州
- 2025年3月 海外旅行演習 実践1 中国旅行演習アドバンス1 武漢
- 2025年4月 海外旅行演習 実践2 中国旅行演習アドバンス2 蘇州
- 2025年5月 海外旅行演習アドバンス5 突然の台北
- 2025年10月 海外旅行演習 実践3 中国旅行演習 実践1 西安←ここ
- 2025年 海外旅行演習 実践4 中国旅行演習アドバンス3 杭州(予告)




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