微信支付、つまりWeChat Pay・ウィーチャットペイが今の中国のデフォルトの支払い方法になってしまい、これが外国人にはねえ…。でした。アリペイの方がシェアが少ないのかな。
それが、2023年6月に、7月から微信支付に中国外で発行されたクレジットカードを登録できるようになるとの発表がありました。
元々2019年くらいから外国人にも、アリペイ・ウィーチャットペイも、という話だったけれどこのご時世でたち消えたように見えてたのよ。それが、ようやく実現したということでしょうか。
https://jp.reuters.com/article/wechat-china-idJPKBN2YE0M7
サマーダボスでの発表だという話だし、信じて良いのね!?
ついでに、中国様ァ、どのみちトランジットのみにせよ、ビザが必要なんだから、そのビザに二代身份证(IDだよ。マイナンバーカード的な)機能をつけてー。博物館が二代证が必要みたいでねえ…。
7月になったのでVISAカード設定したぞー!!!
アリペイ側は、Tour Cardも設定するしなーと思って、クレジットカードを登録しています。
もしも可能なら微信支付には、プリペイドカードを登録したい…。ANA Payかな。と思ってたけど、これは「カードが停止してます」とか言ってきた。というわけで、JALカードです。

入れただけでVISA Credit Cardとビザが選択肢に入って、パスポートの番号を入れるだけで「実名認証成功」ってきた。
電話番号は、一応日本在住で設定してるから、日本の番号です。+81つけて先頭の0を切ってね!
実際に使ってみようとしたんだが。QRコードをこちらで読み取るタイプはもう一度認証必須かも
支払い方法によるのかもしれない。
こちらのQRコードをスキャンしてもらうタイプだったら問題なかったっぽいんだけどねえ。
オンライン決済、つまり向こうの出してくるQRコードをこちらが読み取るタイプの支払い方法だとこのままではできなかった。
騰訊視頻で推しドラマに課金しようとしたところです。iPhone経由だとApple IDで支払うけど、これがうまく支払えなくてねえ。アプリはドラマはWeTVでもみられるし、多分同じように出すだろうから、あっちで課金してもいいんだけど、微信支付で支払ってみるというところに意義がある。(ドラマは一ヶ月で見終えられるっぽい)

QRコードをスキャンするタイプだったわけよ。
スキャンして微信支付に入るよ。

法令により、個人情報のアップデートが必要です。了解。
ここで入れたのは、日本のパスポートと電話番号、日本の住所、パスポート写真と姉さんの顔写真です。利用目的は「日常の支払い」ということでDaily Expenses。
3日以内にってことなんで待ってみよー。タイミングによるかもしれないけど、24時間以上経つと通るかも。
というのも、何度か確かめたんだけど、これ↓審査中です って出てきてたのが。

24時間以上経ってからだと、ほら。支払えるようになったの。

International Card Feeが国際決済手数料(為替レートとはまた別)だけど、これは3%なんでしょう。今回国際決済手数料はかかってませんが、どういう理由かわかりません。

カードに上がってきた。20元が1元20.3円ですってよ、奥さん!!!!!たっか!しかし406円で推しの最新ドラマをきれいな音声と画面で見てるし、人気投票できてるし、ということで満足です。
ブラウザで出している騰訊視頻がVIPに変更になり、アプリも立ち上げなおすとVIPになってた。いえい。
さあ!中国いけるんちゃう!?!?
ところで、2023年8月に、微信支付の不正利用なのか、微信支付に紐づけたカードの不正利用なのか、の話が、中国におられる日本人らしいアカウントから流れてきました。
私は今のところ不正利用されてません。クレジットカードは、毎月きちんと確認しましょー。枚数を絞って、管理コストを下げておくのをお勧めするよ。
お金は受け取れない
日本発行のクレジットカードを紐づけた微信支付で、なんでもできるわけではないのが問題点です。

法令上の規制により、中国本土のType 1の銀行カードがないと受け取れないんだって。
聞くところによると、中国では屋台やタクシーのような小さい支払いでは「個人間のお金のやり取り」という形をとることがあるらしい。それができないということです。
私は屋台では食べないし、タクシーもほとんど乗らないから問題ないかな?
中国観光するなら、微信支付がないと不便極まりないようで
他の国のことなら、その国でしか使えないようなガラパゴス支払い方法を我々外国人観光客が使うのは、特にプリペイド式だと死に金になるだけなのね。だから特にプリペイド式のガラパゴス決済は交通ICカード以外はお勧めしない。交通ICカードは滞在がめっちゃ便利になるし、最後はメルカリしてしまえ。
ただし、中国は違う。
JCBは当然ながら、中国ではVISAもmasterも使えないのよ。銀聯カードがあるけど、これも必ずしも使えないという話で。
今は博物館などのチケットの予約購入も微信支付経由になってるところが多いのだとか。
微信支付が使えないのを前提に、地下鉄の駅で1元硬貨を大量ゲットして、「現金あるで。1元単位で支払うで」で現金を押し付ける作戦しかないかと思ってたもん。(なさった方がおられたので)
案外KLOOKが入場券などを扱ってるんだけど、全部カバーできてる訳じゃないしね。(KKdayは台湾企業だからね…大陸は難しかろうよ…以前も扱いが多い方ではなかった)
まだKLOOKを使ったことがない人は、姉さんのコード使って。US$5もらえるよ。3GNSPY
KLOOKが使えるところはKLOOKを使って、使えないところは微信支付で支払うつもりでいる。携程(Trip.comの本国版)はアリペイが使えるという話だけど、まだ設定してない。
微信は微信なので。取扱い注意
なお、私の微信アカウントは中国の携帯電話番号で作って、その頃の中国語の先生に認証してもらったものです。⇒微博・微信あれこれ。微信のアカウントを作る時には、誰かに認証してもらわないとならないから要注意。
微信の認証のお手伝いはしないので念のため。
また、数年前のことですが、とある中国人男性が、「市役所の職員の対応が不快だった」みたいなことを微信で、ある人に向けて書いたところ、アカウントがサスペンドされたという話を奥さんから聞きました。「検閲されてるからね!」って。微信はそういうものだということも覚えていてください。
Lineに「市役所の職員の対応が不快だった」と愚痴るのとは全く訳が違います。
念のために、アリペイも用意しよう!
これまでも、微信支付は外国人観光客も使えるのでは?→送金してもらったらいける→あ、ダメじゃん?の繰り返しだったようで、いつどこで使えなくなるかわからん。100パーセント信用する方がアレよ?相手は中国さまだからね…
姉さんは使ったことがなかったんだよね。帰ってからだったんだよねえ、なんか外国人にも使えるんじゃ?という話になったのが。
一応、アリペイの方も使えるようにするのをお勧めしとく。こっちは2023年6月の段階で日本発行のVISAカードを入れられたよ⇒アリペイ