台湾一週間 いくらあればいいでしょうか。
「姉御の一人旅ガイド」なので、女一人旅の、1週間の台湾旅行ということで。東部も南部も回ってみましょうかね。2022年は台湾のホテル代がかなり上がってましたが、2023年はホテル代が落ち着いてきました。
(ホエールウォッチング中。花蓮の海から)
台北にしか宿泊しないならば、こちらもどうぞ。⇒台北一週間女子一人旅、いくらで行ける?台湾リピーターが予算を立てるよ!
私は多分低めかな。
日本からのフライトについて
日本から台湾へ行くなら、大抵台北か高雄でしょう。私は日本から台北・高雄直行のどちらもやりました。もしもこれを低く抑えられれば、結構低めにできます。ほんと、これしだい。

(桃園空港より)
ここの予算は、エコノミーで4万円くらいでした。しかし、2023年10月現在はサーチャージなどで3万円行っちゃうから、この値段は、LCCのキャンペーンに乗っかれたら、あるかも。くらいです。
特典航空券なら、4万円で済むのだけど。
私の場合は、LCCだと福岡空港か羽田まで出ないとならないので、美味しいのは特典だけで、2022年11月の台湾旅行はJALの特典航空券です。
これまで台湾入りで使った空港はこの三つです。
- 台北・松山空港
- 高雄の小港空港
- 桃園空港
桃園空港と台北の間は、メトロができて随分と楽になりました。しかし、台北に入るのではなく、高鉄桃園駅から高鉄に乗ってどこかに行くのに便利かなーって思う。
私は香港周り高雄入りもやりましたが、特典航空券をフル活用してきたからそういうことができる。
(2017年秋。香港空港から高雄に飛ぶ直前)
特典と言ったけれど、私のマイルを集めるスタイルは、単純にクレジットカードとフライトです。後は楽天ポイントを移行するだけです。それ以外は面倒かな。
LCCや台湾域内線を乗り継ぐ手もあるよ
台中にも国際空港はあります。
花蓮空港にも香港エクスプレスが入っていたこともある。
他にも台東にも空港はあります。ユニーの台湾域内線もあるので、活用してみるといいかもしれないと私は考えてますよ。
域内線・香港のLCCを組み合わせて、台湾の地方にも入れるというのも、ルーティングを考えるときに入れていいかも。ただし、2022年的ではないね。
台北以外のホテルは結構安い(特に高雄)
一般的な傾向として、台北は高く、南部は安い。
台北のホテルもそんなに高いものではないけれど、高雄は特にホテルが安いと思う。
このシャトーデシン高雄、ホテル、ダブルベッドルーム、バスタブ付きで素泊まり一泊7000円くらいだった。台北でこのロケーション、この設備のホテルに宿泊すると、1.2万円くらいではないだろうか。それでも、香港などと比べると、台北のホテルは安めだと思う。
安いホテルには罠?があるかも。窓なし・雑居ビルに気をつけて
台北もそうですが、安めのホテルは窓なし・雑居ビルが少なくないです。
(高雄:ジアズイン)
高雄で窓なしに宿泊しました。この窓なしの部屋が平日は4000円で土日が6000円です。安いよね。
しかしね、台湾もそれなりに地震がある。花蓮ではホテルが倒壊したことがありましたよね。窓から救出される人をみて、窓なしの部屋はもう二度と泊まっちゃいけないなって思いました。
同じホテルでも、二番目に安いクラスだったら窓があることもよくあるので、選んでね。
台湾の地方都市では、シングルルームの設定は少なめ
日本人は一人旅をよくするし、一緒に旅行してもシングルを一つずつ取るケースは多いでしょ。お一人さまに日本は親切だと思う。
しかし、台湾は違う。台北はさすがにシングルルームがあるけれど、地方、私が宿泊したのは高雄・嘉義・花蓮ですが、ここにはほとんどシングルルームはありません。だから高雄で窓なしの部屋に宿泊したというわけです。
地方になると、そもそもホテルが減る。言語の面でも中高級クラスに宿泊するのをお勧めする
台湾の地方になると、中級クラスのホテルが減ります。
私はドミトリーや民宿は嫌です。ホテルを選びますが、中高級クラスをお勧めします。台北なら一万円はこすだろうクラスだと思えば安いと思います。
私は中国語がおぼつかないので、英語で全部のやりとりができるかはかなり重要です。日本でも地方都市で日本語以外が通じそうなホテルを考えてみよう。
ね。ANAホテルからリブランドしたクラウンプラザもそこの中に入りませんでした?
おそらく台湾ならホステルの方が英語ができる人がいるかなーと思うんですが、ドミトリーばかり見つかりまして。嫌なのよ。ドミトリーでいいならば、2000円も出せば十分のようですが。
私は台北ですら、日本語が通じるようで通じないようで通じると思ってる。高雄はまだしも、嘉義・花蓮では期待していませんでした。さらに、嘉義も花蓮も地震が多い。震源が中央山脈の比較的北東側か、南西側かというだけだもの。
それで、このクラスのホテルを選ばざるを得ませんでした。
シャトーデシンは高雄の方が新しいだろうけれども、高雄が朝食なしで7000円強、それに対して花蓮は朝食がつきで9000円をこしました。
もっと高いホテルはいくらでもあります。実際に嘉義では地震に合いましたし(被害は何もないけどすごく怖かった)、花蓮はそもそも地震の多いところです。
花蓮の大地震で、民泊のようなところに宿泊していた観光客が亡くなったこともありましたね。
安全にはお金をかけていいと思います。
台北なら英語や日本語を話す人がかなりいますが、地方に行くと期待できない。
一応、台北・高雄以外ではホテルは一泊9000円前後からくらい見てください。必ずしも朝食を食べるところが外にあるわけではない、など考えると台北と高雄以外では朝食をつけるのをお勧めします。9000円が6泊で7.2万円。結構かかる。
「個室だけどバストイレ共用」 が我慢できるならば、主に台北に宿泊する方が安くて体力の消耗が少ないかも?
高雄→嘉義→台北と移動する旅行をしたことがあります。⇒2017年11月 台湾旅行 もくじ
台湾で荷物を持って移動するのは結構大変でした。さらに、嘉義も高雄も、高鉄の駅が市内から離れているので、時間を食うんですね。日本でいうと「新〇〇駅」という新幹線の駅があるじゃないですか。新神戸駅とか。中心地と少しずれてる。あんな感じです。
もしも、「個室だがバストイレ共用」に耐えられるならば、台北の方が安く宿泊できるかもしれません。(ただし、いわゆる、0+7日の自主防疫期間にはこの手のところには宿泊できないので。それは念のため。今後何がどうなるかわかんないからね)

(台北:フリップフロップガーデン)
それなら、一泊5000円を切るくらいからあります。6泊しても3万円です。
ただし、地方を回るつもりでいるならば、毎日台北発着にしてしまうと、交通費が上がります。
ルーティングによっては、外国人用の高鉄パスや、日帰りのオプショナルツアーを検討してみてください。台中あたりくらいまでだったら、日帰りのオプショナルツアーの方が安上がりだと思います。
KKday 台湾新幹線・予約・3日パス・フレキシブル2日パス
市内・郊外の交通費
台北・高雄は地下鉄とバスを乗り継げばよく。
2022年11月の4泊4日の台北は、ほぼ毎日100元をヨーヨーカーに突っ込んでいました。それで十分で。1000元もあれば、1週間ずっと市内の交通費を賄えるくらいではないかと思います。
しかし、台北から郊外、九份・野柳・三峡・基隆などに自分で行くと、もう少しかかります。
そうは言っても多分1日の交通費が300元くらいですむと思うんだけどね。
また、高雄から台南日帰りは余裕でできます。台鉄でいける。やはり300元程度でしょうか。
嘉義はBRTに乗ったし、花蓮では公共交通期間に乗ってません。
一応ね、7日間の交通費が毎日予算が1日300元としても、2100元。
空港からホテルへのバス・メトロ代を含めても一万円もかからないと思う。
あ、台湾では基本タクシーには乗らないです。
移動
台湾新幹線(高鉄)
西海岸ならば、台湾新幹線(高鉄)を考えるよね。

旅程に余裕があるなら、KKdayの外国人限定割引が一番安いと思います。⇒高鉄(台湾新幹線)の切符の買い方&乗り方。外国人限定の割引もあるよ!
高雄ー台北の片道が4500円くらいです。
この日は台北から高雄へ、この日は台北から嘉義、みたいな日帰りを繰り返すなら、外国人用の高鉄パスをおすすめする。高鉄の乗り放題パスが連続3日間パスで、1万円を切るくらい。
KKdayさんに、これまで提供していただいたものや、興味のあるものを集めたページを作っていただきました。KKdayでオプショナルツアーを見てみる?うまくオプショナルツアーを使って
日本とは異なり、台湾では高鉄の駅が不便なところにあります。
(嘉義駅 BRT)
さらに、高雄もその毛があるけれど、台北市内以外は車社会だと思っていいと思うの。
オプショナルツアーはそんなに高くないので、うまく使ってみるといいと思います。
⇒台中は車社会。行ってみたいところはちょっと離れていて、オプショナルツアーが正解
台湾のオプショナルツアーは、5000円くらいからあるから。KKdayはさすが地元だけあって、台湾のオプショナルツアーに強いよ。
KKdayさんに、これまで提供していただいたものや、興味のあるものを集めたページを作っていただきました。KKdayでオプショナルツアーを見てみる?花蓮も、タロコ観光プランは、台北からの日帰りプランもあります。(これは一万円をこす)

これは花蓮発のタロコツアー。⇒太魯閣渓谷の観光へはツアーに限ると思う
つ台北にずっと宿泊していても、1日目は台北、2日目は花蓮日帰り、3日目は台中日帰りも可能です。(結構タフだと思うよ)
食事
どんなものをどれだけ食べたいかにもよるけれど。
旅に出ると途端に食べなくなる(お腹が心配)ので、私は台北なら1日あたり300元あれば生きていけます。
フードコートも使うし。⇒フードコートはおひとりさま台北旅行の強い味方!姉御はわりによくいってるよ!
地方に回ると、そうもいかなくて。
花蓮では、ホテルが中心地になかったこともあり、食べるところに困って。暗くなってから500メートルくらい歩くのも微妙だなって、思ってルームサービスで500元越したのよ。つまり、2000円。ちょっと高かった。
一応、2万円は見ておいていいと思います。
通信費
台湾は、SIMを買いやすいところだよ。先に書くけど、お持ちのものはSIMロックされてないよね?

これは5日間用だけど、7日間用もあるよ。eSIMが使える機種ならeSIMも。
500元で一週間の通信費がまかなえます。一回線だけ契約するつもりだったら、中華電信をお勧めするねえ。
⇒台湾SIM:桃園空港はSIMが買いやすい。台湾のSIMの買い方について。ただし、夜遅く到着するなら、事前に調達するのをおすすめするよ!
もちろん、SIMロックされていないスマホがいるよ。
買うもの・お土産
ここはまあ、人それぞれですよね。なので、お土産ゼロとカウントして。
台北in 高雄outで計算してみる
東海岸までいかずに、西海岸のみで台北3泊・高雄3泊の6泊7日で考えてみます。
- 飛行機:4万円
- 台北のホテル:5000円×3泊で1.5万円
- 高雄のホテル:7000円×3泊で2.1万円
- 高鉄(台北ー高雄):4500円
- 食事:2万円
- オプショナルツアー:1万円
- 通信費:2000円
合計:11万2500円
もちろん、最終的にはホテルのランク次第ですが、最低でも台湾の地方を回りながら1週間過ごすと、12万円はかかると思ってね。
くれぐれも!無許可でバスキング(大道芸)は違法ですからね。乞食も違法。なさらぬよう。