フリップ フロップ ホステル – ガーデン (夾腳拖的家 – 長安122)に宿泊しました。結論から申し上げて、ここは台北駅の北側で安い値段で宿泊するなら、ここはベストだと思う。

外から
長安西路に面しています。
ラウンジのようなところが先に目に入りました。金曜日の昼間、ここでパーティーをしている方々がおられました。そういうのにも使えるみたいです。

その奥に「ここから」と書かれたところがありました。

木の自動ドアがあって、チェックインするためには呼び鈴を鳴らしてスタッフを呼びます。これなのかな?2016年末か2017年1月頭にここに宿泊なさった方に伺ったのですが、ガラスの入っていない、大きな格子になっていたんですって。
2017年5月に撮影してきました。

確かに変わってますねー。
これが2016年冬。

チェックイン後はルームキーを右側のセンサーにかざして入ります。
長安西路そのものは原チャがガンガン通るところなのでそんなに空気がきれいなところではないのですが、見た目以上に密封されているのか、この戸を閉めると空気はそんなに悪くないです。
おそらく二つ以上の建物をリノベーションしているようで、中に中庭があります。フロントは中庭に面しているんです。

中庭=上は天井がありません。寒波といっても大したことではない南国台湾ならでは、ですよね。今回は小雨だったからいいのですが、台湾のゲリラ豪雨のときはちょっと厳しいかも・・・。
宿泊した建物はこっち側。

中庭に面した部屋もあるようで、しかも、椅子が置いてあったり。のんびりと、滞在できる良いところでした。ちょっくら、見えてる柱が細いような気もするけど・・・。
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セキュリティ
部屋に上がるためには、エレベーターでルームキーをかざす必要があります。
実は、フロア(4階)はここが女性専用の部屋です。
ポッシュパッカーのように入り口に特に何かあるわけでなし、バスルームなんてドアは開きっぱなしなんですよ。なので、部屋のドアまでのセキュリティらしいものは、入り口の木の扉とこのエレベーターだけです。エレベーターも階段を使えばいいし。
ただし、いたるところに監視カメラがあるので何かあっても犯人を捕まえやすいのではないかなと思いました。何もない、とは言い切れないので、用心するに越したことはないです。
どうやら、4階まではエレベーターがあるのですが、5階があって、そこにも宿泊することがあるようです。

実は、金曜日は5階に劇団がいたんでしょうか。エレベーターに張り紙がありました。

「4階は女性専用だから、エレベーターは3階から使ってね」
しかし、男性が4階のエレベーターホールにいたんですよね。スタッフではない感じの人が。バスルームのドアは開けっ放しで、シャワーブースから出ると鏡に男性が写りこんでてびっくりしちゃった。
部屋
夜だったんで、出るときの写真。

天井も高く、圧迫感はありません。シングルベッドそのものは狭いマットレスですが、短すぎることもないです。
マットレスは私の膝上くらいの高さに作ってある台の上に乗っています。この写真ならわかるかなあ。

このマットレスを二台載せればダブルにならないわけではないと思う、
マットレスの下の部分には小さく窪みが作ってあって、スーツケースなどを収納することも可能です。

私はマットレスの横の部分に、中身をぶちまけていました。
タオルはバスタオルが一枚置いてありました。
そして、土間のようなものが作ってあって、そこにテーブルとスツールが置いてあります。

テーブルは結構高いので、私はこのテーブルにMacBook Airを乗せて、立って使うこともありました。
テーブルの右上にはものを干せるようになています。

空調は台湾の場合は冷房のみ、ということが多いのですが、ここは暖房の設定も可能なようです。
コンセントの形はユニバーサルです。

ベッドのところ(窓側)に2口、土間に2口あります。合計4つあるし、間隔もめちゃくちゃ詰まっているわけではないので使い勝手が大変良かったです。そしてここは何がいいって、部屋の電気をルームキーでコントロールするわけではないので、出入りしても問題なく充電器その他の充電が可能だったことです。
備品としては他には黄色いビーサンが置いてあるだけです。
テレビどころかゴミ箱もテッシュボックスもありません。私は仁川の免税店でもらった袋をゴミ箱に見立てて突っ込んで行きました。廊下にゴミ箱があるのですが、いちいちゴミを持っていくのは面倒じゃないですか。
室内は明るく、土間部分で作業するのに困ることはないのではないでしょうか。
私の部屋は長安路に面していたせいか、かなり外の音はしました。窓が大きいからではないかなあ。
スクリーンは光を通さないものでした。

同じ階に宿泊客がたくさんいたわけではなく、おそらく両隣は空いていたようです。廊下で人が喋れば聞こえますし、廊下に小さな吹き抜け(ここは天井がある)があるので他の階でおしゃべりしていても響くんじゃないかな。できたばかりだからか、現金決済のみだからか、気持ちのよいホステルでスタッフの感じもすごくいいのに、気の毒になるほど空いていました・・・。
もともとは別の建物だったのかなあ、人はあまり入っていなかったのかも。
この部屋は長安西路に面していて、うるさくなくはなかったのですが、「まあそんなもんだよなあ」と思いました。ここの2階(長安西路側の部屋)に宿泊なさった方によると、頭上をビュンビュン飛ぶようだったんですって。耳栓を持っておられたようなので、耳栓を使って寝たんですってよ。
朝食
無料で朝食が出ます。

バタートーストに焼き芋(冷えている)に、ハムエッグ、と大変簡単なものです。芋は鳴門金時のような細身の芋だったのですが、中身は安納芋のような、ねっとりとした芋でした。

焼きたてだったらもっと美味しかったにちがいない。そして、これで足りるわけなんかないのよ。プロテインダイエットをこれにつけてさ、あれ?なんかおかしくね?となった・・・。
台湾っていたるところにウォーターサーバーが置いてあるのですが、ここにはありません。あー・・・と思い、初めの晩は隣の「水巷茶弄」でドリンクを買いました。大カップで25元なので、実はペットボトルよりも安いのよ。
ただ、キッチンシンクに小さい蛇口の部分があったのですが、これ、浄水器を通しているか何かでここの水は飲めるそうです。

で、熱湯を出すことも可能です。ですので、私はティーバッグ(置いてあったけど結構持ってきてたし)を使って水筒で熱いお茶を作っていました。




綺麗でしょ。
上の写真の左側にあるのはICで、ここで料理をすることもできます。
バスルーム
シャワーブースとトイレがあります。
新しく、また宿泊客も少なかったからでしょうか。清潔でした。ま、たまにコンタクトが落ちてたりしたけど、わたしじゃないはず。

女性専用だけど実はフロア入り口にもバスルームの入り口にもセキュリティは何もないのね。監視カメラはあるけれど。


ドライヤーもありました。
ここはタオル交換は3日おきだそうです。うーん。毎日タオルは新しい方がよいのですが。
トイレもシャワーも清潔でした。シャワーブースはひっかけるところに、シャワーカーテンがつけてあって、荷物が濡れないようになっていました。これも親切ですよね。
お湯もすぐに出ました。コンディショナーはないので、それは持って行こう。
また、シャワーブースそのものがかなり狭いのもあり、下が濡れた状態で長いパンツを履くのはちょっと厳しいかな。私はパジャマのパンツを忘れてしまい、台北で購入しました。で、それまでどうしていたかというと、スカートをはいていたのです。ここは、スカートかショートパンツなどの方が良いかも。部屋に戻って長いものに履き替えれば良いし。
流しも清潔でしたが、問題がいくつかありました。まずゴミ箱がトイレにしかないのです。次に紙コップなどが使えるわけではないこと。顔を洗うときなどもタオルは部屋から持っていくべし。
女性専用フロアではない場合は、バスルームも男女混合だそうです。
コインランドリー
コインランドリーは30元。乾燥機は6分10元です。

洗剤は置いてあるものが使えます。ただ、一台ずつなので、埋まってることもあるかも。最後の番は実際に乾燥機を使っている方がおられました。
共用スペースのある建物
コインランドリーがあるのはキッチンのある建物の二階です。この建物は私の宿泊した建物とは各階からは繋がっているのかなあ。別の建物かもしれません。ベッドが見えるから宿泊できると思うんだけど。

共用スペース(キッチンやテーブルのあるところ)の奥から上に上がります。

二階にコインランドリーがあるのね。
以前は住居だったのか、雑居ビルだったのか。郵便受けのあとがあったり。

窓のデザインがレトロです。

中庭に面した部分が吹き抜けにしてあったり、今は大変開放感のある建物になっています。
また、ランドリーの近くには本の置いてある部屋もあって、ここにはなんと日本語の「るるぶ」の台湾のものがあったりするのです。




ある日はここでヨガをする人がいたり、そもそも空いているから思い思いに使っていました。この建物そのものはがらんと空いているのですが、吹き抜けだし、中庭に面した部分はガラス張りでフロントからほぼ全部見えるのです。
そのため、電気がついていなくても、古い建物の不気味な感じにはならず、むしろ古い建物を素直に「レトロな温かみ」と受け取ることができるつくりになっています。

おしゃれでしょ。建物だけでも私は十分楽しめるホステルでした。
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行き方
台北駅の北側、Qスクエアを目指し、次に当代芸術館(現代美術館)を探すとすぐ。

(ホステルの前から当代芸術館を見る)
実は中山地下街のR4からもすぐ。

24時間フロントではない
実はここ、24時間フロントではありません。さらに、支払いは現金のみ。3泊で4000元か・・・。そっか・・・。
予約メールにはフロントは21:30までだから、遅くなるなら連絡してくれ、とありました。(連絡なしで21:30を過ぎても到着しなかったら、キャンセル扱いです)。
予約の時に(実は台湾初日に変更したのですが)、「桃園空港からで、20:00から22:00に到着すると思う」と書いておいたら、「スタッフルームは04:00までの勤務になっているから、その時間なら大丈夫だよ」と返って来ました。
桃園空港到着が一応18:00。預け荷物なしでするっと抜けたとして19:00。そのまま一時間半で到着したとして、20:30。
20:30の台北駅なら問題ないでしょ、21:30まで大丈夫でしょと考えたのです。
24時間フロントは予約するときの条件の一つなのですが、それよりもエレベーターで上に上がれること、バストイレ共用なら女性専用フロアかルーム設定があることの方がプライオリティが高いのです。
台北駅の北側の安宿では階段のところが少なくなくて、その条件では宿泊できるところがなくなってしまうんですよ。04:00なら私の場合は大丈夫だし。どうせ、06:00くらいには業務開始すると思うんだ。
実際の私の到着が21時過ぎで、その後にコインランドリーを使うために両替をしたりと、22時過ぎくらいまでフロントの前をうろちょろしていましたが、おられたようです。
ただ、2016年12月末か、2017年1月頭に宿泊なさった方が先に到着時間を伝えると、オフィスアワーは08:00- 02:30だと言われたそうです。飛行機が遅れてチェックインは00:00くらいだったそうですが、チェックインできたんだそうです。04:00ではなくなったのかもしれませんし、その日のタイミングなのかもしれません。21:00以降に台北駅に到着する予定の場合は、予約段階で相談しておいた方がいいですね。
このホステルに宿泊するために是非持っていくといいもの
- フェイスタオル(バスタオルしかないし)
- ゴミ箱にできるような袋
- コンディショナー
こっちもよろしくフリップ フロップ ホステル – ガーデン (夾腳拖的家 – 長安122)(台北で一泊1500元ちょっとのホステル探し)