今回、地震の前から予約していたのがシャトー・デ・シン花蓮。花蓮翰品酒店です。
予約した理由
agoda シャトー・デ・シン花蓮
地震の後にどうしようかしら、ひょっとして値段が下がったりするかしら、なんて見ていたのですけど、値下がりすることなく、直前に向けて値段が上がっていく、通常の価格変位を維持しました。
実はこのホテルは、震災でほとんど影響はなかったらしく、救援の赤十字に提供したり、被災者に食事を提供したりしていたようです。
それなら安全に宿泊できるのではないかと思って、そのままホテルの予約を維持し、行くことにしました。
Hotels.com シャトー・デ・シン花蓮 (翰品酒店花蓮)
値段が上がった理由は、赤十字その他に提供し他ので供給できる部屋数が限られた、また宿泊できるホテルが減ったので結果的に需要が伸びたのでしょうか。
いずれにせよ、地震の多い花蓮では、ホテル代をケチっちゃダメってことね。ホテル代もそんなに高いもんじゃない。朝食つけて二泊で6000元切ってます。
また、日本で震度7に見舞われれば、それなりにビルに痛みがでるでしょうけど、パッと見た感じはヒビも入ってませんでした。(あまり新しいホテルではないと思いますが)
もともと考えていたこと
飛行機で花蓮入りするか、それとも飛行機で花蓮を出るか考えていたのですが、シャトー・デ・シンは花蓮空港までホテルのシャトルバスサービスがあります。それが一つの理由でした。台湾のタクシーには良い印象がありません。
実際には、台北から花蓮へは車でホテルにおろしてもらいましたし、帰りはタロコツアーに参加したのでホテルにピックアップ、スーツケースはバスのトランクに入れていただき、空港におろしていただきました。
ここ、シャトー・デ・シン含めて、花蓮のホテルには空港まで、もしくは駅までのシャトルバスサービスのあるホテルがいくつかあるので、それを使うのも一つの手です。
ここともう一つ考えていたのが、崩壊した統帥大飯店(マーシャルホテル)でした。あそこは空港からの路線バスが発着するホテルの一つだったのです。なので、びっくりしたんですよ。
もう一つの理由は、高雄で同じくシャトー・デ・シン高雄に宿泊しましたが、それなりに良かったからです。一人で宿泊するには広かったけれど。⇒シャトー・デ・シン高雄に宿泊しました
ここはジミーという、「台湾の有名な絵本作家のデザインした部屋」というのが一番の売りなんでしょうけれども、そこはそれほど(個人的には)惹かれませんでした。
それよりもむしろ、 全聯福利中心が近くにあること!目の前にセブンがあること。そっちの方が重要でした。(田舎の子は知っている。スーパーマーケットやコンビニがいかに遠いのかを)
(なお、フルーツの品揃えは、毎度おなじみ台北の善導寺の方が充実していました。こっちの方が新しくてきれいだったけど)
ホテルにて
確かに館内には色々ジミーデザインのものはいくつかありましたよ。
子どもさんがおられてもそれなりに楽しめるんじゃないかな。
アクティビティも充実しているようで、例えばホエールウォッチングは別にKKdayさんにモニターさせていただいたんですが、このシャトーデシンホテル花蓮でも一人700元からで申し込むこともできたようです。
そうそう。ここのホテルは荷物はポーターさんが運んでくださいました。しかもお部屋に持ってきてくださるときには、ポーターさんは靴を脱ぐの。そういうホテルは久々でした。
最近思うんですが、高級ホテルで贅沢に過ごしたいわけではないのですけど、体調のことも考えると、20代前半の頃のような「ある程度の大型ホテル=お金を出せばそれなりに色々解決できるホテル」にリターンしてしまおうかなって。(若い頃は経験値がないので、お金を払ってしまう方が安心できたのです)
なので、このシャトー・デ・シン花蓮、私の好み(=地元資本の小ー中規模ホテル)からすると大きすぎるのですが、良いバランスだったかもしれないです。
部屋にて
10階、最上階のお部屋でした。ダブルベッド。
大きくて気持ち良かった。
一人ではたっぷりとした余裕があります。
この部屋はオーシャンビューでした。(民権路側を見ています)
海に面していて、しかも東海岸。となると、台風。
よくよく見ると、二重になってました。
外側は何もなく、そのまんま。ただし、雨戸を下げることはできます。
つまり、ベランダも何もなく、10階の窓が全開できるんです。いやー、最近そういうホテルに宿泊してないんでびっくりしました。子ども連れを一つのターゲットにしているホテルなのになあ。悪い意味でちょうどいい椅子やテーブルもあるもんで、子どもさんの事故が、、、少なくともこれまでは起きてないのでしょう。
お子さんを連れて行かれるときは、十分お気をつけて。
騒音
ホテルは大型ホテルだけあって、部屋数はかなりあります。しかし、満室ではなかったようで、両隣はおられなかったのではないでしょうか。どこかの室内の音がすることもありません。
ただし、外の音はします。ホテルの正面の通りに面している部屋だったので、それなりに騒音はします。
特に、中美路を挟んだ向こうで建設中(というか、建物を解体中だった)だったので、朝それなりに早い時間からうるさかったです。のんびり過ごしたかったので、日中もお昼寝した日もあったのですけどね。それなりにうるさい。でも、寝た。
一番うるさかったのは、戦闘機です。
花蓮空港にそれなりに近い位置でして。花蓮空港は軍民共用の空港です。ちょうど、中国人民解放軍機が台湾・宮古島周辺にきていたようなので、スクランブルだったのかも。スクランブルではなくても、訓練はしますからね。
バスルーム
ここはバスタブつき。
シンクの右側にあるのは、どうも飲料用です。ただし「沸かしてね」なので、浄水器を通したわけではないのでしょう。うがいをしてみましたが、確かに、右側と左側の味が違いました。
もちろん、部屋にはミネラルウォーターのボトルが二本ありました。
同じ「シャトーデシン 」とはいっても、高雄とは異なり、シャワーブース独立型ではありません。
バスアメニティは高雄と一緒、じゃないのよ。高雄にはコンディショナーがあったけど、こっちにはない。でも、香りが悪くないし、やっぱりいいよね。台北のKDMのアメニティが好みではなかったので、持って行けば良かったわ。残念。
そして、高雄ではバスローブがパックされていたんで、ここは?とおもうと、やっぱりパックされてた。
私にとっては、「ちょっといいホテル」の基準は「バスローブ」だもの。嬉しい。
ただ、このホテル、シャトーデシン高雄とは違ってコインランドリーがなくてね。近くにコインランドリーがあるよ、と言われたけど、雨だったし、面倒だったんでバスタブで足踏み洗濯をいたしました。二泊あれば乾く。
食
台北や高雄なら食事できるところはないか探す必要ないのだけど、地方ならホテルで食べるのを前提にしようって思ってた。
ただしそれはちょっと失敗。
ウェルカムスイーツ&ミニバー
ウェルカムフルーツはなくて、ウェルカムスイーツでした。
フルーツ王国台湾に来てなんだい!!!!!って思うけど、まあ、仕方がない。ラスクが美味しかった。
二泊しましたが、翌日も追加されていましたよ。
ミニバーというか、冷蔵庫にコカコーラとスプライトのミニ缶がありました。多分無料だっ担だけど、私は手をつけず。黒松沙士だったら良かったのに。
朝食
今回は朝食をつけました。朝食ビュッフェ付きで、一泊一万円切ってるのでGood job!だと思った。
んだけど、なんちゅうか。もう少しタンパク質が欲しかったし、果物も欲しかった。
ホテルの向かいの通りにパン屋があるし、コンビニもあるし、向かいの通りのお茶屋さんの裏には朝食屋さんもあった(食べてないけど)んで、次回宿泊するなら朝食は別につけなくていいやって思いました。
そりゃまあ、大根餅が食べられたし。茶葉蛋もあったし。台湾の朝食の定番の、卵クレープもあったし。
あ、でも、マンボウの肉で魯肉麺にできるのがあって、私はキャベツを茹でて(キャベツが茹でられるようになってたんだもの)それを乗せて食べました。
サラダの変な、サボテンやアロエみたいなのは、サクサクしていて美味しかった。万年草だったかな。あと、シダも美味しかった。うん。その二つでよしとしようか。
夕食
面倒だったんで、ホテルで食べるつもりだったのよ。二泊とも。
ところが、中華は三日前に予約をしないとならないのよ。アイヤー。
もう一つ、朝食会場の所はは夕食どきは800元のビュッフェ。パパイヤやパイナップルがまるっと一つあって、私はそれを食べないとならないからビュッフェは無理よ。
で、一泊目は雨だったのもあって、ルームサービスを頼みました。
チキンの手羽200元を注文したら、品切れですって、まだ18時前っちゅうに。安いから嫌だったんだろうな。
というわけで、フライドチキンのクランベリーソースがけ530元。
たっかいわー。だけど、2000円だと思えば、ルームサービスでそれならまあ、そんなもんだよね、ですよね。
しかしですね。
運ばれてきたときは、ラップも蓋もなかったんで、少し冷えてました。あー・・・。台湾はおおらかなんですが、大雑把なのよ。
これに、スーパーで買ってきたパイナップルを丸っとひと玉食べました。炭水化物は賞味期限切れの非常食のアルファ化米。
翌日は日中にクラブサンドめいたものを食べたのでいいやということにして、非常食の賞味期限切れのアルファ化米とパパイヤとマンゴーでした。
周囲
私の部屋から。
中美路の矢印の反対側に行けば、全聯福利厚生があります。見にくいですが、セブンも目の前にあるし、その隣の「萌パン」はふわふわパンだけどプリンが美味しかった。
中美路はそのまま矢印の通りに行けば、コインランドリーやブラウンカフェなどもあります。
楽天トラベル シャトー・ド・シン花蓮(翰品酒店花蓮)(Chateau de Chine Hotel Hualien)
Hotels.com シャトー・デ・シン花蓮 (翰品酒店花蓮) (Chateau de Chine Hotel Hualien)
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