それなりに香港に行っている姉さんです。航空会社の上級会員としてではなく、多頻度旅行者としてe道もとりました。⇒e-Channel(e道)を使うと、混み合う香港空港も少し快適になる
ホーム空港が(最寄りではない)羽田ですが、その次に使っているのが、台北の桃園かここ、香港空港か、ですね。香港空港でトランジットして一泊したり、そのまま外にも出ずに乗り継ぐだけということもあります。
香港空港隣接のホテル
香港の治安はいいですが、やはり深夜早朝便を使う場合には、空港隣接のホテルを賢く使ってください。
香港空港の出発階からの写真ですが、左側はターミナル。右側の建物がリーガルエアポートホテル(富豪機場酒店) です。
今の所、宿泊したことはないんですけれども、いずれ宿泊することになろうかと。ただし、他の国のエアポートホテルと比較しても、妙なまでにレビューが良くないのでその点は覚悟が必要かと。
他のホテル、ルートに関しては、こちらにまとめています。⇒香港に深夜到着の場合、姉御ならどうする?どう考えても隣接のホテルがベストじゃない?
また、探せば無料シャトルバスのあるホテルもあるので。うまく組み合わせてみてください。しかし、深夜到着、早朝出発という場合に、空港の目の前まで来ているというのは、安心材料ですよ。
香港空港から外に出る場合。香港市内にいくには3つのルートがある
香港空港は、私はe-道があるし。自動化されたのかな??最近行ってないんでよくわからないんですけれども。⇒e-Channel(e道)を使うと、混み合う香港空港も少し快適になる
空港の外に出るのはそれなりに楽だけども、この空港は荷物が出てくるまで、かなり時間がかかります。
なので、トランジットで何時間かを過ごす場合には、荷物は香港でピックアップせずに預けっぱなしにしてしまうのがベター。
24時間以内ならば、日付をまたぐ場合でも荷物を預かってくれる、ありがたーい空港だった。ただ、最近どうなのかわからないので、預けるつもりなら出発空港のカウンターで聞いてみて。
3ルートそれぞれのメリット・デメリット
- S1バス+MTR
- AEL
- 空港バス
それぞれ、宿泊場所との兼ね合い、プライオリティが何かで一番かが変わります。
大まかに言えば、
メリット | デメリット | |
AEL | ・時間が読める ・そこそこ早い ・乗り物酔いしにくい ・インタウンチェックインで最後まで遊べる ・割引チケットを買えば、言うほど高くない | ・安くはない ・シャトルバスなりMTRに乗り換える必要がある |
空港バス | ・AELほどの値段じゃない ・方面が多いのでホテルを選べば乗り換えなし(ホテルによっては目の前に到着して目の前から乗れる) ・深夜も運行している | ・渋滞に巻き込まれたら時間が読めない ・時間がかかる ・揺れる ・言うほど安くない ・座れないこともある |
S1+MTR | ・空港バスよりも安い ・バスの距離が短いので比較的時間が読める ・多分どこかで座れる ・途中で降りてトイレに行ける | ・乗り換えが少し面倒 |
帰りのフライトとの兼ね合いもあり、帰りは比較的AELを好みますが、S1+MTRを使ったこともあります。
S1バス&MTRが大抵最安値
香港市内に出る最安値は、S1バスで東涌駅まで行って、そこからMTRに乗り換えることでしょう。目的地にもよるけれども、このルートが一番早いという場所だってあると思う。北角とか、香港島の渋滞にはまったらすごい時間かかるからね。
なお、香港のバスはお釣りが出ないことに要注意。オクトパスを買っておくと、便利だよ。⇒香港:まずはオクトパスカードを入手すべきだし、事前にスマホにOctopusアプリを入れておくと良いよ!

この駅はゴンピン360の駅にも隣接しているし、香港ディズニーに行くときも公共交通機関を使うならこの東涌駅を使います。
ロケーションにもよるでしょうが、エアポートバスと比べると時間が読める&AELよりも安いのが良い。
エアポートバスはホテルの前に行くことがある
空港バスは、香港の風景を見たいとか、場所が沙田ととか、深夜に移動したい場合に便利です。もしくは単身だけど荷物が多い場合には空港バスが一番便利。
ホテルの目の前にエアポートバスの停留所、ということもあるからさ。
北角。写真のバスは空港に行くんじゃないかなー。二階建てのバスです。オクトパスを買っておくと、便利だよ。⇒香港:まずはオクトパスカードを入手すべきだし、事前にスマホにOctopusアプリを入れておくと良いよ!
ホテルの目の前にバスの停留所があることがあり、その場合が便利です。
注意点は五つ。
- 案外値段が高い
- 特に香港島側のキングスロードや、カオルン半島側ネイザンロードを通る場合、渋滞する
- 乗りこぼしとまでは行かなくても、ぎゅうぎゅうになることもある(朝、A21の、紅磡駅からネイザンロードを北上して空港に行くバスに、チムサーチョイの北にある油麻地で乗ろうとして、ステップ部分に乗る羽目になったことがある)
- 「バスターミナル」も多くが天井がないところにある。基本、香港のバス停に屋根はない。雨のときは濡れる
- 揺れる
エアポートエクスプレス
公共交通機関の中では一番お金がかかるのがエアポートエクスプレス。
ただし、場所にもよりますが、時間が読める。さらに、無料の巡回シャトルバスでいけるホテルもたくさんある。特に香港側に宿泊する場合にはおすすめです。⇒香港国際空港と市内のアクセスなら、エアポートエクスプレスが超便利!
一番メリットがあるのは、香港空港から市内に出るときではなくて、香港空港に行くときのインタウンチェックインでしょう。インタウンチェックインを済ませて預け荷物ももう市内で預けて、そのまま遊んでAELに乗って空港に乗って、するっと手荷物検査してしまえばいいから。(遊ぶと考えれば九龍駅も楽しいところです)朝が早いときも、前日にインタウンチェックインを済ませたことがあるよ。
マカオ・珠海へバスで
空港のある島に港珠澳大橋のバスターミナル「香港口岸」があります。
ちょろっと見えてる建物なんだけど。

船の向こうの建物です。
空港からはB4にて、香港口岸へ。何度でもいうが、オクトパスを買っておくと、便利だよ。⇒香港:まずはオクトパスカードを入手すべきだし、事前にスマホにOctopusアプリを入れておくと良いよ!
マカオ・深圳へ高速船で
一度香港に入らずに、フェリー(というか高速船)でマカオや深圳に行けます。スカイピア、というところから出ます。チケット売り場はここ。

なお、マカオの場合、コタイウォータージェットならば、KKdayで事前に割引運賃で購入可能。私は上のカウンターで引き換えました。⇒香港空港からマカオ(タイパ)までコタイのフェリーに乗って
しかし、到着する先が「タイパ」なことに注意してね。
KKday 香港国際空港発-マカオ タイパ: コタイ・ウォータージェット割引片道乗船チケット
KKday 【ファーストクラス】香港国際空港-マカオ タイパ:コタイ・ウォータージェット片道乗船チケット
ターボジェットならば、KLOOK。こちらはマカオアウターハーバー。⇒ターボジェットで、マカオ外港から香港空港へ乗り入れる
KLOOK TurboJet Ferry Tickets (Macau Outer Harbor or HK Airport Departure)
空港の外に出ずに、単純に香港空港で乗り換える場合
喘息で辛かったんだよなあ、このとき・・・。
乗り換え時、手荷物検査があって、再度液体を捨てなければなりませんでした。機内で出た紙パックのドリンクも持ち込めない。
仮に、日本の空港の免税店で液体(お酒や化粧品)などを購入した場合には、ビニールの袋に入れて、封をしてね。
トランジット用の手荷物検査を受けた後は、また液体も購入することもできる。
手荷物検査に結構時間がかかるから、要注意
香港空港は荷物が出てくるのに時間がかかります。e道があるのに時間を無駄にしたことがあります。
乗るときにも手荷物検査にも時間がかかります。ビジネスクラスでも優先検査口がなかったと思うんだけど。どうだっけ。
空港最安値の水を探せ!
私が見た中での最安値は、免税店のギャラリアでボナクアが8香港ドルだったんですけれども。2019年にはすでにDFSが入れ替わって、ギャラリアやRelayはなくなり、新羅になってた。
確かここに水はなかったんですね。なお、化粧品は特に安いわけではないと思う。化粧品を買うなら羽田・成田・仁川がおすすめ。
マニングス

相変わらず、マニングスというドラッグストアが空港に入っていて、昔は空港の制限区域の最安値の水はここだと思ってたんだけども。エビアンの600mlか500mlと思われるものが11.2ドル。
2017年にはサテライトだったんだけど、サテライトのマニングスでポカリを買ったんだけどなあ。
2019年のメインビルディングでは見なかったなあ。
マニングスでは、枇杷膏もヒルドイドも買えるよ。
水筒は持ち込めるので、気にならないならお湯をもらって
飲用水コーナーに行くんです。空のペットボトルは持ち込めるんで、ここで水を汲んでいれてしまえばいい。気にならないならね。
飲料用だって書いてあるから良いと思うんだけど・・・みんな、水筒に熱水を入れたりしてるし。
私は、喘息でぶっ倒れそうなときに、これを活用しました。
米系に乗るなら要注意
最近どうなんだろうなあ。
今はなきノースウェストで成田ー香港ー成田に乗ったとき、香港空港ではゲートの前で再度目視による手荷物検査があって、開けてなくてもペットボトルは没収でした。
お土産
お土産は結構空港で調達するんですが。オススメは奇華。

クッキーは、日本人からすると「素朴な味」なのでむしろ自分で作った方が美味しい。老婆餅は結構おすすめ⇒香港土産:老婆餅
マニングスで買ったのが枇杷膏。台湾で買ったものより味がナチュラル⇒香港&台湾土産:京都念慈庵の川貝枇杷膏

ラウンジ
私が経験があるのは、キャセイのビジネスクラスラウンジと、エアフラのラウンジだな。
ラウンジの中ご紹介〜はあまり好きなパターンの写真の撮り方ではない。(他の人に迷惑かなーって、あれ)
視点がかなり低いのがわかっていただけるだろうか。キャセイのラウンジは、普通のゲート前の待合の下にある。だから低いのだ。キャセイなのに、写してるのはシンガポールという・・・。
エアフラのラウンジはあまり面白くなかった記憶。フルーツ食べたなー。(あら?ANAのビジネスクラスの時がエアフラ?ノースウェストのときはエアフラと思うんだが。すでに記憶が曖昧になりつつある)
充電&SIM
コンセント
香港空港の制限区域内には結構充電ポイントがあります。USBで差し込めばいいのもあるのだが。安全性には欠けるから。スマホ・タブレット・PCの充電には必ずコンセントから。⇒空港・ホテル含めて旅行中に使うべきではないもの(USB充電ポート・公共WiFiなど)とその対策
香港のコンセントはイギリス式。

これ持ってるよ。
充電器そのものはないんで、持ってなかったら合わせてどうぞ。
(純正を選ぶべし)
SIM
香港空港は両替所でもSIMを売ってるんですが、制限区域内で買えるかはわからない。なお、実名登録が義務化されました。私はずっとキープしてるSIMは実名登録してます。
2023年現在、多分Amazonその他で購入したSIMは事前にオンラインで実名登録するようになってるのではないかな。
私が2019年にマカオに行ったときに使ったのはこれ。
香港トランジットでどこかにいくつもりならば、香港でも向こうでも使えるSIMを買うのがよろしいのではないかとも思う。
このあたりですかね。
なお、姉さんは複数枚用意する派です。⇒結論:香港のSIM。自分で設定ができないなら空港で買え。設定できるならさっさとAmazonで買え
香港空港第二ターミナル(2016年)
AELで、前日にインタウンチェックインをすませてるので、カウンターに行く必要はありません。でも、香港エクスプレスで2タミって書いてあるしなーって。
それで2タミに行きました。わざわざ。これがねえ、アウェー感満載です。(私、前回制限区域の外で1タミから2タミに行ってみようとした記憶があるんだけど、なんか道が全然違ってて。来たことないぞ!?になったんですがあれの記憶はどこなんでしょう。台北桃園の2タミから1タミなわけはないし)

え?香港?みたいな感じ。
ぼやーっとしていると、なんか呼び込みに引っ掛けられかけました。

内地、だって。ああ、こっから中国に行けるんだ。私、中国に行く人と思われたらしいね。
ほんっと、人いねーな。

2タミはイミグレが先にあって、その先にエスカレーターがあったと記憶しています。
e道では??になりましたが、すんなり香港居住者レーンで抜けました。

従ってみよう。
ここに手荷物検査場があったと思う。
1タミの手荷物検査場ってすっごく混んでるんですよ。イミグレはまだましなんだけど。
で、手荷物検査場の先にあったのがシャトルなんです。ん?
1タミのシャトル乗り場に到着
じゃーん。到着したのは、いつものシャトル乗り場でした。自分のフライトのゲートがわからないので、表示を見るのですけど、まだ出ません。係に聞いてみると「上に上がりな!」ってあんたねえ。またここに降りてこないといけないのかよ。
上に上がって、案内所を見つけて聞いてみるのだけど「それ、まだゲート決まってないね」「いつ決まるん?」「一時間後じゃね?」
と近く20番21番というところで待ってたら、なんと20番ゲートだったんですよ。笑えた。アプリを落としてそれで確認しました。今回は走り回るのは絶対に避けたかったの。
なお、今回は機内でご飯と一緒にボナクアをもらえるのがわかってるので、水は買ってません。
というわけで。
インタウンチェックインをしていたら、2タミが早いかもよ
インタウンチェックインを済ませておられる方で、並ぶのがダメな方(私)は、1タミじゃなくて2タミに行ってみると並ぶ列が短くていいかもしれません。自分のゲートがもうわかっていたら、シャトルを乗り継ぐ、もしくは上に上がる、で良いし。
でも、乗り遅れても知らないっすよ。
そして、インタウンチェックインを済ませているなら、LCCの場合でもそのまま1タミから手続きをしても良いかもしれません。e道あればイミグレは早いし。1タミで何か買い物などをしてから2タミへ移動する時間などを考えると多分私はそのまま1タミで手荷物検査を受けた方が早かったのかもしれません。
たまーにキャンペーンやってて、私はディズニーのチケットをもらったことがある(2015年6月)
香港トランジットで一泊することにしました。ホテルは北角のイビスノースポイント⇒北角の安宿イビスノースポイントは正直微妙
香港空港に到着すると、イミグレの前で女の子が配布物を配っていました。香港Summer Fun Shop Eat Playとかいうキャンペーンでした。配布物の写真は撮ってないみたい。見てみると、CSLのWiFiアクセスを7日分あげるよ、他にも素敵な商品があるからね、というものでした。6月15日から8月31日までのキャンペーンのようです。
6月15日より8月31日まで、お得なキャンペーン香港Summer Fun – Shop Eat Playを開催。豪華なプレゼントが当たるチャンスや割引特典、期間限定のイベントなどがお楽しみ頂けます。香港国際空港入国審査前のホールで配布されている「ウェルカムパック」を受取り、出国時までお持ちください。「ウェルカムパック」で、香港のさまざまな場所で特典が受けられます。主な楽しみ方は以下の通りです。
1) 香港空港到着時に、インスタントくじに参加。賞品総額は50億円(400万香港ドル)以上。その場で、香港旅行中に使用できるクーポン券、時計、ジュエリーなどの賞品が当たります。参加者全員に7日間使用できるWiFi Passをプレゼント。インスタントくじには、「ウェルカムパック」と、ご自身のパスポートを提示することで参加できます。 (香港国際空港ターミナル1の到着ホールA・B出口付近で毎日9時~23時まで実施)
*応募規約をご確認ください。
Trade Promotion Competition Licence No.: 45327 – 45404)
Source: http://www.discoverhongkong.com/jp/plan-your-trip/latest-promotion/hong-kong-summer-fun.jsp
で、WiFiアクセスがあれば便利かな、とくじ引きをしてきました。
埋め込み型iPadで適当にボタンを押すと、たまたまPlayだったみたいです。
で、あたったのがなんとこれ。
香港ディズニーランドの1日券でした。
私はくじ運がない人なんですよ。当たるなんてまずありえませんよ。
すっげー。香港、すっげー。
散々香港と香港人の悪口を言いますが、憎めないのはこういうことが起きるからなんです。香港だけだよ、こんなことが起きるのは。
Viva ミラクルシティ香港❤︎
北角を探検する予定だったのがなんと、ディズニーですよ。びっくり!びっくりしながらそのまま空港からディズニーに行くことになりました。後で調べたのですが、大人一人の1日入場券って499ドルですって。もちろん香港ドルね。今のレートなら9000円弱?すごいわあ。成田で余分なものを買うことになって1万円の出費だったのですが、ほぼ元を取った感じじゃない。
ただねー。
観光局の目論見はきっとこうです。
「家族連れがディズニーのチケットを一枚あてるでしょ」
「ふんふん」
「そしたら子供が言うんよ『ディズニー!?行きたい!?』でせっかくだし、と親がもう一枚と子供の一枚買うと」
「買う」
「もう一枚は何かレストラン」
「食べるね」
「もう一枚はショッピング」
「ほらー。金落とすぜ、絶対」
・・・ごめんね香港観光局。おひとりさまでした・・・。