結構話題になってる「ヒルドイド」という薬の美容目的処方。それはするもんじゃないわね。そんなことをやっていると、医療制度が崩壊します。そしたら私は日本では生きられない。
「ヒルドイド」というのは、アトピー性皮膚炎その他に用いる、抗炎症血行促進剤、血行促進・皮膚保湿剤です。ヘパリン類似物質だそうですよ。
数年前から、皮膚科で処方してもらうと非常に安いアンチエイジングクリーム!なんて形で話題になってました。
もちろん、美容目的での処方は違法な処方です。
違法だから乾燥がひどいとかいろいろ訴えるのかしらね。そんな変なことをしなくっても、香港や台湾のドラッグストアで「ヒルドイド」を簡単に購入できますし、日本のドラッグストアでも同じ成分を使ったものを購入できます。
妙なところからオンラインで個人輸入なんて考えなくても大丈夫。マツキヨ系にいけばほぼ確実にある。「ヒルメナイド」シリーズ。
香港で買ったヒルドイドを私は手術痕ケアでテープでビニール肌になったところに使ってみた
香港で買ったヒルドイドが手元にあったのね。光で飛んで見にくいんですが、「喜療受薬膏」という名前です。
本来、皮膚科・形成外科マターですし、私は比較的気軽に徒歩15分の皮膚科(美容関係一切しない、クラシカルな皮膚科)を受診するんですけれども。今はあんまり病院には行きたくないと思ってる。
三日使って改善しなかったら(もしくは悪化したら一日目で)仕方がないから皮膚科に行こうと思って、ヒルドイド を使用しました。なので、あまりひとさまにお勧めする話ではありません。 こう使った、という話であり、お勧めする目的ではない、って書いておくよ!誤読するんじゃないわよ。
2020年4月に胆嚢切除しました。その手術痕の一つが、汗をよくかくアンダーにあり、予期できたことではあったのだけど、手術痕ケアに使ったマイクロポアテープに負けてしまいました。これはまずいと別のテープを注文している最中にマイクロポアテープを外せばよかったのに、つけたままにしてたのがよくなかったのかな。薄くてテラテラのビニール肌になってしまいました。
この部分をどうケアしようかということで、下に書いている通り、香港で購入したヒルドイド を使用しました。良く行く皮膚科がステロイドを処方するときに、三日使って変わらないか悪化したらすぐに再受診するように、とおっしゃるので、三日が目安かなと。ただ、二日目ですでに赤みが引いて黒くなり、相変わらずテラテラではあるけれど痒みはなくなりました。
もっと良いチョイスはあった(=皮膚科の受診)だろうけれど。ベターなチョイスではあったようです。テープに戻るのは早いと思うので、プロペトで保湿しましょうかね。
これを参考にされる場合には自己責任で。
何度も書くけれど、 本来は皮膚科・形成外科を受診すべき話です。
日本のドラッグストアその他で、第二種医薬品として「ヘパリン類似物質0.3%」というものを買えるよ。
ただ、ヘパリン類似物質0.3%(もしくは0.3g/100g)は保湿剤として大変優秀だなーって感想を得ました。
ということで、ホテル(比較的乾燥する)で夜にボディローション・ボディクリームにするもよし。という感じで、秋から春の乾燥する時期にも愛用しています。
各社色々ヘパリン類似物質0.3%(もしくは0.3g/100g)ものを第二種医薬品としてだしています。添加剤か何かが反応することがあるようで、「合ったもの」を見つけられるとよろし。
以下、散々買いまくって、使ってみた私の記録です。あまり大ボトルではないので、乾燥するホテル暮らしのときにも突っ込んでおくといいかも。
タイプはいろいろある
クリームタイプ、化粧水タイプ、乳液タイプとあります。クリームタイプには、水性と油性があるっぽい。
上の写真だと、ピアソンHPローションと「さいき」はとろみのある化粧水タイプです。それに対してヒルマイルドローションはさらっとした乳液タイプ。
下の写真の真ん中は、肌荒れしたときに皮膚科でもらった薬の一つでして、あせも用だった。それは置いておいて。ヘパリン類似物質ものは、左のヘパソフトプラス(クリームタイプ)と、右のHPローション(とろみのある化粧水タイプ)。
もう一つ、緑色のHPクリームも使ったよ。
「私の場合」なので、万人にそうだと言う話ではないし、第二種医薬品なので使用に当たっては注意が必要だということも申し上げた上での、私のメモを残します。
クリームタイプなら、HPクリーム・ヘパドロイド油性クリームが今のところいい感じ
ヘパソフトプラスは、私の場合は肌の調子がいいときでも顔がほてります。肌の調子が悪いときには刺激を感じる。添加物として入っているジフェンヒドラミンかクロタミトンなんでしょうかね。しかし、肘や膝などでは感じないので、アレルギーというわけでもなさそうで、ボディクリームとして使用できました。同じヘパソフトシリーズのローションもやめておく判断をしたというメモを残します。
HPローションが良かったので、HPクリームにしたところ、肌の調子が悪くてもしっとり潤います。実にありがたいっ!ただ、物足りなくて、油が欲しくなるお年頃なのよ、私が。真夏にまた使ってみようと思う。
油性クリームが、ただいま万能クリーム状態で。
なので、同じ「ジャパンメディック」が作っているヘパドロイド油性クリームにするとますます良い感じです。ヘパドロイド油性クリームは、豆っぽい臭いがするんだけど、香港で買ったヒルドイドはこんな臭いではなかったような気がする。
マツキヨのヒルメナイド油性クリームも、ジャパンメディックなので、同じものじゃなかろうかと思って買ったんだけど、使用感はやっぱり変わらないです。ぱっと見、成分も同じではないかなあと思うけれど、ジェネリック医薬品でも作り方が違うことはあるらしいんだけど、同じ会社ですし。わざわざ変えるだろうか。変えてても驚かないが、買いやすい方でいいんじゃないかと思い込んでる。
単価は高いんだけど、ヒルメナイドは生活圏内のドラッグストアで購入できるのがありがたい。(iD決済できるから、メルカリの売上金も使える!)
ヘパソフトプラスは安いし、近くのドラッグストアでも扱ってたので、これが使えたらありがたかったんだけどなー。(HPクリームは家の近くでは扱ってなかった)
ヘパソフトは50gから、HPクリームは25gから、ヘパドロイド &ヒルメナイドは50gから購入できるので、まずは小さいサイズで買うのをおすすめするよ。
乳液タイプは今のところビミョー
乳液タイプのヒルマイルドローションは、肌の調子が良ければいいんだけど、肌の調子が悪ければほんのわずかな違和感を感じます。肘や膝では問題ないので、これまたボディローション行きです。
家の近くのドラッグストアでも買いやすいので、違和感を感じなかったら良かったんだけどな。「ヒルマイルド」ブランドでは、クリームも売っているようですが、私はやめておくがよさそうです。
「さいきa ローション」は白濁した化粧水タイプ。これもビミョー
HPローションが足りなくなり、ネットで注文したのに到着が遅くて、ドラッグストアで買ってみた「さいき」。これは乳液と化粧水の間のような感じの、ちょっと白濁した化粧水という感じでした。
これが使えれば楽に買えると思ったんだけど、やっぱり肌の調子が悪ければほんのわずかな違和感を感じます。肘や膝では問題ないので、これまたボディローション行きになりました。「さいき」ブランドでは乳液があるのですが、これも向かない可能性があることをメモしておきます。
「さいき」も小さい30gを購入できるので、試すなら小さいものから。小さいから、これが使えたら旅行用にも良かったんだけどなあ。
化粧水タイプの、HPローション、ピアソンHPローションが私にはよろし。
私の場合ですが、HPローションとピアソンHPローションでは今の所肌に違和感を感じたことがないものです。目隠ししたら、どっちがどっちかわからなさそう。とろみがある化粧水といった感じです。
値段はピアソンの方が安いお店が多いかなーという感じ。どちらも近くのドラッグストアでは扱ってないので、ネットで買います。
HPローションを製造しているジャパンメディックが、マツキヨのヒルメナイドを製造しています。「ローションライト」が化粧水タイプです。多分HPローションと同じではなかろうかと思うの。
いろいろ使ってみたけれど、感触が良いものを作ってるところは、同じラインに相性のいいものを作ってる確率が高いのかなー。
割高ではあるけれど、ヒルメナイドを買う前にHPローションを買って試した方がいいかも。
実際に香港のドラッグストアでドイツ製のヒルドイドを購入したことがあります
同じものを台北のドラッグストアでも見かけました。
日本では処方箋薬、外国では処方箋なしに購入可能、なんてことはしょっちゅうあって、それはそれぞれの国の基準・規制というわけです。何がいい、悪いという問題ではありません。台湾なんて24時間やってる薬局(処方箋薬を扱う)があって、そこで、当時使っていた紫色の吸入薬、アドエアまで処方箋なしで買えるっぽかった。
どのみち化粧品でも「やばいな」というときはやばい人ですし、ほとんど興味本位だったんで、自分で使用することは前提にしてませんでした。
香港で購入した場所は屈臣氏(ワトソンズ)かマニングス。
空港のマニングスで2017年11月にちらと見ましたが、ここでは見つけられませんでした。
製造会社はmedinova。スイスです。ここがオリジナルなのではないかな。
その後、台北のドラッグストア(多分私のことなんでコスメド)でも見て、「あら、ここでも買えるのね」と思ったわけよ。パッケージも同じデザインなので、このドイツ製のスイスの会社が作ってるのではないかな。
ヒルドイド。
なんというか、開けてみたら「多分顔にこの軟膏を使ったらダメなんじゃないかなー」という感覚を覚えました。そういうときには使わないに限るんだよねえ。肌が丈夫じゃないから。でも、実際のところはしらない。
私が自分に使うのはやばいんじゃね?と思ったのは、もう一度この写真です。
「Use according to directions of physician」physician というのは、特に内科系の医師のことです。内科!?皮膚科(dermatologist)じゃなくて内科!?というわけで、この薬は皮膚だけではないのか!?自分で使うのはまずくね!?と思ったのも一つ。これねえ、意味は「ご使用にあたっては主治医の指示に従ってください」なもんでね。この「主治医」に当たるところにphysicianが入っています。
値段はこれまた覚えてない。しかし、安いは安いですよ。
ヒルドイド、香港や台湾のドラッグストアで購入すれば違法じゃないし、出したがらない皮膚科医に無理にお願いして自己負担で出させる必要もないので、そんなに美容目的で使いたくて、本当に肌に合っているなら、そういうところで買うのがオススメ。
実は、薬品も輸入ができるオンラインサイトがあるっぽいんですが、そういうのはオススメしません。何が何だかわかんないじゃない?きちんと管理されてるわけ?どうせ香港か台湾かだろうし。
謎なお店から買うなんて危ない橋をわたっちゃダメ。
もちろん、副作用その他は自己責任でドゾ