このページの内容をまとめると
旅のお供のスーツケース。
本当にこのサムソナイト黒は、頑丈です。10年以上使ってますが、一度も壊れたことがありません。めちゃいい子。
⇒私の小型スーツケースと折りたたみボストンをお見せしましょ
ところで、スーツケースが壊れることって大いにあります。
私、一度大型ハードケースが壊れたことがありますよ。
「壊れた」と言ってもその瞬間のメンテナンスは・・・できないよね。
じゃあ、そもそもどうやって日本に荷物を持って帰るのか、からやりましょう。注意点があるんだもの。
そもそもどうやって日本に帰国すればいいのよ・・・
ですよねー。
私の場合、下に詳しく書いているのですが、ゴムバンドを止めているビスが一つ取れただけで、それ以外は何の問題もなかったのです。
ただし、使用に耐えなくなってしまうこともあるでしょ?
その場合はどうすればいいのですか?
回答:空港・航空会社が修理をしてくれるとき以外は、とにかく、自分で調達すること
なぜ自分で調達しなければならないのか
メルボルン事件といって、結構有名な事件があります。実際にこの人たちが無実かは知らないけどね。
- あるグループがクアラルンプール経由でオーストラリア旅行に行った
- トランジット先のクアラルンプールでスーツケースが盗難にあった
- 見つかったけれど、スーツケースは使い物にならない
- 親切なツアコンがスーツケースを調達してくれた
- 実は、それは二重底になっていて、薬物の運び屋に仕立てられた
- 逮捕されて有罪
・メルボルン事件について ~日本人で初めての選択議定書に基づく個人通報~(池田崇史法律事務所)
というわけで、入れ物は自分で調達しましょう。
新たに調達するものは無理にスーツケースにする必要はないんじゃない?
A: ボストンバッグを使う
私は折りたたみのボストンバッグを持ち歩く人なので、仮にスーツケースが壊れて使い物にならなくなっただけなら、それを使います。
私は今、JAL限定だったミレストのポケッタブルボストンの20lのものを使っています。20lは限定サイズだったのですが、大きなものなら普通に売ってるのよ。
場所にもよりますが、現地で新たにスーツケースを買うかどうかは不明です。
例えば、私が絶大な信頼を寄せているサムソナイトのお店があったら駆け込んで買う可能性は高いですが、やはり値段。
もしもボストンバッグがあるならば、それに入れ替えて旅行を継続・帰国します。
そのボストンバッグすらなにかなっているとすると。
無理にスーツケースにはしないのではないかな。
一回くらいなら耐える袋を調達して、それに入れるのではないかと思います。袋くらい買えると思うの。
荷物が入らないんだけど
A: 捨てる。
情がわくんですよね、旅先では持ってる服に。
もしくは全部入れ替えちゃってさ・・・なんてこともあり得る。
誰へあげよう、と選んだお土産とかね・・・。
ただし、入らないならできる限り捨てると思います。
もしも捨てられないならEMSで日本に送ります。
結構するのよ、EMS。
くれぐれも、ご注意。
「代替品」の調達以外にすべきことをシチュエーションで分けてみよう
上は「代替品の調達」の方法だったわけ。
じゃあ、それ以外に同時並行でしなければならないこともあるのよ。それについて。
空港のターンテーブルに乗って出てきたスーツケースが壊れていた
凹みが元に戻るもあるのですが、元に戻せないようなへこみがあった、キャスターが取れていた、などの異常があることがあります。
ただの擦り傷ではだめですよ。
一番壊れやすいのは車輪です。
四輪はどうしても車輪が弱く、ターンテーブルから出したらくるっと回して確かめるのがおすすめです。
この場合どうするかというと。まずは、空港のスタッフに相談してください。航空会社・空港事由なので、航空会社や空港に手配の責任があります。
空港では気づかなかったけれど、ホテルで荷物を開けたら中が壊れていた
これ、私のケースです。
ゴムバンドで荷物を押さえますよね。あのゴムバンドをスーツケースのフレームに固定するビスが取れたのです。
これは「ハコ」としては使えるので、継続は継続。ただ、どうしようもないので、帰国後にメーカーに相談しました。
回答は「見たがうちの責任ではない。おそらくぶつけられたなどして強い力をかけられたせい。ただし、購入後一年未満なので無料で修理する」でした。
外側にぶつけられた跡はなかったんですよね・・・。
しかも、大型スーツケースですよ。私が自分で機内に持ち込むことはできません。預けます。そしたら、多少ぶつけられることは大いにあり得るわけです。で、ビスが取れる?ありえないでしょ・・・。
とそのメーカーに不信感を抱きまして、それ以来一切そのメーカーのものは購入してません。ギミック(からくり)の多いものを多く売っているブランドです。耐久性はないと思う。
そこそこ耐久性が必要だと思うので、ここはもう二度と候補に入れることもない。(つまり、サムソナイトと私が憧れまくってるリモワではないということ)具体的に「これとこれ、どっちがいい?」と相談されたときに、一つがそのメーカーのものだったので、参考までにこの話はいたしました。
なにはともあれ、一万円程度のスーツケースなら諦めればいいし、高いものならメーカーに相談しましょう。
もしも有料で修理と言われたら?→海外旅行保険の出番
これ、購入直後1回目でそうなったもので、無料で修理してくれたのですが、もしも有料だと言われたらどうしましょうか。
どういう場合に有料になるかというと、メーカー保証期間を過ぎている場合やメーカー保証書がない場合、並行輸入品で公式に修理を断られた場合などですね。
このときに海外旅行保険が活躍するわけですよ。
ただし、3年間で5回以上物損事故で請求すると申し込みにくくなることがあるので、注意しましょう。
⇒海外旅行保険には入ったほうがいいと思うけど、健康な方ならクレジットカードでOKかも
スマホの場合ですが、壊れた箇所の写真が必要でした。今はスマホでパチパチやれますよね。
破損部分について写真に撮っておきましょう。
道路を引きずっていたら、キャスターが取れた、持ち手が取れた
ブログを見て回ると、そういうことがあるんですよね。
びっくり〜。ショックですよね。
これも海外旅行保険事案。
そしてまずは写真を撮る!スマホでOK!
壊れたというよりも盗まれたり、壊されたんだけど・・・公的期間や保険会社に相談しよう
は、犯罪ですか・・・。
犯罪の場合は警察や大使館・保険会社に相談しよう
だから保険の話ではない、と言われかねないのですが、これ、大切。
まず、警察に相談しましょう。そして自分の海外旅行保険会社に相談しましょう。忘れちゃいけない日本大使館・領事館。
壊れただけでもショックなのに(スマホの液晶を破ったことがあるのですが、大変ショックでしたよ)、壊された・盗まれたなんて大ショックじゃないですか。
役に立たないという噂の日本大使館・領事館なのですが、軽くパニクっていても日本語で相談できるし、こういうところにはどうすればいいかなどの情報も集まってますから、今後何をどうすればいいかくらいは教えてくれるのではないかと思ってもいいと思うんだ。
保険会社は、申請のために必要な書類や手順などを教えてくれると思います。
自分の身がなんとかなっているなら、あとは警察への相談などは自分でしないとならないと思うけどね。というわけで、最低限の英語は必須。(英語できないと〜、というのはマウンティングでもなんでもないの。現実の問題。私はただいま、もう一つ中国語を学習中です。私、中華圏が多いから、ある程度英語ができたら次は中国語だった。)
というわけで、もしも外国でスーツケースが壊れたならば、空港以外なら保険会社に聞いてみて
- 空港で破損に気づいたなら空港スタッフ・航空会社スタッフに相談
- そうでないなら保険会社に相談してみよう
- メーカー保証期間内のこともあるよ
- 犯罪に巻き込まれたなら、公的期間や保険会社に相談しよう
- 新たに調達しなければならないなら、自分で買おうね
- 無理にスーツケースにする必要はないよ