HSK 5で6割取れたら中国旅行も楽に行けるはず!なんてことはないと思うけれど。
来るべき、中国旅行の解禁に向けて、(そこそこ)頑張った。

一応、202点です。180点取れればいいので、合格らしいよ。
交通費かかってるから、取れなかったら悲しいんだけど、180点は行くだろうとは思ったけど、一度目で200点行けるとまでは思わなかった。だからって何にもならんのですが…。
あの…清華大学のHSKの要件を…ぎりぎりで突破してる…。
https://www.hskj.jp/about/advantage/standard_example/
CFERのC1…嘘やろwww
(リスニングができないので、授業についていけません)
白状すると、読解は中国語のBL小説(単行本三冊セット)を読んで自信をつけたけれど、試験準備期間は一ヶ月間です。出願してから、始めたwww。ゼロからではなかったので、0から1ヶ月間でHSK5まで行ったわけじゃない。
過去問
2020年にやって途中で投げたのがCouseraの、北京大学のHSK5講座と、文法講座。
アプリのテストだけどHSK5まで来たから途中で投げちゃったんだよな…。どうにもこうにも、出かけるのが怖かったのが2021年ですし。
一気に再開してもいいなあと思いつつも、一ヶ月切ってるから、先に何が苦手かを確認することに。
とにかく、過去問
2018年度版は買っただけで満足してたので、これを解く。2021年版もネットで注文しました。
下に書くけど、どちらも買うことをお勧めします。
さて、1回目は、「HSK5の問題はどういうものなのか」を思い出すものとしてノーカウント。ただ、リスニングが60%行くし、読解も90%近いので、この二つならなんとかなるかもしれないと思い始めるわけです。
ただし、書写がボロボロ…。
2回目で苦手なところを見つけると決めると、リスニング68%、読解89%、書写の入れ替え問題が50%。ということで。
読解は考え過ぎて空回りしたところがあるので、HSK5は引っ掛け問題はないよ…。と。ほぼ満点を目指したいところ。まずは90%以上行けるように。
リスニングも答えは出てるからそれを聞き取れるようにしようと。80%以上を目指したい。まずは70%を越せるように。単語量が足りないね、と。
問題は書写。入れ替え問題は半分しかいけないのは問題で、せめてこれを60%行けるようにしたいところ。目指せ満点。と決まれば、北京大学のCouseraの講義はどこを中心に聞けばいいかがわかる。
すなわち、まずは書写。中国語だからそれそのものがリスニング対策にもなるし。そして、リスニング。
書写は、間違えたものは暗記する勢いで。暗記の良さとは応用する脳みそさえあればセンスが磨けるということ。英語の学習で知ったねえ。
で、2018年度の、HSK5過去問を解いた段階でどうなるかというと。
- 頻出単語が見える
- 因为 所以 みたいなのの引き出しを増やしたい
と思うようになり、結局4回目は、リスニング77%、読解97%、入れ替え問題1問落とすだけで、入れ替え問題が1問5点の40点満点と仮定すると、これだけで200点越えです。5回目もそんな感じ。
…いけるんちゃう?と妙に自信満々期でした。
鼻高々なところに2021年が到着したので解くんだけど、リスニングが!?!?!?!?。読解も80%くらいになるわ、入れ替え問題の正解が1問だけ、とかなんじゃこりゃ。ひょっとして難易度が上がってませんかね??
と青ざめました。ここで一気に完全に自信喪失。山のてっぺんから一気に谷底よ。
これまでいろんな試験を受けてきた経験上、私が取れる本番での点数は、直前の過去問何回かの平均点で、3回目までのリスニングとリーディングの合計点の平均点は140点もないのよ…
これは本当にライティング次第だぞ、と思ったねえ。
まず、Couseraの北京大学のHSK5を全部高速で聞き直すことにしました。
実際に、取れた点数もリスニングとリーディングで142点しか取れてません。本当に2021年度版最後の2回と下に書く過去問の平均点以下です。(三回分の平均点は160点切るくらいだったかな。)
リスニングは60点死守、リーディング80点死守、と思ったけど、実際にその最低ラインになってしまったよ。ここには書かないいろんなことがあったので、実は最低ラインは守れたからいいや…って思ったけど。
入れ替え問題が満点ならば、180点は行くだろうけど、短文はろくに書けないから入れ替え問題が取れなかったら取れない…満点は無理だ…と思って。ぞっとした。
過去問をダウンロード
HSKの中国の公式サイトに過去問があります。
https://www.chinesetest.cn/godownload.do
中国関係では何が何やらみたいなことになるんだけど、どうもこれが公式サイト。
紙質はさておき。模試の代わりに。リスニングもできるから。とおもったら、リスニングは、.rarだったかな、謎なファイルで解凍できず。(youtubeに上がってたからそれを使った)
Duolingo中国語
結局ライティングを全部落として180点は無理だぞということがわかりました。短文は捨てる気だったけれど、入れ替え問題8問が全部で40点で、短文が30点ずつでしたっけ?少なくとも入れ替え問題8問の満点を目指さねば、ということで過去問に出てきた問題を全部暗記することに。
それに合わせて、Duolingoです。
Duolingoの中国語をやっていたのだけど、入れ替え問題が出てくるので、これがライティングに(多少は)効いたと思います。ほら、先生なしでライティングするんだもん。無理だって。
HSK4くらいの内容で、単純な文でしかないけれど。その組み立てができれば、短文も0点ということはなかろうと思って。高得点を狙うためには、HSK5級らしさのようなものが求められるのだろうけれど、そこまでは半月を切った段階では無理です。
しかし、単純な文をできる限り正確に書けるようにして、ライティング全部で60点を狙いに行くという戦術なら、いける。
例えば、「住んでいます」が日本語に引きずられて「在住」になったりする。中国語では「住在」です。読解ではスルーするし、リスニングでもスルーするけれど、書くのって結構大変です。
中国語は活用がないのでポコポコはめ込むだけでいいんだけど、私は本当に日本語と英語に引きずられがちです。漢字のチョイスと組み合わせが「在住」みたいな日本語風、文法が英語に引きずられます。
結果、「姉姉是中国語很上手」な世界になるわけ…。「姐姐汉语说得很流利。」(姉は中国語を流暢に話す)ってなかなか出ないよね。この手の短文などを叩き込んだわけ。
ほんと、暗記を応用するのは、センスの問題だから。暗記して引き出しをどれだけ多く作るかということだと思ったわけよ。
フィードバックがないからはっきりとはわかんないんだけど、入れ替え問題は流石に満点ではないとして、30点として。残りを15点+15点だったのではないかと推測すると、先生なしでここまで来たならいいんじゃなかろうかと思った。短文の1問目は15点もある自信がないので、10点(出された文字を全部使いました賞)+20点の可能性はある。
あと、Duolingoは日本語が微妙に変なので中国語もお察しですが。日本語については、直訳したいのか、翻訳したいのか、ほんとどっちかにしろよと。
受験してみて
びっくりしたのは、リスニングとリーディングに、過去問題集でやったものが出てきたこと。
それは聞いてない。
ということで、買えるなら買える分だけ過去問を買いたまえ。
あと、例えばの話、ライティングのときにリーディングのところを見ることは禁止です。イエローカード、レッドカードで退場らしいんで要注意です。
これも聞いてなかったぞ…。
会場について
阪大豊中キャンパスはモノレール柴原阪大前駅からすぐです。昔は、ただの柴原駅だったような気がします。
もう一つ、阪急線側からも行けるけれど、あっちは確か山登りだったような記憶があります。
柴原側は、上がったら理学部・基礎工学部。HSKやその他試験会場に使うのは、「全学教育推進機構 講義C棟」ということで教養の建物なんじゃないかな。
HSKはちゃんと地図をくれて、きちんと建物を教えてくれるのだけど、学内の地図には出てこない。

行き方はまず、総合図書館を目指します。斜め前にグランドがあって、その左側の建物群です。
Cというのは地図に出てこないから、総合図書館を探すのが吉。
バス停の向かい側と言う方が正しいかも。
駅を降りて、阪大のキャンパスそのものは近いんだけど、結構距離があるので、要注意。
とは言え、ホテルから会場まで30分でした。大好きだよ、千里阪急ホテル。