はいはーい!初めての台北旅行。台湾旅行。そういうあなたに向けての記事です。
私、サイドバー(スマホなら記事のうんっと下の方)を見ていただければ分かる通り、台湾リピーターです。それなりに詳しいです。
言葉は中国語。文字は繁体字

(忠孝路と重慶南路の交差点。台北駅付近)
台湾は九州と同じくらいの大きさですし、台北市も福岡市くらいの広さという感覚でいける。
しかし、実は多民族で構成された社会で、言語も複数あります。(そりゃまあ、福岡もだな、九州各地の方言が聞けるんでね、複数言語と言っていいくらいではあるが。宮崎と鹿児島は独特だからね)
公用語は、マンダリン。中国語ですね。台湾では「國語」と書かれているかな。「台湾國語」「台湾華語」と書かれているかな。これを「台湾語」とは言わない。「マンダリン」と言っておくと角が立たない。
「台湾語」というのは、多くの場合閩南語(びんなんご)を指します。テレビその他で「台語」と書かれていると、それはこの閩南語であろうと。言語学ではないので、すっごく端折りますが、中国語の方言の一つ、福建語と近しい言語のようです。
台湾の文字は、繁体字です。日本の、戦前の字体のようなの。なので、日本人なら推測が効くと思う。
日本語は通じないようで、通じるようで
日本語が通じるようで通じないようで通じるようで、そもそもそこらへんに日本人がうようよいる。
というのが、台北です。

一生懸命中国語を喋ろうとしているときに「あ、日本語でいいですよ」と滑らかな日本語が返ってくることがあるのが台湾、というよりも台北です。「日本人ですかー」って若い店員さんが喜んでくださることがあるのも台北ならでは。
ただし、ショッピングして、ホテルで、レストランで全部日本語が通じて当然だという態度はやめてくださいね。周囲にいる日本人が迷惑します。
選べば日本語が通じるホテルがあります。日本語で過ごしたいならば、選べるんだから選びましょう。
お手軽価格ならばサンルート台北(私も宿泊しました)。⇒姉御が台湾初一人旅だったときに選んだホテルはサンルート台北
出せるなら、オークラプレステージでいいのでは?
英語は通じるか
日本語よりは英語の方が通じます。はるかに通じます。
本当。英語で押し切っておりますよ、私。
お金=台湾ドル
NT$=NTD
TWD
元
いろいろ表記がありますけれども、正式には新台湾ドル(新臺幣)というのが台湾のお金です。「中華民国」と書かれているよ。中華民国とは何か語り始めると長いから、端折るよ!
クレジットカード
JCB VISA Master銀聯と使いますが、特に使えなかったことはないです。
日本よりは、少しカードが使いやすい、程度でしょうか。
決済は円決済にするかと聞かれることもあるので、その時はしっかりレートを調べましょうね。⇒海外でクレジットカード決済で円決済を求められたら一息置いてレートを確認しよう
円でもいいよ!と言われることもあるが要注意
名前はここでは出さないけれど、円でもいいよ!円!円!ってやられたことがあります。(お茶記事を整理したら、リンクを貼ろう)
そういうところで円を使うとレートが悪そう。
どこで台湾ドルを買うのか
日本台湾ドルに変えるのは、よっぽど円高のときだけですね。
ただし、1元も持っていなくて、深夜到着するのがわかっているならば、出発地の空港で変えておきましょう。
台湾の空港にはピンクの看板の台湾銀行ともう一つあります。
下の二つは松山空港です。


空港でのレートはそんなに悪いものではないですが、30元の手数料がかかります。
それに対して、市中の台湾銀行なら手数料がかかりません。しかし、時間も窓口が開いている時間しか両替できないので要注意。他の銀行でも両替できるかもしれないけれど、手数料がかかるかはわからない。私は台湾銀行でししか変えたことはありません。
30元しか変わらないし、土日祝日も変えられるんで。私は土日に元にしなくっちゃ、ということになって、松山空港(や、高雄のときに高雄小港空港)に行ったことがあります。
ATMで引き出す
私は楽天銀行デビットカードを使います。これでATMで引き出します。
レートは、日本で台湾ドルを買うよりはまし?くらいです。ATMは台北ならば、MRT(地下鉄)の駅に国泰銀行のATMがあり、これなら手数料をとりません。
移動は、私は路線バスとMRT。
私が使うのは、路線バスとMRT です。
基本、タクシーは使いません。
もしもタクシーに乗るならば、タクシー乗り場で
夜に桃園空港に到着すると、「小姐、台北?」みたいに聞いてくる運転手がいるんですけど、ダメですよ。桃園空港のタクシー乗り場です。
タクシーに乗るならタクシー乗り場に行きましょう。タクシーは台湾華語では計程車と言います。
このときはタクシーに乗りましたが、運転は荒いわ。みたいな感じで嫌だなーって感じ。
とにかく、ヨーヨーカー
何はともあれ、ヨーヨーカー(悠遊卡、Easy Card)を買いましょう。

桃園空港に到着したら、「電子票證聯合服務」に行きましょう。
今は100元を支払ってカードを購入します。デポジット式ではなくなりました。一応、500元を出して100元で購入して、400元チャージしておけばまずはいいかな。
iPassなど他のカードもありますし、いろいろなカードが使えるようになったようですが、台北ならばこのヨーヨーカーに限ります。
これ、ICカードなのでかざせば使える。
地下鉄では飲食厳禁
これもそうですし、台北市内の地下鉄も飲食厳禁です。罰金取られるからね。日本と違う。
支払いは、全部ICカードで支払ってしまえばそれでいいので、便利です。
市内を走る路線バスも飲食厳禁
バスは、お釣りが出ません。なので、ICカードを超絶にお勧めいたしますよ。
内部は飲食厳禁。
しかし、台北市内と桃園空港を結ぶようなバスの場合は、飲食可みたいです。
主な停留所が書いてあるので日本人なら見れば大丈夫。
手を振ってバスを止めますが、台北市内のバス停なら、多分目的のバスに乗る人は他にもいるので、その人にくっついて乗れば大丈夫。
SIMフリースマホがあれば、やすくSIMが買える
確かに、愛台湾という公衆Wi-Fiもあるんですけれども、必ずしも繋がるわけではないし、自分のいるところで確実にネットにつなげるわけではありません。
SIMフリースマホ、もしくはSIMロックを解除したスマホがあれば、安く台湾のSIMが買えます。この程度の値段です。
空港や市内の旗艦店なら、設定までしてくれます。
SIMをケチケチするのは本当にオススメしません。豪雨や地震のときには通知を送ってもらえます。
深夜到着なら事前にローミングSIMを買っておきましょう。
恐怖のトイレ問題
台湾なら、ウォシュレットがついたトイレのところは少なくないと思います。⇒台北:日本人観光客に便利なエリアでバスタブ&ウォシュレットのホテル
ホテルのトイレでも、大きめのサニタリーボックスがあることがあります。
あれね、使用済みの紙を入れるの。
バッチぃぃぃぃって思ったでしょう。私も思うもの。
これ、デパートなどでは横に山盛りになっててね、これが。おえええええええ。
このトイレ事情が、台湾では住めないなって理由です。
流せるトイレも増えてきたようですが。流すと詰まるんだそうですよ。
食
そんなにやばくはないと思うんだけど、お腹を壊すと大変なので気をつけましょう。
マンゴーかき氷も、食べはしたんだけど、氷が心配で。
もともと、魚介類は日本国外では一切口にしない人ですが、ナマものはやめておけって思いますね。
水
問題は水。
日本とは違って、硬水。
お茶屋さんでテイスティングするときは、水道水でしょうし。一応、煮沸した水は大丈夫と言うことになってますが、基本はミネラルウォーターですね。
ホテルでも、大抵人数分一本ずつ置かれています。
(KDMホテル)
ここは、ダブルルームだったので、二本置かれていました。
台北ならドリンクスタンドももりもりあるし、コンビニも東京の都心どころではないくらいたくさんあるので、そんなに気にしなくていいかなと思います。
ホテルによっては、ウォーターサーバーもあるので。私はそこでお湯をもらってお茶を作ったりしておりますよ。⇒台湾の水道水は飲めないらしいので、どこかで水を調達する必要がある
見るだけなら夜市は楽しいかも
ただ、ちゃんとコミュニケートできる地震がないなら、やめておいたほうがいいかなって思ってる。お腹を壊したら困るしね。(そう言いながら、半分屋台のような店舗で魯肉飯を食べてるんですが)
しかし、夜市は台湾の人たちの、生活を垣間見られるのがいいと思う。
鼎泰豐
台湾に来て、何を食べたらいいの?ってなった場合には、一番オススメするのは、なんだかんだ言ってここ。鼎泰豐。
(台北101)
割高なのは確かですし。待たされるし。
(中山の三越南西館)
しかし、味も安定。
薬(と言っても、ビオフェルミンとビタミン剤ですが)を出したところ、「白開水?(白湯?)」と聞いてくれた程度には、ちゃーんとお客さんを見てます。
オススメは、本店ではなくて、デパートなどの中の店舗です。これならクレジットカードも使えるし。⇒小籠包はやっぱり鼎泰豐!台北に行くなら是非一度はおすすめしたい
もっと安く!台湾の味を!と言うなら、鬍鬚張魯肉飯
店内もそれなりに清潔っぽいし。サイドメニューも充実しています。
テイクアウトの人が多いのか、ぱっと入ってぱっと出る人も多いです。
土日のお昼でも混んでないから。そんなに時間のない場合(三時間後に松山空港から帰国だ!というようなときでも)でも、安心して飛び込めるよ。
ねっとり系と言われるし、魯肉飯としては高いのだけど、安心してオススメできます。⇒魯肉飯。食べてみたいけど・・・なら鬍鬚張魯肉飯へGO
コンビニ?マック?その前にデパートのフードコートをのぞいてみよう
なんか台湾の味に飽きてきた・・・で、サブウェイに入ったことがあります。
それはそれでいいんですけれども、コンビニで何かサンドイッチでも、って日本の方が美味しいから。
マックやケンタッキーってそれもいいんだけど、ちょっと待って。
デパートのフードコートに行くと、いろいろあるんですよ。
例えば、同行者が台湾のものはもう食べられない。になってもデパートのフードコートって、マックなどアメリカ系のファストフード店も入ってますし。丸亀製麺やCoCo壱番屋もよく見かけます。
私は小南門の、定食みたいなの。あれを食べることが多いかな。バランスよく食べられるから。
(三越 台北駅前店)
このご飯はやはり魯肉飯。これが汁の多めというか、さらりとした魯肉飯です。
フードコートなので、好きなお店で買ってきて一緒に食べることができます。ただし、周囲はうるさいよ。写真をみて番号を指差せば注文できるようになっているので、中国語が出来なくても注文できます。
また、多くのところではヨーヨーカーでも支払えるのもポイント高い!⇒フードコートはおひとりさま台北旅行の強い味方!姉御はわりによくいってるよ!
治安よりも運転の荒さ
台湾は、と言うよりも、台北は治安はかなりいいです。
しかし、自分が外国人であることをしっかりと認識して行動しましょう。
むしろ、危険なのは運転の荒さでしょうかね。

本当に、美術館の敷地でわざわざ私のすれすれをいくバイクもいた。ひったくりにあったわけではないんだけど、すごく怖かったです。おそらく、ショートカットをしたいんだけどそこに歩行者がいた、みたいな?
台湾のアイドルドラマのおきまりの演出に交通事故がありますが、あれは伊達ではありません。気をつけて。
台北の大通りはこういう風に、歩道の上に二階が作ってあることが多いんですね。

そこに原付が走ってくることもあるくらいだから。
海外旅行保険は必須
若くて体が丈夫で、病気はあまりしないよ?
と言う方もたくさんおられることでしょう。
海外旅行保険は必須です。台湾で、確かに喘息の吸入薬を薬局で処方箋なしで購入したこともありますし、多分病院の料金も(健康保険適用されなくても)日本から見てもそんなに高くないと思うんですよ。
しかし、入院する羽目になることもあるかもしれません。台湾の荒い運転のバイクにひき逃げされて昏倒とか、ありそう。
私のクレジットカードは、メインではANAカードとJALカードなんですが。
ご自分のクレジットカードに付帯する海外旅行保険を確認なさってね。
私の場合は、喘息という持病があります。バイクにぶつかって骨を折りました、ならカード付帯の海外旅行保険は使えると思うんだけど、喘息でぶっ倒れたら使えないんですよ。
というわけで、私は毎回既往症適用できるAIGを購入しています。そして毎回「お布施できますように」と思ってる。⇒海外旅行保険には入るべきだということを実例を挙げて説明するぜ
気候。とにかく冷房よけと晴雨両用の傘があると便利
私はこれまで台北には、
1月、5月、6月、7月、10月、11月、12月といったことがあります。
大雑把な感覚では、5月ですでに夏。6月で38度くらいまで上がったことがあります。12月は結構冷え込んで、20度を切る感じ。
沖縄よりも南ですが、案外冬は冷え冷えとするのが台北です。暖房のないホテルの方が多いので、羽毛のブランケットが役に立つのね。
5月から10月くらいまでは冷房が結構はいっているので、冷房よけに一枚持っているといいと思います。

結構、土砂降りになります。
また、12月くらいでも、日本なら梅雨の末期のゲリラ豪雨ですか?というような局地的な雨が振ることがあります。夏もカーッと晴天でも、夕方にはゲリラ豪雨ということがあります。なので、晴雨両用の傘があると楽です。
上にも書きましたが、台北は歩道の上に屋根があって、二階にしているところがたくさんあります。大通りはそうですね。問題はビルとビルの間でして。

こういう古いビルとビルの隙間からだあああああああああああああああって滝がふってくることもあるんで、要注意。
持ち物リストはここに。