海外でクレジットカード決済で円決済を求められたら一息置いてレートを確認しよう

全ページに、アフィリエイトコードが一つ以上あります。アフィリエイト収入は次回の旅行の原資や、執筆環境の改善資金として、読者に還元されます。商品・サービスを提供していただいた場合には、タイトルに[モニター]が入ります。

旅行する場合には、まだしばらく撒き散らさない・感染しないようにする努力を続けて、自分を、そして誰かを守りましょ。

こちらもどうぞ⇒新しい時代の、海外旅行・国内旅行持ち物リスト(エッセンシャル版)

私は国内旅行はもっぱら楽天トラベルで予約してる。
クーポンが出てる日本のホテルを、楽天トラベルで見てみない?

一方海外旅行ではホテルは大抵agodaで予約してる。
agoda.comのクーポンを使って世界のホテルをお得に予約する?

スポンサーリンク

見慣れないお金を生で扱うのは苦手なので、カード決済できるならカード決済派です。
ただ、この場合はゼロを多く打ち込まれた、とかない話ではないので。「きちんと確認してね。」ってお話。

カード

広告—————————-

2018年5月に台湾でタロコ渓谷に行きました。これはKKdayさんにモニターさせていただきました。ホテルに迎えに来てもらって、花蓮空港で降りるものです。中国語だったんですが、これは英語コースがなかったからなの。
KKday 【激安】花蓮・太魯閣 1日ツアー(混載車 中国語案内)

行って思ったのだけど、路線バスだけでもタロコはいけるけど、落石がありますし。ツアーをオススメします。こっちもどうぞ。⇒花蓮:太魯閣渓谷の観光へはツアーに限ると思う

KKdayさんでは、他にもタロコツアーを扱っています。台北発の日帰りもあります。うちのリンクからの売れ筋は、
Kkday 【外国人限定割引】台北出発:花蓮・太魯閣(タロコ)1日ツアー(飛行機利用)
Kkday 【絶景を堪能】花蓮・太魯閣お任せ 1日ツアー(混載車 英語ガイド)
KKday 【専用チャーター車】花蓮・太魯閣(タロコ)1 日ツアー

——————————引き続き「姉御の一人旅ガイド」をお楽しみください。

海外でも円払いできるお店もある

カードで支払うときに、店によっては円で支払えるところもあります。

カードで支払うときに、円で支払うメリット

カードで現地通貨で支払うとそのときのレートがわからないので、正確にいくら使ったのかを把握できません。

2015年4月香港・広州女一人旅での脳内レートは1香港ドルは20円で、高い高いとぶりぶり文句を垂れ流して、(後で書きますが)結局1香港ドルは15.8円から16.1円・・・。

安い安いと爆買いしてレートを見ておどろくよりはましだけど。あれ?あんまり使ってないじゃーん?となりました。

円で支払えるなら、こういう変な脳内レートではなく、実際のレートがわかるのでいくら使ったかがわかるわけですよ。

レートを確認して!

ただし、お店によってはかなりひどい円レートを使ってることがあります。

2015年4月香港・広州女一人旅では、広州はクレジットカードが使えませんでした。

香港で決済していると円にする?香港ドルにする?と言われます。

主な場所は香港空港ですが。

機械に表示されるレートをみると、1香港ドルが16.7円なんてとんでもないレートです。実際には15.8円から16.1円だったのですから。

「香港ドルで」

と全て香港ドルで決済しました。

クレジットカードのレートは有利!なことがある

帰国後、カードの請求がきたのですが、1香港ドルは15.8円弱で推移していました。

800香港ドルを新生銀行の国際キャッシュで出しました。このレートを計算すると、1香港ドルは16.069。
よくないですねー。

でも、その差は最大0.4なので、800香港ドルだから320円の差です。そんなにお金を使う人ではないので、これくらいならいいかな。

おそらく、クレジットカードの海外キャッシングが最もレートがいいのですが、急いでお金を返さなければならないというのが面倒だし、手間だし。差額が320円なら私は国際キャッシュカードを利用します。

いずれにせよ、16.7はとんでもないレートなのがお分かりですね。香港ドルで1円の上乗せは、6%の上乗せですよ。ひどい。

2019年7月の台湾にて。新光三越で、決済はANAカード(マスター)。新光三越で決済した場合、全部円にしますかの罠があったな・・・。

master 2019

590台湾ドルを円決済すると2156円ですよ、という提示でした。台湾ドル決済した、というのが上のレシート。レートは1台湾ドル=3.6542円。

さて、カード決済が上がってきてどうなったかというと。

master 2019 07

2102円でした。54円ですが、ほんのわずかの決済で54円か・・・。台北は15元、つまり60円切る額でバスに乗れると考えると微妙に大きい。

下にも書くけれども、これでも台湾は比較的良心的なレートなので、相場が荒れているときには円決済しても良いかも。

参考までに。

同じ日ではありませんが、楽天銀行で1000元引き出しました。このレートは、3.598円。(14円加算されていますが、これがレートの差額ということ)

2019年7月

カードで円決済するよりも、楽天で引き出して現金決済した方がまだマシということ。⇒海外ATMからは楽天デビットカードで引き出してるよ。

ANAカードの決済で円決済したとき具体的にお見せしましょう

2015年11月・12月の台湾旅行のカード決済は全てANAカードです。

マスターカード

香港部分はいいのですが、台湾部分を見てください。

下から順に、峰圃茶荘(お茶)、円決済は奇古堂(お茶)、その上が五大(CD)、一番上が佳佳(CD)です。

現地で円決済が選択できても(たいていの場合は)現地通貨決済したほうがいい

こっちにも書いたんだけど、具体的に見せたほうがいいと思って、奇古堂では円決済しました。

注目していただきたいのはUNIANCIENTRY STOREのところです。これが奇古堂です。ここで私は900元購入したのですが、円決済しています。支払い額は3,567円です。

計算していただければ分かりますが、レートはTWD1=JPY3.9633です。

もちろん、円決済するとこのレートでこの額になるよ、と表示されて、それを了承して支払うのですよ。

そうするとどうなるのかを実験してみようと思ったの。

為替の変動はあるのですが、前日峰圃では3.8212円のレートなんですよ。翌日の五大では3.8102だし、その直後の佳佳では3.8064ですよ。

もしも一番悪い峰圃で購入した時ののレートで支払ったら、3,430.8円で、130円安いでしょ。一番レートの良い佳佳だで購入したときのレートだったら、3,425.76円なので、141.24円安いんですよ。

つまり、現地通貨決済の方が良かったね。

すごくちっちゃい額ですけれど、これが積もっていくのです。

もちろんいろんなことがあって、急にものすごい円安(例えばUSD1=150とか)になったとする。そのときに現地での通貨決済のシステムのレート変更が遅れていて、USD1=120くらいのレートで円決済の提示してきたらそれは円決済のほうが有利なんですけどね。

原則現地通貨決済。これ、覚えててね。

現地通貨・米ドル決済が有利とは限らない例

上は台湾で円決済したらこういう感じでレートが上がるよー、という例でした。

韓国ウォンは、メジャーな通貨ではないので、韓国の免税店(市内でも。仁川空港でも)は米ドル表記です。

そして、姉さんは韓国は(韓国南部があまり良くなくて)、韓国は仁川空港でトランジットするところ的な認識になってるので、お金を使うのは免税店での話です。

2014年は円決済。

次。2014年7月の韓国南部旅行は新世界免税店です。

パラダイスホテル 見つけた

(移転したっぽいんですけどね、当時は、海雲台のパラダイスホテルにありました)

で、このときは円決済したんですよ。 だって、ひどいレートではないと感じたから。

2016年は米ドル決済で大失敗

反対に2016年の韓国トランジットで仁川の免税店で購入したときのこと。

沖止め
(寒かったねー、このときの仁川)

円レートも悪くないなーって思ったんだけど、念のためにドルにしておいた。

これがねえ、ひどいレートだったのよ。

仁川空港の免税店で母の朝鮮人参を買ったのですが、ここで私は痛恨のミス。

円決済ならば、1米ドル=111円ちょいで提示されていました。「これなら円高になるんかな」などと自分に都合よく考えてしまい、米ドル決済を選びました。

結果。

カードの請求は1ドル=116.777円

ひえー!5円違うよ!

韓国に詳しい方に伺うと、韓国での円請求のレートはかなり日本人に良いのだとか。

どうしてそういうレートになるのか

(奇古堂は、香港の空港のお店は)暴利だ!と言うつもりはありません。

日本円が流通していない国のお店は円で支払いを受け付けてしまうと、円をどこかの時点でその国の通貨に変えないと使えません。

台湾のお茶屋さんの奇古堂は日本から仕入れるわけではないから、仕入れに使えるわけでもないでしょう。

香港のお店だって、日本から仕入れる訳ではない(と思う)。

その場合、円安気味に推移している円を顧客に良いレートで受けてとってしまうと、台湾ドル・香港ドルに変換したときに大損してしまう可能性があるんですよ。

そのリスクをヘッジしてそれをお客に転換しているわけです。

円で支払う利便性とお店のリスクヘッジ代がトレードオフということです。

それが台湾ドルで0.14円の差しかなかったということは奇古堂で使っていたレートは良心的とすら言えます

現地通貨決済にすれば、私たちが為替変動リスクを負うわけです。だから、 お店の利便性は我々にとっては不便なので、我々が有利になる。

だから姉さんね、事前に日本を出るときにレートを確認して出ていて、頭の中で大雑把に計算していたので、これはちょうど良い例だ、と奇古堂で円で支払ったわけだ。

それに対して、韓国の免税店は・・・。ここは想像ですよ。

韓国の免税店って、日系ブランドの商品も少なくないじゃないですか。化粧品などを中心に。ウォン決済なんてことはあり得ない。米ドル決済だと思ってたんですけれども、日本の仕入先が「円決済ならば、やすくするよ」と言うなら、円決済にするかもしれないし。韓国の免税店から持ちかけるかもしれないし。

今の韓国の免税店って多分メインのお客さんは中国人なのね。なので、多少日本人客に良いレートで円を仕入れて、それを使って日本から仕入れて、中国人に売ってるのかも。

レートを確認しようね

いずれにせよ。

海外で支払うときはレートに気をつけてくださいな。ヨーロッパもその毛があると思いますが、特に香港。ここは平気で1円くらい上乗せしてきます。5%以上上積みしてくるってことで。

逆に、 奇古堂のような140円の上乗せで利便性(=支払額の確定)が買えるんだったら、それで何の問題があるんだ、と。

また、きちんとレートを確認してから購入しないとさあ。2016年の韓国での私のようにひどい目にあう。

何でレートを確認する?

グーグルで額を入れると出るんだけど、それは市場の動きで、手数料(VISAその他の「レート」とかさ)ではない。

2016年の仁川で、私のミスは、空港にいたんだから。しかも一度外に出たんだから。レートを確認しておけって、ウォン決済じゃなかったんだが。(出発するときの羽田でドル円レートを確認すれば良かった)

Travelexのオンラインレート。これを一つの参考にしましょうかね、と思う。

https://www.travelex.co.jp/rates

これもまたネットなんでね。私みたいに仁川トランジットならば、買い物をしようという人は現地でネットにつなげるようにしておくのって大切だなーと思いました。(ネットにつなげてたんだよね、あのときの私・・・痛恨のミスでございました)

Copyrighted Image