実は2011年12月の初台湾旅は、単純な観光目当てでの海外初一人旅だったのです。それ以外は人に会う、とか留学とか、何かカンファレンスだのがある、という状態で、なんだかんだいって頼れたんですね。このときは高雄でのジェイ・チョウのコンサートが目的でした。(高雄で宿泊したのは ⇒ハワードプラザ高雄)
ところが、お会いしたことのある台湾系はみなアメリカへ渡ってしまい、初めて台湾に行った時には頼れる相手がいなかったんです。まあ、今もいないんですが。
それで、選んでみたのが、サンルート台北でした。エクスペディア サンルート台北
サンルートを選んだ理由
言語
夏に体を壊して三ヶ月寝込んだ後で、体力が著しく衰えていました。ゆっくりと観光しようと思って、少し長めの滞在にしました。そのくせ、最大の目的は高雄でのコンサートだったという・・・。
病み上がりだからこそゆったり旅行にしたのですが、長丁場だからこそ何かあるかもしれないんです。だからこそ、ホテルで頼れるといいなと思いました。となると、言語なんですね。これがはじめのプライオリティでした。
台湾入りしたことがなく、台北が英語がどこまで通じるところなのかがわかりませんでした。中国語を履修していましたし、台湾の歌手のコンサートを目的とするくらいです。中国語が全然わからないわけではありません。でも、実地で中国語を使ったことがないので、どこまで初対面の人に通じるのかがわかりませんでした。
日系なら一人くらい日本語ができる人がいるだろうと期待できるのです。後で高雄にも行くのですが、高雄では円高だったのもあってハワードプラザに宿泊できました。こっちは高雄では高級ホテルに属するので日本人がいるかなーと期待できました。(実際、副支配人か何かに日本人の名前があった)
実際には、フロントのみなさんは、確かにレベルに差がありましたが皆さん日本語ができました。台北そのものが中国語で一生懸命話しかけても日本語で返事が変えることもある場所なんですけどね・・・。(とはいっても、日本語が通じるわけではない)
値段
次が現実問題として、値段です。当時、朝食なしでシングル一泊2000元くらいだったんですね。円高だったのもあり、2000元が6000円を切っていました。なので、私の感覚では一週間くらい滞在するのに適度な「安宿」だったのです。
Agoda サンルート台北
桃園空港との往復がしやすい
三番目に考えねばならなかったのが、移動です。
体力がまるでないので、スーツケース(機内に持ち込めるサムソナイト黒)を持って移動するのが本当に嫌でした。ここなら、到着のときは国光の中興号で交差点の向こうの「民権中山路口」のバス停で降りればよく、桃園空港へはホテルの目の前に「民権中山路口」のバス停で乗れる、とわかりました。
なお、桃園空港ではバスの切符売り場があるので国光のブースで切符を購入しました。
ホテル名「さんると・たいぺい」と「さ」にアクセントを置いた発音をすると通じるというのを、サンルートのリピーターさんのブログで目にしたのでそのようにしました。(2017年現在そのブログさんが見つけられない・・・)バスのブースのおばちゃんがここで降りるんだよ、とか教えてくれました。運転手さんに「さんると」と言うと、着いたら運転手さんが「さんるとでおりる子、ここだよ!」というようなことを言ってくれました。
民権中山路口ではラミネートカバーのかかったカード(行天宮と書かれていた)をもらい、降りる時に現金で支払いました。おつりはないということなので小銭を用意しました。これは変わってるかもしれません。
(大有1961通勤線より)
台北駅までMRTで一本
さらに、私は滞在中に台北ー高雄を往復するのですが、高雄へは高鉄(台湾新幹線)で往復します。(荷物のいくつかはホテルに預けて、最後の一泊をサンルートにしました。)台北駅に行かねばならないのですが、少し歩きますが民権西路駅があり、ここから台北駅まで地下鉄で一本です。中山北路を南下するバスに乗れば、台北駅まで行けますしね。滞在中、何度か乗りました。民権中山路口では台北駅行きかがよくわからないので、私は中山北路に入ってから乗ってました。
MRTの桃園空港線が開通したので、台北駅にでて、一度乗り換えて民権西路駅へ、ということも可能でしょう。ただ、台北駅の乗り換えが結構な距離があり、また、民権西路駅からは多少歩きます。民権路は大きい通りですが、ビルの軒下が屋根付きの歩道になっていてそれぞれのビルのメンテ次第なところもあり、必ずしも歩きやすい訳ではなかったです。(ただ当時は病み上がりすぎで、参考になるのはベビーカーで旅行しようというような人くらいかもしれない・・・。体力のある人なら問題ないと思う)
部屋の中
本当に日本のビジネスホテルという感じです。清潔でした。
東京よりは少し広めと感じました。二つの部屋に宿泊しましたが、どちらも民権路に面していました。
そうそう。テレビの写りは悪かったんだった。
ベッドは広めでした。これで十分。マットレスが窪んでいるということもないです。
ユニットバスです。もう、もろに日本のビジネスホテルですよね。でも、リンスインシャンプーとボディソープはちょっと臭いです。あくまでも「リンスインシャンプー」なので、日本から持っていくのがおすすめです。Hotels.com サンルート台北
ペットボトル
毎日ペットボトルが補充されます。が、私がテーブルをくちゃぐちゃにしていた時には補充が忘れられました。まあ、そんなこともある。
朝食
朝食はホテルの中に大戸屋があります。私は民権路に朝出る小さな屋台や近くにある光晴市場で調達していました。やはり現地では現地の食べ物が一番。とはいっても、隣にスタバがあり、スタバでパンのようなものも売っていたので、最後の朝ようにそれを買った記憶があります。
最近選ばない理由
ただ単に、料金です。ここ、円高のときに行ったので一泊6000円以下のイメージなのに一万円とか(レートがそうだから仕方がない)ありえない!って感じてしまうんです。本当に円安が凶悪。円高にならないかなー。そしたらここで決め打ちなんだけど。
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