ビザ免除になってから、2024年は上海、2025年2月には広州&香港行ってきたし、2025年3月は韓国経由で武漢にも行った。4月は蘇州。10月はいよいよ西安に行きます!4月の蘇州旅行から10月の西安旅行までの間に、中国のみならず世界的にモバイルバッテリーの扱いが変わりつつあります。
2025年10月現在、日本の国内線でも「モバイルバッテリーは上の収納棚には入れないで」に変わってるくらいです。
https://www.ana.co.jp/ja/jp/special-notice/001193.html?p1=top&p2=ja&p3=global
先に結論。中国旅行を前提にモバイルバッテリーを買うならば、CCCマーク(3C認証)があるものを買いましょう。追加しました。(↓裏表一枚で見せようと思って、あいぽんでいじったのよ。1つしか買ってない)色を変えればよかったかな、左側が中国のCCC。右側が日本のPSE。

下にぽこっと出てるの見えますかね、内蔵ケーブルです。買ったのはこれ。
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充電してみたんだけど、りんごの5W(ケーブルは多分Anker)・りんごの10W(ケーブルは多分Anker)ではコイル鳴きはほぼしない。りんごの20Wに内蔵ケーブルで繋いでもやっぱりコイル鳴きはほぼしない。耳にくっつけてようやく聞こえる程度です。一方でりんごの20Wにりんごケーブルで充電しようとすると、ごくわずかにコイル鳴きする程度です。
元々中国の空港では、モバイルバッテリーの容量の確認があったよ
2024年末から2025年4月まで、中国in中国outを4回ずつしてるけど、「スマホ・PCの中身のチェック」なんてのはなかった。inとoutは、上海浦東空港・広州白雲空港・深圳羅湖口岸・武漢天河空港です。浦東はT1もT2も使ってます。
変なところに行ってないし。悪いこともしないし、中国的に変なところにもいかないし、地下鉄まで含めた公共交通機関の撮影は避けてる。けれど、捜査令状なしにチェックするのが良いかという次元の話をしているわけではない。
ただし、浦東空港・広州白雲空港・武漢天河空港から出国するときの手荷物検査では、モバイルバッテリーの容量の確認がありました。本当に虫眼鏡を使って確認するほどです。武漢では、充電器は別に出さないとならなかったようで、荷物が再検査になりました。(問題ないけどさ)それで、蘇州からの帰りの浦東では充電器セットも外に出してる。
現代の中国旅行はスマホ前提
現代の中国旅行はスマホがないと詰むよ。スマホ決済前提なので現金を使わないし。観光地に行こうとしても、俺さまがほぼ1日すごすような巨大博物館は事前に予約スタイルです。どうやって予約するん?な話。スマホだーよ。
私はヘロヘロちゃんになって日が暮れる前にホテルに戻っちゃうけど、それでもバッテリー必須。
しかし、16Proにカメラを兼用させてると、博物館で写真を撮ってるだけであと一桁%まで落ちるから。
あ、ネットワーク回線ないと詰むよ、当たり前ですが。
使ったのは、iPhone 16 Proがahamo。
私はメインをahamoにして、海外でもシームレスにネットに繋いでるよ!↓
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中国の携帯電話番号を買うなら、これでいいんじゃないかな。
中国での前提にすると、100Whという容量制限だけでなく、CCC認証通ったものを用意した方が良さそう
ぺけぽんから足を洗えないのがこういうところ。
「民航局:禁止旅客携带无3C标识及被召回的充电宝乘坐境内航班」ですってよ。
https://www.caac.gov.cn/PHONE/XWZX/MHYW/202506/t20250626_227805.html
「境内航班」というのは、国内線という意味です。だから、HND-PVG-HNDみたいなのは「国際線」でしょ。
中国語では国際線は「国际航班」。なので、そのまま素直に読めば「中国国内線に乗る乗客は3C表記のないバッテリーは持ち込めません」なんです。国際線の話はしてない。
だからね、国際線で、例えばHND-PVGで中国入りしました。この段階では3C認証がついてなくても十中八九持ち込めます。だって…調べるところないもん。ただし、その次、PVG-XIYの中国国内線に乗り換えて西安に行こうという場合、3C認証がついてないと手荷物検査のときに没収ですよ、ということ。
その次の問題。じゃ、3C認証がついてないものを持ち込んだはいいけど、持って国際線(例えばPVG-HND)に乗って中国外に出られますか?という話。
中国でも国内線と国際線は、手荷物検査場も滞在エリアも分けてあります。ただ、わからんねえ。だって中国だから。国際線の手荷物検査場で、バッテリーを出させて、容量も見てるからそのときに3Cマークがついてるかどうかくらい一緒に確認できるし。
国際線で中国から出ようとして没収されなかったら、よかったね、ということで。
実際に国際線で中国から出国しようとして没収されたっぽい話も上がってくるし…空港に入るところでなのかな、没収されかけて「国際線じゃワレ!」で突破した(中国慣れしすぎやで)とか色々流れてくる。なので、私としては「3Cマークが付いてないものを持っていくなら、没収されるのを前提に、安いやつ」と思ってる。
3C認証については、中国の動画を見てたら、「CCCマークがついてるのに回収された…」というのがあって。回収対象の型番ではないかと思う。
要注意なのが高鉄(新幹線)です。元々駅の建物に入る前に手荷物検査があるんだけど、そこでバッテリーのチェックもして回収されるようになってるという話が一部流れてる。⇒中国の高鉄の乗り方について
2025年12月は杭州を取ってるんだけど、帰りがうまく取れなくてね。虹橋まわりなので高鉄です。それもあって、ベルキン買ってみたわけ。
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とにかく、西安旅行・杭州旅行(古都シリーズ!)の結果はまたアップするぜ。
ところで3C認証ってなんだ?
台湾慣れしてると、3Cというと、Computer、Communication、Consumer Electronicsなんだが…
けろっとさんによると、3Cというのは、CCCというマークみたい。
確かに、百度みたらそうね。
https://baike.baidu.com/item/3C%E8%AE%A4%E8%AF%81
一番上のベルキンを買う前に、手持ちのバッテリー全部探したら一つついてた。

↑のピンクが日本のPSE。赤い丸がCCC。どうもこれのことっぽいです。
バッテリーはまだ売ってるな…少なくとも、私が買ったときにはついていた、ということで。しっかし、これを持ち歩くのは無理。重すぎる。100Wh以下だけど。停電時にMBAに充電できるもの、ということで購入したものだから、持ち歩き用ではなかった。

これです。
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そろそろ一つ1万mAhのものを買い替える時期なんだけどな。ベルキンにしてみましょうかね…↓なら安いので取られても惜しくない??と思ったけど、購入された方によると、コイル鳴きがすごかったとか…あたりが悪い?
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ということで、私はこの内蔵ケーブルつきのを買ってみた。高鉄に乗って漢中往復…いや…無理そうじゃ?とかあるんだけど、杭州が上海周りなのでどのみち乗るんだよね。パススルー充電できるという話なので。
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上にも買いた通り、5W・10W充電や、20W充電器直結では、バッテリーを押しつけてようやく音が聞こえる程度。20W充電器にAppleのC-Cケーブルを繋いで充電するとわずかに聞こえる程度です。充電器そのものはいずれもApple謹製。
これ、すっごく小さいの。上が今回買ったケーブル内蔵のベルキン。下は、下の方にジップロック的なものに入れてる写真があるんだけど、これです。

Ankerが12,800mAhなので、ちょっと容量が大きいというのは置いておいても、軽くて小さくなって、おばさんびっくり。
中国国際航空のHPより。持ち込み可能なリチウム電池は100Wh以下
以下はここから。
・https://www.airchina.jp/JP/JP/info/dangerous-goods/lithium-batteries.html
持参可能なリチウム電池
乗客は搭乗の時に、100Wh以下のリチウム電池を搭載するノートパソコン、携帯電話、カメラなどの個人用携帯式電子機器及びその予備電池を手荷物として持参できます。
問題は100Wh。Wh=ワットアワー。この計算は、Ah x V = Wh バッテリーはmAhで計算されているので、mAh/1000 x V = Wh。
あ。私が持っているAnkerは書いてあった。20000mAhのものに72Whって書いてある。13000mAhのものには48.24Whっぽいな。今手持ちのAnkerは全部ワットアワーが書かれてたから、持ち込めそう。
持参に制限されるリチウム電池
問題は個数です。
航空会社の承認を得た場合、乗客は搭乗の時に、100Wh以上160Wh以下のリチウム電池を搭載した電子機器を持参できます。斯かる予備リチウム電池は、旅客1人当たりが2つ以下持参でき、しかも託送することはできません。
おっけー国航。
2個まで、ということなので。もう一つ用意するなら、手に持てるサイズと重さがいいと思うの。サイズ的には10000mAh以下がいいのではないかと思う。
持参禁止なリチウム電池
160Whを超える大型リチウム電池及びその電子機器を持参又は託送しなければなりません。
他には、パソコンはMBA買ったんだけどな。52.6Whか。
https://support.apple.com/ja-jp/111867
iPad Proの型落ちになったら買いたいなあと思ってるこれですら、
11インチiPad Pro 29.37Whリチャージャブルリチウムポリマーバッテリー内蔵
・https://www.apple.com/jp/ipad-pro/specs/
なので、特に心配はいらぬであろうと。
リチウム電池の保護対策
予備品としてのリチウム電池は、元の購入時の包装に入れたり、他の方法により電極を絶縁したりするか、或は、露出した電極に絶縁テープを貼り付けるか、或は、電池を一枚ずつ単独なビニール袋又は保護箱に入れておかなければなりません。
念のためであるが。バッテリーはビニール袋に入れると。実は2024年・2025年はこれを失念してたんだけど問題なかった。けど、下に書くように韓国を皮切りに台湾の航空会社などでも規制が始まるようなので、ジップロック(みたいなやつ)に入れるのが必須かな。
これで十分だろ。ずっと入れてるやつなので、ぐっちゃぐちゃになってるけどwww

↑はジップロックではないけどさ。
リチウム電池の持参規則への違反による重大な影響
リチウム電池の持参規則に違反すると、旅客の人身や財産の安全を損なうことに繋がります。重大な結果をもたらした場合、法律により制裁されます。
モバイル電源(モバイルパワーパック):予備のリチウム電池とみなされ、飛行機に搭乗するときには機内持ち込み手荷物としてのみ持参できます。100Wh~160Whのモバイル電源(モバイルバッテリー)は、運送業者の承認を得た後に持参することができ、飛行中は電子機器への充電は禁止です。開始スイッチ付きのモバイル電源(モバイルバッテリー)の場合は、飛行中は常にオフにしてください。160Whを超えたモバイル電源(モバイルバッテリー)は、持参や託送を禁止します。
なぬ!?飛行中の充電は禁止とな!?
確かに、座席で充電できるようになっている飛行機はあるんですが。あるんですが。

ANAなんですが、充電できなかった。
国航の座席には、エコノミーでもコンセントがついているものもあるようではあるんですが、使えるとは限らないんだもの。
これは、ラウンジその他でがっつりと充電しておきたいパターンやね。
南方航空・東方航空も同様。
南方航空もほぼ同様。(書き方が親切というか、なんかかわいい)
・https://global.csair.com/JP/JP/booking-policy/lithium-battery
パワーバンクというのがモバイルバッテリーのこと。英語ではPower Bankというのよ。
東方航空もほぼ同様。しかし、チャートになっているし、医療用のものに関しても書かれているから、一番親切。
そりゃまあ。来年のことはどうなってるかわかりませんぜ。
これ以上に厳しくなってる可能性もあるんだし。
また、液体も要注意らしく。上海から帰るときはそんなことはなかったんだが。最近は1mlもゆるさじ!のこともあるので要注意。化粧品のサンプルや、ワンデーコンタクトレンズも厳しそう。一応液体バッグは作っておいたけれど、確認されることはなかったんだけどね。
2025年3月1日からの、韓国の航空会社のバッテリー規制について
なぜ中国と韓国を一緒に書くかと言うと。
私が韓国経由中国旅行したもん。実際に大韓航空に乗って、仁川経由で武漢に行きました。
韓国の航空会社、機内持込モバイルバッテリー・電子タバコの安全管理を強化~2025年3月1日から機内収納棚への保管全面禁止~
☞2025年3月1日から実施される韓国系航空会社に対する安全管理強化策概要:
・モバイルバッテリー・電子タバコ(加熱式タバコ含む)を預入手荷物に入れてチェックインカウンターで預ける行為禁止(従来通り)
・モバイルバッテリー・電子タバコの機内持ち込みは従来通り認めるものの、容量及び数量の制限及び保管方法を厳格に規定
・モバイルバッテリーの機内持ち込みについては、バッテリーの電力量(Wh)を基準に制限を実施、万一制限を超える場合は各航空会社のチェックインカウンターで別途承認手続きが必要許容されるバッテリーの電力量及び個数(韓国系航空会社)
①電力量100Wh以下のモバイルバッテリー:最大5個まで機内持込可
※5個を超過する場合は各航空会社の承認が必要(承認は医療目的など特別な事由がある場合に許可)。
②電力量100Wh超過~160Wh以下のモバイルバッテリー:各航空会社の承認の下、2個まで機内持込可
③電力量160Wh超のモバイルバッテリー:機内持込不可
※各モバイルバッテリーの電力量はバッテリーの側面あるいは裏面に表示されています。万一、電力量(Wh)が表示されていない場合は、バッテリー容量(mAh)及び出力電圧(V)から算出することができます。
例)容量:10,000mAh・出力電力3.7Vのモバイルバッテリーの場合
10,000mAh×3.7V=37,000mAh・V⇒37Wh ①に該当し同型バッテリー5個まで機内持込可能・モバイルバッテリーのショート防止措置強化
バッテリー端子が金属など導体に触れショート(短絡)しないよう、端子にキャップを付けたり絶縁テープで覆ったり、専用パウチまたはジッパーバッグなどのプラスチック・ビニール製の袋に入れて保管。
・認められていないモバイルバッテリーを機内持込するなど規定違反が疑われる場合、あるいは航空会社が必要を判断した場合は、機内持込荷物を開け追加で検査を実施
・モバイルバッテリー及び電子タバコは機内収納棚保管禁止、自ら所持するか座席前のポケットに収納
・座席電源あるいは他のバッテリーからモバイルバッテリーへ直接充電する行為禁止
・モバイルバッテリー及び電子タバコが座席の隙間に挟まった場合、過熱または膨張するなど異常が見られた場合は、速やかに乗務員に申し出ることを義務化
https://japanese.visitkorea.or.kr/svc/contents/contentsView.do?vcontsId=221421
ということで、上に書いたように、ジップロックみたいなやつに入れるのが一番良さげ。
実際の運用は…
2025年3月の大韓航空では、なんだけど。私は一応上の通り、ジップロックに入れてました。でも、放送があるだけでチェックなどは一切なかった。
でも、LCCではなんか厳しいんだという話も聞いたので、用意して損することではないと思うよ。
中国のコンセントについて
一方、中国のコンセントってこれです。220Vですが。

上下二つが形が違っていて、上は日本やアメリカのAと、韓国やヨーロッパのCの、マルチタイプ。下がO2ですがオーストラリアのOでいけます。ところが、2024年12月は、AとCはグッと力をいれないとならなかったんですよ。ちょっとこわい。一方、Oはそんなに力が入らなかった。ということで、持ち歩くバッグの中には、AとOの5W、そしてケーブルがあればいいんじゃないでしょうかね?

一方、ホテルでは時間はたっぷりある(そういう人になってしまったので)けれど、バッテリー・iPad Pro(たまに)・iPhone2つを充電するのに、5Wではね。
ちょっと高いところにコンセントがあったりすることがあるからね。延長コード、20W充電器、5W充電器のO型をメルカリで用意しました。


実際にこんな感じで延長コードも使った。確かにあったほうがいいわ(普段でも高いコンセントに重たい充電器をつなげるときなどは、必ず延長コードを使う人)
このO(O2?)の延長コードが入れられなかったところはないんだけど、Oの5Wや20Wが入れられなかったところはあるんだよな…
AとCが使えるようになってるコンセントは多いけど、Aのみになってるコンセントもあった。なのでC(SE)は持って行かなくてもいいかなーと思ってる。C(SE)のプラグと、Oの延長コードを入れ替えられるようにすることにした。
メルカリで購入する場合には、アカウントをしっかりと確認して、まともそうなのを買ってね。Oを買うなら、オーストラリア帰りっぽい人をおすすめする。ちゃんと、りんごマークを確認してね。
カメラ・バッテリーなど20Wに対応しないものもあるから、それはこれまで通りの10Wや12Wを持っていけば十分な予定。ただ、バッテリーも20W充電に対応する1万mAhのものを買おうかしらと思ってる。
空港の予習・復習について。