今回広州で選んだのはオレンジホテル(桔子酒店)です。中国最大=世界最大のホテルグループのブランドです。簡体字では、桔子酒店(广州越秀公园店)。桔は橘の簡体字です。英語で検索するなら、Orange Hotel Guangzhou Yuexiu Park。
清潔そうだったし、朝食は美味しい。ただ、うーん、ちょっと微妙っちゃ微妙。細かなストレスが溜まった。というか、上海のドーセットが完璧すぎて、どうしても比較しちゃったところがあるし。

フロント(一番左の台)になんかツボみたいなのあるでしょ。ここにオレンジが入ってて、取っていいの。もう一つの、右側にはグミ。
このホテルは全館禁煙。窓なし部屋があるから要注意ですが、窓あり部屋でも朝食をつけて一泊平均410元。食べにいくのが面倒だけど朝食をつけたのは、前回上海で朝食をつけなかったら「…おやさい…」になるというのがよくわかったwww蒸し野菜が食べたい。
上海のホテルでは、「マダム、ビザがありませんが?」「マダム!ビザが必要なくなったんですね!」ということがありましたが、もう2月だからでしょうか。ビザの話はされませんでした。
部屋はかわいい。だがしかし!シャワーが
お部屋はすごくかわいい。入り口部分にスーツケース置き場とハンガーラック、手洗いが置いてあるというパターンです。テレビはすっごく大きくて、たまたま好きなドラマ2つをやってて、しかも好きなシーンをバカでかい画面でみられて良かった。

この、テーブルがすごく便利だった。室内も作業ができる程度には暗くないし。あー、欧米系のホテルにすると、室内が暗くなるんかー。いやあねえ。ビジネスセンターに行くしかないかー。俺は単純に明るいデスクが欲しいだけだ。何するって?ブログ書くだけwww
ベッドはかたくもなく、やわらかくもなく。
私はシーツは変えなくても構わないが、タオルは変えて欲しい。どうも、4泊の間、4泊目にようやくシーツの交換があった模様。俺はタオルが変えてあれば文句ない。
入り口部分に話は戻るけど、ハンガーラックがあって、下にスーツケースを広げるところがある。これが鹿っぽいなって思った。

バスルームがタバコ臭すぎる件
ハンガーラックの横に洗面所がある。狭くも広くもない洗面台で、物をブワッと広げられるのは便利だったよ。

この反対側にトイレ、その奥にシャワーブースという、機能的な作りです。

この部分がねえ、なんかタバコ臭かった。そのさきのベッドルームはそうでもないけどねえ。
念の為にカーテンなどを嗅いでみたけど、少なくともこのカーテンは臭くない。しっかし。バスルームが本当にタバコ臭くて。朝などたまにほとんどタバコの臭いがしないときはあったんだけどねえ。
このホテル、全館禁煙なんだけどな…
上海の、ドーセットもホリデイインエクスプレスも全館禁煙だけどタバコを吸う人がどこかにいた。ホリデイインエクスプレスは換気扇を伝ってバスルームが臭かった。ドーセットはエレベーターホールが臭かった日がある。しかし、ここほど臭かったのは初めてだなあ…入り口にお手洗いがあるとすごく機能的なんだけど、ここの天井に換気扇があるのかなあ…でも、とにかく、お手洗いのドアをきっちりと閉めると、そこまで臭くない。とにかくバスルームが臭いの。まるでさっきまで吸ってる人がいたかのような。
シャワーでお湯が出るのは20時すぎてから?
早い時間17時過ぎにシャワーを浴びたからでしょうか。お湯が出なかったのよ…
蛇口を反対に回してる?と思って反対にひねると今度はますます冷たいのが流れてくるし。うーん…水浴びしたわよ。2月だけど、最高気温は25度近くあって問題なかった。朝シャワーを浴びるなら、滝行の気分かもよ。
そういう季節とそういう場所だから、あはははは、だけどね。
時間や、ボイラーからの距離もあるんだろうなあ。というのも、別の日に19時過ぎても水浴びで。日帰りで香港に行ったけど、香港から帰ってきた、20時過ぎてからだとお湯が出たんで。お湯が出ないわけじゃないんですよ。しかし、洗濯物がある晩なんてさ、洗濯機も乾燥機も争奪戦なんだもん。公共洗衣房には5台ずつだったかなあ、あったけどさ。2度洗いに行ったけれど、一度目は待ったよ。そういう、早めに体を洗って、洗濯したい。って日はあるわけ。そりゃ、朝7時にご飯食べに行くときでも良いんですが。どのみちラッシュを避けたいから9時くらいからしか動かないし。
このときの広州の気温は17度から25度くらい。快適。でも、歩いてたら、体はほてるからさ。水浴びでも構わんのよ。そういや、中国の動画で、広東省の人が、太陽光給湯器を無用の長物って破壊してる動画が回ってきたことがある。質問コメントがあって、なんでなん?って。答えは、夏はそのままであったかいし、冬も暖める必要がない、って…こういうことなのかもしれない。
俺は夏でも冬でも好きな時間に温かいシャワーをしたいんだが…そういう人は、中国系のホテルには泊まらない方がええんかなあ。好きな時間にシャワーできるのって贅沢なん?ぬるいのは別にいいんだけど。
到着したときに窓がこんな感じで空いてた。滞在中ずっと開けてた。夜も。カーテンするけどね。空気は汚いけど、気温は良かったんだよね。

向かいは多分このオレンジホテルだよ。ぐるーっと歩いたし。
真っ暗だと嫌なんだが…
ホテルの部屋で夜真っ暗だと嫌なんだよね。なのでカーテンを開けて寝る?いやいや…
光のコントロールが私と相性が悪い感じ。0%、25%、50%、100%と細かく調整できるのはいいんだけど、25%でも明るすぎる。0%にして、バスルームの電気をつけられればいいんだけど、0%だとバスルームの電気も消えてしまう。痒いところに手が届かない。帯に短し襷に長し。
で、ベッドを降りたら、ベッドの周囲、足元を照らすランプがつくのはいいねと思ったけど。
ライトとは相性があんまり良くないのかもしれない。
音
それなりに大きな通りに面したホテルだけど、車の音は聞こえなかった。あれくらい窓を開けてるし、低層だから窓の下で何かしてる人の音は聞こえた(あ、タバコ臭いなってときに下を見ても誰もいないし、窓の近くはタバコ臭くなかった)。
変な音楽が流れてくるんだけど、それは裏の越秀公園からwww 何やってるかは、⇒越秀公園で、明の時代の城壁を見たり、広州博物館に行ったり
隣の音が聞こえる日と聞こえない日があって、聞こえる日はすごく聞こえたので、これは巡り合わせもあるよね。
コンセント
ここのコンセントはCは使えなかった。だってこうだもん。

下側の、オーストラリア型は、ミツマタになってるもの(延長コード)は素直にさしこめたので、それは使いました。日本で使ってるいつものA型はそのまんま使えます。中国に行くときは、やっぱりA・Oを準備した方が良さそう。韓国を回るんだったらSEを持っていけばいいんじゃないかなあ。⇒中国のコンセント事情。220Wに注意して日米型USB充電器で問題ない。あえて追加するならオーストラリア型かな
朝食会場、それはお野菜を食べるところ
40元追加して、朝食をつけました。これは大正解だった。結構お野菜が高いのよ、中国の小さい食堂みたいなところでも。しかも広州はポーションが大きくて、お野菜がつけられない。私は注文した食べ物を残せないという呪いにかかっているし。ほんと、思想信条どころか呪いに近い。
私がお野菜メインで食べてるから野菜しかないように見えるけど、ウィンナーなどもあった。さすが広州なのか、さすが中国なのか。さすがオレンジなのか。この点は満足。ドーナツ以外は全部美味しかった。デザートに毎回バナナを食べてるよ。あとお白湯でお薬を飲む。
2日目の朝。

辛いものは食べられるけれど、トイレを心配する俺。ここは広州だからそんなに辛くないのでは?と他の人が注文してた牛肉麺をお願いしてみた。やっぱりあんまり辛くないので、2日目なら大丈夫。その後にヨーグルトも食べたけど、ヨーグルトもどきだった。いわゆる、ゼラチンで固めたヨーグルト。如実をだせー!
黄色いのはコーンスープではなく、きび?あわ?のおかゆでした。
3日目の朝。お白湯を出してたら泊まらなくなって、おばちゃんと「奇怪(ちーわい…)」とやってた。もう一つのカップはオレンジホテルの薄いオレンジジュース。

ドーナツの中にジャム?が入ってるけど、なんだこりゃ、ああ、いちご…となる程度には質が悪かった。広州で食べたものの中でいちばんおいちくなかったのが、このドーナツwww。麺は河粉。
4日目の朝。疲労が胃腸に来始めてるのがわかるよね…

おかゆは白粥でした。
5日目の朝。最後に皮蛋痩肉粥を食べに行こうかと思ってたら、朝食会場のお粥が皮蛋痩肉粥になってた。

おいしいねえ。河麺お願いしたら、薬味はいらんのん?と言われているのにようやく気がついた。無理ー。
英語は通じるか
このホテルは、もともと「前台服务语言 服务语言:汉语,英语」と書かれていました。わかる?
フロントは中国語と英語が使えます、と書いてあったというわけ。日本語が使える場合は(本当にそういうホテルもある)、「日语」と書かれるわけ。ところが、これは本当に「人による」。英語が使える人もいれば使えない人もいた。ただ、チェックインは機械的な作業だし。チェックアウトはカードキーを機械に通せばいいだけで。
チェックインのときの人は英語が使えない人だけど、朝食をつけてたのね。そしたら翻訳アプリを使って教えてくれました。中国語から日本語にして。チェックアウトのときの人は英語が使えた。(逆にしてくれ…)
だから、「シャワーでお湯が出ない」みたいな話は、私の中国語ではどこまでできるかわからんなあ…ということで、フロントには言ってない。困り果ててたら翻訳アプリを使ってでもやりますけれど。繰り返すけど、この時広州は17度から24度みたいな世界。冷房は緩くて快適だし。歩いて体が熱ってるので、水浴びでも「ま、いっかwww」だったわけ。
越秀公園駅のB1を使うのをおすすめするよ
このホテルは地下鉄沿線(2号線)の越秀公園駅のすぐ近くです。一番近い出入り口はA。でもここはエレベーターもエスカレーターもありません。

向かいのEは、中国の結構大きな通りあるあるの、道を渡るのが大変なところなので使わないように。B1だと距離があるけれど、エスカレーターが上下あるので楽でした。歩道も中国の歩道にしては、スーツケースを持って歩きやすいと思う。

AとE、そしてB1、B2、C、Dは地下一階で繋がってません。来たときは、越秀公園はどっち?とB2に上がってしまい。道が渡れなくて一度降りてB1から上がりました。Aから上がらなくてほんとに良かったから、結果オーライwww
広州白雲空港は地下鉄3号線が通ってるけど、2号線へは乗り換え可能です。乗り換え駅では、往復ともに、向かいのホームに移動するだけだったような。
空港からのシャトルバスもすぐ近く(向かいだと思うけれど)の中国大酒店と東方賓館の間くらいに止まるようです。乗る方は東方賓館からだという話見かけたけれど、空港のHPでは東方賓館に止まるのかわかんなくて。空港のバスカウンターで聞いてもよかったけど、大通りっぽいから渡るの大変そうだなーって思ったんで、バスにはしませんでした。帰りはバスでもよかったんだけど。
この周辺には中国大酒店・東方賓館の他にも同じグループの全季などあります。食べるところも多いし、向かいの博物館には満足したし。結構便利かなーと思う。