亀山公園を抜けて降りてくると、川が見えました。桂川(保津川)だね。
向かいの山(これが嵐山)が川面に影を落としていて、向こうでは小舟にも乗れるらしい。
うまくいかなくて、画面にスモッグがかかってますが、スモッグをかけたんじゃなくて、かかったの。
ってね、洪水になるのしか知らなかったけど、こんなにきれいなんですね。そりゃまあ、オーストリアのザルツカンマーグートとは全然違いますよ? どれだけきれいか見てみる? ⇒2014年7月 ザルツカンマーグート&ハルシュタット 旅行 もくじ
へえー。
渡月橋
向こうを見れば、あれが欄干が流される渡月橋。(くそ!渡月橋について調べていたら、名付けたのは亀山上皇か!そうか!)
この距離から見るとさ、いい具合にひなびて見えるじゃないですか。実際にはこの上人だらけですからね。
何はともあれ、行ってみますかね。途中、インスタ映えらしいコーヒー屋(「%」のマークがある紙コップ)の前に人だかりができておりまして(私はコーヒーが飲めないのでパス)、台中の宮原眼科同様に、大変考えさせられます。⇒台中:ツアーで「宮原眼科」は実は「第四信用合作社」
さて、橋の上からもと来た所を映してみよう。
川ぞいに人がすっごく歩いてるのですよ。なお、平日です。画面中央、建物のすぐ上、「anego」のマークがある所、あれがおそらく亀山公園でしょう。
さて、渡りました。
ふむ。なお、ここは歩行者天国ではないので、車も走ります。特に用はない、というよりも、時間がないので今来た橋をそのまま引き返します。
そうすると、なんと言いますかね、いわゆる「門前市をなす」雰囲気、京都ならどこにでもあるようなお店(例えば?八つ橋屋とか)がだーって並んでる感じ。
ああ、どこにでもある日本の観光地、「小京都」っぽいところの中心だな、って祇園と同じようなことを感じたんですけど、ここは京都でした。すみません。「小京都」を名乗るところのみなさんが目指しているのは本当に京都なんだなってつくづく思います。祇園で全くおんなじ感想を抱いたんです。⇒三条大橋を渡って、祇園ぶらぶらお散歩
グラニータ 「エトナの朝」を食べた!
ヨレヨレになりつつ、さすがの姉さんもお腹がすいてきました。
しかし!しっかり食べてるだけの時間はない。しかも絶対ならぶ。
歩いていると、「新八茶屋」というお店で、「国際グラニータフェスティバルコンクール」というところで優勝した「グラニータ」の「エトナの朝 (いちごレモン味)」という商品を売っていました。500円。
グラニータ?知らんがな。
グラニータとは近年、イタリアのアイスクリームとして京都でも人気が出てきたジェラートの一種でジェラートの基になるものです。結晶の細かい、シャーベット状の氷菓子のこと
・http://www.kyo.or.jp/kyoto/pdf/z07_180613_shinpachichaya_kaiinpress.pdf
観光地の食べ物なんぞ、と某山の中の観光地に縁のあった私は思うんですが、いやいや。その「グラニータ」とやら、出てきな。
生クリームの有無は選べるようです。(私は生クリームOKな人)。
実はこの手のもので私が一番選ばないのが、抹茶。次がいちご。
えへ。ルールを破ってしまいました。どこでも無難なのがチョコレート。だって、いちご味のものってすごく甘いものが多くないです?
実力見せてみなってデカい態度で口に入れました。さっぱり系で控えめ甘さがあまり後を引かないのが上品で、ああああ!これが!!優勝!!!そりゃそうだわ!!!!さすが京都!!!!!と思った。なにせ、私は亀山公園を登っておりてるからね、結構歩いてて暑かったんです。この日。
すごくよかった。
刺さっているのはウェハースというより、「本高砂屋の三角形のエコルセの味と食感」でした。ご存知?
懐かしや。昔神戸の親戚が送ってくれるのが、決まってここのエコルセ、もしくは神戸風月堂のゴーフルでした。
それもあって、私はとっても気に入りました。
なお、この日のランチはこのグラニータだった・・・。
嵐電嵐山駅
実は店内は(食べてる人で)めっちゃ混んでて、外に出るんだけど、どこか座りたいなあって、嵐電嵐山駅へ。
「嵐山駅も綺麗に改装されてます。トイレを使うならここ」、とガイドさんに言われて、トイレにも行ったというわけだ。カップを片手に歩いてたのだけど、ゴミ箱があったのでそこにこのカップとスプーンも捨てられた。
夜になったらこれはライトが灯るんだろうか。
嵐電の車両が来ました。台湾の平渓線以上に、この大量の人間をさばけるような車両には見えなかったんだけど、バスツアーが多いのかな、嵐山は。観光地ですっごく混んでるの。平渓線って。⇒平渓線・菁桐駅まで行ったはいいが、なんか興味をそそられず、そのまま引き返して十分駅へ
そして私は時間がくるので天龍寺に戻るってわけ。⇒嵐山:天龍寺
つまり、2時間くらいの「嵐山でランチ食べてね」の時間をずーっと歩きまわってた。
京都は(現金しか使えないところが多すぎるのは別にしても)客あしらいがうまいなって思ってたのね。でも、特に嵐山って外国人・日本人観光客(修学旅行生含む)のさばき方も上手いよなあってつくづく思いました。
今回の嵐山はこんな順番で。
今回の定期刊行ツアーのプランなどについてはこちらに。⇒KKdayで京都定期観光バスのツアーを購入したら、外国語枠だった!