今回、KKdayさんに体験させていただいたのは、「慶州1日ツアー」です。
KKdayさんでも、一人参加可能な釜山発の「慶州1日ツアー」は複数あります。私が参加したのはこれ。日程とちょっとゆったり目のスケジュールであることから選びました。(なお、日本語ツアーではなくて、英語ツアーです。日本人観光客が増えたら、日本語ツアーも復活するかも!)
KKday 慶州1日ツアー
行くところ行かないところ、それぞれですが、2023年4月現在、いずれも毎日催行されるわけではないので、日程で選んでいいんじゃないかなと思って。
残念ながら、慶州国立博物館には行けなかったんだけどなあ。
慶州は、新羅の都があったところです。
ツアーにした理由
姉さん、ソウルですら路線バスを乗りこなせてないんで。地方だとどうなるかな…的なところがあって。
釜山から鉄道で新慶州駅へ行くと、世界遺産地区まで路線バスで1時間かかるのだということで却下。「慶州駅」はもうないらしいしね。
高速バスで慶州入りしても良かったけど、バスターミナルから慶州博物館まで30分くらいで歩けそうなんだけど、歩けるような道なのかがわからない。(韓国も結構運転が乱暴じゃない?あと道が悪い)
実際に慶州に行ってみると、一人で地方を回るときの強力な味方になるはずの、路線バスを…見かけなかったんです。バス停はいくつもいくつもあったし、慶州のメジャーな観光地にしかいなかったのよ。ほんと、ゾッとしました。
旅程
私の時の旅程を書いておきます。10時半に西面駅ということだったけれど、釜山駅から来る間に渋滞にはまって遅れたようです。西面に帰ったときは夜の10時前かな。
仏国寺
一番初めに到着したのは仏国寺。

仏国寺の柱がエンタシス構造になってる!

ここ、多分一人で来たら高速バスのターミナルから世界遺産地区を歩くくらいだったのではないかと思います。仏国寺まで来れる自信がない。
ゆったり旅程でしたが、仏国寺では結構急な石段を登ったり降りたりするので、足に自信がない方は上がらないようになさってください。
詳しくはこっちをどうぞ⇒仏国寺
ランチ
このツアーでは、ランチそのものは実費です。仏国寺近くのレストランで食べるようになってます。教えておいたWhatsAppに前日の夜にガイドさんが「おすすめメニューです。この四つの中から選んで」と言われたんだけど、その日のお昼に食べたもののせいか、姉さんお腹の調子があんまり良くなくてねえ。
キムチは絶対避けたいし、牛肉は元々こういう移動を繰り返すときにはちょっとしか食べられないわ、なのでパスさせてもらいました。
ベンチを見つけて、持ってきたものをもぐもぐ。ただ、この時間はすでに14時を回っているんだよね。朝10時半に西面。夜景を見るのが一つのポイントでもあったから、こういう時間になります。
私はどっちかというと11時半くらいにお昼を食べるので、バスの中で持ってきたものを少し食べてたよ。
慶州校村マウル
世界遺産地域に隣接した「慶州校村マウル」が二つ目の目的地。ここは元々入場料無料じゃないかな。

慶州には朝鮮半島で一番古い学校があったけど、この慶州郷校は李氏朝鮮時代のもの。⇒慶州:慶州校村マウル
大陵苑

古墳群です。この中の「天馬塚」の中には入れるようになっていて復元品ばかりですが少し博物館風になってます。(撮影してない)⇒大陵苑
ファンリダン(皇理団)ギル
大陵苑の天馬塚を出るところまではガイドさんとご一緒しましたが、19時までに戻っておいでということで放たれます。
私は慶州博物館に行きたかったけど、今度は博物館が18時で閉まってしまうので、かなり微妙だよなと諦めました。地図上では30分くらい歩けば着きそうなんだけど、黄砂の中でそんなに歩きたくないし、頼みの綱だった路線バスは見かけないし。
夕ご飯食べてねという時間だったのよ。すぐ近くのファンリダンギルが飲食店街になってて、好きなもの食べてきなさいということになってます。英語グループの一人参加の人たち合計四人でブラブラ散策しました。
こんな感じ。みんなそんなに食指が動かない…。

屋台に毛が生えたようなお店だったり、食べ歩きメインみたいな感じ。
レストランもいくつかあったようです。私はランチをパスしてるけど、ランチを食べた人たちは14時から15時に韓国の量で食べてるから、まだお腹いっぱいらしくみんな食欲なく。二時間も何するよ…と。
食べかけで失礼。ナッツ入りのホットックというものを食べました。

んー。甘い何かがあるんだけど、お砂糖とかハチミツ100%ではない感じ。私、人工甘味料でお腹がゆるくなるタイプだからちょっと緊張しちゃった(問題なかったけど)。
「コンビニ行ってくるー」という人もいれば、「ちょっとこの先を見てくるねー」という人もいて、待ってたんだけど「ずーっとこういう感じの似たり寄ったりのお店ばっか」ということで、だらだらとおしゃべりしてバスに戻ったのね。
国が違っても、一人で海外をぶらぶらして、交通の弁が良くないところをオプショナルツアーでってタイプの人たちって、典型的な「観光客相手のお店ばっかりが連なってるところ」には、ろくすっぽ興味がないということがよくわかった。
天文台(瞻星台)まで歩けばよかったかなあ。ただ、ここまで来たときにすでに黄砂がかなりすごくてね…。
他の人たちもわりにそんな感じだったようでかなり早めに集合して次のところへ。
東宮と月池
復元された離宮の夜景を見るというわけです。

夜景は一人旅ではなかなか見られるものではないから。ツアーに参加させていただけてよかったなあと思うわけです。詳しくはこちらへ⇒慶州:東宮と月池
バスの中の冷房は程よく(つまり全然効いてない)上着はいらなかったけれど、この頃は外はかなり寒くなっていたので、ウルトラライトダウンジャケットを持って行って大正解でした。
そして西面のホテルに戻った時はすでに10時前なので、ほぼ12時間のツアーだったよ。でもゆったりめの旅程だったから私には良かったです。
予約するときに連絡先を書くよ
連絡先を書くことになってました。

私は通信アプリはWhatsAppを指定し、電話番号は+82=韓国の番号です。これは、SKのデータ+受信のみ可能なeSIMを事前に購入してまして、電話番号も送ってきたQRコードに記載されてるんです。これを書きました。
SIMはこれ↓。2023年的な韓国旅行にイチオシのSIMです。詳しくはこっちをどうぞ⇒KKdayで韓国SKのeSIM(音声のみ受信可能)を購入して使いました
釜山発の慶州ツアーはいろんな種類があるよ
多分一人だったら行けなかっただろう仏国寺にも行けたし、一人旅なら私の場合は避ける夜景も見られたし。
慶州で一番行きたかった博物館へは行けなかったけれど、天馬塚で色々見ることもできたし。ガイドさんはかなり詳しかったし、行けたところは少ないけれど、その分ゆったり目のスケジュールだったのもせかせかせずに済んでよかったです。満足なツアーでした。
確かに英語ツアー(私は英語に問題ないです)だったし、他には中国語ツアーとバスがご一緒で。韓国訛りの中国語って結構聞きにくかったんですが、だいぶ中国語そのものに慣れてきたんでしょうね。私のHSK5級、案外リスニングができたんです。もちろん、何時にここですよ、とかの話だよ?新羅の話の詳しいことは聞き取れないけど、英語では説明のなかった日本がああだこうだなんて話をしてたwww。
日本語ツアーはなかったし、多分日本人参加者は(この日は)私だけだったと思います。でも、ガイドさんは片言ながら日本語でも話してくださったんですよ。日本人参加者が多くなったら、日本語ツアーも開始するんじゃないかなあ。
KKdayさんで扱っておられる他の慶州ツアーは、行く場所が少し異なるものがあるんですね。瞻星台へ行くもの、仏国寺と一緒に世界遺産登録されている石窟庵に行くもの、これまた世界遺産登録されている両班の村の良洞村へ行くもの、一人参加できるもの、チャーターのもの、結構旅程がが詰まっているものなどあります。
スケジュールに合わせて選ぶと良いのではないでしょうか。
KKday 慶州1日ツアー