慶州の「月城」地区は「慶州歴史遺跡地区」として世界遺産に登録されているエリアの一つです。その中で復元されているのが東宮と月池(雁鴨池)。
KKdayさんに体験させていただいた、釜山発慶州日帰りツアーで行きました。しかも夜景。個人旅行だと、いくらその都市に泊まってても夜景は結構厳しいものがあるから、こういうところはツアーの良さですね。
KKday 慶州1日ツアー
日本人ならわかるわな、「東宮」なので、王子の住むところです。臨海殿とも呼ばれ、離宮として迎賓館的な使われ方もしたようですよ。
池は海に見立てられていて、そのほとりに建てられた御殿の一部が復元されてるのね。我々は遊歩道が作ってあるので、ぐるっと回る。

私は個人的には色のついたライトアップはあんまり好ましいものとは思わないんだけどね。

復元でしかないんだけどねえ、なんとなく奈良の平城宮跡的なところがあるよね。



私的見所はこれ。入水溝の石槽です。

明日香村の亀形石造物そっくりじゃん!
百済の造園技術を使ったのでは?という論文を見つけて、日本にも百済からの渡来人は(百済滅亡前から)多かったのだし。
亀型石造物はひょっとして造成した池の入水溝の装飾だったかもよ?なんて思ったわけ。
亀型石造物は万葉博物館のすぐ近くで、万葉博物館は鋳造をしたりしてて、水も使ってるし。飛鳥京跡苑池遺跡もそんなに遠いものでもないし。そもそも飛鳥川は流れを割に良く変える川ですし…
という妄想です。
夜景が見られるのが、ツアーの良さだなあと思いました。
4月の慶州は結構寒暖差が激しく、ウルトラライトダウンジャケットを持って行っていて大正解でした。
今回参加した慶州ツアー全体についてはこちらに書いています。⇒慶州1日ツアー
KKday 慶州1日ツアー