このページの内容をまとめると
旅行で使う英語をリストアップしていこう、という企画。今回は空港編その1。
私のツイッター(@anegosatoko)、botで旅行英語を流しているのですが、以下は全てそこにも入れたものです。ぜひフォローしてね!
(コペンハーゲン空港)
トランジット含めて、日本から初めの外国の空港に到着したときのシチュエーションで。外国の空港で使う英語の表現、押さえておくべき英単語について書きます。後ろの方にトランジット・ワンストップのことを書いています。
船や陸路でも入国審査の時には、空路と同じような質問をされると踏んでる。
成田空港の英語のマップでも見ながらどうぞ。空港というものはほとんど変わらない。
・https://www.narita-airport.jp/files/official_guide_t1_02_en.pdf
入国審査にあたって
多くの場合、入国審査・預けた荷物を受け取り・税関審査 で出ることができます
Immigrationか Passport controlの標識に沿っていけば入国審査場にたどり着きます。Arrivals のこともあるね。
大抵の場合、人の流れにそのままついていけば入国審査場でしょう。
Transfer 乗り換える
Transit 乗り継ぎ
はトランジットルートなのでお間違いなく。
大抵入国審査票が必要
LCCでは期待できませんが、レガシーなら機内で配るので。
機内で入国審査票を書いてしまいましょう。
- Immigration form Immigration card 入国カード、入国審査票
- E/D card 出入国審査票
- Entry Card 入国カード
各国それぞれ言い方がありますが、基本書くことはほとんどかわらない。機内でImmigration form please. とでも言えば通じます。
Customs declaration 税関申告書 これは日本は必須です。
韓国も、Arrival Cardと旅行者携行品申告書のコンビ。
もしも、機内でもらっていなければ、どこかに記入できるテーブルがあるから、そこで書こう。そのときに財布をすられた人の話を伺ったのね。気をつけて。⇒空港でも気を抜かないで!香港空港で財布をとられた方の話を聞いてください
Please fulfill the Immigration form over there. あちらで入国審査票を記入してください。
入国審査票に記入する内容&入国審査で聞かれそうなこと
詳しく聞きまくるところはそんなに経験がないのだけど、アメリカは聞くよね。
ただし、アメリカの入国審査で聞かれそうなことは、実は他の国の審査票でも書くことでもあります。
1 What’s the purpose of your visit? 旅行目的は?
- Sightseeing 観光
- Business 出張
- Visit my family 家族に会いに
- Studying 就学
こんなもんだよね。正直に答えよう。
アメリカの入国についての変な話を読んだことがありますが、ああいうことはするもんじゃない。⇒海外旅行まで含めて、特に海外留学・海外就労の場合には、その国の大使館のHPを見て確認しようね
2 Occupation 職業
- Employee 従業員
- Office Worker 会社員
- Public officer 公務員
- Self Employee 自営業
と、みなさんこんなもんでしょうかね。
入国カードにはこれくらいの大まかなことで十分な国・地域は多いです。
- Teacher 教師
- Professor 教授
- Police Officer 警察官
- Fire Fighter 消防士
こういうところまで書くかどうかはご自分の判断で。
あ、士業のみなさんは大抵お書きになります。
- Lawyer 弁護士
- Accountant 会計士
- Medical Doctor 医者
3 How long will you stay in here? ここに滞在する期間は?
これも正直に。例)For one week. 一週間。
4 Where will you stay? どこに滞在しますか?
これも正直に。その後は無計画としても少なくとも、到着日の一泊目は予約しておくといいです。
審査票に書かれている場合は、Accommodation 宿泊施設
これは、ホテル・ホステル・寮・友達や家族の家全て含めた「宿泊施設」です。
入国審査票には、泊まるところの住所を書くんだと思うの。
ホテルの予約票は持っておくべきだし、スマホにスクショかつ、紙でプリントアウトしています。記入欄は大きくないので、例えばの話ホテル名+市で十分であろうかと。例)Hotel Sunroute Taipei, Taipei
5 Do you have your return ticket? お帰りの航空券はお持ちですか?
Yes. Here it is. はいここに(Eチケットを提示)
航空券を片道ずつ買うと、行き先が母国・日本以外の時にはカウンターで聞かれることでもあります。私は一時期、台湾発券の往復特典航空券を使っていたので、日本を出る時に必ず聞かれていました。
しかし、これ、入国審査で聞かれることもあるだろうと。国によっては相当怪しまれているときだと思うんだけどね。持ってなかったら送還対象になることもあろうかと。
なので、ここのポイントは、
- 片道で買ったら、その国を出るための航空券・船の予約・陸路の予約を作っておく
- その、その国を出るための「チケット」もまたスマホに入れるだけでなく、紙にプリントアウトしておく
6 Please put your fingers in here. 指紋認証
指紋認証を求める国は多いよね。Putと言われてると思うけれど、Press(押して)と言われるかも。台湾はこのタイプなので、注意して聞いてみるよ。
さらにもう一つ、Please look this camera. で写真を撮るところもあります。
この時、メガネをかけていれば Please take off / remove your glasses.
なお、ここまで「うまく行っているパターン」でしか書いてないから。強制送還に合ったことはないんだもの、仕方がない。
預けた荷物を受け取る
飛行機に預け荷物がなければそれでいいんだけど、預け荷物がある場合はBaggage Claim(手荷物受取所)に。
あの、ターンテーブルのところのことです。この近辺は基本撮影禁止。
一応、くるっと回してスーツケースが壊れていないか確認しましょう。ガラスなどを入れた場合は預けるときに免責するのにサインすることになっています。なので、スーツケースやバッグなどです。預けたトートやボストンの取っ手が取れた場合なんかには聞いてみよう。
スーツケースが壊れた場合
べこっべこに凹んだ場合、破損がある場合などには、写真に撮影しておくことを忘れないように。
ただ、空港でもこの近辺は保安上撮影禁止のこともあるので、場所に気をつけて。
できる限り早く、空港スタッフか乗ってきた航空会社のスタッフに連絡しましょう。日本から日系に乗ってきた場合なら、おそらく日本人グランドが一人はいると思う。
よーく見ると、航空会社のロゴが描かれている看板が出ているところがあります。(撮影できないエリアだから写真はない)おそらくそういうところがBaggage Claim Officeだろうと思う。
お前が壊したんだ!と言いたいときには現在完了形を中心に
My suitcase has been damaged. 私のスーツケースが破損しました。と言いましょう。
現在完了形にすることをお勧めします。特にイギリスでは
- 現在完了形 状態
- 過去形 事実
と使い分けます。
実はね、アメリカでは全部過去形で処理しがちです。My suitcase was damaged.とね。
ただし、(経験上オーストラリア人に多い)言葉尻を捉えようとする人にあたってしまったら、あんたはdamagedと言った、確かにdamagedだね。でも、あんたはウチが壊したとは言っていない、とやりかねない。少しでも法律の授業を受けたことがある人ならこの肌感覚がわかってもらえると思うのだが。
なぜそういうことになるのかというと、 過去形は事実しか言ってないから。
現在完了形ならば、明らかに「状態」のこと。My suitcase has been damaged. の言葉の裏には「壊れてなかったスーツケースをてめえが壊しやがったんだ、直しやがれ、ボケ」が隠れている。
何れにせよ事故報告書を作ってもらおう
なんらかの書類を記載する必要があるでしょう。賠償問題になるので、いつどこで購入していくらくらいのスーツケースだったのか、が必要です。
スーツケースを壊された人が色々書かされて不快だったとお書きになっていることがあるんだけども、青天井で請求されかねないので、何らかの制限=購入額と使用年数がかかるのは仕方がない。壊されて、全部賠償してもらえないのは辛いけど。
また、航空会社や空港が「海外旅行保険を使ってくれないか」ということがある。理由はお金を払いたくないんですよ、航空会社が。英語の場合このとき、ダイレクトに「Please ask your travel insurance company.」ということは多分ないです。
You want to use your travel insurance, don’t you? We can help you to issue a report. あなたは海外旅行保険を使いたいですよね?報告書を作ってあげますよ。
という言い方をする人がいると思うの。裏の意味は「うちは責任を負わないけど、事故報告書を作るお手伝いをはしますよ。」なので、これを断るときには、
- N-E-V-E-R. It’s your own fault. お前たちのせいだ (激おこ。
- It’s your responsibility. あなたがたの責任です。
というのも、海外旅行保険の物損には上限があるし、3年間に5回以下の申請でないとネットで変えないこともあるんですよ。なので、断るべし。ただし、LCCだとそこは免責かもしれないから。
なお、You want to で始める人はまだマイルドです。You must と始める人がいても驚かないのだけども、それはLCCかなあ。私なら、LCCで預けるなら、免責条項がないか事前に確認してから預けますね。免責条項がないのに、こういう言い方をされると、私ならば Please tell me who broke my suitcase. (誰が壊したんだよ?お前だろ)くらいは言い返す。
Do you want to〜 は「したいですよね?」だけではなく、「しませんか」と誘うときに使うこともありますが、かーなーりカジュアル。こういうシチュエーションで出てくると、てめえがしたいんだろ、と私は爆発しかねない。Do you want me to talk to your supervisor? って嫌味を返す。(Do you want me to〜 というのは、喜ばせてあげるためにしてあげようと思うんだけど、的な、「してあげましょうか」、)
英語ってこうやって使うんですよ。
保険を申請することにしても「Property Irregularity Report 事故報告書」が必要です。
Please fulfill this form. We make/ issue the Property Irregularity Report for you. この申請書に書いてくださいね。事故報告書を作成します。
こちらもどうぞ。⇒姉御さん!外国でスーツケースが壊れました。どうすればいいのですか?
大幅なディレイもしくはロスト
完全になくなっちゃった場合、もしくは大幅なディレイにあった場合。
これもまた、Baggage Claim Office に届けて、海外旅行保険を申請するときには、これもまたProperty Irregularity Reportを出してもらいましょう。
My flight is XX987, I could not find my suitcase…XX987便ですが、スーツケースが見当たらないんですが・・・と心細げに言ってみよう。
Seems my suitcase is missing. スーツケースがなくなったぽいんですが。でもいいかな。
必要なのが、預けるときにもらったタグ。Baggage Claim Tag (手荷物受領証)。
Please show me your baggage claim tag. 受領証を見せてください。
そりゃそうですよね。預けてないのに預けたと言ってお金をもらおうとする人が出てきます。
預けたときにもらった小さい紙は、Eチケットの裏に貼り付けておきますよ。そうすると無くすことはほぼないから。(そして到着後は、ホテルについてからででも捨てる)
人によっては、ゲートに職員が待ち構えていて「スーツケースを乗せ損ねました。明日以降届けます」ということになっていたこともあるんだとか。
日本に帰国するときにディレイならまだしも完全なロストだとお土産などが残念だけど、仕方がありません。
内容物のリストアップや、鍵・暗証番号を教えることがあるようです。
しかし、今から旅行するというときには、大変なことになりますよね。
必要なものを色々買い足さねばなりません。
航空会社が少し出してくれることもあるでしょうけど、海外旅行保険に航空機寄託手荷物遅延特約がついていたら(航空会社が出してくれたものと合わせられるかは私はわからないですが)、少しは補償してもらえると思います。⇒ロストバゲージしたら怖いので、海外旅行保険は入るといいよ
何れにせよ、PIRを出してもらい、購入したものはレシートをとっておきましょう。
検疫・税関審査
Quarantine 検疫
Customs 税関
私は一度、タイで何かに刺されて、腕が腫れ上がりました。私は植物と思ったけど、医者は虫といいまして。虫ならば、と、成田の健康相談室に行ったのですが、これはおそらくQuarantine 検疫の一部なんだろうと思います。
税関審査
Customsでは、国によっては、
Declare 申告物あり
No declare 申告物なし に分かれていることがあります。
日本は分かれずにみんな申告します。
これをクリアしたら、入国(入境)です。
トランジット・ワンストップ便のとき
Transit トランジット。特に飛行機を乗り継ぐときに言います。
同日乗り継ぎで、時間が緊迫しているときには、降りたらゲート前に地上職員が待っていることもあります。
ただ、基本は流れに沿って歩いていきます。
Transfer 乗り換える
Transit 乗り継ぎ
と書かれた標識を探してそれに沿って行きましょう。
ぼーっと人の列の後にくっついていくと、別のところに行くことがあります。多くの人は入国審査場に行くもの。
もしも一度その国に入国したい場合には、
Immigrationか Passport controlの標識に沿っていけば入国審査場にたどり着きます。
入国せずにそのまま乗り継ぐ場合でも、どこかで再度パスポートと搭乗券の提示が必要ですし、封をされていない液体の持ち込みができないところがほとんどでしょう。
Passport パスポート
Boarding Pass 搭乗券
あとは、時間になる前にゲート前に行くこと。
ワンストップ便の場合
ワンストップ便というのは、全く同じ機体・同じクルー・同じフライトナンバーで一度別のところに着陸する便のこと。
私が乗ったものなら、キャセイが昔飛ばしていた、福岡ー台北ー香港(往復)。同じくキャセイの香港ーバンコク(当時はまだドンムアン)ーシンガポール(往復)。
比較的最近乗ったのならば、エバーの、台北ーバンコクーウィーン(往復)。
これは空港によりますが、一度乗客(と荷物)を全て外に出す場合と、最終目的地まで行く客をそのまま機内に止める運用をすることがあります。同じバンコクでも、ドンムアンは機内にとどめたけど、スワンナプームは一度機外に出ました。
機外に出る場合は、機外に出るときにカードを受け取り、カード・航空券・パスポートを提示して再度手荷物検査を受けて空港のゲート前に移動します。一時間しかないので、できることは、トイレ、目の前にあるお店で何か買う、くらいのものです。
Baggage Inspection 手荷物検査。
この次。ホテルに向かうために何かに乗るところまではこっち。⇒空港編2 外国の空港に到着してホテルに行くまでに使う表現・出てくる単語
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