2018年10月
今回は、お茶体験をさせていただけるということで、再び大稻埕・迪化街エリアへ。⇒若き四代目からお茶の講義を、日本語で受けよう
実は、その前の晩に、泊まっていたホステルで災害報知器がなりましてねえ、しかも私の宿泊していた女性フロアで。そんなに深い時間ではなかったから、まあいいんだけど、一晩目でそれはないでしょう。よく眠れないし、おまけに生理まで来たし(そこは大変順調でございました)、ヘトヘトな気分で、天気もあまり良くなさそうなので遅くまで眠って、ブランチを金品で小籠包を食べて歩いてぶらぶらしておりました。
こういう時には、好きなエリアを歩くに限るよね。私の場合は、中山北路。
一番初めに台北に来た時に、食べたのが金品(林森北路)だったし。そこからまっすぐ、中山北路の台北之家周辺とかさ、台北の好きなエリア、あの時に好きだなあ、って思ったエリアをぶらぶらと抜けて、ちょっと苦手意識のある大稻埕・迪化街へ行きました。
苦手意識があるのは、このエリアはよくわかんないんだもの、良さが。人様が「良い」とあげてくださる写真は確かに良いと思うんだけど、私が行くと、なんだか色あせて見えて、ああ、その人のフィルターが好きなんだなって思うわけ。私のフィルターとはちょっと違うってわけよね。屈臣氏の改修が終わったな、とかさ。そういうことは思うんだけど、なんだかな。
ホルモンの影響はどうしても大きい日だし、災害報知器事件まで重なれば、ダウナーな気分で、天気も台北らしく小雨でね。どこか「素敵なカフェ」を探してみたかったんだけど、夏からカフェインはあまり摂取出来なくなってしまって、これからお茶を飲むだろうに、コーヒーなんてお腹を下してしまうわね、って探せもしなくて、ぶーらり、ぶーらりと、動画を撮影しながら歩いていました。
台北之家で一口飲ませていただいたのが「青草茶」で、なんかこれいいな、買って帰れればいいんだけど、できる限り小さくしたいし、どうしようかなって思いながら迪化街を歩いてたんだけど、入れるようなお店も迪化街にはないし。
そういえば、レトロすぎるジェイ・チョウのポスターはまだ健在だった。
で、歩いていると、なんだか廟が出てきた。
どなたかしらって思ったら、有名な月下老人だった。ここ、縁結びの神様だっていう話。
縁を結んでくれるなら、悪縁は切ってくれるだろうって思って、私にとってはほとんど呪われたようなポッシュパッカーでの夜が安静に過ごせるように、そしてこの後の旅行がうまくいきますように、せめて日本までは無事に送り届けて下さいってお祈りしました。
50元でお線香となんか赤い紙のセットを買ったんだけど、どうも初めて参拝するならば、別のお供えセットを買うべきだったみたいなんだけど、これだと渡されたのがそれだったんだから仕方がない。あたふたしてて写真は撮ってないんだけどね。
手はインクか何かで真っ赤になっておりました。
その後、何かいいことがあったかって?
その途端に、本格的な青草茶が飲めたし。
⇒歩き疲れたら仙草茶・青草茶で一服。ティーバッグを買って帰れば日本ででも。
そのすぐ近くで果物屋さんがあって、そこでマンゴーが買えた。「給我甜蜜蜜(ティエンミーミー)的マングォ」って言ったら「今日食べるのね?」みたいな反応(「今天」って聞き取れた)があって、「多少銭?」でちゃんと買えました。
もう、マンゴーを持ってるだけで気分上々よ。のんびり歩いていると、お茶の時間になったので、ごっきげんでお茶講義を受けられたというわけ。先生も良かったし、一緒に講義を受けた方も良くてすっごく楽しかった。⇒若き四代目からお茶の講義を、日本語で受けよう
ありがとう、月下老人さま。次の渡航のときにもお参りに行く!!
2016年冬
姉御さん、自他共に認める非おしゃれ人です。
で、分不相応に「レトロでおしゃれ」にあこがれています。
迪化街
台北一の「レトロでおしゃれスポット」という噂を聞きつけ迪化街にやってきました。
・・・古い建物なのはわかった。
おしゃれ??
歩いてみましょう。
・・・スクーターやな。うん。
台北のなんでもない道を歩くのはすごく好きなのだけど、あまり歩きやすいものではなくて、それは路駐のオンパレード、軒下にバイクがあり、軒下にまで商品を広げていることがあるからなんです。
うん。まさしく、台湾の街角で、背が低くて煉瓦造りなのが「古さ」を感じた。
楽しくないといえば嘘になるし、むしろ楽しい方なんだけど、「おしゃれ」だろうか。
あ、この建物はよろしい。
飾りが綺麗。
だが、工事中でwanna be おしゃれ であって、おしゃれではない。断じて違う。
問屋街でもあるらしく、こういうお店がいくつもあった。
うん。乾物。
そして、十分や九份とは違う、「お店」なんだろうと思ったのは初めだけでした。
実は歩いていると、同じパッケージの、同じような「乾物」を売っているお店は少なくなくて、それをすべて「問屋」と言っていいのかがわからないのです。「問屋」が自分の商品を扱い、さらに観光客用に別の商品を扱っている可能性はあります。カラスミその他にあまり興味がなく、スルー。
白状すると愛玉子が欲しかったんだけど・・・。私、一人では買えないところだわ。
人が増え始めました。
こうしてくるといかにも「観光客相手」のお店が増えたな、と。あまり興味がそそられない。雑貨屋さん?と思ったら雑貨屋であるとは言えるのだけれども、結局土産物屋でやっぱりそそられない。
うん。おしゃれな人とご一緒したい。
大稲埕埠頭
「大稲埕埠頭」の文字が出始めました。歩いてみることにしました。
あ、この川(淡水河)もかなり水量が上がるんだ。これ、堤防です。基隆河の堤防も高かったけれど、こちらはあれほどではない、と思ったんだけど甘いのかな。
奥に帆船が見えますね。
基隆河の堤防はこっちにどーぞ。
正直なところ、非おしゃれ人の私がここを楽しむためには、カンに頼るのではなくて誰かに連れて来ていただくか、しっかりと予習してからじゃないとダメじゃん。
レトロすぎるジェイ・チョウ
実は私がいっちばんワクワクしたのは、赤いレンガの建物でも乾物でもなんでもなくて、実はこれ。大稲埕埠頭の付近で見つけてしまいました。
なんなの、このお店!しまっているのか開いているのかすらわからないのですが、日本だったら「ナショナル・パナソニックのお店です♪」なんでしょうか。電話みたいなのが結構多かったようです。しかも家電話。
パナソニックのガラケーを、ジェイが。しかも半裸で。ぷぷぷぷぷぷ〜。
このジェイ、顔というか髪型が「八度空間」あたりでしょうか。
Amazon エイト・ディメンションズ(DVD付)
こんなことやってますからね、この人。
(ジェイ、髪の毛が最近増えたと思うんだけど・・・)
歩いた道のり
双連駅で降りて、民生西路を西へ。途中で「双連○子餅」でお餅を食べました。
重慶北路をまっすぐ歩いたわけではなくて変な道をぶらぶらしたので、おそらく寧夏路を歩いて林泰華へ。
そのまま行くわけなくて、適当にぶらぶら変な道を歩いて迪化街に入りました。大稲埕埠頭にふらっと入って、そのまま歩いて北門駅まで行ったのでした。
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