T-Moneyというのが、ソウル中心のIC交通カードです。いちいち慣れない外国の小銭を出さずに済むから、四の五の言わずに、どこかでなんらかの手段で入手してしまえ。
下に書く通り、2025年7月、TmoneyもiPhoneのウォレットに発生できるようになりました。我々日本人観光客には、発生させることができても、iPhone上でのチャージが難しそう。

韓国のIC交通カードにはT-Moneyの他には、釜山中心のCashbee、KORAILの出してるRail+があるようだけど、2023年現在使えるところはかなり被ってるようなので(Rail+が金海のライトレールに使えないとかあるけど)。とにかく自分にとって一番入手しやすいIC交通カードをさっさとゲットするんだ。
見たらわかるように、KKdayで買いました。
カード単体
2014年に韓国南部にいったときには、確かまだ釜山の地下鉄などにはT-Moneyでは乗れず。逆にCashbeeではソウルで使えないんだったっけ。それで私はあのときにICカードをゲットしなかったのよね。2024年現在、韓国全土でT-Moneyが使えるっぽいので。
2019年のソウルは、T-Moneyカードを便利に使いました。到着日以外は、一日に一本から三本乗りました。近距離ばかりだったのもあり、一回1250ウォン。結局10本乗りました。12,500ウォンしか使ってない。あれだけ乗って、1250円かーと思ったので、ソウルは結構安かったと思う。
2023年の釜山は、釜山到着時に5000ウォンチャージしてちゃんと動くのを確認しました。そしてその後1万ウォンチャージし、コンビニでの決済にも使ってほぼ使い切りました。
残念ながら、バスには載ってないんですよね。ソウルは台北同様、バスが発達しているようなのですが。釜山でもバスの行き先案内に一瞬漢字が見えて、お、バスに乗れる?あと路線が数字で打ってあるしと思ったけど、あんまり頻繁に走るわけではなさそうで、結局乗れてません。
交通カードで手間と時間を買い、またミスを潰すべし。
T-Moneyは韓国のコンビニでも買えるのではないかと思うけれど。
筆談が効かないと踏めば、言葉の問題も大きく、個人的にはそっちが問題でして。現地でどのように発音されているかわからないし、英語風に発音して通じるかもわかんないし。結局わかんなかったです。
大した額ではないので、事前に調達しとく方が良いかなって思いました。
ホステルなどに宿泊して、日本人ではない人たちも含めて行動パターンを見ると、次回行くかわかんないし、という感じで海外旅行中に交通カードを買わない人もおられるんですけれども。
慣れない外国の小銭をいちいちいちいち出さずに済むことを考えると、交通カードは便利。小銭は出せばそれだけ落としたりする可能性が増えます。
デポジットを返してくれない場合でも、履歴が見られる可能性を厭わないならば、メルカリやラクマで売れますし。
将来的に韓国でもクレジットカードのタッチで、公共交通機関に乗れるようになるのかもしれませんが。私も、Apple Payに入れたVisa・Master・JCBで乗れるならそれにしたい。
まだ、それができないので、交通カードを買って手間と時間を買い、またミスを潰すほうがいいかなと思うわけ。
T-Moneyの入手経路
メルカリでも出してる人いるし、私買ってるし。
2019年当時どうだったか記憶にないんだけどね。2024年3月現在、物理SIMの台紙が、別途チャージすることによってT-Moneyカードとして使えることがあるみたいで、結構購入されてます。T-Moneyカードを購入するだけでお金がかかるから便利なんじゃないかな。
LG U+のSIMとT-Moneyとかね。↓
免税店でT-Moneyをくれることもあるよ
新羅免税店で東方神起の5000ウォンチャージ済みのものをいただいたよ。

2023年は、2019年までみたいなクーポン!クーポン!というわけではなかった。でも今でもタイミングによっては各免税店でT-Moneyをくれることもあるようですよ。⇒韓国に行くならクーポン・VIPカードをお忘れなく!
T-MoneyはIC交通カード
乗り方は、駅によってゲートの機種が違うんだけど、乗るとき、降りるときどちらとも一度ずつタッチすれば良いだけです。
これはソウルの地下鉄にて。

日本でICカードで乗り慣れていれば迷うことはあるまいかと。(ただ、かなり高いところにタッチ部分が作ってあります)
上の写真はソウルだけど、釜山も同じような感じ。荷物を持ってるとバーに当たって使いにくいから、障害者レーンを使ってました。これだと、車椅子が通れるようになってるから移動しやすいです。

ただし、ぼんやりとしょっちゅう反対向きに乗ってしまい、プラットフォームがなかなか「島」になっていないので大幅に時間をロスした挙句に、一度外に出る、などしました。
わかるかな。釜山の地下鉄は真ん中をレールが2本走ってて、プラットフォームは両端にあるわけ。ところがその両端を行き来する手段が、駅の構外に出るしかないわけよ。古いからねえ。
新しい地下鉄網の、福岡とか台北に慣れすぎてそういうことになってしまった。あはは。もうちょっと確認しろ、俺。
TMoneyのチャージ方法
T-Moneyのチャージ方法は基本現金からです。下の方にクレジットカードでチャージする方法について書いてますが、ただいまNFC付きAndroidを持ってない姉さんには無理だった。
あ、写真撮ってくるの忘れた。釜山の場合だけど、地下鉄の駅にチャージ機がありまして、飲み込ませずに、置くだけで良いのよ。
しかも、日本語にもできたから、楽々チャージできます。
私は(地下鉄の)釜山駅でチャージしたんだけど、券売機周辺には、お釣りの取り忘れがないか漁ってる人がいて、あんまり良い感じではなかったです。ある程度T-Moneyをチャージしておけば、こういうところを回避できるよ。
ちゃんと動くかわからないのもあり、仕方がなく5000ウォンをチャージして、持ってたT-Moneyカードがちゃんと使えることを確かめました。
あと多分西面駅かセンタムシティ駅で1万ウォンをチャージしてます。
コンビニでも、T-Moneyの決済の方が早そうだったから、T-Moneyで決済しました。最後に余った分は釜山港のセブンで買って残りは700ウォンかな。死に金70円なら良い方じゃん?
T-Money間ではTransfer可能
結局2019年にはKKdayで買ったもの、メルカリで買ったもの、新羅免税店でもらったものと三枚あったのだけど、使っていたのは、KKday模様のもののみです。
私は一度メルカリで5000ウォン入ったものを購入し(1200円だったぞ)。

5000ウォンのものが合計3枚あったんだけど、T-Moneyは残金を移行することが可能です。
なので地下鉄の駅のOffice(東大門歴史文化公園駅の場合は構内にあった)に行って、Please let them transfer to this card. と言えば移行してくれます。
面白いよね。駅の事務所が駅の構内にあるのって。駅運用の思考が違うんだろうねえ。
写真には撮影していませんが。
残金を移行できるところも含めて、良いよね。
iPhoneのウォレットにTMoneyが!(2025年7月版)
ようやくだよ。と思ったんですが、我々日本人観光客が使うにはちょっとハードルが高そう。
既存カードから読み取らせることができそうにない
Suicaと比較しよう。

あああああああ、「お手持ちのカードを追加」がないのよ。
アプリケーションから、Walletに発生させるところまではできたんだけどなあ。

いける!?と期待させておいて。

三段落ち。
あーあ。ただ、ソウルの券売機の写真を見せていただいたのだけど、置いてチャージするっぽいから、チャージできそうよ。
韓国のIC交通カードにクレジットカードからチャージする方法(2023年4月版)
香港のオクトパスカード・台湾のヨーヨーカー同様、T-Moneyカードも外国人観光客がクレジットカードでチャージするのは難しいようで。
ただ、チャージ済みのものをメルカリで購入したら、実質的にクレジットカードでチャージができるwww。とはいえ、もうちょっとまともな話を書きます。
Androidユーザーなら、モバイルコリアツアーカード。アプリを通じてT-Moneyにクレジットカードからチャージできる
韓国はサムソンが強いからか、iPhoneユーザーには使えないけど、Androidユーザーには使える手があるんですよ。それが、モバイルコリアツアーカード。
アプリケーションを使い、スマホのNFC機能を使って乗ることができる。
クレジットカードでチャージや払い戻しができるようです。
物理カードのコリアツアーカードそのものは、T-Moneyカード(チャージなし)なんだけど外国人観光客専用らしい。外国人が多いエリアのコンビニなんかで購入できるっぽいよ。見せたらうけられる特典があるみたい。
KLOOKコリアツアーカードのクーポンがあるけど、これ、モバイルコリアツアーカードのものだから。Androidでしか使えないから、iPhoneユーザーは買っちゃダメ。
KLOOK モバイルコリアツアーカードクーポン
Namaneカードを経由して、Rail+にクレジットカードチャージができる
Namaneカードというのは、韓国国内でクレジットカード同様の使い方ができるという、プリペイドカードです。クレジットカードって紹介する人多すぎな件。どう見たってただのプリペイドカードだよ。
このNamaneカードが決済のみならず、交通カードとしても使えるようですが、それはT-Moneyではなくて、Rail+みたい。Rail+というのは、KORAILの出してるICカードです。
2023年4月現在、ソウルの地下鉄、釜山の地下鉄などではRail+は問題なく使えるっぽいよ。
ただし、今回乗るつもりの金海軽鉄では、T-Moneyでは乗れそうなのにRail+は使えないっぽいから。今回の私向きじゃないのねと。結局乗らなかったんだけどさ!
私の理解では、Namaneカードはこんな感じ。
- Namaneのアプリでカードをデザインする
- Namaneキオスクでカードを発行
- アプリにカードを登録
- キオスクでは現金(ウォン)・クレジットカードでチャージ可能(カード手数料3%)
- アプリ経由でクレジットカードでチャージ可能(カード手数料6%)
- アプリでpay残高と交通残高を自由に転換可能
- 「交通」はRail+と思われる
https://www.namanecard.com/ja/service-manual
https://www.namanecard.com/ja/09-카드-사용처 (←Rail+についての説明)
で、釜山ではKorailの釜山駅で発行できるようだけど、どこだかわかんなかったねえ。釜山の場合はチャージ場所が少なすぎる。
Rail+はさておき、2023年4月の姉さんの決済手段について。
大手チェーン店などでは2023年3月からかな、ようやく韓国ではApple Payが使えるようになったのだということで、私はApple Pay「も」使いました。まだまだこれからかなーという感じ。新世界免税店で結構な額を使っちゃったんだけど、Apple Payは使えなかったっぽいんだよね。
韓国も決済サービスがなかなかガラパゴスだという話なんだけど、大手チェーン店ならApple Payが使えるところが多かったし。もともとそもそもクレジットカードがかなり使える国じゃん。
クレジットカードの使いすぎよりも、姉さんが心配なのは情報流出からの不正利用の方だよ。割に聞くよね、韓国でクレジットカードを使ったら不正利用されたって話。
「韓国でしか使えない」ものよりは、国際ブランドついてるプリペイドカードの方が使いやすいし。少額でも不正利用されると腹がたつ。手続きするにも、なんだかんだと日本のサービスの方が手続きしやすい。
マスターカードブランドのプリペイドカードのdカードプリペイドって手があるし、今回も韓国で使ってます。⇒最近の日々の決済は、dカードプリペイドにしてる
もうちょっと枠を…という場合なら、付帯カードで限度額10万円までの銀聯カードって手もある。韓国は中国人観光客を狙ってたから銀聯カードが使えるところは多いでしょ?私はANAカード付帯の銀聯カード持ってます。もちろん不正利用されたら腹立たしいけど、10万円でしかないんです。
いずれにせよ、クレジットカードを持って使える大人の観光客には、Namaneカードには「クレジットカードで交通カードにチャージできる」という点しかメリットがないかなと思う。
いや、オリジナルカードデザインかも…あ、推しの…って、思ったけど、私の推しは中国人だし。韓国で有名かどうか知らないけど、わかる人が見たらムッとさせかねないから、やめときましょって。
韓国のクレジットカードを持てないだろう留学生だったり、毎月渡韓なさるような方にはいいのかも。KKdayやKLOOKで、カード発行QRコードバウチャーを購入できます。
2019年にKKdayで買って仁川空港でT-Moneyを受け取った
メルカリで買ったT-Moneyが、メルカリだからこそ、使えなかったら嫌だなー、などと思ってて。「念の為」&記事にしたれ、でKKdayでも買っておきました。
当時は仁川空港1タミで受け取るときには、到着階ではなく、出発階にいかねばなりませんでした。それも、端っこでねえ。不便だったわー。

係の背後に窓がありますでしょう。あれ、出入り口側ではありません。横なんですよ。
仁川空港1タミの出発ロビーは、1番から14番まで出口があり、扇型になっていますが、その14番出口の端っこに、だーっと、主に出国者用の「受け取り」をやっているようなブースがあったというわけ。
KKdayはQRコード付きのものをApple ウォレットに入れられるのですが、受け取り方は「紙に自分でKKから始まる予約番号を書き込み、サインをする」という古式ゆかしいやり方でした