それなりに経験値を積んでいる旅行者の姉さんですが、重ねれば重ねるほど、知れば知るほど「使えね…」「こわ…」となるものがいくつかあります。
不安を煽るわけではないのですが、おえーっという話もあるので。姉さんの対策も合わせてどうぞ。
空港・機内・ホテルを含めた、USB充電ポート
ホテルにも多くなりましたが、空港の充電ポートって、コンセントだけでなく、USB充電ポートが付いていることがありますよね。

桃園空港ですが。これはなんども使ってきたので、絶叫した件。
サイバー犯罪者たちがUSBポートにマルウェアを送り込み、接続されたスマホからデータを盗み取ろうとしている
「悪者たちは公共のUSBポートを用いてマルウェアや監視ソフトをデバイスに仕込む手口を考え出しています」FBIはそうツイートし、出先で充電するときには自分の充電器とUSBケーブルを使って電源コンセントから行うよう呼びかけた。
だそうで。空港がそうなら、ホテルもそうだわなあ…。ついでに機内もそうだよねえ。
一番上の記事の中のオススメは、Juice-Jack Defender、らしいんだけど、すっごい値段です。(一体何個組み?)
そんなものは使わぬ!
対策その1 USB充電器
トランジット中であっても、これですね。USB充電器ですよ。

Appleのワールドトラベルアダプターキットがおすすめです。
⇒海外旅行を前提に、USB充電できるように構築し、Appleのワールドトラベルアダプターキットを使うと楽
姉さんは、20WのApple純正Type-C充電器を韓国でも買って喜んでる。

こっちはType Cケーブルが必要だけど、ケーブルは純正じゃなくても大丈夫。
Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル Anker絡まないケーブル PD対応 シリコン素材採用100W Ga…
Anker PowerLine Ⅲ Flow USB-C & ライトニング ケーブル MFi認証 Anker絡まないケーブル USB PD対応 シリコ…
対策その2 ポータブルバッテリーを使う

これを使う。
USB充電ポートにはポータブルバッテリー。コンセントにはスマホ
つまりね、充電ポートとコンセントがある場合って結構あるじゃないですか。上の桃園空港もそうなってるけど、ホテルの枕元なんかよくあるよね。
たとえばこれ。
この場合、コンセントにはスマホ。USB充電ポートにはバッテリーを使うと良いのではないかと思うの。(真ん中はマルチタイプだから、日本からそのまま持って行ったので使える。というか台湾なので日本と同じA使ってるよ)
例えばホテルなら。毎晩ホテルに戻ってきてから、ありったけの充電器をコンセントに突っ込んで充電していくんだけど、スマホ・カメラは早めに満充電にしたいのよ。夜じゅうかけてポータブルバッテリーが充電できればいい。
トランジット利用も結構あるんじゃないかと思われる香港空港です。意外コンセントがマルチになってなかった。
一泊しなくても、トランジットで数時間滞在するときには充電したいじゃないですか。こういうこともあるんで。コンセントを持っていくか、モバイルバッテリーの充電だけにして、機内ではそこからスマホ・タブレットに充電しましょ。
これは反省しないとなー。↓

2014年のミュンヘン空港です。なんかケーブル的に、iPad Mini2を充電してたっぽいぞ、私。
機内でも結構USBポートあるよね。
タイ航空のA380はUSBポートでしたね。

日本ータイはそれなりの時間を飛行しますし。機内で充電できるとありがたいじゃない?でもUSBポートしかない場合は、ポータブルバッテリーの充電に使いましょうということ。
2022年11月の台北旅行中、私は機内では(機内モードにした)iPadでアマプラでダウンロードしておいた動画を見てた。iPadはバッテリーの持ちもまだ悪くないから、それは機内で充電しないとして。
iPhoneの方は機内モードにして充電したいんだよねえ。その場合にはポータブルバッテリーを使いましょうね。で、このUSBポートで充電するのは、iPhoneに十分充電した後のポータブルバッテリーにしましょうね。
それなら、充電中に情報を抜かれることはないでしょう。
空港やカフェなどでスマホを充電したいときこそ20W充電器で一気に充電したいじゃないですか。ところがUSB充電口は5Wくらいしかないから。
髭剃り用コンセントは使用中ずっと手に持ってるのが前提。置きっぱなしで充電するのはお勧めしない。
たまにおられるじゃないですか。コンセントの「髭剃り用のコンセントがあるから、それで充電します」って人。あれ見るたびに怖いなーって思う。
髭剃り(ヘアドライヤーもだけど)ってさ、ずっと持ってるのが基本じゃないですか。
ドライヤーはスタンドを使って手に持たなくて良いようにすることもできるけど、髭剃りではちょっと厳しいんじゃないかと思うんですけど、姉さんは電動髭剃りに用がないわけで。眉毛とか顔剃りのやつは使うけど、電池式だ。
とにかく!髭剃り用のコンセントってこんな感じになってることがあるわけ。

もうない、香港のバタフライなんだけどねー。
これだと、どこにスマホなど置くの!?って感じになるじゃない。ちょっと怖いぞ、私は。まあ、コンセントの真上ですかね。歯ブラシが置いてあるところ。歯ブラシを取って、うーん、10cmか、ギリギリくらいかな。
ただし、ここでLineしてたり(ゲームしてたり?)ずっと手に持ったまんまで、スマホを充電するなら問題ないんじゃないかと思う。ただし、水には要注意。
空港・ホテルを含めた公共Wi-Fiは使わない。使うならVPNでプロテクト
スタバなどのカフェまで含めた、空港やホテルのWi-Fiは使わないようになりました。
使ったことはあるんだけどな、えへへ。
台北のTaipei Freeみたいに、登録してから使わせるものなどありますけどね…。
「たくさんの人が使いやすいように」という観点から、こういう何人もの人が使うことを前提にしたWi-Fiのセキュリティは甘めです。
乗っ取って読み取ることもできますし。
というわけで、できる限り、公共Wi-Fiは使いません。
日本国内では、mineoパケットぐるぐるでためてるから十分
日本ではmineoやpovoを使います。
mineoは毎月3GBも使い切らないのでもう一つのアカウントと交換する形でかなり溜まってるんですね。今は70GBくらいかな。
姉さんの紹介用URL を使うと、初期手数料無料+EJOICAギフト券が(お互いに)いただけることがあります。
mineo 紹介用URL
お出かけ中はmineoを消費するので十分。
海外旅行中は、基本現地のSIM買うし。よく行くところじゃなかったら周遊SIMも用意する
海外では、基本、現地・もしくは周遊SIMを使います。台湾みたいに何度も行ってて延長してキープしているSIMを持っているところもあるし。
それ以外のところは基本周遊SIMを1枚は用意して行きます。
周遊SIMでお手軽なのは、物理SIMならタイのAISのSIM2Fly。⇒Amazonで買えるタイのAISのSIM2Fly
周遊eSIMならお手軽(しかもアメリカがアジアと同じ料金!)なのが、同じくタイのdtacのGO INTER。⇒KKdayでタイのdtac Go InterのeSIMを買って韓国で使いました。
しかし、どうしてもしょうがないこともありうるんで。
そこは(完全に安全とまでは言えないだろうとは思うけれども、)せめてVPNでプロテクトしたいところ。
私はこれを使ってます。⇒HotSpot VPNはプレミアムにしました。これで当分期限を気にせず使えるはず
ホテルのアメニティ
アメニティもねえ。
バスアメニティ
10年以上前、ホテルの、中国産の歯磨き粉がどうのという時代があったんですがご存知です?
あれ以来、歯磨き粉は持って歩いていて、ついでに歯ブラシも持って歩いてるのね。最近は歯ブラシがついていないホテルも増えましたし。
使わないもののその次は、シャンプーセット。壁に備え付けになっているものはいいし、小分けになっているものも使えるんだけども。使えなくなったのは、大きなボトルが置いてあるの、あれ。
大抵、ホテルのシャンプーセットは、白濁したものが少ないのだけど、それは男性が●液を入れてもわかるようになっているからだって聞くと、もう使えないよねえ。レディースフロアになってても微妙。なので、これを持っていく。
ホテルのコップ・スプーンなど
これは清掃の問題。
紙皿・紙コップ・プラスチックのカトラリーも持って歩いてる。
もしも、乗る航空会社がプラスチックのカトラリーを使うところの場合は、そのまま持っていくといいです。
ホテルのアメニティで使うものは?
タオル以外では、明らかに使い捨てのもの、つまり。
ティッシュペーパー・ティーバッグ・シャワーキャップ(汚れ物などを入れるのにも使える)・クシ。あとは置いていれば、垢すりタオルやバスリリーみたいなのですね。
そして、加湿器・湯沸かしですね。
湯沸しは、日本だとクラシカルなところだと、そのまま電源を入れたらお湯が沸くように、水を入れてくれるところもあるんですが。あれ、微妙だなあって思い始めて。
一度お湯を沸かして、そのまま少し冷ましてからお湯を捨てます。お湯を沸かすのはそのあと、水道水をまた入れてから。
知っちゃうと使えないものはたくさんありますよね・・・。
どういう風にホテルで過ごしてる?
初めての空港でのトランジットだけど、お昼に到着して現地を楽しんで夜に空港隣接のホテルに泊まるという状況、エコノミーでラウンジアクセスなし、もしくは朝が早くてラウンジで遊んでる余裕があるか不明という状況で考えて。
今は20時、ご飯はもう食べた、コインランドリーはないという状態で、明日は朝の6時にはチェックアウト完了して、空港へ行かなきゃという状況です。帰国便なら、どうせ乗り継ぐ羽田のパワーラウンジって思うし、東京や大阪福岡での前泊ならここまで急いでない。
5Wの日本タイプ(A)一つに、12Wの現地のものとA、20Wの現地のものとAが一つずつ持ってるとしよう。
ホテルに着いてみれば、Aが使えるのはお風呂の洗面台だけというパターン。USB充電ポートは2つある。
持ってるのは、iPhone 2台、iPad 1台、カメラ1台、イヤホン1つ、ヘッドホン1つ。ポータブルバッテリー2つという状況として。
忙しいよ。
私のカメラのバッテリーは(新しくないのもあって)5Wが良く、ポータブルバッテリーの充電は10Wが限界です。
まず、iPhoneの減ってる方を現地20Wで充電始めます。次にカメラを現地12Wで。その状況でUSB充電ポートが2つなら、まずバッテリーの残りが多い方をつないでおきます。
次はiPhoneの減ってない方をバッテリーの残りが少ない方に繋いでおく。
そして、撮り溜めた写真をiPadに集めて、バックアップにOne Driveに転送しはじめます(下にも書くけど、現地で使えるSIMを必ず複数用意してて、データ容量はかなりたっぷり用意してる)
ミネラルウォーターが二本置かれてることが多いので、これは(キャップが開いてないことを確認して)飲みます。最近は、寒くなかったら特にお湯を沸かすこともなくなったなー。
私はお風呂に入って、上がったら換気扇マックスに。バッテリーに繋いだ方のiPhoneを確認。90%くらいだったらもう終えて、次に機内で確実に使うヘッドホンを確認するよ。
おそらくその状況ではノイキャンイヤホンはバッグのポケットに入ってるだけで問題ない。フライト中にはノイキャンヘッドホンを使うので、ノイキャンヘッドホンはここまで来る間に電池を相当使ってる可能性があるし、次の日も使うからバッテリーにはヘッドホンを繋ぐよ。
カメラの充電が終わってたら、現地12Wにヘッドホン。繋いでたバッテリーが切れる頃なら、バッテリーはUSB充電ポートへ。
そして現地20Wに繋いだiPhoneを確認しておく。到着時点で空っぽだったらその頃にはせいぜい70%くらいでしょう。旅行中はかなり気をつけるようにしてるんで、それはおそらくないからこの段階で満充電になってると思う。
おそらく機内でiPadを見てるから、iPadのバッテリーを確認。これが50%くらいになってる可能性はあるんで、現地20W充電器はiPadへ。
なんやかんやと翌日の予定を立てたり、日本に連絡したりして、0時近くになってるとしましょ。おそらくカメラ・ヘッドホンは満充電になってるんじゃないかな。iPadを満充電にしたいなあと思いながらも、外して充電器を回収。
翌朝使うものは歯ブラシセット。化粧品は(できるだけ)サンプルにしたいけど、日焼け止めは仕方ないんで。もしくは、下地(サンプル)とファンデーション(サンプル)の組み合わせにします。マスクを確認して、できる限り翌朝は、パジャマをスーツケースに突っ込み、歯ブラシなどを持ち込みバッグに突っ込んだらヨシ!という状態まで持っていきたいもん。
朝ごはんはどこかで買ってきておいてて、それはテーブルの上に置いて。
USB充電ポートにはバッテリーが1つ、もしくは2つ充電中だけで寝る。これが理想です。