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台北:マカイ病院には日本語医療通訳さんがおられ、クレジットカード決済も可能 [2019年7月]

2019年7月。マカイ病院とAIGのお世話になりました…
マカイ病院
AIGにはお布施をするつもり満々だったのに。くそー。

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食事は薄味の味付けで、素材の味を楽しむことができましたよ。こっちも見てね!⇒台北から日帰りできる温泉地、烏来。ヴォランドウーライで美肌の湯&ステーキ!

スパもありまして。
kkday【【台北・烏来】ヴォランドウーライ:スパ・マッサージ+お食事セットプラン

もちろん、宿泊も可能。
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——————————引き続き「姉御の一人旅ガイド」をお楽しみください。

何があったかって?我が歯。今度はアルファ化米に負ける

それは帰国日の朝のことだった。

とにかく。空腹で部屋の外を出るというのが耐え難い姉さん。なんなら普段夜に「温めるだけでOK」くらいの朝食の準備すらするからな。

着替えて一台しかない(事前に聞いていた)エレベーターに乗り、というのも耐え難く、毎朝賞味期限切れのアルファ化米を食べていたというわけ。できればマンゴーも、と思ったけれど、マンゴーまで食べる余裕はなかなかなかった。なので、マンゴーは夜食べたんだよね。

この朝もお湯を沸かしてアルファ化米、なんだが、作った人はわかっていただけると思うんだけど。たっぷり時間をかければいいんだが、焦って開けると上が硬いことがある。

アルファ化米が出来上がるまでの間に機械のバッテリーをチェックしたりしてたんだよ。ほら、この日は夜に福岡まで行くからさ、バッテリーはチェックしておかないと。

空腹を抱えててさあ。ようやく。一口目にいれたときのことだった。

かてーな、おい。

と思いつつもガリッとやる。あれを全部ガリガリ食えと言われると厳しいが、多少残るくらいは平気なのである。

口の中に激痛が走り…口の中に何か、変な、ものが。

そうです。詰め物でした。海外で歯の詰め物がやられたのって、2017年の秋に引き続き2度目。なお、同じ箇所ではありません。

見たい?見たい?今回は詰め物の写真を撮ってるぜ。

ってねえ、やめておくよ。

その歯、上が全面的に削られている悲しい歯なのでした。はあ。

ゆすぐけれど、水が当たるだけで痛い。そうです。悲しい歯だけど、神経を取るほどではなかったんだよね。神経抜こうかどうしようかと言われて、一応残してもらったんだよ。

AIGに探してもらったのはマカイ病院

慌ててAIGに電話をして(ほぼ半泣き)、病院を探していただきました。

ここで伝えるべきことは

  • 今いる場所(住所がわかればなおいいが、近くの駅名でもいい)
  • 折り返しで受け取れる電話番号(私は中華電信の番号を言った)
  • ニーズ:とにかく穴を塞いで欲しい。痛い
  • キャッシュは手元にあまりないので、(いくらかかるかわからないから)カード決済が可能な病院
  • 日本語とは言わない。英語が通じるといい

です。

この歯では飲食がかなり難しいので、熱中症にかかって別の病院にお世話にならないとならなくなる。

すぐに、と言うわけにはいかなかったけれど、ホテルの目と鼻の先にあるマカイ病院を手配していただきました。

初めにマカイ病院だめですか?って聞いたけれど、記録がありませんって言われた。

なお、緊急歯科の場合は、AIGに支払い請求が行くようにすることはできません。なので、一度自分で支払い、書類を揃えてAIGに請求、そして口座に入金という形をとります。請求後、書類が到着したと想定できる日から1営業日で入金されました。助かります。

ホテルで聞くとマカイ病院には歯科があるし、カード決済ができると聞いたので、AIGさんにその旨を伝えました。

実際にはマカイ病院につないでいただく前に、別の病院ならクレジットカード決済をした記録があります、ということでそちらの歯科に、ということだったけれども、向こうの歯科に予約で一杯と断られ、ようやく引き受けてくれたのがマカイ病院でした。AIGにもマカイ病院にも感謝。

だからどこで何時になるかもわからないので、病院が決まる前に桃園空港線台北駅で荷物をチェックインしてたの。⇒台北のMRT桃園空港線に乗って、桃園空港と台北駅間を移動。インタウンチェックインがありがたい

結局台北駅にいる間に「マカイ病院が引き受けてくれる」ということがわかったので、中山北路を北上しました。バスで。終わるのが何時になるかわからないので、一応、と思って機内に持ち込む荷物はコインロッカーに預けず、持ってたわけ。

最悪マカイ病院からタクシーを桃園空港線台北駅か、どこかの駅か、桃園空港まで飛ばすことになると思ったの。たぶん、どこかの駅まで行って追いかけるのが一番早かろう。

なお、何度も言うけど、キャッシュはないので、どこかで下ろすか、一万円札は一枚あったから、「お釣りはいらぬ!円で引き受けないか」にするしかなかったんだけども。

マカイ病院にて

まあ、はっきりいってボケてる上にテンパってるわけで。栄養も体に蓄えた脂肪しかないし。頭が回らぬ。

「馬偕紀念醫院」ですが、英語にするとMacKay Memorial Hospital 。MacKay博士が台湾に初めて西洋式の病院を作ったんです。それを記念して作った、由緒正しい、そして台湾ではトップの病院の一つです。MacKay博士は淡水でその痕跡を見つけられますよ。⇒淡水河の河畔はとっても臭い

もう一度だそう。
マカイ病院

周りの煉瓦造りの部分(古い病院の一部)は台北の結婚写真の撮影スポットの一つ。

さて、そのマカイ病院の中に入ってインフォーメーションのようなところに行くと、英語ができるボランティアさんがおられて。AIGが予約してると思うんだが、と言うと、なんか受付に連れて行ってくれた。そこで確かに予約が入っているということで「牙科」という表札ではなかったなあ。「口腔なんとか」と書かれた表札のところに連れて行ってくれました。

実はその科から国際医療外来に連絡が行き、「通訳の人です」と滑らかな日本語を喋る方が来られました。いやあ、医療通訳!すごいなあ。この方のおかげで全部スムーズに行きました。

「さっき取れました。水も飲みにくいです」ということで、レントゲンをとって中を見ていただき「虫歯が広がった。神経を抜かないと。うちでは、予約を取って削るシステムなので今日はできない。薬を処方するからそれを飲んで」で返されかけたんですが、こ、困る。しみるだけではなく、つまるから食べられないじゃない。虫歯も広がる!

「日本で歯医者に行くって約束するから、これ入れてくれませんか」って取れたのを出すんだが。「虫歯だから入れられません」ということで仮ぶたを入れてもらいました。柔らかいやつね。交渉、大切。と思ったんだけど、「ぺちょ」ってつけただけで「高いところありませんかー」もない。なので、「変」と伝えて調整してもらいました。

帰国後、日本の歯医者さんで「仮に入れているだけなので、30分間は何も食べないでくださいねー」と言われたけれど、マカイ病院では言われなかったぞ・・・。患者として覚えておこう(年に何回も歯医者で仮ふたを入れるわけではないので、すぐに忘れる)

翌朝歯磨き(もちろん、その部分は軽くね)したら、多少破壊していたことに気づき、いつもの歯医者に行くまでに大変ヒヤヒヤする毎日を送りました。こっちも予約が取れず、すぐに行けるわけではないですしね。それでも、「埋まっている」ことは大切。

そしてAIGに言われたように、診断書をもらうこと。領収書と合わせてAIGに送付する必要があります。

受け取った段階で私はAIGに電話をかけて確かめました。

通訳さんに連れて行っていただき、お金を払い。最後に、診断書に「マカイ病院発行印」をもらわないとならず、来るときに素通りしたところに入りました。

場所は、正面玄関から中に入ってインフォメーションに行くよりも手前にあります。自動ドアがあるところです。

マカイ病院 国際医療中心

AIGさんはこの国際医療外来に連絡なさったんですね。

なので、インフォーメーションに行く前にこっちに行くべきだったっぽいです。もちろん、ここに通訳さんはおられた。

明細

支払額は1641元。あら。台湾の健康保険に入ってないのに、1641元。5000円強です。このうち、Certificationは診断書のことなので、1341元で診察があったというわけ。高くない。もちろん、ぺちょっとやってもらっただけで、帰国後にかぶせを作ってもらう間の仮ぶたと比べてもあまりよろしい出来んですが、緊急歯科なので仕方がない。

なお、帰国後にAIGさんに請求すると、到着しただろうと思われる日から一営業日後に入金されました。ありがとうございます。

そういえば、初めて「現地の人が行く病院」に行った

なぜ受付のところにいたボランティアさんが国際医療外来に連れて行ってくれなかったのか。

これはAIGの指示が「国際医療外来へ行け」と強調してなかったのが悪かったわけではないと思うわけよ。だって、マカイ病院のことを知らないし、私だってしらないんだもの。

また、マカイ病院の連絡・連携が不十分だと言う話ではなくてね。

単純にマカイ病院が「台湾人の行く病院だから」であろうと思うの。

考えてみれば。

「世界の病室から」をやりかねない姉さんなんだけども。

  • アメリカ → 大学付属のクリニック(いわゆる大学病院ではなくて、学生と教職員のみ)で留学生慣れしている
  • タイ → 外国人向け医療ツーリズムのための病院で、ほぼ外国人専用
  • 香港 → 欧米系(つまりは白人)エクスパットとその家族がメインの歯科なので、ほぼ外国人専用

ということで。

アメリカもその州トップ校だから、そこにいる人が必ずしも「普通の人」ではない上に、留学生が多いので慣れていたし、「近所の人」が行く病院ではない。

タイはタイ人が行く病院ではない。

香港も、中環女子に言わせれば「そりゃ(あそこなら)英語通じるよね」だった。

姉さん、東京でぶっ倒れて虎ノ門病院の夜間救急に行ったことがあります。これね、虎ノ門病院をマカイ病院に置き換えればほぼ同じことになろうかと。

「台湾人が東京でぶっ倒れて大きめ総合病院に行ったケース」でどうなろうかと。

「保険会社からの連絡があると思うんですが」、ってその人が英語でまくし立てて、そこに偶然英語がちょっとできるスタッフがいて、って。一度で本来行くべき部署に連れて行ってもらえず。普通の日本人のルートでさ。「紹介状がないので初診料がかかりますがかまいませんか?」って言われたケースを考えてくださいな。ありそうじゃない?

頭はボケてるんですが、ああ、そういうことか、と一人で納得いたしました。

日本で私が通った大学病院では番号を渡されて番号が呼ばれたたり掲示されたり、名前を呼ばれたりしたんだけども。台湾では電光掲示板にこんな感じで名前が掲示されます。「花○里○」って。四文字〜。目立つー。

他の人も「霍○華」的な。一文字だけ隠すんだけど、確かに、ねえ。同姓同名多いけどねえ。

医療通訳にはプロが必要

日本のお医者さんたちは外国語がお得意ではない人が少なくありません。そりゃ、大学入試まで英語のテストの点は良かっただろうけれど、それとこれとはまた別だから。大学病院の先生で留学歴があればなんとかなろうかと思うけれど。

病気に対して英語できちんと患者に説明してくれることができる先生かと言うとそれは変わるよね。

さらに、英語ができる患者とも限らない。

日本でも医療通訳がどうのこうのという話も聞かないわけではないんですが。

実際に使ってみると医療通訳ってね、良いようで悪いなあと思いました。

患者も医者も「通訳に」話してしまうんだよ

通訳さんは親切で穏やかで主張をきちんと伝えてくださる方でしたし、医者の主張もきちんと私に伝えてくれました。

医者だってね、してくれたのは穴にぺちょっとつけただけではあるけれど。しかし、予約で埋まっているだろうにレントゲンを撮って診察をしてくれて、いつもの歯医者は診断書を見て、「あー、確かにこっちも小さいけれど虫歯になってるなあ」って。レントゲン技師のお兄さん、口に物を突っ込まれておえーってなった私を慰めてくれた。

ただ、2017年に行った香港の歯医者さんの顔は覚えてても、この台湾の歯医者さんの顔は覚えてない。まだ若い女医さんだったことしか覚えてない。

いや、ありがたいんですよ、本当に。飛び込みの外国人観光客を受け入れてくれて、しかも通訳もつけてくれて、薬を処方し、仮ぶたを入れてくれた。

しかし、「医者と患者のコミュニケーション」ではなかったよなあと。

今回は結局私が一人でショックを受けて騒いだとも言えるけれど、やはりでっかいのがぽろっと落ちれば、飲食できず。それは患者としてはtoo muchな反応かというと、プロの患者な私だってそうとも思わない。外国なんだもの。同時に私は結構主張を通す人です。(かなりあっさりめげるけど)

ただし、これが大きな病気の場合だと、医療通訳というワンクッションがあるので円滑に進みもするけれど、逆回転しはじめたら逆回転させる歯車どころかモーターにもなるなあとも。これは諸刃の剣だなって。だからそうならないようにプロの知識と技術が必要です。

医療通訳ボランティアを推進しようとする人、ちょっと待って。ボランティアになろうとする、趣味が言語の有閑マダム、ちょっと待って。多分あなたにはできない。

ここはプロが必要です。語学だけではなく最低でも看護師の知識は必要だろうと思う。しかも、それぞれの分野の単語を全部正確に覚えていないとならない。たぶん、今回お世話になった通訳さんは、ほぼ一人で総合病院のすべての科の、中国語の単語と日本語の単語を正確にマッチさせないとならない。

できます?総合病院のすべての科の、日本語と英語の単語をすべて完全にマッチさせられます?私が片手間のボランティアをするとして、いつ患者が来るかわからんじゃないですか。全部最新の情報にアップデートできるかというと無理。

地方で外国語に対応できないという場合は、電話でも良いと思うの。

とにかく、プロを養成して、プロを雇う。患者の立場で強く思いました。外国人なんだもの。日本の国民保険の外にいる人たちです。外国人患者に通訳を付ける場合には、通訳料を加算すればいいだけです。海外旅行保険をつけることを日本入国の条件にすればいい。

大きな総合病院で外国語のできるボランティアを否定するものではない。診察にはプロが必要

マカイ病院の受付にいた英語が少しできる人というのは、ボランティアでした。「志工」とか「義工」って書いたのを着てた。この人はちょっと英語ができる有閑マダムって感じ。ただし、英語のレベルは私よりもはるかに低い感じ。でも、付き添っていろんな窓口に連れて行ってくれるだけでありがたいし、いてくださるだけで、誰かに頼れるわけでちょっと安心できた。

それに対して、「通訳」さんの日本語は、外国人の日本語ですけれども、かなりのものです。もちろん、こちらは「はっきりゆっくり、できるかぎり教科書のように、アナウンサーのように」喋りますよ。しかし聞き返されたことはありませんし、誤解も一切なかった。

なんでって?プロだから。

ボランティアさんは受付まで。診察にはきちんとプロを入れましょう。

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