みなさん、ノートにこだわりってありますか?
私は大いにあります。どれだけこだわるかって、アメリカ留学から帰国するときにはノートというかルーズリーフ(黄色くないやつよ?)を買って帰ろうと思うのだけど、レターサイズ&穴が特殊なので諦めました。ホルダー買ってたけど。ヨーロッパ留学ではたまたま見つけたA4ノート(というかルーズリーフ)を爆買いして帰り、ソニプラでようやく似たものを見つけて愛用していた程度には。
何が良かったのかって、A4というサイズですね。それと、私は授業ノート&予習ノートは縦に半分に折って左側だけに書き込み、右側にその後の気づきなどを書くようにしていました。それでB5サイズよりA4サイズの方が全体の把握がしやすかったんだなあ。
さらに、ボールペンでノートをとるのですが、速く書くときの私の字はかなり大きいんだ。
あと、こだわりポイントは罫線が薄いことです。日本でベストなのはCampus。罫線が濃いとこれが邪魔。
今必要なノートはA5サイズ、見開きべたっとなるノート。Gambol! Gambol!
最近では、A5サイズです。持ち歩く鞄が学生当時から比べると小さくなっているからですね。糸で閉じず、リング式でもないノートだったら、そのまま見開きでブレスト用のマインドマップにもできるので、書きなぐるのに便利なのです。
今私が日本のノートを選ぶなら、キャンパス一本です。Aと呼ばれる7mmのものです。
キャンパスノートの良さって、罫線の薄さだと思うんです。他にも、マルマンとか罫線の薄いルーズリーフもあるのですが、ノートで、しかも使いやすい貼り合わせのノートですぐに手に入る罫線の薄いノートって、キャンパスなんですよね。ルーズリーフは散らかりますが、ノートは散らからないし。
リング式はリングに手が当たるのでお断り、そして糸式は構わないんだけど、できれば貼り合わせの方が好み、というわけでキャンパスなんです。
今は、折りはしないのですが、真ん中に線を入れて、やっぱり左に書き込み、右にその後に書く、という使い方をしています。今は持ち歩きが前提になっているのでA5を使います。
しかし、私のお気にはGambol!
Gambolはすばらしい!
さて、Gambolノート。わかる人はぷぷっと笑うかもしれないけれど。
これ、2015年4月に広州の本屋で見つけて即買いしたものです。ネタとして買ったの。
この写真では上の緑が広州のGambol、下が香港で買ったものです。

見たらわかるか。コクヨのキャンパスノートのパクリ商品です。ほぼ常にカバンに入れて持ち歩いているせいで、ボロボロになってしまいました。

なんだよ、Watabeって、日本人みたいな名前をつけやがって。でも普通「渡邊」ってワタナベって読むよね。
なんなんですか、Watabeって。・・・アンジャッシュですか?なんか中国ではよくアンジャッシュのネタをパクってるとかいう話ですが。
ところがこのGambolノート、中国のノートシェアを握ってるらしい。実はパクられたコクヨが買い取ってしまったのでただいま問題なし、なんです。
しかし、そのパクリとしてのクオリティの高さからなんとコクヨが買い取ったのです。だから、コクヨ公認のGambolノートでございます。
さて、このGambolノートなのですが、中国でネタとして買って帰ったのですが、とても使い勝手が良かった。
で、このノートの素晴らしいところは、Campusノートのパクリだけあって罫線が薄めです。見たらわかるけど8mmなの。この8mmが絶妙。お気に入りのJetstreamの0.7mmで書いても字が潰れない。
紙質はそりゃCampusに比べれば悪いですよ。しかし、悪い分だけ軽いんです。このノート、厚さが8mmくらいあるんじゃないかな。軽い軽い。そして、薄さもノートとしては許せるレベルで、濃いめの書き味のJetstreamで書いて、裏から読めないわけではないけれど、裏にも書いてしまえばほぼ気にならない。
紙のスペックが低いので軽いけど、臭くない
紙のスペックが低いので分厚いのに違ってもそんなに重くないのです。これ、重要。
裏に字が透けますが、ボールペンで書いたらキャンパスノートだって透けます。あれだけ厚いのに透けます。これくらいは許容範囲よ?
なお、このノートがどれだけ安いって、6.50元なので、1人民元=20円としても130円です。キャンパスのA5のもの、162円でしたよ。こんなに薄いのに。日本人よ、中国に行ってGambolを買い占めろ。
中国の紙って臭くて、印刷物はアレルギーっ子の私には刺激があるんです。日本でも紙包みがひどい和菓子とかあるんですが、中国産DVD(おそらく海賊版ではない)のパッケージでもやられてみたり、大変だったのです。でも、さすがは渡邊さん。そういう刺激がないのです。これも素晴らしい。
Gambolノートとの出会い(2015年4月 広州)
ハイスペックなCampusよりお手頃Gambolでしょうか。お値段は芳村で6.50人民元。130円強ですね。
学生時代にこれを知っていれば大陸女子の帰省のときに買ってきてもらえたものを。ちぇ。
ついでにフッキー @ ホステル
マッキーじゃないの。フッキー。ここ大切よ。テスト出ます。
フッキー。
だーかーら、フッキーだってば。マッキーでは点数が取れませんよ。
撮影場所はホステルのフロント。変なところに焦点がいってしまいましたが、読めるよね。
このフッキー、書き味はまさにマッキーでございました。チェックインのときに見つけて撮っていい?って聞いたのです。
ダブルブッキングだったらしく、「奇怪(ちーわい。変だねえ)」とつぶやかれたときです。
⇒YHAリバーサイドホステルは行くだけで疲れたけど、ホステルはおすすめ
フロントが怪訝そうな顔をしていましたよ。これもまた、ちーわい、だったかもね。奇怪的日本人か・・・。つらいね。
もちろん貼り合わせ!
上がCampus、下がGambolです。ただ、このGambolは香港で買ったものです。紙のクオリティや少し白みが強いのは広州で買ったものと一緒でした。

何がいいって、罫線が8mmであることです。言いましたよね。私の字はかなり大きいって。
ヨーロッパやアメリカのノートって見たことがありますか?太いんですよ。あれが使いやすい、といえば私の字が大きいのがわかってもらえますか?
8mmって結構太いのですよ。この太さが良いです。
日本のキャンパスノートって、一番太いAが7mmなのです。「書きなぐりたい」モードの私には狭いのです。お気に入りの三菱のジェットストリームだったら0.5mmでないと使えない。一時期ヨーロッパ輸入物のA4ノートを使っていた名残でまだ0.7mmのリフィルが残っていて、これを使いきりたいなーとか。
香港でもGambolが買えると聞いて、もうわくわくですよ。
思いつきの書きなぐりノートとしては本当に重宝します。
Gambol欲しいいいいいい。そこは北角商務印書館(2015年11月)
ネタとして買ったのにいつの間にか愛するようになってしまった、それがGambolノートでした。ああああああ、もう書き終わってしまう!!!!欲しいいいいいいいいいいいいいい、Gambol欲しいいいいいいいい。大陸女子ズとはChinese Great Wallのせいで連絡が取れなくなってしまっててなあ。
港女ズに聞いてみると、「そんなもん知らん」だそうです。まあ、普通はわからんわな・・・。いや、教師が数人含まれてるのにな・・・。深圳在住の港女にも聞いてみましたが、「・・・知らんわ」だそうです。
KYNAさんに伺ってみると「普通の文具屋で・・・」だそうです。
観光客である私には「普通の文具屋」がどれなんだかよくわからないんだけど。
トラムでセントラルに行き、忘れ物に気づいて地下鉄で北角にワープ。北角B1から出てふらふら歩いていると書局街というところでした。そこからキングスロードに出ると「商務印書館」を通りかかり、ここがどうも本屋っぽいので、入ってみました。
文具コーナーがあったので入ってみると、あった。あったよ、Gambolノートはあったんだ!
ちゃんとA5の8mmですよ。涙ちょちょ切れる。ルーズリーフ状のものとかいろいろあって、ここはGambolノートの天国ですか?
残念なことに、KOKUYOだけど。

しかもめちゃくちゃ高い。12ドルですよ!12ドル!広州では6.5元でしたよ!2倍ですよ!きー!
誰ですか?中国の物価が高いと言った人は。
日本人よ、中国でGambolノートを爆買いしろ!
店内なので撮影は遠慮しましたが、KOKUYOのキャンパスノートもありました。しかも、なんと罫線が8mmです。厚さなどを見てもGambolそのままなのですが。問題があって、6冊パックしかないのです。割り引かれて72ドルです。・・・Gambolと同じ値段になってるよ。
もしも香港によって帰国するのであれば買ったと思うのですが、なにせ、今から私は台北旅行なのですよ。泣く泣く諦めることになりました。
そして、台北で探してみました。ひょっとしたらあるかもしれないじゃない?
行くところは、Gambolなんて怪しげなものを売ってそうなところは・・・と思いついたのは台北駅の三越の裏にある光南でした。あそこ、文具もあるの。でも、Gambolもないし、Campusもないのです。
そのほか、文具があるところ(カルフールとか、文具の影があったところとか)や、誠品の信義店とか行くんですけど、どこにもないんですよ。こんな大陸かぶれのCampusもGambolも。
正直、香港飯は台北でも添好運が食べられるし、DVDもほぼ買えるし、しかも台北の方が安いとくれば、香港はまさにトランジットの都市としてしか、私にとっては意味をなさなくなっていました。
いや、まだあった。香港に行く目的。それはこの怪しげなGambolとかCampusノートを買うことです。
しかも、香港Gambolと広州Gambolには一つだけ違いがあった。紙の真ん中を示すポチです。

上の写真では黄色っぽいのがCampusです。真ん中がどこかわかりますよね。で、白っぽいのが香港Gambolです。真ん中がどこかはっきりしないので、折り目を入れてみました。
あら。ちゃんとポチがあるじゃない。
今でも私は縦で半分に折ったり、線を入れたりして使用することが多いので、これがうれしいのです。しかし、広州Gambolって真ん中にポチが一切なかったのです。
うん。香港へ行って高いGambolかCampusを買うことにしよう!
北角商務印書館はGambolの聖地なのか?(2016年1月)
いろいろまわったんだけど(途中略)

そこは北角、商務印書館に行くしかなかったね。

このCampusノートは、いわゆる東大ノートだった。あんまり好きじゃない。
↓は上からGambol、(日本の)KOKUYO Campus 7mm、一番下が中華KOKUYO Campus 8mmです。

ノートの約束の地は中国だったのかもしれません。
久しぶりの中国!上海ではGambolに出会えず、なんだよCapableって(2024年12月上海)
香港はデモがひどくてマカオに直行したのが最後だもんな。さて、上海でやりたかったことの一つが、パチモン文房具を買うこと。理想はGambol!だった。いまだにコクヨがGambolを売ってるのは淘宝で確認済みでした。俺が欲しいのはこれ!A5の8mmのGambol!

これが欲しいんや!
やっぱりパチ文具を売ってそうな文房具屋で、現金で買えればなお良かった。時間と体力があったときに検索した文具屋に行ってみたら、その日は日曜日でお休みだった。見過ごしてしまったぜ。気を取り直して翌日、ホテルの近くで検索して、その日はやってるだろうということを確認して行ったのが「晨光」のチェーン店です。

ほんと、どいつもこいつもみたことのある顔をしやがって。なんだよ、Capableって。どうみてもCampus。ペンの方もどうみてもSignoじゃん。
晨光…。しかし、やはりCapableはGambolには負けます。だって罫線が濃いんだもん。
ペンの方もSignoには負ける。だって、なかなか乾かないんだもん。書き味そのものは悪くないんだけどね。
広州でGambol買ってきたい!芳村のあの店まだあるかなあ。天猫で売ってる店があるんだから、ホテルに送れって思った人手を挙げて!