中国はねえ。ネットがガラパゴス。ガチやぞ。そして俺さまはビザ免除後に4回(今の所)中国に渡航している。2025年は年内あと2回の中国旅行を企画しているのだ、ふぉっふぉっふぉ。現在の中国旅行は、ネット回線なしには話にならん。アプリケーションを駆使して中国旅行をするのだ。
使うアプリはこんな感じ。中国専用スマホ(iPhone SE3)のスクショです。⇒中国専用スマホ

中国では「二代証持ちの中国人と在住権のある外国人にしか使えないもの」「在住ではない外国人でも使えるもの」があるので。「中国人」でも外国生まれ外国育ちの中国籍だと二代証がない、など結構複雑怪奇なことになってるから。ホテルも外国人不可というよりも「中国で発行された身分証のある人」という書き方になってることもあるから要注意。
「中国に住んでる人が使ってる」「中国人が使ってる」が、我々日本人観光客が使えるとは限らないことに要注意。
以下は全部日本人観光客たる俺さまが使ってるものだから、ご安心あれ。準備さえすれば使える。
そして、2024年12月用に設定して、2025年4月までそのまま使えたよ。そのまま、毎日のようにいじくりまわしてるから、2025年7月現在、多分中国で使えると思う。
決済
2024年12月に上海、2025年2月に広州、2025年3月に武漢、2025年4月に蘇州と旅行していますが、現金は一銭も使っていません。(チップ文化は小銭でサービスを受けようというのが双方ともに卑しいからすごく嫌い。幸い中国はチップ文化がないから、快適だったらチェックアウトの朝に最後に少額置いてて。現金はそこで使ってます。水シャワー(遅い時間にはぬるいのが出る)のところは置かなかった)
決済にはアリペイ、ウィーチャットペイを使います。支がアリペイ、話してるマークっぽい緑がウィーチャットペイです。↓

下は蘇州旅行の支払いです。

Wise(私は米ドル収入がメインだからUSDになってるけど、日本円からだったらここがJPYになってる)を噛ませて支払っています。
Wiseは実質プリペイドカードですし。多額を置かなければ、不正使用されてもたかが知れてます。そうです。アリペイもウィーチャットペイも大規模情報流出を起こしてて。その中に私の情報もまた含まれていることでしょうよ…(遠い目
中国本土に行くなら、プライバシーという概念のなさ、情報管理のいい加減さはどうしようもないことなので…香港・台湾・韓国も日本と比べるとかなりギョッとすることがあるけれど、中国はそれ以上ですwww笑うしかねえや
本当に観光目的でしかないなら、自分の個人情報と引き換えにするようなものなので。それが耐え難い人には、中国旅行はお勧めしません。
ただ、一回登録したら例えばパスポートは10年間同じ番号だし…一度登録してしまった以上、私はもうこのパスポートの間は中国に何度行ったって(個人情報漏洩の)リスクは変わらないなとwww
銀聯カードはなくてもいい。アリペイ・ウィーチャットペイ
登録するなら、アリペイ・ウィーチャットペイのどちらか片方ではなく、どちらも設定するのをおすすめする。というのも、どちらかでだけ決済ができるってこともあるから。
一方、以前中国旅行に必要不可欠と言われていた銀聯カードは2025年的には特に必要ないと思う。私はANAカードの付帯で銀聯カードを持ってるけど、2024年のビザ免除再開以降、銀聯カードが中国で活躍したことはないよ。私にとってANA銀聯カードは、もっぱら中国以外の海外(私の場合は、香港、台湾、韓国)で使うものになってる。付帯カードなので10万円の限度なのが大変よろしい。為替レートが悪い?確かに。ただし、私の使う額では大したことではない。
銀聯カードもQRコード決済ができるようになってて、日本では楽天銀行経由でできます。でも、できるようになってるお店はすごく限られると思う。
アリペイ(支付宝)は、NFC決済できるようになったんだけど、外国人はまだ対象ではなさそう。
アリペイ、ウィーチャットペイの設定については↓からどうぞ。
以下、二つの使い分けについて。
支付宝しか使えない超市もあった
私は決済は支付宝メインです。下に書く通り、SNSとは切り分けたいというのが大きなニーズ。また、スーパーマーケット(超市)の中には、どうも支付宝しか使えないところもありました。それは上海のことだったんだけど、都市によってどっちが強いとかある可能性は高い。
目的都市のモビリティを有効にすると、公共交通機関にものれるようになるよ。アリペイで決済するとポイントが貯まるけど、バスと地下鉄それぞれ月に1度ずつポイントを使ってる1元引いてくれるwww1元だけどさ。

ただ、このQRコードで乗るようにしてると。バスは先払いだから良くても、地下鉄は後払いだから、バッテリー切れを起こしたときに地下鉄から出るのが大変なことになることがある。モバイルバッテリーは持ってるけど、持ち込みを許さない博物館もあるようでさ…だから私はあまりこれでは乗らずに、ICカードをApple Payに入れて使ってます。少し詳しく下で書いてる。
中国旅行は、博物館や遺跡に行くのが目的なので。微信で予約が必要なところもある
私は遺跡に行ったり博物館に行くんだけど、微信で予約が必要なところがいくつもあります。
パスポート番号の登録が求められます。広東省博物館のように、写真をアップしろってとこまであるけど、それはさすがに行かなかった。
いずれにせよ、予約必須と言われたら。予約は微信です。博物館は大抵無料です。有料のところも一部ある。そうだよね、みんなの財産だもんね。ああ、これが共産主…
私は、SNSで決済までするというのが嫌なので、あんまり微信での決済はしたくない。でも、これでないと決済できないということはあるから。ウィーチャットペイはそこで使ってる感じよ。
蘇州の煙草屋みたいな感じのおそらく個人商店なんだろうなあというお店では、個人間送金になってて、アリペイでは外国のパスポートでは個人間送金ができないこともあったねえ。
多分、こっちにもモビリティみたいなのがあると思う。
徒歩+公共交通機関の人は、地図アプリは高徳をお勧めする。
海外旅行で地図アプリはGoogleマップですか?甘い。中国では使い物にならんよ。
高徳と百度がそれぞれ地図アプリを出しています。私はどっちも入れてるけど、もっぱら高徳です。

私は徒歩&公共交通機関なんだよね。高徳は公共交通機関を使う人向けだと思う。
特に、バスに乗る人にはおすすめできる。ここからここにいくなら、バスが何分後にきますよ、というのも全部APIで引っ張ってくれるのよ。
以下は武漢の黄鶴楼から武漢博物館に行くときのもの。高徳で公共交通機関を指定して検索したら、10番のバスで直行できるとわかった。

10番のバスが、あと6分で来ますよ、って教えてくれる。
私にとっては決済アプリ2つと高徳、この3つは最低限必要だねえ。
交通アプリ(交通一卡通)
私が作ってるのは上海と西安だけど、おそらく大抵の都市のアプリであれば、IC交通カード(交通一卡通)を発行してApple Walletに入れられるんじゃない?アプリは上海と西安しか使ってないけど、どちらもウィーチャットペイでは支払えず、アリペイで支払ってます。

ICカードをウォレットに作るのに、私はずっと中国の携帯番号を持ってるからそれを使ってる。中国の携帯番号をゲットするのに、同じ手はもう使えなくて。2025年的に新たに中国の携帯番号をゲットしたいならば、これではないかな。
一時期、中国に行けそうにないから中国専用スマホを廃止してたことがあるんだけど、そのときにメインの日本のApple ID上に作ってしまった上海の交通カードwww

中国専用のiPhone SE 3には、西安に憧れすぎて?西安のカードなんだけど、長安カード!!!!!!!!

多分、各都市(大きめ)だったら作れると思うし、2025年的には全部交通一卡通を作れると思う。
IC交通カードの作り方はこちらに。⇒中国の共通交通カード(交通一卡通)は、外国人でも買えるし、アプリ経由でiPhoneのWalletに作れる
IC交通カードを使う理由
アリペイの「モビリティ」で乗車もできる。多分ウィーチャットペイにもなんかあるでしょ。
だけど、私はIC交通カードです。
スマホのバッテリーが切れたときのことが怖いので。モバイルバッテリーは持って歩くけど、ある博物館には持って入れないという話ですし…そういうところは他にもあっても驚かないので。やはり、バッテリーが切れても、モバイルIC交通カードだと、エクスプレス対応になっていれば、地下鉄かバスに乗ってホテルに戻ることができるから。もちろん、事前にチャージはそれなりにしておきます。一応、一週間程度の旅行で100元入れておけば私は空港とホテルの往復も十分払えるだろうという計算。
2025年の広州や武漢では、空港とホテルの往復まで含めて40元以内に収まっています。蘇州からの帰りに乗った、浦東空港と虹橋空港間の地下鉄はそれなりにかかる、といっても26元なんですが、地下鉄の初乗り運賃は2元だーよwww
なので50元を切らなければ私の行動パターンでは問題ない。安いでしょ、これが共産主…実は、これでも値上がりしてるのよ。2014年の広州ではバスは1元(今は2元)だったんだから、倍だよ!
携提
携提=C Tripです。Trip.comの親玉。

具体的には武漢の黄鶴楼だけど、観光地の入場料が、携提経由での決済だったということがありました。入れておいて損はない。
ただ、博物館の予約は全部微信だったし。
蘇州は庭園=観光地巡りだけど、全て現地で手続きしてます。おかげで蘇州博物館には行きそびれたwww
特にチェーンなど決まってないなら、ホテル予約もここで良いのでは?ホテルの予約についてはこちらで。⇒中国のホテルの予約方法
外国人お断りのところたくさんあるし、外国人可ということにしてても、チェックイン後に追い出されたという話もあるからね…私は、一泊500元を目安にしてます。平日何もない日に一泊500元程度のホテルだと、本当に快適。このレベルだと「中国のホテルのクオリティはすごく高い」と思うと思う。ざっくり、一泊一万円前後ということ。コスパいいよ。
不安な人は、私が2024年以降に泊まったホテルを参考にしてね。
いやもう、広州水シャワー事件(遅い時間にはぬるいのが出る)以来、私はもっぱら欧米系のホテルです。万豪万歳。
高鉄
高鉄にも乗ってます。多分携程でも予約できるけど、公式アプリは12306。怪しげに聞こえるよねえ。でも、中国の国鉄のアプリです。

高鉄はもう絶対商務座にしか乗らん!

詳しい話は、⇒中国の高鉄の乗り方について
iPhoneの翻訳アプリ
HSK5級が炸裂しても、だな。俳優さんたちは比較的綺麗に発音するし、ドラマじゃ容赦なく吹き替えられるし。ところが市井の人はそうではない。そうなると、バーバルなやりとりが本当に苦手で。そもそも各地、例えば蘇州はメイヨーがメイヨっ!になったりするからねえ。
何か買いたいなら立ち去る手すらあるのだが、そうはいかない場合もなくはない。
iPhoneの翻訳アプリは結構役に立つよ。中国語をダウンロードしておけば、電波をつかまないところでもなんとかなる。
向こうは結構口で入れて翻訳してくれるのを使う人が多いね。あれはなんやろ。
中国聯通香港・ahamo・楽天モバイルで壁越え
上には楽天モバイルのアプリだけがあるけど、それは中国専用スマホに、中国聯通香港(データのみeSIM)+中国聯通香港(物理SIM。通話用)+楽天モバイル(eSIM)を載せておき。楽天モバイルはバックアップ用だからだよ。
もう一つ、メインのスマホを持って行くけど、これはahamoです。
変な(?)と言ってはアレだが、妙なものよりも、この三つをお勧めするよ。
中国専用スマホを使わないなら、中国の番号+ahamoをお勧めする。
上にも書いたけど、私が中国の携帯番号をゲットした方法はもう使えない。今ならこれ↓を使うと思う。データ通信もついてるしね。
ahamoはシームレスよ。
私はメインをahamoにして、海外でもシームレスにネットに繋いでるよ!↓
楽天モバイルはちょっと遅いかなーと思う。でも、バックアップなら問題ない。
中国でのデータ通信のみなら、これ。
【eSIM】期間限定2GBデータ増量!中国本土31省とマカオ 30日間 [ダウンロード版](中国 マカオ 30日間 15GB…
もっと詳しく知りたいなら⇒上海・広州・深圳・武漢・蘇州で安く壁越えしたいなら、このSIMを持っていけ!
航空会社のアプリ
自分の乗る航空会社のアプリ入れておこう。
空港によってはこれでチェックインもできるんだけど、中国の空港だとモバイルチェックインでQRコードという手が使えないんだよな。でも、オンラインチェックインが可能な空港なら、Baggage Dropのコーナーに並べば良いので、ステータスなし、エコノミー席でも並ばなくて済むこともあるよ。