2025年現在、中国ではデータ通信ができないと詰むよ。今のところ、上海・広州・深圳・武漢・蘇州では全てこれでうまく行ってる。中国の大都市なら問題ないんじゃなかろうか。ただ、農村部などへは行かない(行けない)ので。
下の方に詳しく書くけど。私、中国での現金は、ホテルでチェックアウトの前にチップ的に少額を置いておくときに使うだけだもん。現地で支払うときは、もっぱらQRコード支払いです。
銀聯カードはANAカードの付帯で持ってて、ホテルに到着後に支払うときにも使ってます。しかし、スーパーなどで使える雰囲気はあんまりない。
ということで、中国で個人旅行をしようという人は、データ通信がないと詰む。アリペイ・ウィーチャットペイどっちも準備しておくのをお勧めする。
タイトルが「中国で壁越えしたいなら」ではなく、地名の列挙になっているのは、私が4G・5GのSIMを使って行ったところだからよ。中国はあまりに広大で、これさえ持っていけば、全土行ける!とは言い難い。ただし、多分都市部(=直轄都市や省都クラス)ならこれでいけるのでは?と考えてる。
姉さんの海外SIMヲタっぷりを見せつけてやる。↓は2G・3G時代のもの。

結論を書くと、2025年の私がリピートしてるのは、ahamoの海外ローミングと、中国聯通香港のローミングeSIMに、中国聯通香港の音声SIMの組み合わせです。バックアップに楽天モバイル。合計4枚www
私はメインをahamoにして、海外でもシームレスにネットに繋いでるよ!↓
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地方都市でも使えるだろうと思うけれど、どうなってるかわかんないから、タイトルが地名の列挙になった…
2025年は夏に青島に行こうかと思ってたけど、武漢で入国審査で「…?何するの?」と聞かれたことがあった(「みゅーじあむ❤️」と答えた。だって事実だし)ので、やりすぎ?と思って。秋に中国旅行を再開します。そしたらまたアップデートする。
- 中国聯通香港のローミングeSIMのデータ通信が爆速だった
- 今の中国で個人旅行を前提にするなら、レンタルWi-Fiでどうにかなる時代は終わってる模様
- テイクアウト以外でも、ウィーチャットペイ&アリペイで注文から決済までできると便利になる
- 中国の携帯番号は、Amazonで中国聯通香港から買える
- 複数回線でデータ通信を構築する
- SIMフリーのiPhone、eSIMが使えるものがお勧め
- 中国移動か、中国聯通か
- タイのアジア周遊SIMでも中国をカバーするよ!
- ポケットWiFiを買ってきてプリペイドSIMを載せようとしたことはないし、お勧めもしない
- ここまで読んでいただいたのだけど。よくわからない?だったら、中国はパック旅行だ。
中国聯通香港のローミングeSIMのデータ通信が爆速だった
スピードテストまではしてないけど、2024年12月の上海、2025年2月の広州・深圳、2025年3月の武漢、2025年4月の蘇州での体感的には、中国聯通香港のローミングデータeSIMは爆速で、ahamoはそれに劣ります。
2025年2月の広州・深圳では、ahamoは中国移動でした。2024年12月の上海では、ahamoは中国移動をはじめにつかんだけど、すぐに中国聯通になってそれからはずっと中国聯通でした。
ahamoのローミングは楽天モバイルのローミングよりは速いし、すぐに掴むようになります。
楽天モバイルは国内同様、中国でも建物の中や地下は得意ではないようです。楽天モバイルに回線は私が見た限りでは中国聯通でした。
その爆速だったローミングeSIMはこれ。Amazonで買ったら翌々日くらいにメールでQRコードを送ってくれて、さらにネコポスで紙にプリントアウトしたQRコードを送ってくれたよ。(帰宅後に受け取ったけど)
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iPhoneのGPSは中国聯通香港はもちろん、ahamoでも正確で。楽天モバイルではマップまで見てない。あれはバックアップです。
マップは高徳と百度を用意したけど、高徳を使ってた。高徳だと、路線バスのAPIを読めるようで、狙ってる路線バスがあとどれくらいで来るかがわかるの。
中国聯通香港のSIM以外に一つだけ選ぶならahamo
先に結論出しちゃうけど、中国聯通香港のSIMのラインナップの中にシーズンSIMというものがあって、これが中国の携帯電話番号をつけられるっぽいのよ。事前に実名登録までしておかないとならんと思うけどね。
データ通信もついてるから、一泊二日のような人にはコレだけで十分かも。ただ、そうではない人がもう一つ選ぶんだったら、ahamoでいいんじゃないかなと思う。私はメインをahamoにして日中間がシームレスで満足してる。

↑の上段がahamoです。
↓は蘇州にて。

香港と中国を移動することもあるじゃないですか。私は広州から日帰り香港したよ。そして、武漢には韓国経由で行ったのね。
広州からは正確には深圳の羅湖経由で香港に出入りしたのだけど、すでにローミングをオンにしてるから、ずっとシームレスだった。
ソウルと武漢も、すでにローミングはオンだから。日本からソウル、ソウルから武漢、武漢からソウル、ソウルから日本、と渡るときも、機内モードを解除するだけでネットに繋ぎ始めるので、すごくシームレス。
注意点があって。確かに30GB/月まで使えるけれど、連続15日間以上使いたいなら、一度日本に帰る必要があるっぽい。なので、30日間ノービザで中国に入国できるようになったからマックス30日間滞在しようという場合には、ahamoは途中で切れちゃうと思う。(月を跨いだらどうなるんだっけ?私はまだ経験がない)
私はメインをahamoにして、海外でもシームレスにネットに繋いでるよ!↓
楽天モバイルはバックアップ

楽天モバイルは、上にも書いたけれど、掴むようになるまでに時間がかかりました。そしてスピードテストまではしていないけれど、体感的に遅い…で。
なので、楽天モバイルは海外ローミングは2GBしかないし。あくまでもバックアップとしておすすめします。
楽天モバイルについて詳しくはこちら⇒楽天モバイルに出戻った
今の中国で個人旅行を前提にするなら、レンタルWi-Fiでどうにかなる時代は終わってる模様
2025年2月現在、中国はネット回線がなかったら個人旅行は詰みます。携帯電話番号だけがあってもどうしようもない。データ回線も必須です。
言い換えると、パックツアーしか行かない人で、自由行動をしないならば、レンタルWi-Fiで十分かもしれない。実際にまだ取り扱いがあります。
中国でインターネット、SNSもOK! 4G LTE大容量レンタルWi-Fiルーター「チャイナデータ」というプラン↓
チャイナデータ
ただし、私のように個人旅行、それも一人でフラフラするのを前提にする人の場合は、中国の場合はレンタルWi-Fiでどうにかなる時代ではなくなってると思う。
個人旅行なら、複数回線を確保するのをお勧めする。なので中国の携帯番号を確保し、中国聯通香港のSIMでデータ通信を確保し、ahamo・楽天モバイルをバックアップにすると、安心だよ。
私はメインをahamoにして、海外でもシームレスにネットに繋いでるよ!↓
ahamoまで必要かは人によるのは確かかもしれないけど。楽天モバイルは2GBしかないから、今の私にとっては繋ぎ・バックアップ以上のものにはならないです。⇒楽天モバイルは、海外でもバックアップ回線におすすめ
必要に応じてこの辺りをどうぞ。中国聯通(チャイナユニコム)香港のSIMはローミングだけど、爆速。そりゃ、中国聯通の子会社が売ってるんだもん。(さらに、ここは最大手ではないから、政治的な季節にもローミングで壁越えさせてくれやすいと中国に住んでいた香港女子が言っていたよ)
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最悪、誰かに設定を頼めばいいしーという人にはおすすめしない。お前がやるんだよ。
テイクアウト以外でも、ウィーチャットペイ&アリペイで注文から決済までできると便利になる
というのも、使うのは地図アプリだけじゃないんだよ。何も食べないわけには行かないじゃない?
庶民的なお店では、ウィーチャットペイ&アリペイで注文から決済までやるの。使えない人は切り捨てられてるもしくは、もっとアッパーなお店に行くの。私も、注文書のレストランにも入りました。
ちなみに、ウィーチャットペイ&アリペイなのはテイクアウトだけじゃないからね。↓は2024年12月の上海ですが、広州でも、武漢でも、蘇州でも、同じようにテーブルにQRコードが貼ってあって、それで注文するお店が多かったですよ。

蘭州牛肉麺だよ。
ウィーチャットペイ&アリペイなしには動きが取れないと思ってくれていい。
支付宝・微信支付どちらも用意するのをお勧めするよ!詳しくは↓に書いたよ!
中国の携帯番号は、Amazonで中国聯通香港から買える
アプリへの登録などほぼ全部携帯番号が必要です。+86から登録させるので中国以外の携帯番号でなくてもいいのかもしれないけど、中国の携帯番号を持っておくのが無難。
私は跨境王のSIMをずーっと個人情報を登録してキープしてます
最近、Amazonで中国聯通香港が、中国の番号のついた「チョコSIM」というものを売ってます。↓これ、ポストペイド契約を結ぶようで毎月いくらかお金がかかるから。住むわけではないけど、しょっちゅう行ったり来たりするような人には便利かも。
その他には、やはり中国聯通香港がシーズンSIMというものを販売しています。パッと見は高いけれど、これはプリペイドで延長できるっぽい。私のプランに一番近いのがこれかなー。私のような、「今年は何回か中国に観光に行くぞ!」というタイプにはこっちの方がいいんじゃないかな。データ通信も可能だしね。
上にも書いたけれど、私はずっとキープしているものがあるからこれを使うけれど、もしも失効させたりしたら、このシーズンSIMを買うと思うよ。
複数回線でデータ通信を構築する
私は中国の携帯番号を複数持つつもりはないし、そうしろとも言わないけれど、データ回線は複数構築する事をお勧めする。
というのも、いろんなことがあるのよね…壁越えできるなら、何かに巻き込まれたときに帰るためにもがくときにもなんとかなる可能性が上がる。上にも書いたけれど、政治的な季節に中国では、香港のSIMを使ってもなかなか壁越えさせてくれないことがあるんだと香港人が言ってたのよ。比較的中国聯通は壁越えさせてくれるのだけど、と。ローミングSIMの場合、どこのSIMかはわかるだろうから、日本のSIMからローミングできるようにしておくのをお勧めするよ。
ということで、ahamo。海外ローミングが30GBあればバックアップとしては問題ない。
私はメインをahamoにして、海外でもシームレスにネットに繋いでるよ!↓
私は楽天モバイルも用意したし、もともとキープしてる中国の番号があるけどね。ゼロから立ち上げて、用意する回線数を減らしたいんだったら、シーズンSIMで中国の携帯番号と中国聯通のデータ回線を確保して。ahamoでバックアップにするよ。
実際のところ、私は上海5泊6日で合計30GB近く流してて、それは写真のバックアップなどがあるからなんだけど。足りるようにすればいいわけで。
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他にも、タイのAIS、dtacも比較的入手しやすいです。
[A.I.S] SIM2Fly 4GB 8日間 17カ国データ通信SIMカード 日本 韓国 台湾 香港 シンガポール マカオ マレーシ…
↓これ、SIM2FlyのeSIM。
もう一つ、タイのSIMなら、Go Inter。これはよくKKdayでは完売になるけど、あるときもある。
SIMフリーのiPhone、eSIMが使えるものがお勧め
安いのでポケットWiFiを買って、自分で使えず、安物買いの銭失いになることは少なくありません。挙げ句の果てに姉さんに連絡してきて「サポートして」って知らんがな。使ったことないもん。
おすすめはスマホ、タブレットだけど、SIMロックがかかってたって場合もある。
じゃあ、AndroidかiPhoneかって話だけど。
広州にも上海にもAndroidを持っていきましたが、Androidのいいところは、APNを触れることなんですよね。
iPhoneならおそらく電波の心配をする必要がないのだけど、APNをさわりにくいのよね。さわれなくはなかった(2024年1月 シンガポールにて)⇒Starhub
下にも書くけど、もしも仮に中国本土で旅行者用のプリペイドSIMが買えるとして、それが中国移動だったら、4Gも3Gも回線が特殊なのよ。多分最近のAndroidなら対応してるものが多いと思うけれど、iPhoneの方が確実。さらに、App Storeから落とせるから、変なアプリを落とす可能性が少ないわけよ。
私は中国専用iPhoneを設定しちゃった。(観光だけならそこまでする必要はないと思う)⇒中国関連は、中国専用スマホで楽しもう
2024年12月現在、最近のiPhoneはeSIMが使えるじゃん。使っちゃえよ。中古の未使用品で良いから、買っちゃえよ。

中古でいいから、eSIM対応のiPhoneをお勧めする。私もiPhone SE2は中古(未使用品)で買いました。⇒中古スマホ・携帯は赤ロム保証があるところで。オンラインで購入するなら、IMEI情報を開示しているお店がオススメ。
eSIMの設定はpovoででも慣れてからやってみるといいんじゃないですかね?⇒楽天モバイルのeSIMを解約して、povoにMNPして、また楽天モバイルに戻った。
楽天モバイルをeSIMにしておくと良いよ
2024年12月の上海では、楽天モバイルのeSIMをiPhone SE 3に入れました。中国聯通香港の電話番号用のSIMが物理SIMで、これがSIMスロットを占領してます。このデータ通信は割高なので、話のタネにでも、と中国聯通香港のデータ通信のeSIMをAmazonで買いました。
そうすると、iPhone上でアクティブにしておけるのは、iPhone SE3の場合は、SIMの数は2つまで。中国到着時に楽天モバイルのeSIMが動くことを確認して、ちょっとスピードが遅いのね…と思い、これをオフにし。
中国聯通香港のeSIMをオンにして、音声は中国聯通香港の物理SIM、データはeSIMと設定しました。
それは私の条件下の話。もしも、ゼロから立ち上げるならば。
2024年12月現在では、音声とデータのメインを中国聯通香港のシーズンSIMにして、このセットアップを日本で行なっておくことでしょう。実名登録をしないと話にならない。シーズンSIM、eSIMしかないんかな?で、バックアップ用に楽天モバイルのeSIMです。いざとなったら楽天モバイルの日本の番号でいろいろ登録していくのが前提にするのね。メインはこの二つ。
で、物理SIMだけど中国聯通香港の少し安いデータ通信ができるSIMがあるから、これを買っておけばデータ通信が足りなくなったらこれを差し込めば良いと思う。
ただ、経験上、ユニコムの物理SIMはクオリティにばらつきがある印象。プリペイドだから、使えなかったら捨ててね、みたいなものなのよ。
壁越えはできないだろうけど、浦東空港の到着ロビーにはSIMを売ってるブースがたくさんあったから、そこで多分物理SIMだろうけど、それを買っても良いと思うし。
ローミングeSIMの注意点
設定にWiFiが必要
eSIMを設定するのにWiFiが必要です。データ通信ができるSIMを入れてても同じデバイス上には設定できません。テザリング元にしたときには使えるよ。
そもそもQRコードだけを送ってこられると、今度はそのQRコードを表示するもう一つのデバイスが必要なので。情報を数字やアルファベットの羅列で打ち込むように送ってくるものだと、一台ですむんだけど、姉さんはQRコードの方が楽だ。Amazonで買った中国移動香港のeSIMが親切なのは、紙でも送ってくれることかしらね。
姉さんは、複数デバイスを持っていく人なのよ。だから、2024年12月はiPhone 16 Pro 、iPhone SE3、iPad Proと持っていって、ホテルのバス待ってる間に、ahamoを入れてるiPhone 16 ProからテザリングしてiPhone SE3に中国聯通香港のデータeSIMを設定しました。それは複数デバイス、複数回線の人だからそうできる、という話。ahamoと楽天モバイルとahamoの方が体感的に早いなと判断してそうしました。
ahamoと楽天モバイルのどっちが速いかわかんなかったからね。
もしもahamoの方が遅かったら、楽天モバイルでテザリングして、iPhone 16 Proに中国聯通香港のデータeSIMを設定したことでしょう。
ahamoの方が速そうだとわかったので、次回の中国では、先にiPhone SE 3(中国専用スマホ)に中国聯通香港のデータeSIMを入れて、現地ではSIMとローミングをオンにするだけという状態にして行きます。
データローミングをオン!
ローミングSIM、ローミングeSIMは、「データローミング」をオンにしないとデータ通信ができないので要注意。
デフォルトだと多分データローミングはオフになってると思う。使えない…と思ったら基本に戻ってここの確認だよ。SIMはahamoです。左は帰国後、右が上海到着後。これ、物理SIMだけどeSIMに変更しようかしらどうしようかしらと思ってるとこ。

プロファイルに問題ない状態で、という条件だけど、もしもうまく電波を掴まない場合は、一度電源をシャットダウン。再起動ではなくて、シャットダウン。しばらく(最低10秒)置いてから、再度起動します。そしてしばらく放置。これで大抵掴むようになります。
中国移動か、中国聯通か
香港の通信会社(中国移動香港・中国聯通香港)のSIMを購入して、ローミングする場合、中国移動香港も、中国聯通香港も、中国の会社とは別なことに要注意。
また、中国の通信会社はプランなどが各省によってことなるらしいですよ。
なので、中国聯通香港のSIMを持って中国で聯通に行ってもフォローしてもらえません。実際にそういうことをしようとした読者さんがおられましたが、拒絶されたそうです。これに関しては、そりゃそうだろって思った。惣流アスカラングレーの口癖が出るよね。
最悪の場合お店を含めた誰かに頼ればいいし、って人にはお勧めできない。
ローミング回線は大抵中国移動か、中国聯通を使うんだけど、どっちがいいのかな?って話になる。
聯通(ユニコム)、あ、簡体字だと联通ですね、こっちの方がいいんじゃないの?という気になってる。
まずは联通(ユニコム)!SIMフリー(SIMロックをしていない)機、大抵なんでも使えると思うよ!
SIMロックしていない機械であれば、大抵なんでも使えると思うのが、中国联通(チャイナユニコム)だと思います。というのも、LTEも3Gも中国独自規格ではないので。
私は、中国聯通香港のSIMを使ってきました。2014年の広州でなんか上手く使えなかったのがここのプリペイドSIMだったんだけど、それ以外は上手く使えてます。物理SIMは、物理SIMのクオリティあるからさ…
まずは、3Gのものを2016年の上海旅行で利用しました。
一緒に持っていった中国移動の4Gが掴みにくい場所(ホテル)でも、非常に快適に3Gを掴んでくれました。
これの4G版を2019年に香港・マカオで使いました。

中国本土に関しては、珠海行くかなーと思いつつ。行かなかった。ただ、フェリーの上で一瞬「China Unicom」という電波を掴んだので、ひょっとするかもしれない。
このユニコムの4GSIMは、2016年11月に杭州で使ってきていただいたんだけど、設定も楽だったそうです。⇒4G対応の中国聯通香港SIMを浙江省で使われた方にお聞きしました
もう一つ跨境王加強版を使いましたが、これはすでに販売停止。実名登録をしてキープしていますが、新規に購入できるものではありません。⇒跨境王加強版(3G・デュアルナンバーSIM)を実名登録して、使い続ける記録
なにはともあれ、私はユニコムのSIMを結構使ってきたしおすすめしますよ、ということです。
深圳に住んでいた香港人もユニコムをおすすめしたよ
また、深圳に住んでいた香港女子(すでに香港からも深圳からも離れています)によると、政治的な季節のときには、ポストペイドプランででも中国移動はローミングできなくなってしまうんだそうな。「大きいから当局から目をつけられやすい」だそうです。
そういうときも中国聯通はローミングできるみたいだそうです。「ユニコムは小さいからね」だそうな。それもあって、ユニコムをおすすめするよ。
中国移動(チャイナモバイル):君はTD-LTE対応のSIMフリー機を持っているか
私は2016年に上海で中国移動香港のこのSIMを使用したことがあります。店舗で買った。
これは以前はAmazonでも取り扱いがあったけれど、2023年現在ないです。なのでもう中国移動香港のSIMを中国国内で使う可能性は少ないと思う。
ただ、香港で買う場合などちょっと要注意なので残しておきます。(ただねー、香港で買えるんですかね、今)
中国移動はTD-LTEで4Gサービスを展開しています。日本では展開していない規格です。
Androidの場合、お持ちのキャリアで契約したスマホのSIMロックを解除した場合は、対応していない可能性があります。最新版でよっぽどの安いものでなければ対応していると思いますが。
iPhoneの場合は、6S以降のものであれば対応しているようですよ。
対応しているLTEのBandでいえば、38以降です。何を言っているかわからない場合は、中国移動香港のSIMを使うのは向かないです。お金が無駄だし、できないセッティングに時間がかかるだけなので、買っちゃだめ。
対応しているか否かは、ご自分で確かめてくださいね。
もしも対応機種をお持ちの場合は、香港のSIMを使ってローミングすることで、壁越えかつ4Gのスピードでネットに接続することが可能です。
2016年の上海での話ですが、きちんとつかめて、パケット通信ができるときは非常に快適です。
中国移動の3GサービスはLTE以上に特殊で、私のXperiaは対応していません。そのため、場所と時間によっては2G落ちしていた模様です。
私の場合、宿泊したホテル(南京東路)が電波が弱く、特に夜は非常に通信しにくかったです。
しかし日中遊んでいるときはきちんと電波もつかみましたし、Twitterに写真をあげることも可能でした。たまに、写真をアップするのに時間がかかることもありましたが。
それ以前にも広州で使ってるんだけど、この時はユニコムが使えず、あっという間に移動を使っちゃったんだなあ。3Gだけど2Gだったようなwww。あの頃は2Gで結構使えたよね。

メインはユニコムにしたほうが安心できます。ただ、今の時代に3G落ちするとデータ通信はろくにできないんじゃないかな…。
タイのアジア周遊SIMでも中国をカバーするよ!
もちろん、プリペイドSIMでのローミングです。
AIS SIM2Fly
読者さんに教えていただいたのですが、タイのAIS、SIM2Flyという使いやすい周遊SIMの、アジア・オーストラリア周遊プランに中国が入りました。
SIM2Flyは、日本・韓国・台湾・香港で使用したことがあります。延長して使ってて、とても便利に使ってる。

ローミング先はユニコムもしくはチャイナモバイルなので、どちらか強い方を引っ張って来てくれるんじゃないかと思う。FaceBookもLineもGoogleもブロックしない!と言ってる。
1日あたり50バーツ、というのはそんなに気にしなくていいのではと思ってる。周遊パッケージのアジア・オーストラリアの対象国の中に中国が入ってるから、私は、これは単純に対象国が広がっただけだと思ってる。だからそのまま使えるんじゃないかなーって。

日本でも使えるし、なかなか使いやすいのではないかと思ってる。ただ、サービスが始まったばかりでは何かと不安定だろうというのは推測できます。(日本のようにテストにテストを重ねてGOして不具合の可能性を低くするのではなくて、ほどほどのところでテストを終えてコンシューマーベースに乗せてしまい、そこで上がってきた不具合をパッチしていくんじゃない?)
なので、使えればラッキー、くらいの大らかな気持ちが大切だと思った。
ただ、実際に2018年8月に広東省の東莞でお使いになった方によると、「実用範囲でスピードが出ていました。場所によってばらつきがあるのですが、3Mbps〜10Mbpsくらいでした」だそうです。
日本でも使えるので、これが本命かな。
私はSIMは「ワイズソリューションズ」か「ジャパエモ」からかしか購入したことないです。
ポケットWiFiを買ってきてプリペイドSIMを載せようとしたことはないし、お勧めもしない
2016年にユニコムの3GSIMをポケットWiFiに入れてお使いになろうとした読者さんがおられたのですが、実際には使えなかったことがありました。この方、とっても慎重な方で事前に日本でMVNOのSIMを入れて設定して使えるようにしたり、練習してから行かれたのに。
2017年にもユニコムの4GSIMをポケットWiFiに入れてお使いになろうとした読者さんは、自分では設定できずに添乗員さんにお願いなさったとか。たまたま中国専門の旅行会社を使って、そういうことに慣れておられる添乗員さんだったからよかったものの。
私個人は、ポケットWiFiを買ってきてそれにプリペイドSIMを入れるということはしないのでなんとも言えません。自分で設定できない・USSDも打てないものしか使わない、というのは如何なものかと。
ここまで読んでいただいたのだけど。よくわからない?だったら、中国はパック旅行だ。
2024年に行って思ったんだけど、中国はついていけない人は切り捨てるんだなって。
ここまで読んでくださっても理解できない人はおられると思うんだけど、中国では切り捨てられるってことです。
だからね、そういう方は個人旅行ではなく、パック旅行でどうぞ。ネットが恋しい場合は、レンタルWiFiでいいわけよ。
中国でインターネット、SNSもOK! 4G LTE大容量レンタルWi-Fiルーター「チャイナデータ」というプランがあるのよ。