今回のホテルは、武漢マリオット・ホテル漢口 (武漢卓尔万豪酒店)です。英語では、Wuhan Marriott Hotel Hankou。「卓尔」というのは、武漢に拠点がある会社の名前みたい。プロパティの所有会社でしょうかね。「Marriott」を中国語では万豪と書くので、マンゴーホテルと読んじゃうの私だけじゃないと思うんだけどなー。
agoda ウーハン マリオット ホテル ハンコウ
空港との往復の地下鉄の駅が目の前。気温が低い春の雨の日でも大丈夫かな。中国出国便がお昼の便なので、空港まで30分だし。9時すぎにチェックアウトすれば十分ね、というのも魅力でした。値段も500元切って欲しかったけど、600元少し超える程度から許す、というわけ。上海でほとんどフォーリンラブだったドーセットも武漢にあるんだけど。武漢ではどうも全館禁煙のホテルではないっぽくて残念。あと、街中(実際に近くを歩いたけど、ホコ天みたいなところだよ)にあるし…

結論から。more than expected! 素晴らしかった。ここまでとは思わなかったのよ。中国は、日本同様にチップ文化のない場所だけど、満足したから最後の日には(少額ですが)チップを置いてチェックアウトしました。次回蘇州に行く前に10元札を買わなきゃな。
押金(デポジット)は求められていません。デポジットはいらないんですか?と聞いたら。フロントさんに「マダムは全て事前にお支払いです」と言われました。つまり、事前決済してたからかもしれんので、デポジットを求められたら支払いましょう。チェックアウトもカードを渡して、フロントさんが画面を見て確認して終了。
公共洗衣房がないんだけど、まだ3月。トレーナーは○日着てしまえ。セーターも⚪︎日着てしまえ。下着は多めに持っていく。関節炎があるので手洗いは厳しいんだけど、洗濯グッズ買ってみた。洗濯グッズについては、こっち。⇒旅行に洗濯用品持ってくなら針金ハンガーと洗濯板。ザブルは結構便利。
ビジネスツインルーム
アップグレードはされてないと思う。ここ、すごかったのはね。タバコの臭いが一切しなかったこと。ドーセットだって、特に廊下やエレベーターホールで、あ、ということがあったのに。もちろん、換気扇から他の部屋で吸ってるタバコの臭いが入ってくるなんてこともなかった。それだけでmore than expected。百点満点中百二十点。ひゃっほう。
全館禁煙なのにタバコ臭いことがあるのが中国なのよ。お金で解決できるんだね!二つ駅が離れたところのハンプトンイン(ヒルトン系)は、タバコ臭いと(日本在住の中国人らしい人に)書かれていて、避けたんだけど正解だったと思う。マリオットちゃん、やるね。

ベッドはやわらかからずで好みだった。本当に毎晩すっごくよく寝た。
ペットボトルは毎日4本用意してありました。

冷蔵庫にペプシなどがあったけれど、缶は1本9元だったかな、有料です。
ウェルカムフルーツ。

新鮮だったよ。テーブルナイフはなくて。リクエストするのも面倒で。困ったな、とラウンジに持って行って、剥いて食べたのwww
私は、バスローブのあるホテルが好き。バスローブはふかふかだった。

好きな時間に温かいシャワーができることを期待して
広州のオレンジホテルは、朝ごはんは美味しかった。でも、20時前だとシャワーが水浴びでねえ。髪を洗い、顔を洗ってもまだ水で。20時すぎていれば、お湯が出たんだけど。私にとっては20時のシャワーって生活リズムからすると遅すぎるのよ。好きな時間にお湯を使わせて欲しい。2月ですでに25度近くまで気温が上がる広州だから、水浴びかよwwwwwだけど、武漢の3月…20度を切るような日に「あー疲れた…シャワーしてスッキリしたい…」からの水浴びは嫌だよ…ということで、今回は好きな時間に温かいシャワーができることを期待してマリオットです。
本当なの。シャワーと、武漢はそれなりに辛いエリアだから、辛くなさそうなものも食べられるホテル、というのも条件だったけど、そっちは中国ならなんとかなるだろと思って。マリオットを選んだ理由は、ロケーションとシャワー。

それがさ。秒であっついお湯が出るのwww。あtっつtっつtっつ!ってなるくらい、デフォルトが熱かった。満足!!!これでまた百点加算、みたいな世界。

湯船に長風呂して足をマッサージすることもできた。お湯は変な色がついてたりはしなかったよ。(中国だとたまにあるらしい…)
ペットボトル4本中2本はこっちに置いてある。

たまたまそういう係さんだったなのか、ホテルの方針なのかわかりませんが、いい意味でルーム担当の気配がないんです。最後の日に昼に戻ってお昼寝してたので、そのときにお会いしただけです。
一番はね、ここの上にバーって私が出してるじゃん。スキンケア用品や歯ブラシとか。ホテルによっては、きれいに整頓なさることもあるんですね。それがあんまり好きじゃなくて…。ここは、私の私物にはほとんど触ってなくて。タオルのトレイの下にアメニティがあるけど、使ったアメニティ(コットンと綿棒)はきちんと追加してあった。
シャンプーなどのブランドはThis Works。石鹸はいただいて帰ったけど、ハーブ系のいい匂い。
室内は23.5度
室内は暖房がガンガンで、私は止めてた。でも十分あったかい。23.5度に設定してありました。しかし、武漢そのものは暖房を使わないエリアの一つのようです。ホテルのロビーも朝食会場も地下鉄の駅も、暖房が入ってないようで。みんなダウンやオーバーコートを着てた。俺は…歩いてるだけならトレーナー一枚で十分…みたいな日もありましたよ。北方民だったのか、俺は。知らなかった。
博物館やレストランに入る時には、ビニールの重たい垂れ幕みたいなのを通ってはいるんですよ。中国東北部の動画ではよく見てたけど、武漢もなのかーって。
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英語がある程度通じるホテル
私にとって安心材料だったのは、ある程度しかないけど、それなりに英語が通じることです。上海のドーセットの方がナチュラルに通じる人が多かったかなー。英語人材が多いかどうか、それが上海と上海ではない都市の違いかもしれない。
日中だとベルさんに私の中国語もあまりうまく通じなかったので、翻訳アプリ経由で話をしていたら、「マダム!どうかなさいましたか!」と英語が通じる人がすっ飛んできてくださいました。
マダムの質問はね。「今朝、何か機械を持ってる人を見かけたのですが、あれは何ですか?加湿器ですか?それとも空気清浄機ですか?」
加湿器だったようです。乾燥する季節だと、加湿器のリクエストをしておくと、貸していただけるようですよ。空気清浄機ではないらしい。
空気清浄機はどうやらお掃除ロボット。
滞在中の武漢の空気は、喘息持ちのマダムでもちっとも問題なかった。雨で綺麗に洗い流されてた。ただ、1月くらいだと、暖房を使うのですごく乾燥するんだそうです。武漢は大工場もなく、どうも暖房もつけないみたいなんですね。このホテルも、室内は暖房が効いてたけど、朝食会場も暖房が効いてないもん。北京や重慶よりも、元々武漢は空気が綺麗ですよって。
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空港との往復は、宏図大道駅Lがお勧め
先に空港との往復について。空港と市内を結ぶ地下鉄2号線上の宏図大道駅が最寄りです。2号線からならAが一番近いけど、Aは上りエスカレーターだけがありました。なので到着時はAから上がるのでもいいかな。8号線の方が近いLだと、上下エスカレーターあります。帰りはこっちがおすすめ。

こっちだと中で歩かないといけないんだけどね。

階段は閉じてあった。
Lだと、上がったところで、一番上にあげた写真なんです。つまり、目の前に正面玄関があるし、これが一番歩きやすかった。(AやKも使ったのよ。Aは朝食会場の脇を通る道で、正面玄関も裏口も遠い。Kは裏口の近くだけど足場が悪い)
漢口駅も2号線上にある(もう少し先だけど)ので、高鉄で漢口駅使うときにもここだと結構便利かなーと。来年は武漢ベースで襄陽や荊州にも足を伸ばしたいなーって思ってるのだ。
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ラウンジビュッフェと朝食
ラウンジのビュッフェを毎晩1時間楽しんだ
広州なら安心して現地の食事が食べられたし、上海周辺なら辛くはなかろ?と思うけれど、長江を遡って、このエリアに入ると微妙に。中国なら食べるものを見つけやすいと思ってるんだけどね。ホテルの近くが武漢客庁というレストラン街(高くないのもたくさんあるよ)だったけど、赤い茶色い赤い茶色い…元々辛いものは食べられる(た)んだけど、元々味が濃いものはちょっとで十分で。

(この昆布美味しかった)
これね、西安のホテル選びをどうするかという話にも繋がるので。西安も結構辛い地域っぽいし。ラウンジをつけた方がいいのか、つけなくてもいいのか、みたいな。

(おじゃがなど、結構辛いのよ)
実際に、ホテルの近くにある武漢客庁だと思われるところを、ぐるぐる回ったけど本当に食指が動かず。一時間歩き回ったのにねえ。ラウンジがなかったら、毎晩サブウェイ…みたいなことになったわよ。
ということで、結論としては、辛そうな地域ではラウンジアクセスがある方が良さげ。もしも、周辺で食べられそうなものがあるならそっちを食べに行けば良くて、ラウンジにはフルーツを食べに行くのでもいいし。マイオット武漢ではハッピーアワーが17:30から19:00で、この時間には温かい料理が出ます。これが本当にありがたかった。
武漢のものをちょっぴり、おっかなびっくり食べたり。モリモリと野菜と果物を食べたり。長米はお粥以外は好きじゃないから、ミニサンドイッチがあるのも嬉しかった。
辛いものもたくさんあったのよ。おっさんがモリモリ食ってた春雨サラダが赤色と緑色モリモリとか。お蕎麦?と思ったらこれが辛いとか。

(お蕎麦みたいなのが激辛!)
見てると、缶詰になってるっぽいサラリーマンみたいな人たちが、さっと食べて出ていく、みたいなパターンが多く。1時間もゆったり食べてたのは俺さまくらいのもので。でも、ある晩、なんで中国語のリスニング能力がこんなに向上したんや?まるでにほ…って日本語じゃねえか!ということもありました。子連れの日本人家族が2組くらいいたんだけど、このご時世で小さい子どもを連れて中国旅行というのもあまりに変人すぎない?変人一家が二組?でしょ。多分駐在員か在住者なんでしょうね。

(一番左のケーキがさっぱりとしてておいしい)
このご家族を含め、ラウンジで一緒になったお子さんがたはしつけの行き届いたおとなしいお子さんがたでした。
朝食は朝食会場で、1時間たっぷりと楽しむ
朝食は武漢餐庁です。ここでもまた1時間かけてのーんびりと食べたのだ。

(牛肉麺。ちょっと辛い。液体は玉米、つまりコーン。スープにしては…だけど、そっか、塩気が足りなかったのか。)
お腹は?と心配してくれる人もいると思う。

(多分武漢熱干麺)
最近の傾向が、起きて温かいものを入れたら、2時間の間にギュルンとなることが多い。ここで出してしまえば、問題ないから。

(三鮮豆皮)
なので、6:30から開始なので、始まったところで入ったり。遅くても7時くらいに入ってた。それで9時くらいに出てたのよ。ほんと、ゆったり旅程だったので。

美味しいねえ。

公共洗衣房があったら住める…
しっかし、このクラスだとランドリールーム(公共洗衣房)ついてないんよなあ…
洗衣店が近くにあるっぽかったけど。これがいわゆる日本語で言うところの「洗濯」なのか「(ドライ)クリーニング」なのかわかんなかったんだけどね。香港なら、日本語同様の洗濯屋さんなんだけどなあ。ただし、近くをうろつけたのは初めの日だけで。雨でねえ…結局よくわからない。
もちろん、ホテルにランドリーサービスがあって、WashとDry Cleaningがあったんだけど、どちらもシャツが1枚50元…ぐっふ
ぶらぶらしてたけど、武漢は春物のセールをしててなんと3折(=元値の30%と言う意味。つまり7割引)。ふらっと入ったお店で99元でトレーナーを1枚買いました。本当か知らないけど、元値は660元って書いてあったよ。ホテル代より高いじゃんか…このお店はいつもそういう売り方なのかもしれないけど、よくわからん。ただ、割にがっしりとした綿のトレーナーで、俺は満足している。そういう世界で1枚50元で洗濯は…あまりに微妙でしょ?洗濯グッズを持って行って下着だけは洗いました。⇒旅行に洗濯用品持ってくなら針金ハンガーと洗濯板。ザブルは結構便利。