昌徳宮を出て、景福宮へ行くまでの間、どこかでほんの少し食べたいと思って。ほら、宗廟もぐるっとまわり、昌徳宮も秘苑プチハイキングまでして、足を休めるところが欲しい。
せっかくなんで!インスタ映え!なんて思ってたんだけど、肝心要のかわいい系ガイドブックを家に置いて出てしまった。ここでインスタで探し出すなんて、もう。
こ、ここはもうマクドナルド(日本でもポテトを食べることしかしない)と思ったのだけども。
歩いていると、安国(アングク)駅に来たのね。でフッと見ると、インスタで見たんだと思う、韓屋(はんおく)カフェの「Onion」を見つけちゃったのよ。
なんかいい感じじゃない?って思ってたのを思い出し。入ってみることに。この写真の右手にレジとドリンクを作るところ、左手にキッチンめいたものがあります。
14時すぎて、ランチ客ではなくスイーツ客に変わった感じかな。
パンやケーキなどが並べてあって、レジの前ではめっちゃ並んでました。プレートの上に取っていくんだけども、一番上に置いてあったプレートの上に乗せられていた紙が油っぽく。その二つ下のプレートを取りました。
ただ、これはフラグよね。
この次の日は、朝が早いもので、明日の朝用のパンを買いたいなあとも思ったんだけど、パンを抱えて次の景福宮に行くのも微妙じゃない?というわけで、何か昼食扱いできるものはないかしらーと見て回った。
ここの価格帯はなかなか高めなのよ。ドリンクメニューです。ボケてるけど。
ドリンク一杯6.6ってどう考えても6.6ウォンではなく、6600ウォン。なかなか強気です。だってさあ。ミネラルウォーターのペットボトルは一本500ウォンくらいからなんだもの。
レジの横にドリンクカウンター。
中で「忙しく」働いているわけでもない感じ。のんびりしてていいわね、ソウル。レジも一つしかなく、ドリンクを作る人もあまり多くなく。レジが遅いのが原因でみんな並ぶ。しかしながら、よーく見てみると、座るところがたっぷり作ってあるし、回転も早いのね。しかしながらそもそも客数が多いから、客がはけるスピード+テイクアウト客の数に、レジがはけるスピードがうまく調和しています。そうじゃなかったら、お盆を持ってうろうろする人がたくさん出てくる。まるで学食じゃないか。
私が選んだのはこれ。ハムとチーズのサンドイッチです。歩き回っているけれど、1l水を持って出てるからさ。特に喉が渇いているわけではないので、ドリンクなし。
というか、一食あたり1万ウォンの縛りをかけているので6600ウォンのドリンクにサンドイッチも6600ウォンくらいなので、そういう縛りをかけたらドリンクまでは買えないのだ。
なお、レジ前にレモンをいれた水が置いてあって、客は自分で取っていけるようだったけど、ずーっと客のふるまいを見ても私は韓国のお作法が判別できませんでした。
つまり、日米のように「ここで食べる人の全員が取っていい」のか、それともオーストリアのように「ドリンクを買った人に水が出る」のか、よくわからなかった。
そもそも水分はたっぷり取ってるのでいらぬ、ととりませんでした。
Please toast it. って言うんだけど、できません、だって。冷たいものは食べないことにしているけれども、食べてみたいじゃない?並んだから。(これを、サンクコストというんじゃない?)その代わり、切ってもらったというわけ。
ぱっと見はいい感じ。しかしながらフラグ立ちまくり
天井を見たらフラグが立ってるじゃん。
土壁が崩れかけ。真ん中の下の方を見るとわかるけれど、中の竹を組んだものが一部露出しちゃってるのね。それは「おしゃれ」ではなくて「崩れかけ」と表現するしかなく。
上にも書いたけれど、紙が油っぽいプレートもあったんですよね。並んでいる間に見たんだけど、客がカウンターに戻したプレートは、乾いているのか乾いていないのか、布でひと拭きするだけ。プレートの下が汚れていたのかなんなのかわからないけれど。
そのまま、持って外に出ても良かったんだけど、足が疲れてたんですよ。こうして見ると、結構いい感じでしょう。
回転は早いから、しばらく待ってれば座るところを見つけたけれども、お座布団に座る席だった。ローテーブルもすごく低いが、これはまあ、仕方がない。お茶屋で団子を食べる感じだ。
それで、ようやく上の写真を撮影することができるところまできたんだけど。
掃除をしないから周辺は食べこぼしだらけ。
客が多く、さらに回転が早いから掃除できないのもわかるんだけども。食べてた間に中を掃除しようとしていた従業員は見なかった。
焼き直したら絶対美味しいんだけどなー
肝心のお味は。
焼き直したら絶対美味しい。
硬めのブレッドが美味しいんですよ。これねえ、温めてチーズが溶けてハムが焼けたらもっとうまいのになあ。しかしながら、あの客の人数と従業員数では仕方がないかも。
ソウルは不動産価格が安いし、あの価格帯なら、従業員数も少ないのでかなり利益率は良さそう。
ただ、次に客としていくなら、朝一番ではなかろうかと。そして良い点は、レジが英語を喋ったことは特記しておくよ!
写真の履歴を見ると、入り口の写真を撮影して、次のスポットの写真を撮るまでちょうど一時間。多分45分くらいはいたんでしょう。