このページの内容をまとめると
ある日の午後、美術史博物館に行くことにしました。ここで購入したのは20ユーロのコンビチケットです。
一枚のチケットで美術史博物館・新王宮・宝物館をまわることができます。2日間有効なのでわけて訪れることも可能です。バーコードでコントロールしていて、2日間有効ってことは次の日も入れるのかな、と思って次の日に美術史博物館に行ってみると「だめだよ。一回しか入場できないんだ」だそうでした。
アメリカの美術館の多くが20ドルなのを考えると、20ユーロで三つ、しかもそれぞれがかなり充実していた上に宝物館以外はガラガラだったのでかなり満足しています。
美術史博物館(Kunsthistorisches Museum)
コレクション
イタリア・ルネサンス、ドイツ・ルネサンスのコレクションも素敵ですが、私の好みは中世でした。
小さな金細工のコーナーがありました。
聖母子に祈りを捧げる三王の一人とかそういう感じでしょうか。こういうものを撮影するのにこのカメラは良いですねえ。
ルネサンス直前、もしくはルネサンスに入ってからのものだったかな。素朴さが良いですね。金だけど!
ちなみにガラガラでした。椅子が少なくてちょっと大変でした。
もちろんセットのチケットを買う必要はなくて、大人一人14ユーロ
ここはもう一度行きたいところ。
⇒フェチ炸裂!ウィーンに来たら美術史博物館に行け
新王宮(Neue Burg)
次は美術史博物館を出て、マリア・テレジアを左手に、美術史博物館を右手にすると道を渡った先に門があります。この門をくぐり、右側にある建物です。
対になる建物はなく、美術史博物館からやってきて左手側には公園が広がっています。
新王宮には鎧とか、楽器とかが展示してあります。鎧は結構小柄。
大人一人14ユーロ。
王宮宝物館(Schatzkammer)
次はホーフブルク宮殿のシシーミュージアムなどのすぐ近くにある宝物館です。
新王宮からシシーミュージアムの側に行く直前に右手に門があります。
そこに入るとスイス宮です。
ここは本当に古い建物です。何かと階段も多かった印象です。
王冠などもあるのですが、私は服も気になりましたよ。
ここは建物そのものが狭いせいで、人の密度が高かったです。
大人一人12ユーロ。
というわけで、このセットになってるチケットは購入してよかった。
私の考える効率の良いまわり方
やはり、一番時間がかかるのは美術史博物館です。もう一度ウィーンに行けるなら、美術史博物館に行きたいです。時間の比重はここにかけるべきです。カフェがあるので食事をここでとって、一日かけたって良いかも。でも、全部見なくても良いとか、中世が見たい!(私)、ルネッサンスだけで良い!という方ならそこに直行です。
新王宮は古い楽器に興味があるなら是非。武具に興味がある方も。ですが数は多いけれど、そんなに一般受けしないのではないかと思います。コンビチケットを買ったわけではないなら、ここはパスしても良いかも。コンビチケットを購入していても20ユーロしかしないので、新王宮はパスしても二つ行けば元は取れます。
王宮宝物館は、シシー博物館がすぐ近くにあるので、宝物館と一気にまわるのがいいかな。王宮宝物館は出入り口が同じなのですが、シシー博物館は一直線で進むため、出入り口が別になっています。先にシシー博物館に行ってしまうと、戻らなければなりません。
そのため、私が思うまわり方は、新王宮からそのまま美術史博物館を後ろにして右側に歩きます。スイス門が右手に見えるので入って王宮宝物館に入ります。
スイス門から元の場所に戻るとシシー博物館のチケットブースが見えると思います。シシー博物館の入り口はすぐそばです。
⇒シシーチケットを使ってホーフブルク宮殿を見学する