「地球の歩き方」のシェーンブルン宮殿のページにお勧めされていた行き方は、朝早くシェーンブルン宮殿に行ってシシーチケットを購入して翌日の朝にホーフブルク、という順番でした。シシーチケットは一年有効なのでそういうことができます。
でも、何度も入れるかは不明です。バーコードで管理しているので、二度目に入ろうとして入れないと言われたら辛いですね。
さて、次はホーフブルク宮殿です。
撮影し損ねたのですが、ホーフブルク宮殿でエリーザベトの絵の書かれたチケットブースがありました。シシーチケットを購入するのはここなのでしょう。
帝国運営の実際の執務が行われていたのがこちらです。
シェーンブルン宮殿は夏の別荘みたいなもので、ハプスブルグ家の本拠はこっちなのです。
大統領公邸がここに入っています。
ホーフ=大きな、ブルク、城、つまり「大宮殿」みたいな名前です。その名の通り、様々な建物があるのですよ。宮殿で、それぞれが公邸になってみたり、観光客に解放されていたりします。
シシーチケットで入れる部分がいわゆる「ホーフブルク宮殿」なのですが、ここはミヒャエル宮なのかな?スイス宮には王宮宝物館が入っていますし、新王宮は美術館になっています。
シシーチケットでホーフブルク見学
まずはシシーチケットをつかって入れる部分に入りましょう。三つに区分けしてありますが、シシーチケットでなくても、11.50ユーロの一枚のチケットで入れるようです。
もちろん、シシーチケットはシェーンブルン宮殿ではなくて、こっちで購入することも可能です。
銀器コレクション
ここは撮影可能でした。
ただ、銀器よりも陶器の方が好みでした。日本で作られたもの、中国で作られたもの、もちろんヨーロッパで作られたものなどいろいろありました。
ただ皇室のトイレとか大量にありました・・・。
シシーミュージアム
これより先は撮影禁止です。
個人的にエリーザベトに興味はありません。でもシシーチケットだからなー、というわけ。エリーザベトにそんなに興味のない私にとっては少し退屈。
個人的に興味が持てたのは、生前国民に不人気だった皇后が死後に人気取りに使われコマーシャライズされていく様子でした。
実際にオーストリア女子はシシーとヨーゼフが大好きで、なぜ好きなのか聞いてみると「シシーは当時凄く人気があって、国民のことをすごーくよく気にかけていたのよ」だそうです。
国民のことを気にかけているなら、あんなに旅行を続けませんよ・・・。まさに、「伝説」。そしてコマーシャライズですね。
皇帝のアパートメント
こちらも撮影禁止。
ホーフブルクが本来の居城です。夏はシェーンブルンに行っていたようですが、冬はホーフブルクにいたんだそうです。
シェーンブルン同様、フランツ・ヨーゼフとエリーザベト中心です。
注意点
出入り口が同じ場所ではありません。そのため、クロークがないのです。
荷物が多いと結構辛いので、ご注意なさってください。