明日香:明日香村埋蔵文化財展示室と、飛鳥水落遺跡・石神遺跡 [2020年10月 Go To奈良]

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今回のGo To奈良のメインは明日香村。

橿原・桜井・明日香と結構いろんな展示施設があり楽しませていただきました。明日香村埋蔵文化財展示室は、明日香村の施設なんだろうなあ。

この周辺、最寄りのかめバスのバス停ならば「飛鳥」。

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——————————引き続き「姉御の一人旅ガイド」をお楽しみください。

明日香村埋蔵文化財展示室

今回の明日香村埋蔵文化財展示室は。じゃん!

明日香村埋蔵文化財展示室

ん!?!?

「明日香村観光開発公社」のテントの横にカーテンの引かれたところがありますけれども、ここなんですよ。

中はどなたもおられなかった。

でも、見て悪いわけではないようなので見せていただくけれど、写真撮影していいかわかんなかった。内容としては、万葉文化館と飛鳥資料室が実に充実していたのもあって、ちょっと微妙かな。

うむ。

ここ、左側に切ってるけれども、農産物販売所のようなところがあったの。駐車場と農物産販売所をがメインなのね。ただし、入り口のこっちはご覧になるといい。って興味のある人は少ないかな。

明日香村埋蔵文化財 飛鳥寺礎石

日本で最初の本格寺院、飛鳥寺の講堂の礎石です。飛鳥寺は、平城京遷都に合わせて奈良に移り、元興寺に。元々のここ、明日香の飛鳥寺は規模がかなり縮小していますが、推古天皇時代の御本尊は残ってます。

https://asukamura.jp/shisetsu/maizobunkatenji.html

飛鳥水落遺跡

駐車場の周辺に、しれっと飛鳥水落遺跡があります。

飛鳥水落遺跡

なんじゃらほい。あまり大きな建物ではなかったのではなろうかと。

あと、こんなのがあるんです。

飛鳥水落遺跡 謎

実は、これ。中大兄皇子が作らせたという、漏刻の跡ではないかと推測されています。

飛鳥資料室に詳しかったよ。

https://www.nabunken.go.jp/asuka/info/2019/06/post-305.html

実際に行くメリット

それでも、実際に見て良かったなあと思うのね。

理由は「大きさ」。

屋外で見ると、めっちゃ大きいじゃん、とか、案外大きくないのね、とか。そういうところかと。

それを連想させるような、柱の立て方をしてありますし。

飛鳥川が近いから水を引いてきやすいんだろうなとか。

でも飛鳥川は「淵は瀬になる」で有名で、平安時代を通して常ならぬ世、常ならぬ人の心を表わしますわよね。

石神遺跡

ついでにもう一つ。石神遺跡。

こっち水落、あっち石神。

飛鳥水落遺跡 石神遺跡

明日香村埋蔵文化財展示室の裏側に石神遺跡があるんだよ。

石神遺跡

飛鳥時代って、巨石文明の時代でもあり。

特に天智天皇・天武天皇の母、皇極天皇(=斉明天皇)の時代のものが結構残ってんですよね。上の、水落遺跡だって、太子時代の中大兄皇子(=天智天皇)が、であって、時代的には斉明天皇。

その一つ。須弥山石が発掘されたのがこの石神遺跡です。

ただ、特に石神遺跡には行かなくてもいいと思うの。だって今は何も見えないようになってるから。

石神遺跡 場所

飛鳥資料室へ行くべし。

聖徳太子御生誕の地?

飛鳥寺から甘樫丘側にいくときに、飛鳥川を渡る橋のたもとに御生誕の地の石碑がある。

どうなんでしょうね。

このエリアは飛鳥寺もそうだし。蘇我氏ゆかりのエリアではある。

厩戸皇子の父・欽明天皇の生母は蘇我稲目の娘の蘇我堅塩媛。厩戸皇子の母・穴穂部間人皇女の生母も蘇我小姉君で蘇我稲目の娘。(欽明天皇と穴穂部間人皇女は用明天皇の異母兄妹だけど、その母親たちも姉妹だったということ)

なので、厩戸皇子がこの近辺で生まれててもおかしくはない。そして、飛鳥川は今日の淵が明日の瀬になるような川と、ずっと「常ならぬ世」の歌枕になってたような川でしたから。

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