芳村駅から芳村大道中を通って明心路を歩き、フェリーピアの近くのホステルへ行った
ホステルもよりの地下鉄の芳村駅に到着しました。この駅の良かったところは、エレベーターを見つけやすかったこと。東京とか香港じゃこうはいかないのよね。古いところが多いから。
で、この芳村大道中と花地大道北の交差点がでかい。乾燥してる(比香港)せいか、放水車が花壇に水をかけているけれど、それが歩いてる人にかかるのを見たりしてなんとか芳村大道中をゆくわけですよ。
歩道の舗装は劇悪で、コンクリートのタイルはガタガタだし。まあいいか。そこから明心路に一本入ると、もう、すごいの。
リバーサイドホステルに行くだけで心理的に疲れてしまい、気持ちよくうたた寝しちゃったのね。
⇒YHAリバーサイドホステルは行くだけで疲れたけど、ホステルはおすすめ
agoda リバーサイド インターナショナル ユース ホステル (Riverside International Youth Hostel)
そのあと、洗濯するわけですがその後にこの近辺を探索しようと思いまして。写真を撮りに行ったのですが、お見せすれば疲れた理由もわかっていただけると思う。
是が非でもあの明心路の犬の毛皮を売ってる写真は撮影しなければならないじゃない。
撮影順に、ホステル近くから芳村大道中までの明心をお見せしよう。
ホステルは川沿い。フェリーピアの近く
こんな通りなんです。夜もきれいですよ。長堤街を歩いていると、そこそこおしゃれな地域なのではないかと思われてきます。
で明心路に向かいます。
さとうきびジュース売りです。
この辺りはまだいいんですよ。車も結構たかそうでしょ。日本人的に高級かというと別だけど。それでもなんとなく、「おばちゃんの店」のような食堂などもあります。
レストランも見つかりました。並んでいます。レトロ調のバヤリースとかコーラにスプライトの看板なんかあったらパーフェクトなんだけど。店主が道端に張り出した椅子に腰かけてぼうっとしているのです。
脳病院まではいいんだ
脳病院まではいいんです。
やっぱり日本人的には「高級」ではないけれど、まあまあ静かですし。
なんだろうね、植生も全然違うのだけど懐かしさすら覚えるような、ところなんです。実際に静かですし。
プジョーだし。
ここが脳病院。
路上に駐車している車の種類を見ればどんなところかわかります。
欧州車のオンパレード。プジョーにアルファロメオとかBMWとか。ここ、まじでハイソなんや・・・河が見えた頃には都会の喧騒も消えていました。
脳病院からはしばらくは個人商店のようなのが並ぶ
脳病院を過ぎると、まさしく「おばちゃんの店」のような文具屋、グロッサーリーストアなどが並びます。私はGambolノートを購入しました。
道の両側には、日本では90年代半ばには消滅していったような、「通りのお店」。英語で言えば「グロッサリーストア」というやつ。そんなのがいくつかぽつぽつとあります。
このフルーツ屋台でバナナを買いました。朝食に食べましたが、濃厚な甘さのバナナに慣れているからか、そんなに美味しいものではなかった。
⇒YHAリバーサイドホステルは行くだけで疲れたけど、ホステルはおすすめ
問題はここから。わかります?上の写真の左側。歩道市場になっているのです。
歩道市場
歩道は完全に市場になってて、歩けやしない。だから、私はこの建物の前を歩くんですがここも歩くのが大変。
上の写真でバスが通ってるのわかります?ここ、バス通るんだけど歩道市場が車道にせり出してみたり、車道に路上駐車してるし。クラクションでプープーですよ。歩いてる間ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと。
頭がいたい。
茶器売ってる。芳村には中国一のお茶市場があるんですよ。茶飲みとしては行きたかったのだけど、ホステルに到着した段階で諦めたわけ。
あと、妙なまでに女の人がいないよね。
犬の毛皮。
一番右なんて、明らかに犬だと思うのですがどうでしょうか。
どうなったんでしょうね、元々のこの皮の持ち主は。
なんとなくこれは大型犬っぽいし。そこそこ毛並みのいい犬?犬の皮だけ取るなんてありえなくって、絶対肉も食べてるわけだ。妙に毛並みも良いし。金持ちの飼っている犬を盗んで肉を食べ、皮を剥いで売ってるんじゃない?とか想像力が強すぎる人は思うわけです。
これ以来、中華圏(中国・台湾・香港)を歩いていて、野良猫や野良犬などがいると、「いざというときの食料なんだろうな」と思っています。ジビエ。
このあたりからどんどん車が増えてくるのですが、どこから来たんでしょう。脳科病院あたりまでは車は駐車してあるだけ。でもまだここは良いの。
一番衝撃的だったのはこれ。
・・・路上散髪屋。でも撮影してるときにすっごく睨まれてた。
芳村大道中へ
右側にオレンジのトラックがあるのがわかります?
トラックにオレンジを積んでて売ってたりさ。反対側には桃があり。ここにドリアンとマンゴーがあればパーフェクトなのに。それでも深水歩の鴨寮街同様、歩行者天国ではなく車も通ります。鴨寮街では「んごーい」と一言かけて働く人たちは荷物を運びますが。二車線に歩道がそれぞれ二車線分あってそこが完全に市場になっちゃってるわけです。
で、何かの乗り物に乗っているBBAですが、歩道を歩いている私を引きかけて怒りました。死んでよし。
芳村大道中もけっこうきつい。
こういうところを歩いたんですよ。
とにかく歩きにくい通り
で、私はミラコロを持ってたのです。元々は深水歩にSIMを買いに行くときに汚れたものを洗衣屋に預け、残りはセントラルの港女のオフィスか深水歩の女子宅に荷物のほとんどを置いて行こうと思っていたのです。しかし、Tシャツを1日に3枚着替える必要があるということがわかったのです。事前では2枚と踏んでいたのでこれではTシャツがたりません。リバーサイドホステルには洗濯機があるのでこれを利用することにしようと思うのです。そうすれば、香港に戻ってから荷物をかき集める手間はないし、着替えがなくなることはないだろうと踏んで。
それでガタガタの道を行きます。道路はアスファルト。でも、歩ける場所はコンクリートのタイルはガタガタ、いたるところに土があり、いろんなものが落ちています・・・
香港は汚らしい、台湾はなんだかんだインフラが整ってないというかいろんなものが片手落ち、韓国は不潔だと言ってきました。ウィーンは落書きだらけだし。
・・・どこだって、広州に比べればまし。
クアラルンプールで間違えて降りてしまった貧民街並み。
花地大道北に回るべきだった
あの時は判断能力が落ちていたようですが、今思えば、花地大道北がトンネルに入ってしまうのでその前に陸居路に入って川べりの長堤路に入り、川べりを歩いてホステルに行く、というのが一番だったかもしれない。ホステルが出してる地図はそのように書いてるし。
この道は歩いてないんですが。でもこの川ベりの道だってスーツケースを引きずってはそんなに歩きやすい道ではないんだよな。それに明心路より前にあった道(おそらく陸居路)ってうらびれた路地だったような気がする。ちょっと歩きたくないよね。
で、ようやくホステルに到着。もうここまででヘロヘロ。