2019年11月は、2008年以来のマカオでした。
マカオの通貨はパタカ
マカオの通貨はパタカです。

しかし、1パタカ=1香港ドルのレートで香港ドルも使えます。(お釣りはパタカ)
実際のレートはパタカよりも香港ドルの方が高いです。(1パタカ=13.74円の日に、1香港ドル=14.18円)なので、香港に立ち寄る予定もなければ、今後香港には行かず、カジノにも行かないよ、という人が、香港ドルを準備してマカオに行くのはビミョーかも。
コタイストリップのド派手なホテルをぐるぐるまわるのも面白いところだもんね。また、マカオ航空でマカオトランジットの人もおられると思うので、そういう人も0じゃない。
マカオパタカはマカオ以外のところで別の通貨に両替するのがなかなか難しい通貨
ただし、パタカという通貨そのものがかなりビミョーなところがあり。
これ、香港空港の、それもスカイピア (マカオ行きのフェリーターミナルが出る)の両替所です。

これからマカオに行きますよ、という人がそれなりにいるところなのに、マカオパタカが両替候補にない。
私は2008年にマカオ に行った時に、多分ヴェネチアンのカジノのATMで(レートが香港ドルよりも良い)マカオ パタカを選択して(当時使っていた新生銀行の国際キャッシュカードから)引き出そうとしたところ、引き出せないんですよ。インターナショナル通貨ではないからダメなんだよ、と従業員に言われた記憶があります。仕方がないから香港ドルで引き出した。
同じく一都市の通貨の香港ドルが別の通貨に両替しやすいのとは異なり、パタカを扱う両替商・銀行は各国見ても少ないかな・・・という印象。香港にはあろうと思いますよ。でもね、例えば日本で大黒屋でパタカ、見ます?見ませんよね。特に注目してきた通貨でもないのもあるけれど、バンコク の両替商や台湾の銀行でも見かけた記憶はないし。
カジノにも行きますよ、往復香港経由ですよ、香港には比較的よく行きます、という人(私ですね)なら現金決済せずにメインはカード決済にして、キャッシュは香港ドルメインにしておくのも一つの手であろうかと。
マカオのカジノは香港ドル。換金場で両替もできるよ
マカオのカジノ、今回はサンズコタイセントラルとシティオブドリームズに行きました。カジノで使う通貨は香港ドルです。パタカでも人民元でもない。
私の場合はスロットで多少遊ぶだけだ。30香港ドルが5香港ドルになりました。そのレベルですわよ、姉さんは。
カジノのキャッシャーでは、私はカウンターに並んで出てきたレシートを現金に変えます。今回の私ならば5香港ドルのレシートを渡して5香港ドルの現金をもらうわけよ。
実はカジノの換金場、キャッシャーって両替所も兼ねてる。
だって、マカオのカジノでは香港ドルしか使えないので、円から香港ドルに両替したいだけのときの場合にも使えます。カジノで遊ぶ必要は必ずしも必要ではない。
マカオでガイドをなさっておられる椿さんによれば、レートがいいのはウィンとギャラクシーだそうな。
https://www.macao-guide.com/entry/macao-money-exchange
おうー、ギャラクシーにはトイレを借りに行ったし。ウィンはウィンパレスがホテルから見えた。

2019年11月は、50パタカと、人民元を香港ドルにした
50パタカ札が1枚だけ2008年にお釣りでもらったらしい現金がありまして、これを持ってました。
手持ちの香港ドルは120香港ドルくらいだったのかな。明らかに足りない。
元々はマカオのカジノにATMがあるだろうからここで引き出せばいいやって思ってたんですがね。
でも、香港空港でフェリーに乗り換えるときに時間があったし。人民元が80人民元くらい手元にありまして。レートのことは気にせずに、利便性をとって香港空港の、フェリーチケットカウンターの裏にある両替所で香港ドルに変えました。
案内係に聞いたらスカイピアには両替所がないと言われたんだけど、スカイピア には両替所があったじゃん・・・。
今回は時間がなくて中国には行かない予定だったし。
中国の人民元がデザインを一新したか何かで、デザインを一新した後に古いデザインのものを使おうとすると多少面倒な国はないわけではないし(銀行で変えてもらわないと使えない)、中国がどうなのかよくわかんないけれど。中国に行く時には、また円から人民元にして行きましょ。
ということで香港のデモの関係で中国に回らないとならない羽目になったらそのときは中国のATMからお金を引き出すか、手持ちの香港ドルからまた人民元に変えてしまえよ、と思ってた。
1万円を両替するならば、少しレートがいいところ、と思うけれど。私は日本でも普段5000円も現金を持ち歩かず。海外でも行くところは所詮観光地&買い物もしなくなったし。
原則カード決済なので、「本当に必要な現金の額」というものは、交通費と入場料で、そこがカード決済できるか無料かだったら、マカオで2泊くらいならば、100香港ドルくらいのものと踏んでたわけです。
マカオからの帰りは、香港空港までやっぱりフェリーにしたし、これはクレジットカード決済していたけれども、念のために橋を渡るバス代として100香港ドルは別のところに入れて、手をつけないことにしてました。
50パタカと、バス代含めて約200香港ドルで十分じゃね?と思ってたし、その通りだった。
要注意なのは、超少額決済。香港ドルコインは使えない
シティオブドリームズはアッパーミドルくらいのモールも兼ねてるんだけど、食指がぜんっぜん動かなかったのにびっくりしたんだけど、そういう人は食べ物くらいにしかお金を使わないのである。
いくらマカオで「香港ドルが使える」といっても、あれは紙幣の話だから。もしくはお店によるのかなあ。

マルガレーテでエッグタルトを買ったんだけども、香港ドルの10ドルコインを握り締めて出したら受け付けてくれない。なんでやねん。香港ドルやよ?
コインはだめだよ、と言われて気付いて50パタカ札を出した。

その次のサントノーレでは迷わず、パタカを出した。⇒エッグタルトはいろいろある
パタカではなく、香港ドルでも使えただろうけれども、パタカを出したのは、レートの問題もあるし、マカオでしか使えない紙幣とマカオ以外のところでも円やその他通貨に両替しやすい香港ドルならば、比較的旅行をする人にとっては香港ドルを手元に残したくなるというもの。
気になってるのは路線バスです。結局、今回はカジノバスを乗り、あとは徒歩だったから路線バスにはのらなかったんだけど。路線バスで6パタカならば、支払いは香港ドルでできるんだろうか。マカオのバスも、香港式でお釣りは出ないという話だし。誰か親切な乗客がいれば別だろうけれど、一人で10香港ドルを出すしかないのかも。
そのほかには、マカオでは貢梨を買ったり、水餃子やおかゆを注文したりしました。全てクレジットカード決済です。
とはいいつつ、この状況下では香港にはなかなか来れないわな、と踏んで、フェリーで香港空港入りして税金を戻してもらったんだけども、それを含めて香港空港で枇杷膏を現金決済したりして、100香港ドルしか残ってません。
用意はしていたけれど、楽天銀行デビットカードで引き出すことはありませんでした。