このページの内容をまとめると
聖オーガスティン広場周辺も、世界遺産がぎゅっと詰まっています。
- 聖オーガスティン広場(聖奧斯定前地崗頂前地、Largo de Santo Agostinho)
- 聖オーガスティン教会(聖奧斯定教堂、Igreja de Santo Agostinho)
- ドン・ペドロ5世劇場(崗頂劇院、伯多祿五世劇院、Teatro de Pedro V)
- 聖ヨゼフ修道院及び聖堂(聖若瑟修院大樓及聖堂、Seminário e Igreja de São José)
もう一つ、ロバート・ホー・トン図書館があります。こっちは中に入って中庭を撮影してきた。⇒ロバート・ホー・トン図書館
ね。地図で見るとわかると思うんだ。
聖オーガスティン教会と聖オーガスティン広場
聖オーガスティン広場(聖奧斯定前地崗頂前地、Largo de Santo Agostinho)
結果的にだろうけれど、このエリアの中心になった、「聖オーガスティン広場」。
左側の黄色いのが、聖オーガスティン教会、向かいの青いのがドン・ペドロ5世劇場。少し右側の奥に聖ヨゼフ修道会の入り口があり、その右側にはロバート・ホー・トン図書館があります。
あんまり広いものではない。姉さんは単焦点レンズ一本で全部やっちゃうからさあ。撮影できないので、上の写真以外は全てスマホです。
有名な、セナド広場のクネクネしたシマシマ模様のような石畳(カルサーダス)のようなものが、マカオの「広場」では見かけられるんだけど、この、聖オーガスティン教会もしかり。
ここの、車道の交差点なんだろうえけれどカルサーダスの文様が面白かったから見て。

聖オーガスティン教会(聖奧斯定教堂、Igreja de Santo Agostinho)
聖オーガスティン教会を正面から捉えると。
創建は1591年。1875年に修復というか改築されたようで、今の形になったようです。
ドアが開いている通り、中にも入れます。見た目通り、豪華というよりも質素な感じ。質素と感じるのは、カトリック教会の中でも比較するのがフランス・オーストリアだからなのかもしれないんだけど。ポルトガルを知らないからなんともいえない話。

ドン・ペドロ5世劇場(崗頂劇院、伯多祿五世劇院、Teatro de Pedro V)
向かいの、パステルグリーンの建物が、ドン・ペドロ5世劇場です。
1860年建設の、中国最初の西洋式の劇場です。あんまり大きなものではありません。
今でも使われていて、観光客には解放していないから。

聖ヨゼフ修道院及び聖堂(聖若瑟修院大樓及聖堂、Seminário e Igreja de São José)
もう一つ、観光客が入れないのが聖ヨゼフ修道院。
ドン・ペドロの裏にあって、右の黄色い壁はロバート・ホー・トン図書館です。
修道会に付属する聖堂(聖ヨセフ教会)は入れるっぽいので、ひょっとすると道をぐるっと回ったら入れたのかも。午前中はタイパを歩き、バスで移動してマカオ半島を歩いてきている姉さん。モンテの砦にも登ったし、そもそもこの周辺も起伏がそれなりに激しい。そろそろ足が痛くなってきて、入り口を探す気力がなかった。(というわけで、隣の図書館で一時休憩)。

周辺に、あの銀行見つけちゃった
聖オーガスティン広場側から来た道を撮影したんだけども、この左側。
よーく見て。何の行政中心?Banco Delta Asiaって書いてあるよ、おお、あの!バンコデルタアジア(匯業銀行)!
バンコデルタアジアそのものは、決してかわいらしい存在とは言い切れない。地元民にはどう認識されているかは別の次元の話ですが。バンコデルタアジア関連で10年以上前に表に出た超有名な話は北朝鮮資金です。この可愛い建物の中で何が行われていたやらー。わくわくするわー。ジョニー・トーのお耽美ノワールで見たいわー。
ただ、今のマカオはよりクリーンな存在になろうとしてる都市ではあるし、リスクが大きすぎると、マカオのカジノもマネーロンダリングにはあまり関与したがらないようではあるんですが。でも、マカオに行く人Aさんがそれなりに高額の現金を持って出国して、マカオから帰る人Bさんがそれなりに高額な現金を持ち込むことはそんなに変な話ではないでしょう?どこの国とは言わないけれど。
銀行はどうでもいいけど(いいのか?)、建物は可愛い。窓がレゴみたいで可愛い。中には入れまいと思うのですが、屋根も見てー。めちゃ萌える。