聖オーガスティン広場周辺には5つ世界遺産があります。⇒聖オーガスティン広場周辺に5つの世界遺産があるよ
5つめがこの、ロバート・ホー・トン図書館(何東圖書館、Biblioteca Sir Robert Ho Tung)。
ちょっと休憩が必要だ、ということでお邪魔しました。
ドナ・キャロリーナ・クンハの住居をロバート・ホー・トンが購入して別荘にしていた場所を、ロバート・ホー・トン没後にマカオ政府に寄付して図書館にしたという場所。
マカオ政府観光局にはこんな写真があったんだけど。
実際に行くと、2019年11月現在、この「オリジナル」の建物本体には立ち入ることはできませんでした。
この黄色ベースのオリジナルな建物の裏に、新しくガラス張りの建物ができています。
これを上から見ればこうなる。
隣接してくっついているような建物なんですけれども、マカオ市民・観光客が入れる場所は新しい部分だけです。本も、新しい部分においてある。
図書館の中の写真はないよ。
マカオ最大の図書館ということだけど、開架蔵書の量は、日本の田舎町の図書館にも満たない感じ。古い方が書庫になっていて、そっちに大量に詰まっている可能性はあるけれど。平日の昼間ではあったけれど、中にいた人はあまり多くなく。
街の規模から、福岡市立総合図書館くらいのもっと大きなものだと思っていたら、福岡県立図書館くらいの大きさだったから、ちょっとびっくりしながらも、足を休めさせていただきました。
上から中庭を見るとこうなる。
中庭は、切り取り方によるとすごく手を入れられた庭園のようにも見えます。
利用者用のラウンジめいたところが風の吹きさらしなんだけども、それは温暖なマカオだからこそ。
人がいたらこんな角度からレリーフを撮影できない。
ただ、切り取り方によると、ちょっと手を入れるのが不十分なようにも見えてくる。
不気味に切り取ったのがこの辺りかな。「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」ができるかなって撮影したので、恣意的に切り取ってるのは認める。写真ってこわいわー。
高温多湿で、カビなどが繁殖しやすく、また植物の育つスピードも早いんだろうことはわかるけれど。
少ない、蔵書が少ないといいながらも、勉強したり読書したりする人たちはおられるので、お静かに。
私はというと。ここまでは頭に大まかな地図と位置関係を入れておいて(多少行くべきところ・入るべきところが飛んだんだけど)、Google Mapsのお世話にならずに、気の向くまま足の向くままここまで来ました。
もともと、カモンエス公園の方に行って、聖ローレンス教会から媽閣廟方面には行くつもりはなかったんだよね。
ただ、天気が微妙な感じになってきたわけよ。タイパビレッジを歩いていると、「Barra 媽閣廟」と書かれた路線バスに3台くらいすれ違った。なので、媽閣廟に行けば、路線バスでタイパビレッジに戻れるだろうと。そうすると目の前はギャラクシー。ギャラクシーからCOD行きのバスもあるよね、と思って、カモンエス公園側ではなく、予定を変えて媽閣廟を目指すことにしました。
