今年は「おうちで中国語」 | 姉御の一人旅ガイド
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今年は「おうちで中国語」

英語を、中国語を、というのは欧米留学歴のある人のマウンティングではありません。

バイリンガルレベルまで達する必要はないけれど、自分の意思を伝えることのできる外国語(わかる人が多い英語か中国語)を持っておくと、生存確率がぐんと上がります。

サバイバルツールとしての、外国語、学習しませんか?

観光業界を守るために、国内旅行をしましょうと言われても逡巡してしまう体力の持ち主ですが、ここまで安くなると行っちゃう。⇒愛用してるJALダイナミックパッケージは航空券+ホテルの組み合わせ。

旅行する場合には、自分が無症状感染者であるという前提で行動するべきかな。撒き散らさない・感染しないようにする努力を続けて自分を、そして誰かを守りましょ。

こちらもどうぞ⇒コロナの時代の、持ち物リスト

さて、姉さん、永遠の中国語初心者になりつつあるのですが、今年お出かけできないならば、中国語を中級レベルまで引き上げてやろうかと。

台湾でも中国でも、夏の華語講座をオンラインで開講してくれれば参加いたしますのに。今のところ見つけられてない。

モチベーションを保つのが大変ですが、オンラインの録画授業を取ることにしました。HSK4級の講座終えました。HSK4級は今の段階でギリギリで行くんじゃない?という感じ。目指せ、HSK5級。

hsk4

国立台湾大学はいきなり漢字ドーン

まずは、国立台湾大学がCourseraというスタンフォード大学系のプラットフォームで出している講座をはじめました。

Learning Chinese : Start From Scratch (零到一學中文)

これは、中国語で中国語を学ぶものです。中国語の学び直しならば、週末二日間あれば十分。

台湾大学

先生の笠老師は「台湾の面倒見のいいおばちゃん」っておられるじゃないですか。あの雰囲気です。市井のおばちゃんたちは、閩南語混じりだったりしますが、そこは台湾大学の先生ですから。正当な発音をしてくださいます。

しかも、日本人学生が登場するなど、かなり日本人向け。漢字についていくつかあるのかと思ったけれど、一切すっ飛ばしてくれるので、そう言う意味では「日本人で英語のできない人」には楽かも。

言語って相性があるから、英語が苦手でも中国語は案外すんなりといけるひとはおられる。

スタートは、あいさつから。四声の説明はあるけれど、拼音の発音練習一切なし。さらに文法の説明もなし。スキット&例文表示というものです。なので学び直し向けかなあというのが正直な感想です。拼音の発音練習は避けて通れないものですし、合わせて(下に書く)北京大学の講座も合わせると良いと思いました。

どのみち例文を覚えていかないとアウトプットできるようにならない。ある意味、ロゼッタストーン的であることは確かかな。

中級レベルで同じ笠先生の講座もあるよ。
是誰在說話 — 可愛的臺灣。

私は中級に進まずに、次に北京大学のビギナー講座を取ることにしました。

英語をある程度マスター済みで、完全に中国語初心者なら北京大学はシステマチック

北京大学のビギナーコースは、台湾大学同様にCertificateが出ないものなら無料です。

Chinese for Beginners

北京大学

こっちは、英語で中国語を学ぶので、英語に苦手意識がある人は辛いかもしれない。レベルとしては、私にとってはこっちも週末2日間で片付く程度のレベルと語彙です。

こちらのLiu老師は凄まじく綺麗な英語で教えてくれます。なんか清華大学からきてた友達を思い出すたたずまい。香港人は台湾の連中は舌足らずと言うけれど、そっちに慣れちゃったから、北京式にはっきりと巻かれるとなんか嫌なのよ。もともと中国語ギブアップしたのもあの巻くのが嫌だったからだし。でも、このLiu老師の発音はそこまで巻き巻きじゃないので私にとって心理的なハードルが低いです。

四声からやってくれるし、母音の発音・子音の発音からしてくれるから、システマチックです。苦手な音(発音しわけられない、聞き分けられない)ってどうしてもある。

その代わり、漢字なし。北京大学のビギナーシリーズには漢字講座(これは取るつもりがない)があるから、漢字はそっちなんでしょう。

ただ、「ni jiao shenme mingzi」 って出てくるよりも、日本人的には台湾大学のように「你叫什么名字」って出てくるほうが楽ですし、文字のフックが二つあるほうが覚えやすくない?漢字は見慣れてる字と少し違うだけですし。

ピンインだけ見てるとこんがらがってきません?iが「イー」で発音練習するのに、ciは「ツー」になのはなぜだ?でもchiは「チー」で発音してるじゃん?

実際には台湾では、子音のhを省きがちだから、というのが正解です。(さらに、ciも日本語の「ツー」と言ってるわけではない。iの発音の幅が日本語の「イ」と「ウ」のゾーンのどちらにもかかってるということなんでしょう。)さすがに台湾大学の講座では、ハオツーとはやらなかったけれど、市井の人には好吃(hao chi)をハオツーに直されることがあるのはそういうわけです。

中国語の音の許容されうるゾーンの話と、外国人としてどう発音すべきかは別の話なので、ハオツーは、シェイシェイなみによろしくなかろう。

北京大学の講座の良さは、jiaoなのよ、zaoじゃない、みたいな、外国人がよく間違える音の違いをいくつもいくつも出してくれるので違いがわかりやすい。週が変わっても、こうじゃないよ、と注意を入れてくれるので、ああそうだったね、と自分の中で修正できます。一人の人の発音だから、発音のゾーンの違いはわかりにくいけれど。

台湾大学の講座は母音と子音を分解してくれないし、多分出てきた全単語を完全にマスターすれば全子音も入ってると思うけれど、システマチックではない。でも、台湾大学のアプローチと北京大学のアプローチ、どっちが先でも良いと思う。

どこかの段階で分解してほぐしてもらったほうが次に行きやすいかなーと思わなくない。同様に例文を覚えていかないとどうしようもない。

More Chinese for Beginners

引き続いて同じ劉先生のMore Chinese for Beginners。こちらも、英語で学ぶ中国語です。漢字なし。

more chinese

こっちはもう少しスキットめいたものが多くなりました。スキットの引き続き、劉先生の解説があります。文法・語法の解説かな。以前やったこれとはどう違うんですよ、というところが多めでした。

私としては発音の注意を引き続きやって欲しかったなあ、とか。

Chinese for Beginners
More Chinese for Beginners

漢字の講座もありますが、これはいらんだろというわけで、いまのところとる予定なし。

北京大学はCertificateが出なくていいなら無料。交通大学はビギナーコースでも仮決済が必要

もう一つ、現実的な問題として、北京大学のこのビギナー講座2つのハードルが低いのは、Certificateが出なくていいなら無料だということ。

北京大学

台湾大学・北京大学ともにCourseraというプラットフォームの中にありますが、ここにはもう一つ上海交通大学の講座もあります。
Mandarin Chinese 1: Chinese for Beginners

こっちは7日間無料トライアルで、実は事前に仮決済か何かしないとならない。その後にキャンセルすれば良いとはいえ、ビミョーでしょ。ビギナーコースだし。

交通大学

キャンセルし忘れそうですし。ビギナーレベルだし。ということでビギナーレベルでは交通大学はやらないかなーというわけでパス。

北京大学のHSK対策講座は、第二外国語で中国語を選択した人の復習にいいかも

北京大学はHSK対策講座やビジネス中国語まであります。まずはHSK対策講座。HSK1からHSK3までは一つのパッケージになっていて、この中の一つで購入するとこのコース(4つの講座)は全て7日間は無料。なので、「払わぬ!」という決意をすると、結構なスピードでこなせちゃう。多分、そっちの「こなさせる」がCourseraの一番の目的ではなかろうかと。(みなさん、こういうオンライン講座は挫折しがちなんです)

HSK

HSK1

HSK1のユー先生の英語は「外国人の英語」ですが、気になるようなところは全然なかった。シンガポール人まで含めて中華系の英語は、四声に引きずられて、変なところでがくがくがくがくして英語のリズムにならないことが多くて、私は「その人の英語」に慣れるまでに少し時間がかかるんだけど、そういうこともない。

ユー先生だけではなく、北京大学の学生や留学生がビデオに出てきますが、みんなそこまで北京式巻き舌ではないので、気が楽でした。

HSK1

こっちは、7日間無料トライアルなので仮決済が必要でした。対策講座ならキャンセルし忘れて支払っても良い、かも??と申し込んだわけだ。
Chinese for HSK 1

キャンセルしても、開始から7日間はアクセスできるし、上に出したような認証も取れるよ。

HSK1の授業は、普通にビギナーコースでありながら、HSK1ではこんな問題が出ますよ、というところまでカバーします。そのため、北京大学のビギナーコースも台湾大学と比べてかなりゆっくり進むなあと思いましたが、HSK1はそれ以上にゆっくりじっくりと進む感じがあります。

文法もじっくりやりますし、HSK1対策というか、中国語を第二外国語にした人の学び直しにもぴったりかも。

ベースの言語は英語ですが、漢字も(容赦無く)出てきます。台湾大学ほどじゃないけど。書き順のビデオもないわけではないので、漢字文化圏ではない人にも親切かも。日本人には漢字部分はスキップできちゃうけど、簡体字ってうまくバランスが取れないよねえ。

講義は6週間分あって、最後の7週目がHSK1の模試です。満点。

満点

HSK2

2級の先生は丁寧なんだけど、実はスキット部分が音が遠いなど難あり。1級は2倍速で聞いてたんだけど、これは2倍速では無理だった。

HSK2

頑張った。

HSK3 パート1

こっちは2人の先生が教えてくれます。スキット部分は実は先生がたが出てきたりする。1.5倍速で頑張った。リスニングを鍛えるには、自分の発音を修正してもらうのが2番なんだけど、今回はビデオだからできない。2番目に有効なのは、速度を早くして聞き取れるか。シャドーイングも有効です。

こっちは音の問題はなかったんだけど、質問の字幕が違っていたりと、ある程度間違い探しになってたのも認める。

HSK3 1

ラストに模試があるんだけれど、これ、9割以上取れてたよ。

HSK3 パート2

パート1で同じ先生たちなんですが、主にHSK3級のガイダンスと模試です。ビデオ部分は2倍速でこなした。実は、このビデオ部分に出てくるのは、パート1の最後の模試部分です。

HSK 3-2

やっぱり今の段階でHSK3級は行けるぜ。

漢字文化圏の人なら、漢字アドバンテージでここまでは楽だと思うの。「着」に「就」「才」という連中が出てき始めるけど、問題も素直なのでテクニカルに解けるし。

というわけで、8月もしくは9月はHSK4級ではなくて、HSK5級かなと。8月にHSK4級で自信をつけて、9月HSK5級!?!?

中級レベルに差し掛かり始める

HSK4

よし!というわけで、HSK4級をとることにしました。先生方は、HSK3のコンビのお二人。後半になると、少しテクニカルな解き方も教えてくれるよ。

hsk4

ただし、普通に読解であったり。作文であったり。日本語ならば無意識にやってることを、中国語ならばどう考えていくのかというテクニックでもあるから、HSKを離れても使えるやつ。

Chinese for HSK4

がっつり文法講座もあります。
现代汉语核心语法

北京大学の講座だけで万年初心者から一歩先に行けそう。

Courseraについて

上にも書いたように、Courseraはスタンフォード大学系のプラットフォームです。全部の講座を見たわけではないんだけど、基本は収録済みのビデオ講座があり、教材がネット上にアップされてて、それで自分のペースで自習するのがここのスタイルかな。

登録はFacebookからそのまま通しました。

一番初めの台湾大学は一度登録して、その後に有料プラン(Certificateが出る)にするかどうか選択させられました。姉さんは無料にした、ということ。二度目の北京大学のビギナーコースは、何度か有料にしませんか、Certification出しませんかと表示されることもありましたが、そのまま「無料」「無料」「無料」と行いました。

有料講座も7日間無料トライアル中に解約しました。

キャンセル

50%オフで続けられますよ、という表示も出てきますが(米系ではよくあるやり方。で、こういう値引き表示をされると本来の値段はいくらだよ?という気分になるので、私個人にとってはますます課金したくなくなるパターン)、そのままキャンセルするよ!とキャンセル。

注意すべきなのは、例えば台湾大学・北京大学のビギナーコースのように、そもそも無料で受講できるものは一度カード決済してしまうと返金されないということかな。

7日間無料というものは、一度カード情報を渡さないとならないのですが、こっちはキャンセルできる(上に、Certificationも出せる)。

この違いに注意してね!

edX

edXはMITとハーバード。つまりボストン系のオンライン講座システムです。

こっちは私、履修しようとしたことがあるんだけど、self-pacedのものもあるけど、現在やってる授業を録画したものを配信してて、一週間遅れくらいで追いかけていくものもかなりある。

なので、やりたければほんまもんのMITの経済学の講座を遠隔で取れるというわけです。あれはタフで、ちょっと何かで追いかけられなくなると途端に課題がたまりすぎてギブしちゃった(涙目)。週に2コマの授業って確かにそれに集中できる環境が必要だったかも。

Self-pacedと書かれているものなら、好きにやればいいんでそういう羽目にはならない。言語系は比較的self-pacedなのかな。

Mandarin X

ここに出ているのがMandarin X。
https://www.edx.org/school/mandarinx

Certificationが欲しいなら有料になるけれど、不要だったらそのまま無料で受講できます。

Mandarin XのEstella先生は多分台湾系の人。英語なんだけど、わかってくれるかなあ。北京大学の劉先生の英語が「完璧なアクセント」なのに対して、Estella先生の英語がアクセントの位置が、若者っぽく逆。大坂なおみちゃんの英語を連想してくれるといい。高学歴ABCの若者っぽさがあって間違った英語ではないんだけど、「外国人が目指すべき完璧なアクセント」ではない。そこ以外はものすごく丁寧なので差が激しすぎ。その上で中国語はトーンが大切です!って言われても辛いので途中でギブ。

同じく、清華大学にもビギナー講座があるけど、もういいかなという気分。
Tsinghua Chinese: Start Talking with 1.3 Billion People

個人的には、北京大学のこれとか。
中日文化交流史

清華大学のこれとか。
History of Chinese Architecture | 中国建筑史(←講義は中国語に英語字幕つき)

このクラスまで手を出せるようになるといいなあと思ってる。そんなこと言ってると、英語の講座を見つけてしまうからいかんいかん。この夏は中国語や。HSK3級や。

今後の計画

ビギナーコースとして、台湾大学・北京大学のビギナーコースから、北京大学のHSKコースに入りました。

その次。HSK4級からは一応中級のようで。次にやるのは北京大学のHSK4級。これは多分多少時間がかかります。単語が正しく意味・文法が頭に入ってない。その後に北京大学の文法をやって、それから台湾大学の中級。あれはスピードが早いと思うの。その後に北京大学のHSK5級で自分の位置を確かめる。その後は北京大学のビジネス中国語講座もありますし。上海交通大学のビジネス中国語講座もあるんですが、まだそろってないようで。なんなら、再度HSK5級やってもいいですしね。

あと、HSK5級を目指すならライティング対策をしないとならないので、見てくれる人を探す方法を考えないと。

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