さて、このパートの目的地は寒山寺。hánshān sì

寒山寺の創建は南朝の梁。日本への仏教伝来以前です。寒山寺いえば、↑この塔だけど、創建時には塔があったけれど、元のときになくなって、1996年に作られたものだそうな。
入場料は10元です。西園寺みたいな、お布施スタイルではないので、窓口でチケットを買う必要があります。ここの機械の発券機でもパスポート番号を入れられなかったよ。
お寺
ここの展示に鑑真がどうのとあったけれど、確かに鑑真は蘇州にいたみたい。https://www.afpbb.com/articles/-/3219591
ただ、俺的にはこっちなんだな。↓見て見て!

三蔵法師と、馬。そして孫悟空に猪八戒に沙悟浄!私を無事に帰らせてね!(旅先の宗教施設で祈るのは無事の帰還ですよ)
ここにも太湖の奇岩!

やっぱり庭園もある。日本というか京都なんかさ、お寺の庭園が見事だよねえ、だけど。蘇州では、昔のお金持ちの庭園がメイン。

京杭大運河、のすぐ近く
このお寺のあたりをぐるっとするクルーズもあった。行けばよかったかなと思うのは、後で地図を見たら、京杭大運河接続地点なんですよ。あー。どうりでねえ。

京杭大運河が近かったんだなあ、と思うのは、関所跡みたいなのがあったのよ。鉄鈴関といって、倭寇対策だったみたい。上の写真の、左側です。私の目は、橋に向かってたよ。
書いてるのは蘇州で、まだ時間があるんだけど、今回の滞在中にもう一回行くかというと…うーん。それこそ、杭州でも良いわけだし、杭州には行くんだし、みたいな。蘇州でも違うところにも行きたいな、というのもあり。違うところで京杭大運河見るか、みたいな。
それとね、そうそう。「陳情令」で初めて姑蘇に訪れるシーンで、小舟から上がるじゃない。そこ、なんかたくさんの舟が着けるような、プール状になってて。あれそっくりだと思ったの↓

そう。姑蘇=蘇州です。
想定してる時代背景は、隋の大運河ができた時代ではないかもしれないけどさ。すでに蘇州には運河ができてたし。
ちなみに、雲夢沢(うんぼうたく)は武漢の中に入るのかな、入らないんじゃないかと思うけど、湖北省の、武漢の近くです。
だから、長江を下って、運河に入って蘇州に舟で上がったという移動だったのかな…
ちなみに、先月が武漢で今月が蘇州なのは、陳情令祭りではないのだ。いや、信用してもらえそうにないけど。
どっちかというと、「少年歌行」の、武侠のヒロインとしか思えない微笑みと行動と救出のされ方をする無心の寺が、姑蘇の寒水寺なんですね。ほんと動揺したよ。寒⚪︎寺だけ覚えてて。寒山寺か!?と思ったの。あれは寒水寺だったよ。モデルかな。

ちなみに私は陳情令では王一博派。なのに、今の所(書いてる夜はまだ蘇州滞在中)見てないんだよね、ポスター。上海、広州、武漢と見たんだけど。
この周辺について
やろうと思えばこのエリア(蘇州駅よりも北西から西側)は、一気に回れなくはないなあ…と思ったよ。運河クルーズと公共交通機関と滴滴などを組み合わせればええんちゃいますかね(知らんけど)。記事は↓のとおり