駁二藝術特区から、私はホテルに戻るつもりだったのだけど、たまたまご一緒した方が打狗英国領事館に行きたいというので、じゃあ、ライトレールに、と思ったのね。
歩きましょう、というのでそうしたんだけど、あとでわかったわ、なんちゅうことはない、この人はSIMも用意しなければ交通カードも買わないというタイプのバックパッカーさんだった。人の旅行スタイルはそれぞれなんだけど、私はほんのちょっとのお金で解決できるような不便はお金を払ってしまいたいし、安全も確保したい。なんで、2017年現在、簡単に購入できる台湾のローカルSIM、交通カードは買ってしまう派です。
高雄湾に来たときにはかなり日は落ちていて、あら、シグマのこのレンズは明るく写るわねえ、と思いました。
いろんなところで、「自撮りしようよぉ」のリクエストにお答えしながら、ヨタヨタと歩きながら、西子湾駅近くの、旧高雄港駅跡。貨物の引込み線なんかが残ってます。翌日、ここを通ったの。
前半にちらっと写ってる。
西子湾駅からしばらく歩くと、旗津へ行く鼓山フェリー乗り場に。
乗り鉄としては、むしろフェリーに乗りたいんだけどねえ。ボロかったんだよね、あれ。
橋に来たら、ちょうどライトアップされる時間だった。
で、ようやくたどり着いた。
実はもう真っ暗なんですが、すごいわねー、このレンズ。
どうする?中に入る?というのだけど入場料が90元なんですよ。閉まるまでに一時間もないんです。歩いたから!歩くのはそれなりに楽しかったんですけど、機内持ち込みのめっちゃ小さいものとはいえ、この方スーツケース持ってるんで、そんなにスピードもないんでかなり時間がかかっててね。
もう少し早ければ上に上がって、港女おすすめの古典玫瑰園があるようなんで行きたかったんだけどねえ。(ひょっとして、下手したら「おごってよ」ということになるとすごく嫌だし、というのがなかったわけじゃないのも認める)結局、古典玫瑰園は翌日に漢神百貨店のお店に行きました。⇒古典玫瑰園は、英国帰り好みのティーハウス)
で、あっちになんかあるねーとしばらく歩くと、展望台でした。
だからさ、もう真っ暗なの。
レンズを変えるとこう見えるのか!!!ってびっくりよ。
後ろを見ると、何かあった。
領事館のところからひょっとすると上まで上がれたのかもね。
旗津にある灯台の下を大きな貨物が通って行きました。細いんだけど深いんだろうね。
ここはまだ港の中だけど、すぐそこはもう外洋。南シナ海です。
だからさー、すごいなあこのレンズ。
で、今回のお連れさんは、これから台南に行かれるんだそうで。「高鉄?台鉄?」と聞くと、通じないんですよ。台鉄の方が台南駅に行くのに近いよー、と教えたんだけど、「駅まで歩いて行けるよね?」とか言うからさ、姉さんびっくりよ。「無理。地下鉄に乗って、高雄駅に行くの」というんで西子湾駅まで連れて行って、地下鉄でiPassもヨーヨーカーもお持ちではないのがわかったというわけです。美麗島までお送りして、さようなら。
台南にいく自強号は、立ち乗りでいいならiPassを持ってれば安いんだよー、と言うんだけど、通じないんだなあ。
ちょっと領事館に関しては少し心残りなんだけど、それなりに楽しかったし、夜歩くことはまずないんで、こういうのもたまにはいいわね。