微信支付、つまりWeChat Pay・ウィーチャットペイが今の中国のデフォルトの支払い方法になってしまい、これが外国人にはねえ…。でした。アリペイの方がシェアが少ないのかな。
私は、2024年に上海、2025年に広州、武漢、蘇州と行きました。メインはアリペイだけど、こっちも使った。どちらか一つだけを用意すりゃいいでしょ、というのは(特に一人旅組には)おすすめしない。合わせて、アリペイも用意しよう。
広東省と江南しか知らないからかな。アリペイしか使えそうにないお店がないわけではなかった。逆にウィーチャットペイしか使えないお店もあった。煙草屋みたいな小さい個人商店では、個人間送金になるようで、アリペイは(こっちが外国人だから)難しいっぽかったけど、ウィーチャットペイは支払えたんだよね。
ウィーチャットペイを設定してからかな。毎年1度は何かがある。頼れる人もいない一人旅の観光客は、微信に頼り過ぎないように。
2023年7月に、支付宝(アリペイ)とともに微信支付(ウィーチャットペイ)が外国人にも解禁されました。
これを設定してからかなあ。毎年1度はロック(凍結)がかかるんですよ。支払いはできる(2025年)のと、支払いもできない(2024年)があったり、何が理由で、凍結にはどんな段階があるのかわかりません。考えてもどうしようもないんじゃないかな。
ロック次第では、人に凍結の解除をお願いしないとならないんだよね。以前作るとき(再アクティベート?)するときに、中国語の先生に助けてもらったけど、もうやってないしなあ。頼れる人がいない一人旅の観光客だと、微信に頼り切ったスタイルだと悲惨なことになりかねないので。微信支付一つだけ用意して行くのは無謀だと思う。
実際、2025年10月は、西安旅行の旅程を詰める最終段階でロックがかかったの。焦ったー。
異常なログインアクティビティって何よ?(2025年10月)
いきなり、ログアウトしたの。異常なログインアクティビティって言われて。
今回何か異様なこと、もしくは中国的に異様に見えることをしていたのでは?って?深夜目が冴えちゃって。博物館の予約の方法を予習しようとしていただけなんだよ…ただ、博物館のアカウントを1つフォローしただけなのに。
このアカウントは使用できませんとか言われても困る。いや、予約…
暇なときに再度log inしてみたけど、いやいやいやいやセキュリティって何よ。

一週間後に解除申請できますとか書かれてるけど、いやいやいやいや。
詳細をクリックしてみたんだけど、Request to Unblockができたからリクエストしてみた。個人情報を入れて、パスポート持って写すの。
その間なんだけどね。その博物館の予約状況を見ることすらできない。おいおいおいおい。封禁って何よ。

でも、今回は支払いは可能だった。あ、上海交通カードは微信でも支払えたのね。さて、33元なのは、そうするとキリが良くなるからでしかなかった。7元残ってたから。
それから8時間後に「メールで回答しておきました」とかなによ。ちなみにメールは来てない模様www

そのときは、ええええ?と思った。スクショがないけど、夕方に一番初めのセキュリティ警告の「詳細」をクリックすると、まだ24時間以内にお返事しますってなってたと思う。で、翌朝もう一度そこをクリックすると、通常に戻ってた。
焦ったぞ。
パスポート更新に伴い?本人確認again(2024年12月)
2023年年末にパスポートを更新しています。…2024年12月にホテルの決済をしようとすると、本人確認を求められました。

かかった時間は24時間ではない気がする。36時間くらいですかね。中国滞在中にこれを求められたら詰むところだったよ。アリペイも用意しよう。
不正利用の可能性・情報流出の可能性。プリペイドカードを紐づけることをお勧めする
ところで、2023年8月に、微信支付の不正利用なのか、微信支付に紐づけたカードの不正利用なのか、の話が、中国におられる日本人らしいアカウントから流れてきました。
もう一つ、情報流出について。詳しい話は少し下にリンクしたアリペイに関するページに書いてるけど、アリペイ・ウィーチャットペイの大規模情報流出がありました。それに私も巻き込まれたんでしょう。紐づけたJALカードの番号が交換になりました。
詳しくはこちら⇒中国旅行に向けて、主に支付宝を実際に上海などで使った。プリペイドカードを入れるのをおすすめする
プリペイドカードの中には、WiseやJAL Payのような、名前が入るものがあります。具体的に書けば、ANA Payだと、ANA PAY MEMBERという名前だけど。WiseならSatoko Hanaokaと書かれるわけよ。
設定のところに書くけど、ANA Payみたいな名前になってると設定が通りません。
でも、Wise・JAL Payみたいに、実名が入れば設定できます。(Wiseは支払いまで確認済み。JAL PAYは設定できることを確認して削除)
もちろんプリペイドカードでもお金を入れていたらそれを根こそぎ…ということはある。だけど、クレジットカードの不正利用は上限が全然違うからね…
私はプリペイドカードでワンクッション置くことをお勧めする。
紹介リンクではないので、どなたが申し込まれたか、姉さんにはわからないです。ご安心ください。
微信にVISAカード設定したぞー!!!(2023年7月)
もしも可能なら微信支付には、プリペイドカードを登録したい…。ANA Payかな。と思ってたけど、これは「カードが停止してます」とか言ってきた。というわけで、JALカードです。
(上に書いた通り、クレジットカードをではなく、実名が入れられるプリペイドカードを使うのをお勧めする)
入れただけでVISA Credit Cardとビザが選択肢に入って、パスポートの番号を入れるだけで「実名認証成功」ってきた。
電話番号は、一応日本在住で設定してるから、日本の番号にしました。+81つけて先頭の0を切ってね!(アカウントそのものは中国の番号なんだけどね…)
実際に使ってみようとしたんだが。一度目はもう一度認証が必須かもしれない
支払い方法によるのかもしれない。わからん。いずれにせよ、一度も使わずに中国に行くのではなく、準備段階で一度支払いを試みてみることをお勧めする。
オンライン決済、つまり向こうの出してくるQRコードをこちらが読み取るタイプの支払い方法だとこのままではできなかった。
騰訊視頻で推しドラマに課金しようとしたところです。iPhone経由だとApple IDで支払うけど、これがうまく支払えなくてねえ。アプリはドラマはWeTVでもみられるし、多分同じように出すだろうから、あっちで課金してもいいんだけど、微信支付で支払ってみるというところに意義がある。(ドラマは一ヶ月で見終えられるっぽい)

QRコードをスキャンするタイプだったわけよ。
スキャンして微信支付に入るよ。

法令により、個人情報のアップデートが必要です。了解。
ここで入れたのは、日本のパスポートと電話番号、日本の住所、パスポート写真と姉さんの顔写真です。利用目的は「日常の支払い」ということでDaily Expenses。
3日以内にってことなんで待ってみよー。タイミングによるかもしれないけど、24時間以上経つと通るかも。
というのも、何度か確かめたんだけど、これ↓審査中です って出てきてたのが。

24時間以上経ってからだと、ほら。支払えるようになったの。

International Card Feeが国際決済手数料(為替レートとはまた別)だけど、これは3%なんでしょう。今回国際決済手数料はかかってません。のちに分かったのは、200元以上の決済だと、国際決済手数料が3%かかってくる。

カードに上がってきた。20元が1元20.3円ですってよ、奥さん!!!!!たっか!しかし406円で推しの最新ドラマをきれいな音声と画面で見てるし、人気投票できてるし、ということで満足です。
ブラウザで出している騰訊視頻がVIPに変更になり、アプリも立ち上げなおすとVIPになってた。いえい。
2024年3月 Wiseバーチャルカード(マスターカード)を紐づけて、7月に使った!
Wise作ったんですが、デビットカードのみならず、バーチャルカードもちゃんと名前がSatoko Hanaokaで入ります。
紹介リンクではないので、どなたが申し込まれたか、姉さんにはわからないです。ご安心ください。
今年こそは中国行ったろと思ってて、WiseのデビットカードでATMから引き出せるようにしたんだけど、これもいける!?と思って、バーチャルカードをWeChat Payに入れました。
デビットカードを一旦入れたんだけど、リスク分散という意味では、バーチャルカードの方が良かったね、ということでいれなおしました。(こっちはカードをすぐに削除できました)

メインで使うのは、3ではじまるマスターカード。VISAカードは念の為、みたいな予定です。

そろそろ長相思2ということなので、やはり騰訊で使った。

でけたあああああ!
Wiseに関しては、こっちでどうぞ。⇒Wiseをかませて米ドル収入を米ドルのまま使おうという作戦
中国観光するなら、微信がないと不便極まりない
他の国のことなら、その国でしか使えないようなガラパゴス支払い方法を我々外国人観光客が使うのは、特にプリペイド式だと死に金になるだけなのね。だから特にプリペイド式のガラパゴス決済は交通ICカード以外はお勧めしない。交通ICカードは滞在がめっちゃ便利になるし、最後はメルカリしてしまえ。
ただし、中国は違う。
JCBは当然ながら、中国ではVISAもmasterも使えないのよ。銀聯カードがあるけど、これも必ずしも使えないという話で。
今は博物館などのチケットの予約購入も微信支付経由になってるところが多い。無料でも予約するときに、微信が必要なところが多くてね。
微信支付が使えないのを前提に、地下鉄の駅で1元硬貨を大量ゲットして、「現金あるで。1元単位で支払うで」で現金を押し付ける作戦しかないかと思ってたもん。(なさった方がおられたので)
微信支付・微信が使えない場合はどうするの?
案外KLOOKが入場券などを扱ってるんだけど、全部カバーできてる訳じゃないしね。(KKdayは台湾企業だからね…大陸は難しかろうよ…以前も扱いが多い方ではなかった)
まだKLOOKを使ったことがない人は、姉さんのコード使って。US$5もらえるよ。3GNSPY
KLOOKが使えるところはKLOOKを使う手がある。
それも万全ではないんだよね。携程(Trip.comの本国版)だと、アリペイで支払えるし、無料だけど予約するのに微信を使うような博物館も、有料のガイド(英語なわけない。中国語)つきツアーを購入すると、博物館のチケットも用意してくれる(ことが多いと思う)ので、これを使うといいと思う)
微信は微信なので。取扱い注意
なお、私の微信アカウントは中国の携帯電話番号で作って、その頃の中国語の先生に認証してもらったものです。⇒微博・微信あれこれ。微信のアカウントを作る時には、誰かに認証してもらわないとならないから要注意。
私は微信の認証のお手伝いはしないので念のため。多分無理だよ。
また、数年前のことですが、とある中国人男性(当時港女が結婚してた)が、「市役所の職員の対応が不快だった」みたいなことを微信で、ある人に向けて書いたところ、アカウントがサスペンドされたという話を聞きました。港女曰く「検閲されてるからね!」って。微信はそういうものだということも覚えていてください。
Lineに「市役所の職員の対応が不快だった」と愚痴るのとは全く訳が違うみたい。
念のために、アリペイも用意しよう!
これまでも、微信支付は外国人観光客も使えるのでは?→送金してもらったらいける→あ、ダメじゃん?の繰り返しだったようで、いつどこで使えなくなるかわからん。100パーセント信用する方がアレよ?相手は中国さまだからね…
姉さんは使ったことがなかったんだよね。帰ってからだったんだよねえ、なんか外国人にも使えるんじゃ?という話になったのが。
一応、アリペイの方も使えるようにするのをお勧めしとく。2024年12月の上海旅行以降、私のメイン決済はアリペイです。⇒アリペイ