シシーチケットを買って、シェーンブルン宮殿で宮殿見学 [世界遺産] [2014年夏 ウィーン女一人旅]

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シェーンブルン宮殿は、「シェーンブルン宮殿と庭園群」として世界遺産に登録されています。

シェーンブルンへの行き方:U4のShoenburnn、もしくは隣駅Hietzingで降りる。
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チケット売り場

8時15分からチケット売り場が開くのですが、しばらく待機します。
待機している間に観光バスがどんどん到着してがやがや。
シェーブルン宮殿

さっきまでの静かな宮殿が、急にただの観光地になりました。って、あんた何様?ですよ。私だって観光客。

窓口は開いたけれど、機械はまだ動いていないので窓口へ。

シェーブルン宮殿

トイレに行ったのですが、トイレは50セントの有料でした。トイレの前のデスクに人がいるのでそこで支払います。実は、帰りに宮殿でトイレに行ったのですが、そこは無料でした。

さっとチケットを購入してのーんびり宮殿へ。
(宮殿の内側は撮影禁止です。カメラはクロークに預ける荷物の中に入れました。そのため写真がありません)

宮殿は「混むので指定時間にならないと入場できない」というチケットシステムなのですが、シシーチケットを選んだので時間に関係なく入場できました。

帰りにチケットブースを覗きましたが、こんな感じで人がいました。

シェーブルン宮殿

そんなに混んでいないのかな。

チケットを選ぶ

宮殿内部を見学するにはチケットを選ばなければなりません。
宮殿内は二つに分けられていて、「インペリアル・ツアー」と「グランド・ツアー」の二つの見学の種類があります。

「インペリアル」は9.5ユーロ、「グランド」では12.9ユーロのようです。
違いは「インペリアル」では「グランド」で見られる部分の一部だけなのです。

個人旅行の場合、音声ガイドがあります。日本語も選べますよ。

事態を複雑にするのはコンビチケットが多いからです。
もしも、他に興味がないなら、インペリアルかグランドかを選べば十分です。

組み合わせ対象は、シェーンブルン宮殿の中の動物園や、迷路になっている庭園などが見られるもの、グロリエッテに入れるもの、ウィーン市街地にあるホーフブルク宮殿とセットになっているものなどがあります。

シシーチケットを選びました

あれ。チケットの写真がない。

私はシシーチケットというチケットを購入しました。2014年7月現在、25.5ユーロ。カードで支払いましたが、請求は約3700円でした。

シシーチケットではシェーンブルン宮殿の宮殿見学は「グランド・ツアー」です。さらにリンク内のホーフブルク宮殿(王宮)のシシーミュージアムなどの見学、さらに家具博物館の見学の三つのセットになっています。

シシーチケットのメリット

個人旅行での「インペリアル」もしくは「グランド」を選択すると見学は指定された時間が来ないと入場できないようです。
ただ、シシーチケットであれば、時間の指定がないので好きなときに入場することが可能なのです。

チケットによっては、こういう馬車に乗れたりするようですが、私はシンプルなシシーなのでたしか乗れなかったと思う。
シェーブルン宮殿

内部の見学

私はチケットを一番に入手しました。入場も待ち時間なしでした。

オーディオガイドを片手にのんびりと見学しました。グロリエッテハイキングで足腰が疲れてしまい、椅子があればすかさず座る、という感じです。

内部の感想

私が興味があるのはマリア・テレジア以前なのです。マクシミリアンとかカール四世とかなのです。

ただ、シェーンブルン宮殿に手を入れたのはマリア・テレジアなのでマリア・テレジア以前のものはありません。マリア・テレジアにも興味があるのでそれはそれで楽しめました。

次はメッテルニヒです。
メッテルニヒ時代のところではオーストリアのナポレオンに対する恐れを感じました。ナポレオンの皇后はジョセフィーヌとマリー・ルイーズ。マリー・ルイーズはハプスブルグ家の皇女でした。マリー・ルイーズはナポレオンの息子を産んでいます。その子はハプスブルグ家の祖父の元で育つのです。早世するのですが、そのナポレオンの息子が死んだベッドもありました。

ただし、ここのメインは神聖ローマ帝国崩壊後、オーストリア=ハンガリー帝国の皇帝、フランツ・ヨーゼフと皇后エリーザベトなのです。エリーザベトはほとんど滞在しなかった、というのに。まあ、仕方ないですね。

興味ないとか言いながら、高校生くらいのころ読んだな・・・。

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内部はなんだかかんだ混むので朝一番を狙うのがベター

すぐに連れ回されるツアーの人たちがどんどんやってきて内部が込み合ってきました。少し遅い時間になってしまうとおそらく入場するのに時間がかかったのではないでしょうか。
ツアーで使用されている言語を聞いてみるとドイツ語、ロシア語、フランス語。英語もありました。

窓ぎわにばあさんを立たせて外に向けて写真を撮ろうとしたじいさんがガイドにしかられていました。
そういう人はどこにでもいます。

アジア系は時差ぼけで朝が早くても大丈夫でしょうに、アジア系のツアーには会いませんでした。個人旅行だけです。私のときには三十代くらいの中国人の娘が母親を連れて歩いていました。娘がこっちに留学してるのかな。結婚して生活しているのかも。

シシーチケットを使わないとしても、朝いちばんで行くのがいいと思う。

朝早く行けば人も少なく、シシーチケット最大のメリットである「並ばずにすむ」の威力を発揮しないのではないかと思いました。実際に並んでいる方は見ませんでしたよ。

おすすめなのは朝グロリエッテに登ってから宮殿内部を見ることです。人が少ないときのグロリエッテでは「この城はあたしのもんだ!」気分が味わえます。そういうことができるのが個人旅行の醍醐味です。

さらに、内容的に「インペリアル・ツアー」で良かったんじゃないかな。

ただ、行かないとわからないものです。

現地で購入できるツアーでもしも宮殿の中に入れるのなら、おそらくそれは「インペリアル」です。思い入れのない方ならそれで十分じゃないかなと思いました。

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