今回「三内丸山遺跡」「アスパム」「棟方志功記念館」に、「青森駅」「新青森駅」と使ったところが「ねぶたん号」という観光シャトルバス(定額1乗車300円)の範囲内でした。行くつもりで行けなかったのが県立美術館(三内丸山遺跡の手前にある)
元々これを使うつもり満々だったからそうなるんだけども。
ねぶたん号は「青森観光バス」運行。市バスとは別だから
青森市は車社会ですが、案外バスが走ってます。雪の日に車を走らせるよりもバスに乗せた方がいいからなのかなあ。
青森市のバスは「青森市バス」。
それに対して、ねぶたん号は「青森観光バス」の運行です。
https://www.aomori-kanko-bus.co.jp/nebutan
赤がねぶたん号。緑が市営バス。バス停も別々です。三内丸山遺跡ではこういう表示がありました。
青森市バスは、磁気式のバスカードが存在するのですが、これではねぶたん号には乗れないので要注意。
同じく磁気式のバスカードを使う本州の西の端・山口県では、山口県内の路線バス会社(公営バス・私企業のバス会社)のバスカードは、私の知る限り路線バスである限りどこでも使えるけれど、本州の東の端・青森県ではそういうわけではない。ところ変われば、ですね。
ねぶたん号の時刻表など
本来、ねぶたん号の一日乗車券を買うつもりでいたんですよ。
二日目に立てた予定は、三内丸山遺跡 →(徒歩かな)県立美術館→棟方志功記念館→アスパムでお土産を全部買って→(徒歩で)ホテルという予定でした。
天候が良ければ、三日目に「みずうみ号」に乗って十和田湖タッチもしくは八甲田山のロープウェー、四日目は弘前城に行って青森空港へ、というタイトなスケジュールになる予定だったの。四日目が天候不順なら三日目に弘前城、四日目は青森市という感じで。
ただ、ネットでダイヤグラムを見て気が変わった。09:05青森駅で遺跡到着が09:45。自分のペースで遺跡から美術館へ行って、14:17に美術館から棟方志功。
見切れてるけど、棟方志功記念館から青森駅の最終は15:55なのよ。50分しかないのかー。みたいな感じで。(実際にカメラの記録を見ると棟方志功で1時間半滞在してます)
もう少し本数が欲しいところですが、観光シーズンの増便もできなかったんですよね。便数がないからあまり乗らない、乗らないから便数がない、なんだろうなあと思うんだけど、地方では難しい。
二回このちっちゃなバスに乗りましたけれども、どちらも立って乗る人はギリギリいないくらいの人数でした。多分、便数と利用者数とのバランスが取れてたんだと思うんですよ。
一日乗車券を買わなかった理由について
棟方志功からの帰りはおそらく市バスだろうと踏めば。三内丸山遺跡から美術館までも徒歩だろうから、一乗車300円で、一日乗車券が700円なら、三回も乗らないものね。
100円しか変わらないから、百円玉を探さなくて済むという点はありますが。その都度はらいましょー。朝も、青森駅に行けた時間で市バスの方がいいならそっちにしましょー、って感じで。
観光シーズンの増便がなかったから、仕方がない。
なので元々一日乗車券は買わなかったの。
しかも、翌日から天気が悪くなると聞けば、先に弘前城、というわけで三内丸山遺跡から新青森駅へは徒歩・タクシー・ねぶたん号の三つしかないから、ねぶたん号で新青森駅に行って、弘前に行ったというわけなので。その次の日だと、弘前でぶらぶらするのが辛かったと思う。一日乗車券あるから、と弘前に行かないという判断をしかねなかったので、買わなくて正解だったのではないかな。
100円を惜しんだ結果、「一日乗車券があるからなあ」と天候に合ってない旅程にせずにすんだということです。
きれいに言えば「柔軟に動けてよかった」だ。
ねぶたん号のルートから一部。津軽海峡をフェリーでタッチするなら函館発の方が楽かも
ねぶたん号に乗った最大のメリットはこれが理解できたところだったのではないかな。
函館行きのフェリーに乗る場合も、青森駅とフェリーターミナルを結ぶ路線バスは実は「ねぶたん号」しかないの。実際に、青森駅から乗った人の中で、フェリーターミナルで降りた方もおられましたよ。
これ、津軽海峡フェリーのHPですが、ねぶたん号の時刻表が書いてある。
https://www.tsugarukaikyo.co.jp/terminal/aomori_access/
青森と函館を結ぶフェリーは2社
2020年現在、青森と函館を結ぶフェリーは2社です。ほら、津軽海峡は関門海峡ではないので、自動車が走れる橋もなければトンネルもない。
津軽海峡フェリー
https://www.tsugarukaikyo.co.jp/timetable/timetable_route1/
青函フェリー
http://www.seikan-ferry.co.jp/
函館側のフェリーターミナルは離れてる
さて、先に函館側。地図で見ると、函館側のフェリーターミナルは離れてます。で、どちらも青森よりもバスときちんと連携してる模様。姉さんはタクシーはタバコ臭い運転手に当たったら咳き込んじゃうから、こういう時期には避けるべき。
https://goo.gl/maps/3U6d2b31ccdjqRQz9
つまり、青森から函館にフェリーで行って、別のフェリー会社で戻ってくる場合は(そういうことを考えるのは姉さんだけですか?)、時間がタイトだと焦る。
青森側は別々の建物だが、隣接してる
それに対してですね。
青森側のフェリーターミナルは。徒歩100m。
https://goo.gl/maps/DfjET2BTGuuP3fUb6
さて、青森駅からのねぶたん号の車窓です。地方にファミマがあるばあい、すぐ近くに複数あるわけじゃないんだよ。
写真の順番から。津軽海峡フェリーのターミナルが奥に見えまして。
そして青函フェリーのターミナルです。奥にファミマが見える。
100mって基本駐車場だったから、本当に歩けると思う。
暗いと大型トラックに跳ね飛ばされる可能性はありますが、明るければ大丈夫。よほどの天候不良(地域的に特に雪)でもない限りは歩けると思う。
しかし、徒歩で青森駅とフェリーターミナルを歩くのは向かないと思う。ねぶたん号じゃないなら、定額タクシーを抑えておこう。
次、函館から青森タッチやるかね?
やるかね??しかしながら、せっかく青森まできたら食べたいよな、味噌カレー牛乳ラーメン。なにげにハマった。