このワット・プラシーサンペットはツアーに含まれていたもので、ここでは私は一切支払っておりません。
繁栄を極めたアユタヤ王朝は、ミャンマーに敗れるのですが、ワット・プラシーサンペットはアユタヤ王朝の王宮跡(の一つ)です。タイのみなさんにとっては神聖な場所。
いたるところに「破壊」の跡があるのです。
仏像も首を切られます。
侮辱と略奪の跡。
しかし、よくよく見れば、仏塔は漆喰塗りで、おそらく本来はレンガの上に漆喰が塗ってあったんだな、ということが想像できました。
翌日、バンコクでワット・アルン(暁の寺)に行くのですが、あれは漆喰のようなものにタイルや食器が塗りこんであるのです。時が降ってそういう装飾をするようになったのかな。アユタヤのお寺とバンコクのお寺がつながりました。
⇒バンコク:暁の寺には登れるけれど、登れなかった
仏塔には途中まで登ることができます。
実際に登っておられる方もおられた。
姉さんには無理です。
我々Mega Fam ツアーの中の人なのか、ドローンも飛んでいた。
いけないわけではなかったんだもの。
暑いし、アユタヤでは三つ目のお寺だというのもあり、みなさんあまり裏までお越しにならない。しかし、裏側の方は静かだけど、不気味さはなくて、大変良かったです。
ぐるっと回れるかと思うと、こんな感じになりまして。
おうおう、完全なruinでございますの・・・。
いいねえ、いいねえ。私はこういうところに行きたかったんだよ。
で、だ。私の進む道はこんな感じになってしまった。
高さは1メートルもない。で、幅は30センチはないとしても20センチはある。
・・・これで怖いんだよ・・・。
ほとんど、リアルRPGのダンジョンやな、と思いながらも、何食わぬ顔で震える足で渡ったのでした。・・・アユタヤ大冒険だった・・・。
というわけで。
立ち入り禁止区域ではないとしても、結構やばいところはあるもんで、無理はなさらず。
行き方など
象さんに乗っておられる方を見かけたのがこの周辺。そういうこともできるようです。
・ワット・プラ・シーサンペット(タイ国観光庁)
・拝観料:50バーツ
ワット・プラシーサンペットも、世界遺産「古都アユタヤ」の一部です。