姉御のスタイルはやっぱりプリペイドSIM
私個人の「使いやすさ」という点では、SIMフリースマホにプリペイドのSIMを突っ込む、というのがベストです。しかも、Amazonでさっさと入手できればこれほど良いことはない。
私はSIMとかスマホとか、めっちゃ好物でして。オタクでブロガーなもので、複数機器を持っていくし。周遊SIM1枚(もしくは2枚)&現地SIM1枚(もしくは2枚)なんてやるわけです。複数あるからそれぞれ低容量でいいしね!さらに、使えても使えなくても美味しくいただくのがブロガーの正しい姿勢だと思う。
が、ですね。
最近思うんですよ。
「私は」このスタイルがとっても気に入っています。で、これが私に合ってる。
しかし。
これが万人受するかというとそれは違う。
スタイルはひとそれぞれよね
ヨーロッパに行くという方に「SIMいりません?」と言ってみると、「1GBでは足らぬ、いらぬ」という断り方をされました。それは口実だったのかもしれないけれど。
正面から答えれば「え?1枚だけですませるつもりなの!?」と驚愕しました。
東南アジアでAISが使えなかった、という方は「現地で買わなくてもいいや」となる。もーのーすーごーく慎重な方なので、それだけ下準備をなさっていたわけです。単純に感嘆しましたが、同時に「え?だったら現地のSIMを買ってみたくない?」とも思ったの。
この二件は、そういう考え方もあるのかあ、と思ったのです。
ああ、私はSIMオタクなんだね、ってつくづく思いました。
・・・私のスタイルが向かない人に届けちゃった?
ところが慌てたのはこの件です。
中国にツアーで行かれた方は、プリペイドSIMをポケットWiFiに刺そうとして使えず、結局添乗員さんが何かなさったそうなのです。他の方を介してやりとりしましたが、間にいるかたは、レンタル派なもので、話がとんちんかんちん。
つくづく思いましたよ。多分、私みたいなSIMオタ・機械オタは少なくて、多くのかたは多分機械にそもそも大した興味を持っていないのではないかって。
私の記事はそもそも想定していない方々にも届いてしまっていて、ひょっとして添乗員さんにご迷惑かけたのかしら・・・と。今回の添乗員さんだけでなく、他の添乗員さんにもご迷惑をかけてないかと心配になるわけです。
そういや・・・昨年同じツアーに行かれた方はタブレットのSIMロックを解除していると思い込んで実は解除してなくて、しかもmy docomoから解除できる機種ではなかった、というオチがついたことがありまして。(それでも、きちんと解除して持っていけば使えるようになったんだそうですよ)
私は記事をSIMオタクさんとワナビーSIMオタクさんに向けて書いていたのですが、そうではない方もご覧いただいているのか!!と慌てた次第です。
それで。
「重い」「バッテリーの心配をこれ以上しないとならないのは面倒」と思いつつも、レンタルすることにしたのです。
しかも・・・高いね・・・泣けてくるよ。私、タイのSIMも買ってんのに・・・、WiFiまであるのかー。
その気持ちはわかるんだよ。「SIMを」「一枚買って」「◯◯に」「差したら」、安くてお手軽よね、って。私も元はそこからだったもの。
グローバルWiFiにした理由
今回はタイに行きます。東南アジアにいくときにはレンタルしたよーという方に伺うと、「グローバル」というわけです。
世界中でインターネット!グローバルWiFi
受け取りは成田空港1タミQLライナー南
今回、成田発着だったもので、成田で受け取り、成田で返却することにしました。
宅急便にしなかった理由は、さらに面倒だったから。かなり余裕を持って行動するもので、受け取る時間もあるし、ポストインのような形で返却できるならそれでいいよね、と思ったのです。
タイ航空なので、成田は一タミ。南ウィングが集合場所だったので、南で受けとるようにしました。場所がよくわからなかったので、空港のインフォーメーションで聞きました。
Jの近くにありました。ここで予約したときのメールをプリントアウトしたもの・パスポートを提示しました。(海外旅行なので、みんなパスポート持ってるよね)
一式
「申し込んだ国以外では一切使わないで」というものなので、残念ながら日本で確認することはできませんでした。
こういうときに確認しておくほうがいいのが、端子が潰れてないか、なんですよ。多分充電して配布していると思うのだけど、いろんなことがあるからね・・・。
さて、タイです。
ポケットWiFiに書かれたSSIDがWiFiの名前、Passがパスワードです。
さて、スピードテストの結果です。スピードに不満は一切なかった。Trueです。
ZenFone3で使いました。というか、別にZ5Compactでもどっちでもよかった。
念のためにTrueをお出ししましょう。
特に遜色なかったです。
返却について
正直なところ、返却について微妙だと思いました。というのも成田空港1タミには返却ボックスがあるはずなのですが、見つけられませんでねえ。
インフォーメーションで見せますと「QLライナーで返却できると思います」ということで、そのようにしました。
その隣の隣にJAL-ABCがありまして、ここで私は宅急便(今回はゆうぱっく)で家に一つ荷物を送りましたから。その近くで返却できたのはよかった。
使ってみてどうだった?
確かに、バッテリーの持ちはあまりよろしくないです。それは仕方がありません。
スピードには不満はありませんでした。
しかし、個人的にはやはり、「わざわざ借りて」「返却して」というのも面倒ですし、荷物が一つ増えるのも微妙です。
そう考えていたデメリットはやはりそのままデメリットのままでした。
やはり現地のSIMを買うほうがお手軽ですし、私のスタイルはそっち。
けれども、行ったことのない国、使ったことのない会社のSIMを使う場合ってやはり多少いろいろある。1200円程度のプリペイドSIMで品質チェックをきちんとしていると期待するほうが無茶な話なのです。だから、私は声を大にして言っているというわけです。「手段は複数準備しろ」って。
手段を複数準備していれば、SIMが一枚ポシャっても大きな問題はないんですね。ただ、そういうオタクな人は少ないはず。というわけで、「一つだけ」という場合には、レンタルWiFiで良いのではないかと思うのでした。高い分だけ、信頼性が高いと思う。
姉御の考える、ローカル(もしくは周遊)SIMが向く人、レンタルWiFiが向く人
こういう方にはレンタルWiFiではなくて、SIMがおすすめ。
- SIMロックされてるスマホに、ローカルもしくは周遊SIMをセットアップして使うのに慣れている
- 受け取りも返却もめんどくさい
- バッテリーを心配しないとならないのがすごく嫌
- ローカルもしくは周遊SIM&スマホを複数準備するのは苦ではない
- 結構、長時間日本を離れる(レンタルするとかなりの額になってしまう。目安は一週間かな)
- いろんな国を回る(この場合は周遊SIMがおすすめ)
すなわち私だ。
今回はTrue Moveを使いました。⇒タイのSIM:True MoveもやっぱりAmazonで買ってタイで使ったよ!
反対にこういう方にはレンタルWiFiをおすすめします。
- SIMロックされていないスマホを持っていない
- ツアーなので現地空港でSIMを買う時間がない
- SIMロックされていないスマホはあるんだけど、設定に自信がない(もしくはめんどくさい)
- 手段を複数準備するなんてありえない=一つ準備すればいいようにしたい
- 一週間も海外旅行に出ない
- 一回に行く国は一カ国だけ