2015年の広州では、芳村・黄沙で渡し船に乗ったのが面白かったんだよなあ。
自転車に自分の身長よりも高く荷物を積み上げてる人とか。それは貨客船だったんだろうけど、その他にも埠頭を繋いでいく、市民の足としての渡し船です。
芳村や黄沙まで行くかなあ…と思ったけれど、今の私にとって、そういう「本物」の渡し船に耐えられるかというと、良くわからない。
観光客向けのクルーズ船があるならそれにしましょうかね、と。一番歩く距離が短くてすみそうだったのが、北京路の天字碼頭へ行くと、合計三社がクルーズ船を出してます。もっとあったのかも。

それにしても空気が汚い。
ご飯出しますよーというものもあったんだけど、ビュッフェ形式ではないならば、居合わせた人たち(家族か何か)の中に、日本人が一人ぽつんと入れられて、大皿を突き回すタイプでしょ?そもそも嫌なのよね、赤の他人と大皿を突き回すの。
ということで「お茶菓子だけです」という、一番安いものを選びました。二階席で48元。チケットを購入するときに、パスポートの登録が必要です。広州のみならず、中国では何しようと思っても、そこら辺を歩くのではなかったら、全部身分証(=俺たち外国人観光客はパスポート)の登録が必要だと思って欲しい。
船内
各埠頭から乗ってくる人たちは、それぞれテーブルに集める、というスタイル。

上の階だから、人が少ない。10元で静かかな、みたいな。生活の足としての渡し船だったら、けたたましい広東語のやりとりも、貧乏ゆすりも風景の一つだけど。
こんかいは観光船なので。観光客のけたたましさも貧乏ゆすりも嫌だから。
配られたお菓子はこれ。

ドリンクはなかったんじゃないかな。耳が広州の普通話に慣れてなくて、よく聞き取れてない。下の階に何かがありますよ、という話があったのは聞き取れたんだけど、トイレではなかろうか。
後ろのデッキや、3階部分に上がることも可能でした。

汚いねえ。
……河が大きすぎるからなのか?
でねえ。河が大きすぎるからなのか、周囲があんまり面白くない。
上海の蘇州河クルーズの面白みがちっともないんよね。⇒上海:蘇州河クルーズ
だって、ずーっとこんな感じなんだもん。

…そうですね、でしょ。
香港みたいな建て方やね、とは思うけど。一応、広州タワー。前回は広州タワーまで行けなかったんだよなあ。

10年前は頭がパーンってなって動けなかった都市で。しようと思ったことを潰していったけれど、やはりそういうことはすべきじゃないんでしょうね。つまり、したいならば、そのときすべきであって。不完全燃焼だなと思うなら、次の月、せめて次の年にでもやるべきで。10年後なんてやるもんじゃないわ。
だって、なんかタワーに登ろうという気にもならなくなってる。おう、ドメインからskyscraperを外すしかない!?なお、この船では広州タワー側には着岸しません
唯一思うところがあったのは中大碼頭。中大=中山大学です。

10年前、渡し船に乗って遊んでるときに、そろそろ(帰りの九広列車までの)時間がやばい!?と引き返すことにしたのがここだった。⇒広州タワーを目指して珠江プチクルーズはたっぷりと時間をとればよかった
あのときの緊張感www
なんか不完全燃焼だなと思いながら、船を降りて歩くんだけど、大きめの通りからだからいいかな。

下が騎楼めいてて、上に三階くらいあって、さらにその上に…屋上屋?お店はまだほとんどやってなかったけど、それは日曜日の…?もう昼前なんだけど?