近鉄大阪線で、室生寺・長谷寺をハシゴ [2020年10月 Go To 奈良] | 姉御の一人旅ガイド
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近鉄大阪線で、室生寺・長谷寺をハシゴ [2020年10月 Go To 奈良]

観光業界を守るために、国内旅行をしましょうと言われても逡巡してしまう体力の持ち主ですが、ここまで安くなると行っちゃう。⇒愛用してるJALダイナミックパッケージは航空券+ホテルの組み合わせ。

旅行する場合には、自分が無症状感染者であるという前提で行動するべきかな。撒き散らさない・感染しないようにする努力を続けて自分を、そして誰かを守りましょ。

こちらもどうぞ⇒コロナの時代の、持ち物リスト

今回、室生寺・長谷寺と一日でハシゴしました。どちらも、近鉄大阪線沿線の駅から行けるので、近鉄を使いました。奈良県の山奥なのに「大阪線?」ってなるけどさ。近鉄大阪線は、上本町駅から奈良県を横断して三重県の伊勢中川駅を結ぶんだから仕方がない。

しかし、直行してくれればいいのにね、と思う人はすごく多いと思うんだよ。奈良交通だってそう思ってたんだよ。

室生寺 長谷寺シャトルは運行休止

長谷寺と室生寺は、春と秋に直行バスが出るようなのだけど、2020年に関しては、運行休止。11月には土日限定でやるんだそうですよ。

長谷寺・室生寺|季節の臨時バス|奈良交通ホームページ
豊かな文化遺産と自然に恵まれ、多くのドラ...

観光シーズンに入りかけたところにしては客がいなくてさ。どちらも山寺の、こう、侘びた感じが風情があると思ったけれど、本来「市をなす」べきシーズンで、「市」はシャッター通りになってしまい、気の毒でした。

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——————————引き続き「姉御の一人旅ガイド」をお楽しみください。

近鉄大阪線にて移動

この日のルーティングは、近鉄奈良駅を出発して、大和八木駅(近鉄のターミナル駅の一つ)へ。そこから急行で遠い室生寺へ、そして帰る途中に長谷寺へ、というルーティングでした。

室生寺 近鉄名張行き(大和八木駅)

これは名張までしか行かない急行です。大阪線は、桜井あたりから山の中に入っていきますが、入ったところの、あれが噂の三輪山だな。とか、もう頭の中が神話の世界です。

長谷寺で待ってるときかな。特急の「ひのとり」がすっ飛んで行きましたが、特急では通常室生口大野も長谷寺も止まりません。

上本町側からなら、出発地と乗り継ぎ時間によっては特急で名張まで行ってしまった方が早いのかも。しっかり計画してみてね。

また、古いものを見たい&遅くなると帰りのバスがなくなることを考えると、やはり直行バスがあっても室生寺が先かな。ルート的に、パーフェクトなのは、室生口大野駅→徒歩で大野寺→バスで室生寺→バスで長谷寺→徒歩で長谷寺駅かなあ。

近鉄はお得な切符がいろいろあるので、使えるものはないか入念に計画してね

また、今回はスタートが近鉄奈良駅だったというのもあって、前日までに近鉄の一日乗車券(1000円)を買っておけば良かったなあと思います。これ、当日には購入できないのよ。前日に奈良入りしてたからさ。

近鉄はお得な切符の種類が多すぎて、把握できなくなるわけよ。

近鉄1dayおでかけきっぷ(大阪・奈良・京都版/愛知・三重版)|その他のお得なきっぷ|観光・おでかけ|近畿日本鉄道
おトクに、サクッと、電車旅。 大阪府・奈良県・京都府内または、愛知県・三重県内の近鉄電車が1日乗り放題!

ただ、単身の気まぐれ旅行ではあるから、何かしなければならないということもなく、無理に使う必要はないという意味で、その都度Suicaで支払ったのが正解でしょうか。

室生寺へ。途中の磨崖仏も見られるかな

室生寺 赤い橋を渡る

お寺の話はこちらに⇒宇陀:女人高野・室生寺

室生口大野駅からバス

室生口大野駅は、山の中にあります。

室生寺 近鉄室生口大野

黒くつぶしたお人は、特徴的な「山ガール」装備でして、顔がはっきり写ってなくてもどなたかわかりそうな感じなのでつぶしました。こっちは、足元こそスニーカーですが、あくまでシティ用。さらにシティ用なリュックサックにトレントコート(ライナー入り)なもので、肝を潰しましたよ。マジかよ、ここまでしないとならないのかよ、みたいな。

室生赤目青山国定公園がお目当てだったのかしら。

なお、チラッと覗いたけれど、この山の中の駅のお手洗いはボットンです。そらそうだ。出るものも引っ込むわ。

駅そのものは無人のようですが、観光客の出入りする時間帯にはブースが出ているようです。そこでパンフなどをいただくなど。

室生寺 室生口大野駅

全てではないけれど、急行の時間に合わせてバスが運行されています。お手洗いはこの写真の左側にもある。

また、駅そのものはバリアフリーではないが、駅へはスロープでバリアフリー化されてた。

大野寺までは歩けそう

途中、「大野寺」というところも一つの観光ポイントのようです。ここに磨崖仏がある。お分かりになるかなあ。撮影は帰りです。

室生寺 大野寺の磨崖仏

行きなら、進行方向に対して左側。帰りなら進行方向に対して右側にあります。行きも帰りもここから乗り降りされる方は多かった。

パーフェクトな時間配分ならば、バスの時間のない急行で室生口大野、駅から徒歩で大野寺と磨崖仏。そしてバスで室生寺かと思いました。大野寺も、役行者と空海にゆかりだという話だもの。

帰りは一度大野寺で降りてもいいかと行きには思ったんですが、そろそろ足は元気になってたし、まだ長谷寺まで行く気満々になってて、降りなかった。

終点の「室生寺」です。

室生寺 バスを降りる

乗り場はまた別にあります。

バスの進行方向の先に、赤い太鼓橋があって、それを渡れば室生寺です。途中、「門前市を成す」だったんでしょうけれども。

室生寺 門前はシャッター

シャッター通りで気の毒だった。

室生寺 川のほとりの大木

室生川はきれいな川でした。龍の住む地ね、確かに。さらに上流に、龍穴神社という神社さんがあるようですが、時間がないのね。残念。

長谷寺へ

ここは桜井市。

さて、長谷寺。このお寺さんは、どうも取材・画像掲載については問い合わせが必要なようで。前提になってるのが雑誌やテレビ。ネットメディアなら個人ブログではなく、なんと申しましょうか。旅行会社のやってるサイトのようなものなのはわかるんだ。旅行キュレーションサイトではなく、だよ。

「姉御の一人旅ガイド」は個人ブログなんだが、どうしようか。それなりにページ数が多くなり、旅ブログ・旅サイト壊滅な時代でも、それなりにPVを保ててると思えば躊躇する。が、今度はお問い合わせするようなものか??というのもあるんですよ。

面倒なんで、入山してからの写真はなしということで。

ドーン!と立派な仁王門です。

長谷寺 門

長谷寺というと、各地に「長谷寺」というお寺がいくつもありますが、ここが本山。

長谷寺は平安時代に非常に信仰を集めていて、幾度となく源氏物語には「初瀬詣出」が出てきます。一番有名なのは玉鬘の(再)登場シーンでしょうかね。玉鬘は夕顔と頭中将の娘なので、少女時代に夕顔のところで存在が書かれています。

源氏物語のみならず、清少納言に藤原定家に紀貫之なんて「いつメン」がよく語ってるのが長谷寺です。「人はいさ心も知らずふるさとは  花ぞ昔の香ににほひける」はこの初瀬(はせ)という話だもの。

日本書紀にも出てくるエリア

長谷寺の建物は、江戸時代以降のものが多いということです。しかしながら、今回のGo To奈良の副読本「日本書記」にこのエリアがしょっちゅう出てくるのよ。とくに天武天皇以降かなあ。道明上人が天武天皇のために建てた本長谷寺を起源にするからでしょうかね。

例えば、伊勢の斎宮を制度化したのが天武天皇ですが、娘の大来皇女がその初代です。

斎宮が伊勢に降る前に身を清めた場所として有名なのが京都の嵐山の、野宮神社。⇒野宮神社

ところがあれはあくまでも平安時代の話じゃないですか。天武天皇は飛鳥時代です。飛鳥のお姫さまが嵐山まで行くわけないじゃん。じゃあ、大来皇女はどこで身を清めていたの?「日本書記」では、大来皇女が身を清めた場所として出てくるのが「泊瀬斎宮(はつせのいつきのみや」。泊瀬=初瀬=長谷。このエリアなんですよ。

その後、天武天皇の皇后だった持統天皇(天智天皇の娘でもある)は泊瀬を訪れた記録がありまして。今回、Go To日本書紀(後半)なのでねえ。「寺」というよりも「エリア」が目的でした。

が、当日の私。それどころじゃなかった。上の写真だってみるからにiPhone写真でしょ。

駅からは山を降りて、また登る

この日は、上にも書いたように、室生寺とハシゴしたので室生寺でもうヨレヨレ。

とはいえ、室生寺から駅までバス。特急に乗って長谷寺駅へ。その頃にはさすがに足は復活してました。

長谷寺駅に到着して「徒歩15分な」とおもったの。1キロかーって。歩けるね。こんなのあるし。

長谷寺 駅を出た

山の中の駅に降りまして、わたくし。平行移動かと思い込んでしまい、アホだった。

急な坂道を降りたは良い。大和川を渡る。フムフム。

そこから〜登っていくのよ、山を。。。山と山の間の谷間を川を走り、その周辺に人が住んでいた、と。

もう、ここまでくるのにヨレヨレよ。

長谷寺 到着

そして室生寺で学んでいた。ここから登っていくんやろ??(ここから写真を出さない)

ホテルが、10%割引券をくれたのだけど、この時期に開いている十一面観音も見たいならば、それは使えない。ということで、入山料と合わせて1000円。Suicaで支払った。

さあて、山登り頑張りましょー。

緩い〜石段の角度が私の足とは合ってなくてすごく上りにくかった。上に上がると角度が比較的足に合った段になってきたけどつらい。

本堂にて

ここからは建物を見たいなら、これがいちばん。長谷寺のインスタ。世界観がバシッとあるからブレないよねえ。

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ようやく国宝の本堂まであがりまして。十一面観音とご対面です。

この本堂は入母屋造り。鎌倉時代以前の建物が入母屋造りにしている場合は鎌倉時代の修繕・改築で行われていることがある。この建物は江戸時代のものです。江戸時代の建物だと唐破風(にゅるってなってるやつ)が付いていることが多いのだけど、この建物はどちらが正面とも言い難いような構造だからか、唐破風はついてなかった。

江戸時代の大伽藍は、家光か綱吉かが多いのだけど、そうです。ここもまた徳川家光の寄進を得て建てられたという話。

御本尊は室町時代のもの。

ここの御本尊、十一面観音にお参りするときに、爪先に触れられました。確か本堂に入る前に、アルコール消毒&塗香なんだけども。えー、と思ったんだけど、出るときに不織布を使えるようになってたよ。出るときにアルコール消毒&アルコールティッシュで手を拭き拭き拭き拭き拭き拭き。

家光の寄進を得ただけあって、徳川家の位牌がだーっと並んでました。

本堂は外からまわれて、「長谷の舞台」がある。下を見れば、これを登ってきたんだもの。ヨレヨレで仕方がないと思える高さです。

五重塔を見そこねる

本堂から歩き始めたときに、いただいた地図を見なかった。これが失敗だったねえ。

どこのお寺に行っても五重塔なり三重塔があると見に行ってるところからもわかってもらえるんじゃないかと思うんだけど、姉さん、五重塔がとっても好き。なんでか知らないけど、とっても好き。五重塔はどうしようもないほど素敵なものだと思うんだ。

一番素敵な五重塔は、やはり法隆寺。ということになっちゃうんだけども、この世のありとあらゆる宗教施設の中で最も素晴らしいものが法隆寺だと思ってるから仕方がないんだ。⇒法隆寺

でね。長谷寺でこっち?あれ??降りるの??ってなって。

あれ??五重塔、見損ねた??

大講堂に入るところで、なんか撮影してる女の子(ほぼ同い年)がいるんですわ。振り向けば、本堂と五重塔があった。あっちゃー。この五重塔は

ここから見たから良いかね?また登るのはもう嫌よ?で、そこから撮影した写真だけなんですよ。今回α5000で撮影したのって。

と、失意の中、大講堂へ。

大講堂の中で、長谷寺縁起絵巻(のプリント)を見る

大講堂は唐破風付き。私の思い込みでは、鎌倉時代って入母屋造りが好きよね。江戸時代になると好きよねえ、唐破風が。ということになる。

しかし、なんかめちゃくちゃ新しい感じがしまして、ただどれくらい新しい感じがするかって、京都御所くらい新しい感じ。⇒京都御所

この建物は、江戸時代の建物が焼失し、再建したのが大正期です。だから新しい感じがするのでしょう。

で、長谷寺さん。もちろんレプリカ(それもプリント)の、長谷寺縁起絵巻をだああああああああって読ませてくれるんですよ。で、こっちはアップロード可というか、アップして欲しいらしい。

長谷寺 縁起

それも、こういう感じだからすごく読みやすいの!

長谷寺 絵巻物

武内宿禰って、蘇我氏だの紀氏だのの先祖ということになってる。神功皇后とコンビで出てくるというだけでわかると思うけれど、出てきたところで眉に唾をつけ、フィクション上の人物扱いしておくほうがよさげな、あのお方。

しかもこの絵巻は菅原道真に仮託してるから、美術品・文学作品として楽しむべきものですよ。

でもこの大講堂の廊下から撮影した写真はアップしたいんだけどな。スマホにしては結構いい感じで撮影できたの。

ここを出ると、もう降りるだけになってしまって。

ああ、今度こそタクシーがいるといいんだけど。と思ったらタクシーいなかったよね。

あの山を登るのか。。。

奈良大和路の花の御寺 総本山 長谷寺
奈良大和路の花の御寺、総本山・長谷寺。真言宗豊山派。由来や寺宝の紹介、行事や四季の花、お祭りの紹介、写真ギャラリー。

法起院

さて帰りには長谷寺の塔頭寺院の法起院の前を通りました。

長谷寺 法起院

これからアレを登らないとならないんで。ここから手を合わせました。

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