この日は同里古鎮と退思園と思ってたら、ちょっと腹具合が…疲れだな。地下鉄で移動することにして、方向を変えて、地下鉄だけで行ける木涜古鎮にしました。木読じゃない、木涜。駅は灵岩山駅です。
木渎。Mùdú
うーん。
観光鎮というやつじゃなかろうか。かつて、乾隆が6回も来たというけど、ねえ。

ぶらぶら歩いていると、庭園発見。

厳家花園
ここは40元だった。相変わらず、パスポートを窓口で提示して、何も登録せず、購入しておしまいだった。
ただ、ここの係はパスポートを叩きつけて投げ返してきたな…滑らせることはよくある。私もやる。しかしねえ。叩きつけるように投げ返す人は中国でも初めてだよ。朝から大変不快だった。
もとは沈さんという詩人の家だった。それを厳さんが入手したという話。

なぜか厳一族の話が書いてあったんだけど、後で知ったけどどうも厳一族の中には国民党と一緒に台湾に渡り、大物政治家になった人がいたようで。その人…書かれてなかったと思う。

なかなかの庭園なんだけどな、世界遺産にはなってない。だから、ドラマの撮影に使いやすいとか?

ここは、使ってる岩がこれまでの庭園とはちょっと違う感じ。マインクラフトっぽい岩が多くあった。

もちろん、太湖の石もあったけど。

お嬢さまの部屋とか、奥さまの部屋とか、ツアーを引率してるガイドが言ってるのが聞き取れるようになったのだ。

茶室でチル…と思いたかったけど、満席の上に、庭園内部で歩きタバコをする層がいてねえ。危ないし臭いし。
窓口も不快極まりなかったし、撤収。
ここは、ドラマの撮影スポットになってるらしい。私が見たことがあるやつは、如懿伝。そうです。それこそ、乾隆とその後后の話。
だからなんでしょうね。ガイドが連れ回すタイプのツアーに組み込まれてるんでしょう。西安と成都でオプショナルツアーを買おうと思ってたんだけど、やめとこうかな…英語ツアーもねえ…
お寺
お寺は、やはり最近のお寺なんだろうなあ、と思うけど。
今回蘇州のお寺は「立体曼荼羅」ってこういう解釈もあるね、みたいな、壁一面に小さいのがあるものが多かった。
日本で立体曼荼羅というと、京都の東寺だけど。平面上に立体像を並べるやつ。
でね、今回ここのお寺では、それを作ってる様子が見えたわけ。壁に支えをおいて、その上に作っていくんだねえ。
祈るのは、無事の帰還。それだけ。
そうすると、なんだかもう良いかなって。
お昼ご飯が始まる時間で、裏通りを歩いてたら、「そこの美女(めいにゅー)、いかがですか?うちは高くないですよ」って呼び込まれる。確かに一杯13元で、いわばこれが素うどんみたいなので。これに好きなおかずを乗っけていくのよね、蘇州は。確かに高くないと思うんだけど。
大問題があった。そう…お腹が空いてない。
腹が減ってないときに現れる蘇州麺…