一番初めに行った許留山は、チムサーチョイのスターフェリーの乗り場の近くにあるの。スイカジュースを飲んだ記憶がある。初めて行った香港で、一番初めに口に入れたものだった。街角を歩けば、結構見かけるチェーンだったから、香港に複数回行った人は、一度目はさておき、二度目にもなれば、見たことがあったんじゃないかと思う。
こんなロゴ、見たことないかな。

北角の書局街にて。2015年11月。真夜中でもやってたんじゃなかったっけ、このチェーン。
許留山、清盤 (2021年5月)
それが清盤。清算かな。その直接の原因は、家賃が払えなくなったから。
ところが許留山に私を連れて行ってくれた香港女子たちには、実はそこに感慨がない模様です。理由は明らかで、中国資本が入っていた許留山を親中派(藍)とみなしているから。藍とレッテルを貼られたお店では、不買運動があり、許留山は不買対象だったから。
不買運動の是非を論じる場ではないから、そこはスルーで。
観光客はどちらの立場の人もいるし、多くはそこのところは気にせず入るものだから、2019年段階ではそんなに問題はなかった。2020年以降、観光客が消えると、香港市民にそっぽを向かれた許留山には、客が入らなかったのでしょう。
中国本土にもお店があったようなので、そっちだけが残るのかと思いきや、本土にあったお店も全店閉鎖らしく。「香港」のイメージが中国ですごく悪くなってるのか。それとも、今の中国本土の流行についていけてないお店だったのか、私にはよくわかりませんけどね。
私も許留山ではなんどもテイクアウトをしたように、必ずしも店内で食べるわけではないのにね。グルメサイトではないけれど、すでになくなったチェーンのことがサイト中に散っててもどうかなと思う。気が向いたらここにまとめていこうかな、みたいな。何か。
許留山(2015年6月)香港空港。許留山といえば、マンゴーかもしれないが。
さて、翌朝の帰りです。バスなので上の出発階に乗りつけるのですが、こっちはすでにチェックインしてるし、紙のチケットも台北で昨日入手済みです。時間はある。何食うかな。ということで、許留山。
9:30開店だったかな、開店前から陣取ってるのに、東南アジア人(おそらく)の夫婦が私の前に割り込み(私しか客いないんだけど!?)、なんと買おうとしたのはペットボトルの水・・・あのう。セブンイレブンにあるんだけど。差し出したのは米ドル札。
何はともあれ、がらんどうの店内(香港市中ではありえない)で食べたのがマンゴーのなにか。

楊枝甘露ではないんですよ。これは違う何かなんだけど、似てた。この手の、テイクアウトで買ったことがあったなあ。
ただし、台湾でマンゴーを食べてきた私には、マンゴーが少なく、かつ質が悪く感じました。仕方がない。ここは台湾じゃねえ。
お値段なんと50香港ドルだったよ。わお。空港価格だと思う。
他のマンゴーものの記録 2015年11月 北角

15ドルかな。お持ち帰りのマンゴープリンです。HKD19。(北角・2015年11月)

マンゴーパンケーキ。

HKD25
ドリアンパンケーキ (2016年1月)
たまたま太古の康怡広場に許留山がありました。何か食うかいな〜。

なんと、ここにドリアンがある。

許留山なんですよ、許留山でドリアンですよ。もう。
ぶらぶら歩きなら、見つけたら買え、なんですよ。
中で食べたかったんだけど、満席で諦めてお持ち帰りです。
ホテルにて。

正直なところ、満記の方が美味しいです。4つで38ドルです。1つが9ドル以上ですねえ。
満記の方が美味しいし安かったというわけです。そして、満記のドリアンパンケーキの方がおいしい。
(2016年1月)