今回は、KKdayさんに大韓旅行社さんの38度線ツアーを体験させていただきました。
「第3トンネル+プロバンス村観光プラン」です。
KKday【日本語ガイド】韓国:38度線・板門店を訪ねる1日ツアー(ソウル出発)
臨津閣(イムジンガク)までは個人で行けます。しかし、その先は民間人はバスツアーでなければ立ち入ることができません。
都羅山駅とは
京義線の、韓国側では一番北側にあるのが都羅山駅です。この近辺に開城工業団地で生産したものを置く倉庫もあります。もちろん、その周辺は撮影禁止。

もしも、北朝鮮と行き来できるようになれば、この都羅山駅と北朝鮮側の駅が繋がります。「そうすると、釜山からロンドンまで鉄道で行けるようになるんです」とガイドさんはおっしゃいました。飛行機使うよね、と思うけれど、これが「物流」と考えるとバカにはできません。一帯一路だ。(国が違う)
ここでは約10分しかなく、慌てましたよー。(それは、第三トンネルのトロッコが予約されていて、その時間があるから)
ひょっとすると、道路事情その他で、カットされる可能性があるかも。場所が場所なので行けたらラッキーと思ってよ。
都羅山駅にて
韓国でスポーツ大会があるときに、北側から列車に乗ってくる人たちがおられるじゃないですか。彼らが下りるのが、ここ、都羅山駅。
ここ、新しくてとても綺麗な駅です。

本当に、KORAILの駅です。DMZ-Trainといって、1日に一往復だけしてます。

しかしながら、自由に来られるわけじゃないから。

龍山駅からソウル駅を経由する便があります。しかしながら、宿泊できるところはありません。往復チケットを買わねばならず、さらにバスツアーも購入しなければなりません。
個人的には、DMZは本当に異様なtentionなところなので。何かあるとまずい。ネイティブレベルで使える言語のツアーをおすすめします。つまり、本稿を読んでくださる方にとっては大抵、日本語ですよね。私もバイリンガルレベルじゃないから日本語ツアーしか選択肢はありません。
入場券を買って構内に入るよ
入場券を購入しました。1000ウォン(=100円)です。
そして、時間はないんだけど、大急ぎで構内に入りました。


平壌とか、開城とかそういう文字を撮影する時間はなかった。
入場券と記念スタンプ。都羅山駅の主な仕事はこれなんだろうと思うけれども。


駅員さんが、穏やかそうな感じの人で、この周辺の異様なtentionとは違って、ホッとしたのを覚えています。
実はうちの祖母は戦前に女子専修学校(今の女子大に当たる)を出ているのですが、そこの修学旅行がありまして。すごいですよ、「満韓の旅」。船で釜山に上陸して陸路奉天(現瀋陽)まで行って天津あたりから船に乗って日本に帰ってくるというものです。
地元のお嬢さまたちの集団です。行く先々で地元の「県人会」から大歓迎を受けた記録があり、ソウル・平壌も行っています。きっとばあさまもここを列車で通ったんだろうなあと。そう思ったのは、この記事を書きながらのことで。現地ではとてもじゃないけれど、そういうことを考える余裕はありませんでした。
今回は、KKdayさんに大韓旅行社さんの38度線ツアーを体験させていただきました。
「第3トンネル+プロバンス村観光プラン」です。
KKday【日本語ガイド】韓国:38度線・板門店を訪ねる1日ツアー(ソウル出発)
他にもKKdayさんではDMZ周辺に行くものがありますが、変なことになると大変困ったことになりかねないので、英語にそれなりに自信のある私でも日本語ツアーを選択いたしますよ。
KKday 【日本語ガイド】ソウル発: 南北境界線(DMZ)半日ツアー
上の、コレアナホテル出発のものだと、「【昼食なし】南北境界線(DMZ)半日ツアー」だと、一人参加も可能です。