香港:歯の詰め物が取れた!中環のBayley &Jackson で歯の詰め物を入れてもらった

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2018年5月に台湾でタロコ渓谷に行きました。これはKKdayさんにモニターさせていただきました。ホテルに迎えに来てもらって、花蓮空港で降りるものです。中国語だったんですが、これは英語コースがなかったからなの。
KKday 【激安】花蓮・太魯閣 1日ツアー(混載車 中国語案内)

行って思ったのだけど、路線バスだけでもタロコはいけるけど、落石がありますし。ツアーをオススメします。こっちもどうぞ。⇒花蓮:太魯閣渓谷の観光へはツアーに限ると思う

KKdayさんでは、他にもタロコツアーを扱っています。台北発の日帰りもあります。うちのリンクからの売れ筋は、
Kkday 【外国人限定割引】台北出発:花蓮・太魯閣(タロコ)1日ツアー(飛行機利用)
Kkday 【絶景を堪能】花蓮・太魯閣お任せ 1日ツアー(混載車 英語ガイド)
KKday 【専用チャーター車】花蓮・太魯閣(タロコ)1 日ツアー

——————————引き続き「姉御の一人旅ガイド」をお楽しみください。

機内で詰め物がとれました

2017年11月の香港・台湾・那覇でのこと。

初っ端の成田ー香港便が呪われていた。本当に落ちなくてよかった、ロスバゲしなくてよかった、と思った。(香港空港はバーコードではなくて電子チップ入りのシールでコントロールしているようで、ロスバゲしにくい空港だと思う)

まず、ディレイ。そして機内食でお願いした卵乳製品の特別機内食(これは結構うまかった)のラザニアに歯の詰め物がヤられた。

犯人のラザニア。このとき、あんなことになるとは姉さん、思ってなかったよ。
CX509 ラクトオヴォ

ぎゃあああああああああああああああ!ですよ。

ペットボトルを持ってトイレに入って口をゆすぐくらいで、席に戻って、ずっとBaby Driverを流すというか、かけてぼんやり・・・。どうするよ?空港に歯医者ないのかな?

香港到着後にAIUに連絡をした

幸い、香港のSIMがありまして、空港に降りたところでぐぐってAIUの窓口に電話をかけました。今回も相変わらずAIUの既往症適用の海外旅行保険を購入していました(現AIG)。この保険には、「緊急歯科」というものがあります。クレジットカード付帯の海外旅行保険しか持っていない場合は、緊急歯科が項目にあるか否か調べましょう。

相変わらず、AIGの担当さんは親身になってくださいます。ここでわかったこと。

  • 香港空港には歯医者はない
  • 歯科の場合は患者が一度支払い、それをAIUに請求することになる
  • 詰め物では、経年劣化によるものの場合は通らないことがある

の三点でした。ねえ、どうする?結構、でかい詰め物ですよ、それが。これ、放置できるとは思わない。現金ないけど、カード決済ができれば大丈夫。経年劣化かもしれないけれど、やるしかない。

私の要求は、

  • 結構大きめの詰め物です。帰国は一週間後。放置するわけにはいきません。最終的にAIUの判断が認められないということになっても構いません。紹介してください
  • 香港ドルの持ち合わせがあまりありません(100香港ドルくらいしかなかった)
  • クレジットカードで支払えて、日本語か英語が通じる歯科医はありませんか?
  • ホテルは西環・上環エリアです。すぐ近くに中環(セントラル)があって、ここはオフィス街ですが外国人が多く働くエリアなので、ここなら英語の通じるところがあるのではないかと思うのですが、探していただけませんか?
  • 明日の昼に香港を発ち、高雄へ向かいます。できれば今日中(すでに15時過ぎてる)にお願いしたいです。
  • 優先順位は今日できることであって、日本語ではありません

というわけで、調べていただくことにしました。

香港には土地勘があるんでね、中環のオフィス街か、その上のミッドレベルに上がれば十中八九英語が通じてクレジットカードが使える歯科医があるに違いないと踏んだわけだ。

で、この中環というのが大ヒットだったようで、かなり早い段階で、情報を出していただきました。17時半までに入れれば見てもらえます、とのことです。

荷物もそのままかついで、香港駅から直行です。AELのチケットをKKdayで買っておいたのも大正解で、さっさと香港駅に直行できたのもよかった。空港バスを選択しなくてよかったよかった。

Bayley & Jacksonにて

教えていただいたのは、

Bayley & Jackson Dental Surgeons Ltd.

場所はJardine House, 1 Connaught Pl, Central

Jardine Houseと言われて、どこだっけ?となったんだけど、グーグルマップで出したらすぐにわかりました。

郵便局の隣、道を挟んで斜め向かいはマンダリンオリエンタル。漢字では「怡和大廈」ってかいてある。ここの地下は、昔ランドマークのオフィス勤務だった中環女子(この日には会えなかった)がご飯によく連れて行ってくれたところです。「ここなら並ばぬ!」って。

建物からの行き方がよくわからなくて歯科に電話しました。階段よーって。そうそう、ここ、Jason’s Marketもこのジャーディンハウスにあります。

上がればすぐにわかった。

香港 歯医者

「日本語通訳いる?」と言われて「それはいらぬ」と答えました。

理由は通訳と電話になるのだろうけれども。歯が「欠けた」んじゃなくて「詰め物が取れた」なのよ。下手したら自腹なわけでさあ、通訳の費用まで払えるかよ、何のために英語でできるところを探していただいたんだよ?ってことです。

香港のお医者さんを信じてお任せする。

病院では連絡先を書かねばならんのですが、まあ、歯科は確かにアレルギー反応で大変なことになることがありますからね。仕方がありません。この日に会う予定だった九龍女子の名前と電話番号を無断で書きました。何もなくてよかった。でも何かあっても九龍女子ならなんとかしてくれたと思う。この日実は九龍女子も不運が重なり、二人で互いの不運を笑い転げることになりました。中環女子はこういうときになぐさめてはくれるけど笑い転げるタイプじゃないから、九龍女子でよかった。

ドクターは女性で、顔立ちとか雰囲気が別の港女そっくりで、すごく安心できました。とれた詰め物を見せると「ああ、これは入れないとね。取れるときは何か理由があるものなのよ。穴が大きくなってるとか。ちょっと見せてちょうだい。ははーん。あんた、旅行中で今日中に終わらせたいわけよね?日本に行きつけの歯科医があるよね?帰ったら行くのよ。私はこれをはめ込むだけにする」

ここまで緊張していたのか、痛みはほとんど感じなかったのですけど、ドクターにつつかれるとさすがに痛くて、ああ、つくづく香港でよかったと思いました。連絡先も九龍女子の名前を書けたからね。

お値段は、

  • 緊急: 550香港ドル
  • 治療: 950香港ドル

でトータル1500香港ドル。九龍女子に言うと「たっか!」でしたけれど、香港の社会保障制度の外にいる人ですからね、私。もしも九龍女子が日本に来て、英語のできる歯科医を探して大学病院なんかに行ったとしたら。紹介状なしなので3000円くらいとられるし、日本の健康保険がないんでやはりそれなりに取られるじゃないですか。なので、まあ、こんなもんだと思います。

実は電話では、2000香港ドルから、と言われていたので予想したよりも安かったです。後日、カード決済を見ると22,109円でした。

AIU(AIG)への請求

帰国後に請求しましたが、1500香港ドルをAIUの支払日のレートで計算するのでしょう。22,290円支払っていただきました。

請求に必要だと言われたのが、診断書と領収書。

領収書は請求書に「Paid」のスタンプをいただいただけでいいんだけど、診断書は請求書の余白に書いてあるだけなんだもん。◯◯番が取れたので入れた、患者は痛がっていた、って。

病院でAIUにこういうものをいただいたんだが、と申し上げると、「いつとれたか」というのをドクターに書いていただく必要があるようで、その旨受付にいうとドクター、たまたま空いていたところに「this morning」と書かれました。それで通ったんだからいいことにしよう。

不運だったけど、香港でよかった・・・

その後、痛みもなく旅行できたのは香港で治療していただいたからです。その後、喘息大発作(口を開け続けるのは鬼門)、喘息が発作が治ればインフルエンザの大流行で私には鬼門で歯科には行けてないのが気がかりです。

ディレイに歯と、呪われたフライトだと思いました。しかし、台北か高雄直行便ではなくて、香港をかませてこのときは正解でした。逆にこれが東京から高雄への直行便であれば、私には見当がつきません。大学病院かしら。台北ならば、ドクターは無理でも日本語ができる看護師さんがおられるかもしれないけれど、案外現金決済な台湾なのでクレジットカードが使えるかがわかりません。台湾だと連絡先にできる人もいないし、香港でよかった。

香港という土地は「お金で頬をひっぱたいてサービスを買う」ところで、自由主義と資本主義がむき出しになってるような土地です。さらに多少流動的ですがそれなりに分断された階級社会でもあります。最上位というか、むしろ階級の外にいるのが外国人(特に白人)です。

今回お世話になった病院は、居合わせた客層からしても、彼ら外国人や、アジア系でもABC(アメリカ生まれの華僑)のようなひとたち、香港人でもお金持ち、しかも中環女子・九龍女子のように欧米に留学して学位や資格を取って香港に帰ってきたような方々を対象にした病院だったのでしょう。

持っててよかったもの

まずは海外旅行保険を「買ってた」こと。歯科までカバーしてくれる保険はカード付帯にはなかなかなくて、JAL・ANA・セゾンゴールドアメックスと、私が持っているクレジットカードには歯科緊急治療はついていませんでした。喘息用に既往症適用の保険を購入していましたが、これが功を奏しました。

次は複数のスマホ、というか連絡手段です。

AIUへの通話は香港のSIMで行いました。SIMフリーのスマホ万歳!複数のスマホがあるので、一つは通話。もう一つはGoogle Mapを見ながら話せたのも大正解!

だから、通信手段は複数持つべきだし、現地のローカルSIMが最強だってずっと言ってるでしょ。折り返し用には、日本の電話番号を伝えて、これでもきちんと受けられた。モリモリと毎月のように無料通話分がたまっていくFOMAなんで、実は持ち出しゼロ。

当時持っていたのはZenfone 3。⇒ZenFone 3

そして、荷物が小さかったこと。香港駅のどこかにコインロッカーがあるのではないかと思うけど。1泊分しかなかったから、担いで歯科医に行けました。

最後にAELを買ってたこと。上にも書いたけれども、さっさと移動できることは大切です。しかも、ホテルが外国人の多いエリアに隣接していたから。これが九龍半島側のホテルで九龍駅からシャトルバス〜なんて悠長なことをやっていたら、面倒なことになってたと思う。まあ、少なくとも九龍駅には、Sky100のところにコインロッカーを見つけたことはあったけどね。

⇒香港国際空港と市内のアクセスなら、エアポートエクスプレスが超便利!

ありがとうAIU! 富士と一緒になってAIGになったみたいだけど、プランはどうもAIUに揃えてあるようで、ブロンズプランはやはり既往症も適用されるらしい。これからも頼りにしてる!

次回はまるまる保険料を差し上げられるように何事もないことを祈っててよ!
AIG海外旅行保険 

なお、2019年7月に、今度は台北で歯の詰め物が取れました。⇒台北:マカイ病院には日本語医療通訳さんがおられ、クレジットカード決済も可能

出かける前に、歯科チェック!

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