香港空港になんと4時間前に到着した俺。空港で最後の香港飯を食べて、のーんびりと、少し離れたところで充電席を見つけて充電したりしていたんです。

「台北 CXナントカ ディレイ ゲートチェンジ」と言うのが聞こえるんです。グランドを捕まえて、ディレイなんやね。と聞きました。「台北に行くん?」「うん」「うん、チェンジしたよ」
乗るはずのキャセイのカウンターはこうです。

あれ?ゲートチェンジなのにまだここに人がいて、番号もそのまんまなん?まあ、香港よね、と思いました。
はい。姉御さん、香港も香港人も香港企業のことも信用しておりません。
安全第一でお願いしまっせ。
この747に何か不具合があったんだろうなあ・・・。

行きのドラゴン航空も実福岡空港でタキシングする前になんと、ガス臭くなったんです。
強風でエンジンが片方止まったけど大丈夫。臭いもすぐに抜けるって。
へー、と思ったんです。
ドラゴン航空もガス臭く、今回も機材変更。じゃあ、次、台北からのANAさんどうなるかなーって。思いながら、移動中、歩いていると「20分くらいの遅れですかね」なんて日本語が聞こえたんです。あー、同じ便で香港から台北に回る日本人かしらと思ったんです。ありうるんですよ、キャセイは台北から日本に飛ばしてるので。香港と台北を合わせて出張というのは(時間さえ合えば)効率的だと思うもの。
これが大失敗。
ゲートについて、「これやね」と思って確認したら違う便・・・わああああああああ。
私が移動したゲートって68なんです。香港空港ってご存知かどうか知りませんがYの形をしています。そのYの一番先端だったんです。68って。元は46ってこれまたYの先端の48の手前ですわ。
YのVの付け根に戻ると、ようやくそこに液晶があって、私の~便は~もう~ボーディングって。
まああああああちいいいいいいいがあああああああええええええええたああああああああ。
走りましたぜ、文字通り。
姉御、喘息持ちって言いましたよね。昨夜ハーバークルーズで風に当たったせいか、呼吸器があまり良い感じではないって言いましたっけ。
⇒スターフェリーでシンフォニーオブライツクルーズは何が楽しいって船が楽しい
46番ゲートに戻ると、ボーディングが本当に始まっていました。優先搭乗ではなくて、「どなたもお乗りになれます」というやつ。
危うく乗り遅れるところでしたよ。笑えないよ、4時間前に空港に来ているのに、乗り遅れるって!
機内に入って このままでは呼吸がやばい感じなんでアドエアという喘息予防の吸入器を使いました。が、アドエアって心臓に負担をかけるので、本来はうがいをして喉に残さないようにするものなんです。アドレナリン類似物質を使って気管を広げるから。
本当に「アドレナリンが出るぜ・・・」ってやつなんですよ。アドエアを使うと!
うがいなんかできるかよ、今搭乗中で、今からタキシングなのに。そのままにして、肺に湿った空気を送り込まねば、とマスクをして安静にしていました。通常はうがいをしなかったら動悸がひどいのです。うがいをしても動悸がするものなんですけどね。動悸=効いてるということでもあります。あと、口内炎ができると思うわー(と思ったら結局できなかった)。
今回は走ったあとだったからか、特別にひどい動悸がこなかったんです。マスクをして気がついたら雲の上。ミールが配られていました。
すべきだったのは、グランドを捕まえたときに、搭乗券を見せて確認すべきだったんです。香港からはあっという間に台北です!
今回は、香港から台北を経由してソウルに飛ぶ便だったようで、韓国人がちょっと多かったです。