西の京:薬師寺。残念ながら、国宝の東塔は解体修復中で。[2018年10月 京都・奈良 巡礼の旅]

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薬師寺は、天武天皇が皇后(持統)の病気治癒のために作ったお寺が元になってます。本薬師寺は橿原にある。持統さん長生きするんだから大丈夫だよ、むしろあんた自分がもう少し長生きする方が良かったと思うよ、と言いたい。

平城京ができて、その時に薬師寺もこの西の京の地に移転しました。唐招提寺のすぐそばなんで、一緒に回れるよ。

唐招提寺から歩いて、薬師寺へ。
薬師寺 門

チケットは全部まるっと合わせて1600円。

綺麗だろ、綺麗に残ってると思うだろ?

薬師寺 金堂

この薬師寺は、主な建物は五重塔の片方をのぞいて再建です。火事にあってみたり、戦国大名に火をつけられたりしました。それで残ったのが国宝の東塔です。

興福寺その他、五重塔は再建に再建をついでいるところは少なくありません。しかし、この、恵まれなかった薬師寺、ここの東塔(三重塔)は奈良時代のものです(もちろん修復はなんどもされている)。2020年くらいに修復が終わるようですが、今回は残念ながら覆われていた。実に雅な塔です。

さてこっち。

薬師寺 塔

この赤いのが西塔。東塔と比べると、くぃっと各層が持ち上がった感じのする、なんか若い塔だと思ってましたが、単品で見ると悪くない。子どもの頃に見たのはもう20年以上前ですから、落ち着きが出たんでしょうか(謎)

塔の内部を拝観いたしました。

薬師寺 西塔

東寺の五重塔は暗かったんだけど、ここは内部が金ピカでした。

その当時はそうですよねえ、奈良ってカラフルだったんだろうし。

さて、講堂。隣の食堂も拝観いたしました。

薬師寺 大講堂

20年以上前、半跏倚像の綺麗な仏像を薬師寺で見た記憶があったんだけど、どうも違ったようです。(あのときの記憶は「鳥毛立美人」を春日大社で見たと長年思ってたくらいで、「正倉院展だよ」と母に訂正されたくらい、めちゃくちゃ)

そして南門を通るんだけど、こっちもそろそろメンテの時期ではあるまいかって感じですね。

薬師寺 古い門

さて、今度は玄奘三蔵院伽藍。この奥です。

薬師寺 三蔵院

三蔵って、本当に三蔵法師。

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だって法相宗は三蔵法師を仰ぐんだもの。

そりゃそうですわよね。遣唐使で帰ってきて持ち込むんだもの、当時の最先端の思想を。

平山郁夫の大唐西域壁画があってね。これ、薬師三尊も表現されています。日光月光がそれぞれ太陽と月、そして山で薬師如来。
平山郁夫ってあまり好きじゃなかった(というよりも、近代日本画は伊東深水の美人画が好きでそれ以外は「なんかよくわからん」のです)んだけど、言われてみればすごいものを見た気分になりました。

さて、これ、多分薬師寺本体か、薬師寺に付属している小さいお寺だと思うんですよ。唐招提寺と薬師寺の間で撮影したんだけど。
薬師寺 壁

秋篠寺でもこういうのを見たんだけど、胸が痛みますね。こっちの修復もそろそろ必要なのでしょう。

薬師寺

・拝観料1600円
・御朱印300円

私は唐招提寺から歩いてきて、近鉄西ノ京駅から近鉄に乗りました。

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